1. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 マット・デイモンと同じ隣人にいそうなハリウッドスター枠のはずのジェレミー・レナーだが、映画一本分を引き付ける程の魅力を感じられなかった。加えてコレまで以上にわかりにくいストーリー展開と、明らかにスキルダウンしたアクションの演出、編集で素直につまんねぇ映画。お約束のテーマが流れてもなんだかなぁとやりきれない気持ちにさせられた。 [映画館(字幕)] 4点(2016-10-04 07:44:48) |
2. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 シリーズ最高傑作はこのアルティメイタム。やはり毎回のプロフェッショナルな仕事ぶりには感動すら覚える。同じぐらいの戦闘力をもった敵がナイフを出したと見るや、ボーンは近くにあったタオルを手にする。「えっ!?それで勝てんの?」と思わせてホントにそれで勝つのでおしっこチビりそうになる。それから電話しておいて相手のオフィスや窓の外にいるボーンの鉄板ネタも毎回笑わされてしまう。ラストシーンでボーンが動きだし、モービーのテーマがヒットした瞬間の心地よさったらないぜ。 [映画館(字幕)] 8点(2016-10-04 07:35:25) |
3. ボーン・スプレマシー
リアル路線のアクションが手持ちカメラの臨場感をプラスしてさらに進化!ただし、何気ない会話シーンでもユラユラするので初見は画面酔いしそうになった。 基本的にこのシリーズは何でそこに行くのかとか、なにやってんのか追い付けなくなってわけわかんなくなるし、アクション連発→カーチェイスという毎回同じ展開なのでシリーズどれ観ても一緒なはずなんだけど、何故か回を追う毎に面白くなるという不思議な映画。 それからボーンが最後に会いに行く女の子がメタクソカワイイということは忘れずに記しておきたい。リアリティの追求により男も女もブスか中年しか出てこないシリーズの中で唯一にして圧倒的にカワイイので必見。 [映画館(字幕)] 7点(2016-10-04 07:25:41) |
4. ボーン・アイデンティティー
アクション映画はこのボーンシリーズ以前と以後に別れる、そう言ってよい傑作シリーズ。それまでアクションと言えば長回しで見せ場を作るのが普通だったのにこの作品では細かくカットを割って、「何してるかわかんねぇけどなんかスゲェ!」と思わせる事により対してアクションが出来ない俳優でもアクション映画を作れるというスーパーテクニックの開発に成功したのだ。 そしてその辺のボールペンや雑誌で武器をもった敵と対等以上に渡り合い、倒すという超人暗殺者を気の良いあんちゃんにしか見えないマット・デイモンが演じるという意外性!たしかに現実にスパイとしてはトム・クルーズみたいな記憶に残ってしまうイケメンや、いかにも戦闘力20000のシュワルツェネッガーではなくこういうどこにでも溶け込めるザ・普通を体現したマット・デイモンのような人なのだろうなぁ。(褒めてます) [映画館(字幕)] 6点(2016-10-04 07:10:28)(良:2票) |
5. ホーム・アローン2
この映画の評価は結局は観た年齢による。大人にとってはやりすぎでも子どもにとってはただただ面白い。前作に引き続き大人に咎められる事なくやりたい放題できる解放感と、対照的な孤独がよく描かれていて、ラストのママとの再会でウッキューン!ってなる。あと1・2共にサントラは最高のクリスマスアルバムになっているので、ケビン少年になった気分でガンガン聴いていただきたい。 [映画館(吹替)] 7点(2016-08-05 18:36:49) |
6. ホーム・アローン
親父がビデオレンタルして、はじめて見せてくれた洋画だった。 当時、小学校低学年というこの映画のターゲットど真ん中直球200kmのストライク年齢だったため異常なまでにドハマりしてしまい、以来映画の魅力に取り付かれ映画ジャンキーとしての人生を歩むことになってしまった。フジテレビのゴールデン洋画劇場版を録画してからは寝ても覚めても狂ったように観続け、飽きてきたらわかりもしない英語音声に切り替えて変化を楽しんだ。コメディとしての面白さも勿論だが、少年時分にはアメリカンカルチャーへの衝撃も凄まじかった。家の中でも靴はいてる!ピザでけぇ!洗剤みたいな容器に牛乳入って売ってる!そんな想いを今も忘れられず、年末には必ず観るようにしている。そんなわけで子どもには10点満点以外はありえないのだが、考えてみたら今も精神年齢はたいして変わっていないので引き続き満点ということで。 [ビデオ(吹替)] 10点(2016-08-04 19:41:18) |