1. ペンギン・ハイウェイ
《ネタバレ》 お姉さんのおっぱいにこだわり過ぎるだろうアオヤマ少年と、隙の多そうな怪しからんお姉さんが織り成すジュブナイル・ムービーの佳作。 前半の滑稽さと後半のシリアスとの折り合いがついていないような気もするが、それらの幅もギリギリ飲み込んだ全体的な揚々さもあり、見事。終盤の「ペンギンの洪水」シーンも、素晴らしかった。 蛇足ですが、アオヤマくん。残念だが、君はおっぱいのせいで「立派な大人」と決めた最終地点からは半歩ほど踏み外すだろう。おそらくは…否、それは確信に近い。そこはウチダ君の忠告をやんわりにでも受け入れるべきだ。まぁ、半歩程度なら許容範囲内かもしれんが。 [DVD(邦画)] 8点(2019-02-12 04:39:07) |
2. ベルセルク 黄金時代篇III 降臨
《ネタバレ》 パックをはじめ、蝕以降のキャラクターたちをOPに登場させておいて、これで劇場版アニメとして完結?と言うならばこれは、あまりにも強引だろう。 ED後に流れていた黒犬と鳥は、ピリオドとしてはごっつ無責任で、中途半端な気がする。 うーむ…しかし、原作ストックの乏しさを考えれば、次回の劇場版なんてあと10年は待たなきゃならんだろうなぁ。 いつになるかは分かりませんが、次回作は「ある」と、勝手な期待を込めてこの点数です。 [DVD(邦画)] 6点(2013-07-04 07:37:12) |
3. ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略
《ネタバレ》 駆け足っぽい展開で、物語やキャラ相関の厚みが削がれた感もありましたが、前作よりかは観応えがありました。 今作の出来なら、最終章は期待してもイイかも。 蛇足ですが、グリフィスの執拗な乳首攻めも、グーでした。(そこかよ) [DVD(邦画)] 6点(2013-01-29 03:00:09) |
4. ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵
「マインドゲーム」や「鉄コン筋クリート」などを代表するSTUDIO 4℃のアニメの良さは、驚くべき疾走感とぶっ飛んだ個性に尽きると思う。 しかしこの作品には、その両方ともが、ない。原作のイイトコロを適当にピックアップして、ソコソコの出来にした感が強い。 三部作の一発目という事で「無難に置きにきた」のかしらんが、どうにもSTUDIO 4℃の良さを感じることは出来ず仕舞い。期待していただけに、がっかりだった。 二作目、三作目で、グウの音も言わさぬ圧倒的な展開を期待したいところ。 その期待をこめて、この点数。 [DVD(邦画)] 4点(2012-05-31 00:33:02) |
5. ベスト・キッド(2010)
《ネタバレ》 ジェイデン・クリストファー“サイヤ〟スミスの魅力とは、なにか。 本人の努力も勿論あるのだろうが、ウィル・スミスとサイヤ人のいい所を両方キッチリ受け継いだトコロだとおもう。 最後の逆サマーソルトキックはホントに格好良く、超驚いた。 [DVD(吹替)] 8点(2012-01-10 00:35:13) |
6. ベスト・キッド4
ヒラリー・スワンク版のベストキッドという真新しさが、僧侶in the Bostonという可笑しさに食われちゃったカンジ。禅ボウリングで一本撮ってほしいくらい。 面白かったが、典型的カウチポテト・ムービーの域を出ない予想通りの作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-30 02:59:20) |
7. ベスト・キッド3/最後の挑戦
《ネタバレ》 主人公よりも敵役のヘンテコさが勝ってしまったという、シリーズ史上稀有な作品だと思う。特に、あの義理堅いクセに非道、色々と無駄な策略好きなのに、大金持ちというブレブレな印象のシルバー氏が、特にヘンテコ。 [DVD(字幕)] 4点(2011-12-27 00:32:13) |
8. ベスト・キッド2
《ネタバレ》 空港や街にはヤケにリアルな日本語表記の看板があり、自動車も左側通行。しかし、どう考えても日本ではないギコチナサ。日本人キャストも皆無のようだし。「ハテ、ドコのオキナワなのさ?」と小首を傾げながら鑑賞。正解は、米国のリトルトーキョーでした。 国内評に限る意見ですが、数人、否、一人でも「ネイティブ日本語を流暢に話せるキャスト」がいれば、もう少しマシな評価だったんじゃないでしょうか。 もし、ミヤギ役を断った事について悔やんでいた三船敏郎が、奇跡的にキャスティングでもされていれば…本作の出来は大分違っていたと思う。惜しい。(パット・モリタの胡散臭さも捨て難いが) [DVD(字幕)] 5点(2011-12-09 01:59:25) |
9. ベスト・キッド(1984)
《ネタバレ》 「人生で大事なのはバランス感」という教訓を未だ律儀に守ってる(つもりだ)が、結構アンバランスな生き様を晒している私だったりする。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-29 23:58:38) |
10. 北京原人 Who are you?
《ネタバレ》 「北京原人」との友好を画策する段に於いて「美女美乳で脱ぎっぷりの良いパートナー」は必須である、と、確信させられる映画である。その一点につきる。それ故の、一点。 [DVD(邦画)] 1点(2010-09-28 02:31:05) |
11. ヘブンズ・ドア(2009)
想像通り、元ネタ・ドイツ版「ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア」の面白さに寄りかかり過ぎただけの、縮小再生産映画でした。 キャストやカメラワーク、音楽なんかにはそこそこセンスを感じるものの、どうしてもオリジナル版の良さと比べてしまう。 残念ながら、及第点止まり。 アンジェラ・アキのエンディングも、ちょっと醒める。日本語訳「ヘブンズドア」って… [DVD(邦画)] 5点(2009-10-23 00:37:54) |
12. 蛇イチゴ
《ネタバレ》 人間(家族)関係の暗部を根元から掘り起こし見せているのに、そこに一切の嫌らしさを感じさせない。奇麗事に終始しているわけでもなく、露悪的になり過ぎもせずに、である。これは、凄い。 贅肉をそり落としまくった清涼感あふれるラストシーンの「蛇イチゴ」に、蟻一匹の演出も、見事としか言いようが無い。見事。 [DVD(邦画)] 8点(2009-07-09 09:54:00) |
13. べクシル 2077 日本鎖国
「アップルシード」や「ルネッサンス」ではソコソコ楽しめた私なんですが、この作品は脚本と声優陣がキャラクターに魂を入れ損ねてしまった感じでした。 それによって露見されたのが「設定の甘さ」で、ケチガついたのが「美術の見事さ」と「音楽のセンス」といった所かな。キャラクターのビジュアルは申し分無いのに、勿体無いことこの上ない。 テク意識もいいけど、この業界はそろそろソウルも重視するべきだと思う。 [DVD(邦画)] 3点(2008-01-28 00:03:04)(良:1票) |
14. 平成狸合戦ぽんぽこ
テーマがテーマなだけに説教臭い。これが最大唯一の失点かも。仕方ない。説教臭くも、なるわな。コレは。 7点(2003-06-08 11:44:12) |