1. プロジェクトA
《ネタバレ》 カンフーアクションだけでなく、コメディの水準がものすごく高いと思います。 1つの映画に、出し惜しみなくこれだけ沢山の笑いの要素を詰め込んでくれているのがたまらないです。(アクションだけでもすごいのに・・・) アクションでスカッとし、自転車のシーンで大笑いし、合言葉のシーンで笑いがとまらなくなりました。 楽しいシーンの連続。この映画は見所ではないところを探すほうが大変です☆ (・・・しいて言うなら、「いや、銃殺だ。」のシーンはちょっと引いたかな。) [DVD(字幕)] 8点(2012-11-16 00:38:15)(良:1票) |
2. フィラデルフィア・エクスペリメント(1984)
《ネタバレ》 タイムスリップ系は見ていて落ち着かなくてそわそわするので苦手なのですが、これは面白いです。 アリスンが優しいから信じるふりをするわけですが、デヴィッドの故郷のガソリンスタンド(元デヴィッドの父親の店)でデヴィッドの43年前の写真を見て真実だと確信する瞬間が一番好きです。 農場でパメラだけでなく、ジムとも出会えてしまったのがまたプチサプライズで良かったです。 ジムだけ戻ってきて、デヴィッドは戻って来なかったという真相をパメラから聞いたときはショックだったんでしょうが、最後まで観て、戻れなかったわけではなくて戻らなかっただけだとわかって良かったです。 一応メインの人達はみなさんハッピーエンドですが、車を取られちゃった人や、事故った人、何よりエルドリッジの乗組員のみなさん、なんだか犠牲も多かったですね。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-09 10:22:54) |
3. ブルーサンダー
《ネタバレ》 戦闘ヘリのアクションはもちろんですが、サスペンスとしても非常に面白い映画です。四面楚歌を最後にひっくり返す映画は面白いに決まっています。そこに、ブルーサンダーというハイテク戦闘ヘリまで堪能できるわけですから、これは贅沢な映画ですね。 また、一般人にしかすぎないケイトさんが頑張るのもかなり良かったです。あの思い切りは最高です。ブルーサンダーとの連携も良いです。 ライマングッドが助からなかったことだけが残念でした。でもここでライマングッドが消されたことで、ストーリーの緊迫度は数段増した気がします。「死なないと思ったら大間違い。いつでも誰でも消す用意はできている。」と言われているみたいです。 個人的に、アクション映画で地味な伏線や、細かい心理描写が出てくると楽しいです。マーフィーが、追跡してきたヘリやF16は、誰も死なないように追い払ったのに、大佐機は躊躇なく破壊したところが好きです。 [DVD(字幕)] 8点(2011-11-28 05:14:39)(良:1票) |
4. プロムナイトII
《ネタバレ》 わかりやすいホラーでとても良いです。バランスが良いです。テンポもちょうど良いです。人が襲われちゃうネタも多種多様でよかったです。 ぶっちゃけ、一番怖かったのは主役の女の子が体を乗っ取られる前まででしたね。突然、周りの景色が古いものに変わる。日本のホラー映画なんかで使われそうなこの演出が個人的に一番恐怖心をかきたてられます。あのおどろおどろしい雰囲気がたまらなく好きです。 もちろん体を乗っ取られてからも、クライマックスまで犠牲者がどんどん出てくるので飽きません。なかなか楽しめるB級映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2013-01-31 14:00:25) |
5. フェノミナ
《ネタバレ》 やや非現実的なホラー。 かと思いきや、中盤あたりから少しずつミステリーが入り始めます。 最後は完全にホラー。しかもわりと万人受けしそうなわかりやすいホラー演出の連続。 とにかくキャラ設定が良いです。 虫女VS殺人鬼親子。 パスタのように電話機のコードを巻くシーンで、刑事の叫び声だけが2度聞こえるシーンが個人的に最も恐怖感煽られました。 あとはやはり水中ですかね。 きそうなのはわかっていたんですが・・・ くるな、くるなよぉ~。 とは思っていたんですが、やっぱりきちゃいましたね。 フィニッシュがまさかのあいつっていうのも、素晴らしかった。 最後の最後まで手を抜いていない上質のホラーでした。 ちなみに蛆虫や蝿くんたちをこんなに応援する気持ちになれたのは生まれて初めてです。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-29 12:45:51)(良:1票) |
6. フライトナイト
《ネタバレ》 隣人が吸血鬼だということを、みんなが気づくまでが面白いです。気づいてからは普通のパワーゲームになっちゃいます。 十字架、杭(とがった木材であればなんでもOK)、聖水、太陽の光と、弱点ばかりの吸血鬼。むしろ一般人より弱いかもしれない。 よって怖くはないので安心して鑑賞できますが、「ホラー映画」という認識で見てしまうと刺激はまったくないので注意が必要です。 本作ではらはらしようと思ったら、吸血鬼側の視点で見ると良いかもしれません。 「あぶない!十字架だ!」「ああ、時間だ。日が昇る!朝日だ!やめろ、壁を壊すな!」もうはらはらしっぱなしです。(たぶん・・・) この映画を見て、吸血鬼として生きていくのがどれだけ大変かよくわかりました。みんなでいたわってあげないといけないですね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-12 16:25:53) |
7. ブロードキャスト・ニュース
《ネタバレ》 普通に考えれば、ジェーンとアーロンが一番合っているとは思いますが、全く二人とタイプの違うトムにジェーンが惹かれてしまうのが逆にリアルです。 アーロンの「君が二人いれば良いのに。親友の君と、ボクがほれている君。いや、忘れてくれ。」は個人的に名台詞でしたね。しかしトムのことが好きだと打ち明けるジェーンに、結局アーロンは腹を立ててしまう。ああ、なんかすごくわかります。追い詰められれば、格好つけられなくなるものです。 映画としては、思っていたより恋愛要素が中盤からがんがん入ってきて、もう少し前半の緊迫感あるニュース作りを見たかったという気持ちが強いです。でもこれは好みの問題です。全体のバランスは最高に良い映画だと思います。 7年後のラストシーンも、やたら現実感にあふれていて、なんか切なくて、良かったですね。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-12 13:45:14) |
8. ブロンコ・ビリー
《ネタバレ》 「潮風のいたずら」を思い出します。こちらが先ですね。 べたな展開とハッピーエンドが好きなので楽しめました。 テンポがてきぱきしているのも良いです。 まあ、多少のあらはありますが、コメディですから。あまりつっこまずに見るのが良いのでしょう。それでもあえてつっこむとすれば、悪徳警官がそのままなのはすっきりしませんね。列車強盗も驚きです。まったく相手にされなくて良かったです。もしかしてそこで笑いをとりたかったのでしょうか。「お父さん、カウボーイだよ」「そうだね~」のシーンは確かに笑えます。でも今まで良い人達だと思っていた一座のイメージが崩されちゃいます。だから個人的には、列車強盗の流れはいらないです。 それにしても、30年前以上の映画なのに、あまり古さを感じないものですね。良い映画だということでしょうか。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-16 04:49:43) |
9. ブギーマン(1981)
《ネタバレ》 前作よりだいぶ良かったです。 前作の意味のない『待ち』みたいなのが減っただけでも幾分か良くなったんじゃないでしょーか。 恐怖演出に犠牲者の数だって、前作に比べるとそれぞれパワーアップしていて、これぞ正しい続編の在り方のよーな気がしました。 目に注射、ハンマー、点滴針使っての失血死に熱湯など、その手法もバラエティに富んでいて満足です。見ていて痛々しい感じが何とも・・・ ただやはりヒロイン?のローリーの行動が意味不明すぎて今回もその点だけはイライラしちゃったんですよね。特にラスト直前の『HELP』は酷い。完全に皆が病院内に入ってからでかい声を出すって。危機的状況をあからさまに作り出すってのは好きじゃないです。それを見ている人に気づかれないようにするのが映画人の仕事でしょう。クライマックス近辺で興醒めさせられちゃいましたが、なかなかの良作でした。 完全に前回の続きからってのも、なかなかありそうで無い展開で良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2014-06-09 05:07:08) |
10. プロジェクトA2/史上最大の標的
《ネタバレ》 ジャッキーはもう少し強くても良いのではないかなー。序盤で、「プロジェクトAを成功に導いた男、ドラゴンです。」と熱い紹介をしたぶんハードルが上がっているのに、肝心のドラゴンが正直あまりぱっとしなかったのが残念。 複数の勢力(警察、チン署長、革命軍、革命軍をつかまえようとする国の人達、海賊など)が入り乱れている分、ストーリー自体はもう少し勧善懲悪でわかりやすくしてもらったほうが良かったです。 ほかのジャッキー映画と比べ、伏線と勢力を多くしストーリーに起伏をもたせたことで、アクションの爽快感が少し犠牲になった印象です。 チンがわかりやすいクズ野郎だったことと、海賊の立ち位置はわかりやすくて良かったと思います。あと、ホーはもっと活躍させてあげて。てっきりサモハンたちの代わりにジャッキーをサポートする役割かと思いきや、家でのドタバタコメディからはほとんど出てこなくて残念です。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-14 12:39:41)(良:1票) |
11. プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角
《ネタバレ》 主役のアンディを見た瞬間、「ああ、全然好みのタイプじゃない、この映画はきっと合わない。」と思ったのに、いつの間にかはまっていました。 アンディは純粋で、もろそうなのに、芯の強い部分がしっかりあって、とても魅力のあるキャラクターに仕上がっていました。それを演技力だけで表現していることがまた素晴らしいと思います。なにより、あのうっとうしいダッキーに向ける優しさ、出て行った母親を忘れられない父親に向ける優しさはたまらないです。 ストーリーは「ありがち」で「ストレート」。でもたまにはそんなのも観てみると、懐かしい気持ちに浸れて良いものだと思わせてくれる映画でした。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-12 02:50:28) |
12. フレッチ/殺人方程式
《ネタバレ》 早いテンポで進む、ミステリーサスペンス。 ただ、全体通してコメディの要素が入っているので、肩の力を抜いて見られる娯楽作品に仕上がっています。 コメディはどちらかというとブラックジョークの割合が多いので、あまり笑えません。ネタとしては面白いのですが、なんかフレッチが言うと全然笑えないんですよね・・・。 謎がいっぱい出てくるので最初のうちは面白いです。ただ蓋を開けてみるとオチは正直あまり大した事ないです。 もともとミステリー好きで、早いテンポの映画が好きなので、そういった意味ではこの映画とはとても相性が良く、楽しめました。 また、フレッチの嘘がいつも適当なので、いつばれるかひやひやし通しです。良くも悪くも緊張感の持続する映画でした☆ [DVD(字幕)] 6点(2012-11-21 14:56:26) |
13. ファンハウス/惨劇の館
《ネタバレ》 全体通して、ショッキングな描写は控えめで、どちらかというと「おどかし系」のホラー。ホラー映画初級偏といったところでしょうか。 何かが起こりそうな雰囲気をかもし出している前半はとても良かった。 急にほえる犬。ショットガンをかまえる大人。 マジックショー。奇妙な生き物の店。 変なおばあさん。 どこをいじっても楽しくなりそうなホラー要素がぎっしり。 ただ、実際に事件が起こり始めてからは割りと普通・・・ か、普通以下。 それでも十分楽しめたのですが、なんとなく物足りない感じは残りました。 弟や伏線の使い方が、もう一工夫あると良かったのかもしれません。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-21 00:22:18) |
14. ファンダンゴ
《ネタバレ》 最初は「ん?」と思ったのですが、見ていくうちに味が出てくる、そんな映画でした。笑いや感動があからさまではなく、小ぶりな感じにしているのも、この映画の雰囲気によく合っていると思いました。 好きなシーンは車を列車にひっぱらせようとするシーン、DOMと対面するシーン、そして何といっても最後の結婚式を、見ず知らずの人たちがみんなで用意してくれるシーン。どれも最高の味付けでした。 忘れられない傑作、というわけではありませんが、悪く言いたくない良い映画です。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-20 23:32:11)(良:1票) |
15. フェーム
《ネタバレ》 目立っているあの人も。才能があふれるあの人も。実はみーんな、人には見せない悩みや不安を抱えてるのです。 この映画の中で、壁にぶつからない人は出てきません。 一見、パーフェクトに見えたあの先輩でさえ、注文を取りに来たではありませんか。 そのときのドリスの視線は、親しげではありましたが、もはやアイドルに恋する目ではありませんでしたね。 個人的には、そのシーンと、ラルフが思いっきりすべっているシーンが一番いたたまれない気持ちになりした。これが現実なのだと。 ですが誰も「人生」という舞台から降りることはできないということも、痛いほどに伝わってきます。 「もし降りたかったら、そのときは死ぬ時だ。」 というメッセージが、あのシーンから伝わってきます。 個々の事実、エピソードを掘り下げることなく、結論を出すことなく、ただ切り張りしただけのような映画。 でもそこに何故か音には出ていない人の感情が見えてくるから面白い。 でもでもやっぱり、群像劇はそこまで映画に入り込めない・・・。 もう少し統一感があれば、面白かったのですが、そうすると普通の青春ドラマになっちゃうのかぁ・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2012-10-15 20:44:23) |
16. フラッシュ・ゴードン
《ネタバレ》 アメコミ映画という前知識だけで見ました。てっきり「フラッシュ・ゴードン」というヒーローが、特別な力で悪をなぎ倒していくようなものを想像していたのですが、あまりに普通の人すぎて驚きました。 どこかで、何か特別な力を得るのでは・・・と思いながら見ていたのですが、ああ、 最後まで普通の人で終わります。 映画そのものは、チープな設定、子供向けストーリーの割りに楽しめます。皆さんが真剣に演技されているからでしょうね。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-16 12:15:19) |
17. ファースト・ミッション
《ネタバレ》 ヒューマンドラマとしてもアクション映画としても悪くはないのですが、なぜかどちらも中途半端な印象を受けます。なんとなく消化不良気味です。特に次から次に子供たちから利用されてしまう兄シュンタクには終始イライラさせられます。 ですが好きなシーンも多いです。特に家庭教師に弟シュンヤンがきれるシーンはかなり良い。それから最後にシュンヤン達が捕まってからの8分間。最初は彼女が兄の面倒を見てあげて、そしてシュンヤンより先に仲間たちが一人、また一人と釈放されるので、順番に兄の面倒を見ていく。そして最後にシュンヤンが兄と手をつないでいる。最後のシーンだけでも良かったと思うくらい、好きなシーンです。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-18 13:44:27) |
18. ファイヤーフォックス
《ネタバレ》 ファイヤーフォックスに乗り込んで終われば良かったのに・・・重くさせられた気分を、その後むりやり軽くさせられたような気分です。ウォーレンクラーク演じるウペンスコイが最高に良かった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-10-27 03:38:40) |
19. フィールド・オブ・ドリームス
面白かったのですが、もう一声・・・!続きを見せてほしかった。あそこで終わられると消化不良を起こしてしまって・・・ [DVD(字幕)] 5点(2011-07-05 18:07:41) |
20. ブラザー・フロム・アナザー・プラネット
《ネタバレ》 地球にたどりついた、罪人の宇宙人(ブラザー)。 話すことはできないが、相手の話を聞いて理解することはできる。 不思議な力で機械を修理したり、怪我を治癒することができる。 この面白くなりそうな素晴らしい設定が、残念ながら生かしきれていない気がします。 ブラザーと、それをとりまく人達の心の交流を、もう少し丁寧に描いてほしかった。 ブラザーを追っかけてきた2人組の宇宙人も、必要なかったと思います。 [DVD(字幕)] 4点(2012-11-18 19:56:58) |