2. ブラックホーク・ダウン
さすがリドリー・スコットの作品だけはある。初めて劇場で見たいと思った戦争映画で、まさに傑作の一言に尽きる。ヘリの着陸シーン、兵士たちの建物への突入の仕方、ナイトビジョンを用いた夜戦、そして徹底的に兵士たちに肉薄したカメラの映像による臨場感、兵士たちの友情・・・。戦争映画に必要な要素がこれまでのどの作品よりも詰め込まれていると感じた。皆さんの感想を見ていると、戦争映画の見方がわかってない方がたくさんいらっしゃいますね。反米感情をあらわにしたいのは、理解できますがそれを理由に映画の評価を下げるのはやめていただきたい。 軍事に興味のある方々にとっては垂涎の一品であると確信する。ゴードンの銃が渡されていないのに、マイクのひざの上に乗っかっていたのがちょっと残念だった。しかしこんな些細なことは評価には何の影響も与えないことは確かだ。 10点(2003-06-25 22:55:49)(良:3票) |