1. ブラック・スキャンダル
《ネタバレ》 あえて渋くつくる。悪くない。 たいして知らない主人公。ジョニーデップを禿げさせる必要を感じない。 FBIと組むことと密告を許さないこと。やはり詭弁でしかない。主人公は自分の利益のみを手にしたい根っからの悪党だと感じる。ポリシーを感じない。 矛盾しているので主人公のキャラが薄い。あ、髪じゃなくて。 [DVD(吹替)] 7点(2016-09-24 19:26:49) |
2. プリズナーズ
《ネタバレ》 ハードでタフな出演者たち。誰をもってしても普通じゃない。 娘をさらわれた男。娘を取り返すためには手段を選ばない。ヒュージャックマン。 事件を追う警官。有能。我慢強い。弱点もあり。ジェイクギレンホール。 この二人だけでも相当なもんだと思うのですがまだまだガンガン人が絡みます(笑)。わからなくなるほどに。 綿密に計算された脚本。どこに行くかわからないというものではなく、どこに行くかはわかるんだけど行き方が全く想像できないといった感じ。 おススメです、一度では見逃してしまうかも(笑)。 [DVD(字幕)] 8点(2016-02-16 14:25:25) |
3. フェリスはある朝突然に
《ネタバレ》 私はキャメロンが好き。何をやってもうまくいくフェリスもかわいくて素敵だけど、凡人のキャメロン君にこそ心を持って行かれます。この映画の影の主人公は間違いなくキャメロン!しっかり成長しつつ前途多難な感じがたまらなく好き。 似たような意味ではジーニーの変容も好き。チャーリーシーンに出会ってから変わる少女の可愛さグッド! [DVD(字幕)] 6点(2015-12-25 11:18:32)(良:1票) |
4. ブエノスアイレス
《ネタバレ》 まさかのどっぷり愛!行為をともなったがっちり愛。ウォン・カーワァイ、振り子が触れてしまったのかい?^ ^しかも愛が進みそれが薄れていくかもしれない段階。 トニーレオンとレスリーチャンの同性愛モノということは知っていたのだが、愛と愛から溢れる暴力的な触れ合いに飲み込まれるような思いだった。しかも男と女のようで。 母国からみて地球の裏側で愛し合う男と男。行き着く先は私はハッピーエンドに思ったのだが…。 地球の裏側か…。感覚としては地球の果てで愛し合うアジアの熱いハート。母国の心を捨てずに異国アルゼンチン、ブエノスアイレスをいく男たち。 [DVD(字幕)] 7点(2015-09-13 23:34:01) |
5. フューリー(2014)
《ネタバレ》 多分戦車映画の最高峰に躍り出たのは間違いないと。 第二次世界大戦中、歴戦の強者であるブラッドピット率いる最強戦車クルー。そこに補充された新兵の成長を軸にストーリーは進みます。 ブラッドピットの魅力がハンパない。軍曹という階級。猛者の階級というイメージが私には(^_^;)クルーもハンパないメンバーが揃っているが、ブラッドピットを完全に信頼している。うーんいいチームだ^ ^ 戦争を美化するわけでもなく、ドイツ軍を必要以上に悪にしている印象もなく、とても公平に感じる映画でもあった。 様々なエピソードをいれ、シャイアラブーフらかっこいいクルーの人となりのわかる描写もいれ、ラストへ向かいます。 途中のティーガー戦車との戦いも含め、砲弾の軌道の見える戦闘描写は迫力満点(^O^)/戦争映画の新しいスタイルもみせてくれました! ラストは…うわー、さらば宇宙戦艦ヤマト状態(>_<)うわー、うわー、うわー、さすがハリウッド!あまり褒めたくないのにさすがハリウッドm(_ _)m 完全にオススメ。戦争反対と強く思う私でも、完全にオススメm(_ _)m [DVD(字幕)] 8点(2015-09-13 23:25:01) |
6. プンサンケ
《ネタバレ》 南北朝鮮をその肉体をフルに使って行き来する男の吸うタバコは北朝鮮モノの「プンサンケ」。男も次第にそう呼ばれる。男はウルとピョンヤンを3時間で行き来する運び屋。ときに脱北者のビデオレターを、ときに遺品を、そしてときに人間を。 キムギドク総指揮による、ギドクエンターテイメントの始まり。今までのギドク作品とは一線を画した、まるでスパイ映画のような始まり。 しかし、やはり、そりゃそうだ!途中からギドク旋風吹き荒れる!いやー、本当に悪い意味で期待を裏切らないなー(≧∇≦)さすが。 ヒロインのしに方なんてけちょんけちょんσ(^_^;)参った。参りましたm(_ _)m また、ヒロインがしんでからが長い^ ^いつの間にか北の工作員と南の諜報員が一つ屋根の下に(≧∇≦)レザボアドッグス狙ってるのかと。フルメタルジャケットの壁が崩れるシーン狙ってるのかと^ ^いや、ギドクは何も狙ってない。 例によって喋らない主人公。すごい体の主人公。ラストは観てくださいm(_ _)m続編は無いなと。 [DVD(字幕)] 7点(2015-09-13 23:15:33) |
7. ブレス
《ネタバレ》 積み上げる愛も描くのか。ギドク。 絶対の愛や本作では性描写も抑えられ、上品なムードさえ漂う。そんな本作では丁寧に積み上げる愛が描かれる。死刑囚と女。女と旦那。死刑囚と同房の男。 今までのギドク作品があまりにも積み下げる愛ばかりを描いていたので本作やうつせみは異質に感じる。本作もまたハッピーじゃないハッピーエンドだが。 歌う女。なぜか園子温監督作品、「恋の罪」の神楽坂恵の鏡のシーンを思い出した。 [DVD(字幕)] 6点(2015-08-07 08:33:40) |
8. 復讐者に憐れみを
《ネタバレ》 最後の4人は誰なんだ!こればかり気になってペデュナの裸が吹き飛んだー!誰かなんとかしてくれい! [DVD(字幕)] 7点(2015-06-22 14:56:53) |
9. ブルーバレンタイン
《ネタバレ》 これを恋愛映画というカテゴリーに入れていいのか。人生丸ごと考えさせられる。 デレク・シアンフランス監督は完全に私のお気に入りになってしまった。プレイス・ビヨンド・ザ・バインズがあまりにもよかったので鑑賞。もしよければ私に騙されてこの映画を観る人が増えることを希望。 主人公がウクレレを弾きながら彼女が踊ったり、列車(バス?)の最後尾で彼女を丸抱えする場面などは、ストーリーにかかわらずそこだけでも独立して魅せるショットとなっている。美しい。しかし内容はあまりにもきつい。主人公の人生や家族の崩壊を、時系列を壊し、見事な編集で対比的に観せる。そして崩壊の過程にうならされる(私も実生活で崩壊を経験しているので、もうどうしようもない感が半端なくて…)。 嫌いな人やタイミングの悪い人にとっては爆弾映画。どうしようもなくダメになる愛を、どうしてここまでつたない人生経験のキャラクターだけで表現できるのか。いや、人生につたない人間たちだからこその当然の結果なのか。 主人公は去る。娘は走り寄る。娘を妻に。誰の胸中も計り知れない。選択を求められているのは妻なのだろうか、主人公なのだろうか。 愛の形はいろいろ。 [DVD(字幕)] 8点(2015-05-21 09:50:08) |
10. プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
《ネタバレ》 デインデハーンのための映画。主人公が変わるように思えるが、デインデハーンで収束する。誰も悪人は出てこないが、悪いことはする。みんな必死に生きている中親の因果が子に報い。子どもたちの報いが救いのような形で終わったことに感謝。5000ドルでバイク買って私もどこかにいきたい。 [DVD(吹替)] 7点(2015-04-22 18:15:18) |
11. ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い
《ネタバレ》 人間さんが究極の選択をせまられました。かたやなんにもするな。かたや徹底的に戦う。でもってこの映画は後者なんだけどその内容が、、、。極端すぎやしないかい? 誰のアドバイスも受けない、殺す殺す、お前のその追い込まれたあとのキックが強すぎて、覚めちゃうよ。戦うを選択するにもやり口がひどすぎやしないかい?そんなんじゃ恋人も死んじゃうよ、本当なら。 [DVD(吹替)] 3点(2014-10-21 08:43:56) |