1. プラトーン
破廉恥な発言だけど、戦争についてあまり感じない。もしくは、感じてもうまく語れない。どちらかと言うと、僕にとっては映画音楽のほうが興味がある。ちょっとマイナーだけど、ジェファーソン・エアプレインの「♪ホワイト・ラビット」って曲が挿入歌として使われている。余談ですが、この曲は僕の大・大・大好きなダムドがカバーしており、オリジナルのグレース・スリック(ファンのかたゴメンナサイ)のぬるいボーカルとは一味も二味も違ったかっこいいサウンドを聴かせてくれるマイ・フェイバリット・ソングのひとつである。 7点(2004-02-22 17:44:03) |
2. プライベート・ライアン
別にメーカーの回し者でもないし、自慢する気もないが、最近、ビクター42型プラズマテレビとオンキョーAVアンプ+5.1chスピーカーを購入し改めて本作をDVDで鑑賞した。冒頭からいきなり、サブウーファがガンガンに鳴り響き、もの凄い迫力でした(ちなみに、恋愛映画ではサブウーファーはなりません)。ホームシアターはマジでオススメです。今後、迫力のある映画を鑑賞する際は、階下の方から「上の階に爆弾が落ちた」と苦情がこないようにアンプのボリュームには注意しなければならない。 6点(2004-02-14 17:50:41) |
3. ブーベの恋人
下の方々の点数が低くて、非常に残念だけど、僕は大変面白かった。ちなみに『ブーベの恋人』は『ブーベの変人』ではない。また、ブーベは女性でもない。第2次世界大戦末期のイタリアが舞台でこむずかしく感じるが、現代に置き換えると長距離恋愛は難しいって感じでしょうか?僕は完全にブーベに感情移入しながら観ていました。最近では、あまりみられなくなった純粋な‘待ち系’の恋愛映画でしょう。本当にあの音楽も心に染み入ります。ところで、マルク・ミシェル演じるステファノの気持ちになって考えると、途中マーラの感情がグラグラになった時、強引に引っ張っていたら成功してたんじゃないかと思うけど、どうでしょうか? 8点(2004-02-08 18:06:46) |
4. PLANET OF THE APES/猿の惑星
子供の頃から、マイケル・ジャクソン、ジャネット・ジャクソン、サミュエル・L・ジャクソンなどが大好きだったので、サルのヒロイン役としてジャネット・ジャクソンがスッピンで出演していたのには、大変驚かされた。また、本作『サルの軍団』のリメイクのラストシーンがかなり評判が悪いので、僕なりに別のエンディングを考察してみると①浜辺に突き刺さっているのが、お台場にある小さな‘自由の女神’である。②最後に登場する警官たちがみんな人間なんだけど、全員猿顔である。こんなものでいかがでしょうか? 2点(2004-02-08 17:44:50)(笑:5票) |
5. フラッシュダンス
薄っぺらなストーリーに、薄っぺらな恋愛描写、特に、主人公がブロンド女と別れた妻を勘違いした時の会話「このドジ。」、「だって頭にきたんだもん。」その後、一同拍手。いくらなんでもあれはないだろう。これではあまりに薄っぺら過ぎて引いてしまいます。また、聴いている僕が恥ずかしくなってしまうほどの、全篇にわたって流れるポップ・チューンをほどこされた耳を劈くようなダンスミュージックの数々に、偏頭痛が度々発生していまった二時間弱だった。余談ですが、個人的にヒロインにはJ・ビールスではなく同年代のペネロープ・アン・ミラーあたりを抜擢していればダンスシーンの吹き替えなしでいけたと思うので雰囲気も随分変わっていたんじゃないだろうか・・・。 2点(2003-07-18 19:53:09) |
6. ファミリービジネス
この映画のジャンルって一体なんだろうか?ドラマ?、コメディ?。サスペンス?、おそらくコメディなんだろうけど僕にはまるで笑えなかった。というよりも、むしろ、つまらなかった。だけど、僕の悪い癖でつまらないなりにツッコミをいれたくなってしまうがツッコミどころもあまりない。強いて言うならば孫が捕まった場面で、パトカーのサイレンが鳴ったのを聞いた時、車まで全速力で走っていればおそらく間に合っていたのではないだろうか・・・。 1点(2003-06-10 20:12:18) |
7. ブレードランナー
『ブレードランナー』を語ろうとすると、語りたいことがいっぱいあるけど、みなさんが書いてるとおりなので手短に書きましょう。まず、DVD版と完全版の違いは、完全版には1.デッカードのナレーションがある。2.デッカードがピアノを弾く時にユニコーンの回想シーンがない(これは重要)。3.ロイがタイレルの目を潰すシーンがかなりエグイ4.ラストでデッカードとレイチェルはエレベーターを降りた後、ロサンジェルスを脱出し、冬季管理人としてコロラドにあるオーバールックホテルに行く。というのは冗談で、どことなく映画『シャイニング』で見覚えのあるシーンのような気がするが・・・5.その他。 このように、いくつかのヴァージョンが存在するために意図的もしくは明らかにミスと思われるようなシーンが多数ある。特に、蛇の鱗を顕微鏡で調べてもらっているシーンから、途中で購入したチンタオのボトルを自宅で飲むまでの間のシーンは謎の宝庫である。しかし、これは、R・スコット監督の我々観る側に対する挑戦状として受け止めたい。次に、ガフの作った折り紙の意味についてですが、深読みするとデッカードも実はレプリカントではないか?との疑問がわいてくるので、それはやめて浅く考えると、最後にでてくるユニコーンの折り紙は、ユニコーンとはレプリカントの意味で、更に言うとレイチェルを表しており、ガフのデッカードに対する「レイチェルといっしょなのはわかっていますよ。彼女は短い命ですから生かしておきましょう。早くお逃げなさい。」とのメッセージがこめられていると思う。最後に、余談ですがデッカードが冒頭で飲んでいる四角いグラスはとても格好よくて、僕も特注して作ってもらいました。 10点(2003-03-30 15:40:35)(良:1票) |