1. ぼくたちの家族
《ネタバレ》 足を引っ張り合って、苦労して、縁を切れたら楽なのに。家族って面倒くさい! 池松壮亮演ずる軽い弟のキャラクターのおかげで少しは救われていたが、とんでもなくシリアスで重ーいどん詰まりなお話。希望が見えてからも、シリアスなことには変わりないので、最初から最後までシリアスで息苦しかった。 石井裕也監督だから、何だかんだでコメディ仕立てに崩しててきてくれるかとおもいきや、正統派難病ものだった。決して悪い作品ではないが、こういう作品が見たいわけではなかった。流石に大げさな泣かせ映画にせずに、妻夫木君を起用しながら、彼に泣きの演技をさせなかったところは偉いと思う。 [映画館(邦画)] 6点(2015-03-28 21:07:12) |
2. ぼっちゃん
《ネタバレ》 これは嫌い。やりたい放題のレイプ魔をだれも通報しなかったり、非モテの友達が可愛い子をあっという間にメロメロにさせてしまったり、主人公の鬱屈がすべて表示されてしまったり、想像力が貧困。勝手に分かった気になって秋葉原の事件と関連付けちゃダメでしょ。 [DVD(邦画)] 3点(2015-03-27 23:14:14) |
3. ホワイトハウス・ダウン
《ネタバレ》 一昔前によくあった、テロリストアクション。無難に楽しめる。エメリッヒさんにしては、破壊の量は控えめ。 [映画館(邦画)] 7点(2013-09-06 00:10:01) |
4. 星を追う子ども
《ネタバレ》 背景はそこそこ嫌いでだけど、ジブリのパロディアニメでしかない。 話が退屈で、設定の説明でいちいち冷める。主人公が物語に不要な存在っていうのも痛い。あんた何しに言ったんだ、っていう。 [DVD(邦画)] 5点(2013-08-25 09:45:59) |
5. ホーボー・ウィズ・ショットガン
《ネタバレ》 (グラインドハウス的観点で観れば)これほど、真っ当な作品もない!作り手の作りたいものと観客が期待しているものに、ほとんどずれがないんじゃないだろうか。首はスポンと飛び、血がブシャー!ショットガンで撃たれれば、臓物だだもれ!!邪魔する奴らは、首吊りガンで吊るしまくり!!!多彩な残虐描写はあるが、いちいち大げさなので陰惨ではなく、ちゃんと笑える。楽しんで作ってるなーっていうのがガシガシ伝わってくる。 低予算だとは思うんだけど、一つの町全体で戦争を行うような豪快で楽しい映画だった。グラインドハウス好きな人なら確実に楽しめるんじゃなかろうか。 [映画館(字幕)] 8点(2012-07-29 01:56:15) |
6. ポテチ
《ネタバレ》 本作のストーリーは、時間も短いし(68分)、そんなに捻りが聞いてるわけでなく、割とストレート。 ただ、伊坂原作だけあって、登場人物に癖がある。お前ら何してる人なん?的な。 大きな特徴としては、そんな癖のある登場人物たちがあまり自分の気持ちを語らないところだ。 大森南朋演ずる謎の男、黒沢は「俺は人の気持ちがわからない」と言い、主人公の彼女は「なんとなく彼と一緒にいるんですよ」と言い、 主人公は「俺、どうしたらいいんすかねー」と淡白さを出しながらも、それぞれが行動を起こしていく。 そこが面白いところであり、かなり好ましいところであるだけに、最後までサラっと見せてくれればよかったんだけど、最終的には登場人物たちが一気に感情を高ぶらせていく。 そこが、ちょっと唐突に感じ、乗れなかったところでもある。 後日談も描かない潔さも良いんだけど、もうちょっと時間使っても良かったんじゃないかな。 [映画館(邦画)] 7点(2012-07-09 23:21:07)(良:1票) |