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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  フェノミナン
この頃すでにジョン・トラボルタは癖のある役、アクの強い役も演じていた。にもかかわらずこの朴訥な男を演じきっている。まさに脱帽の一言。空からの啓示なんてSFチックにせず、身の回りの自然を見ているうちに急に「悟った」のでも、彼の演じるキャラは納得させられるのではないだろうか。また、この作品に厚みを出しているのは共演陣。R・デュバルの父親的まなざし、F・ウィテッカーの白人・黒人を超えた友情、キーラ・セジウィックの節度をわきまえた関係などがしっかり主人公をサポートしている。それにしてもクライマックスのトラボルタの別れのシーンはあまりに切ない。たった1分足らずのシーンだが一人の人間にとって最高の別れのシーンのひとつだ。あんな形で迎えられたらと心からうらやましく思う。ゆったりとした自然描写、少な目の台詞、秀逸なバラードの数々、エリック・クラプトンの名曲はもちろんだが、そのほかの曲も素敵だ。彼の誕生パーティで締めくくるラストシーンも見事。ちょっと疲れた時に見たくなる一本だ。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2008-10-13 12:42:11)(良:1票)
2.  フロム・ダスク・ティル・ドーン 《ネタバレ》 
この作品を見てこの「先入観」という思い込みが、いかに知らず知らずに形成されていたのか痛感しました。知人からビデオを借りる時、彼は「おれは途中で腰が浮いた」と言っていましたが、そのときは意味がわからず。観始めてみたら、破滅的でけだるい雰囲気…。そしてあのお店へ…。ふーん、こんな展開ね…少し眠いなあ…などと鼻をほじりながら寝そべりながら見ていた私。数分後、もちろん飛び起きました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-24 22:33:33)
3.  フォーエバー・フィーバー
試写会での視聴でした。ブルース・リー好きが役立つシーン、試写会場は拍手喝さい!見事に伏線が効いた瞬間です。それにしても、優秀な弟の告白は驚いた。思わず声が出てしまった。映画への愛情を感じさせるいい映画です。
[試写会(字幕)] 8点(2005-10-27 14:52:46)
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