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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2251
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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21.  マリアンヌ 《ネタバレ》 
きっとこんなお話しだろうなと思ったら、本当にそんなお話。そういう意味では、サプライズはありません。でも、骨太の時代劇で見応えは充分。美男美女の悲しきラブストーリーは、やはりロマンス映画の王道ですね。さて、私の関心事は、妻の最期にあります。夫は、この結末を予想していた気がするのです。そのために、あえて銃を妻の手の届くところに置いたと。2人に課せられた2度目のミッションは、家族の幸せを守ること。そのためなら、何だってやります。そう、2人はプロフェッショナルですから。夫は、国を捨てる覚悟までしました。しかし、計画通りにコトは運ばぬもの。大使殺害の首尾が良すぎただけです。プロである2人が、プランBを考えていないはずがありません。同じ目的のため、2人は“暗黙の了解”で、次善策を選択したものと推測します。これが愛でなくて、何を愛と呼べばいいのでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2017-03-10 20:47:28)
22.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
観終えたのが夜中の2時過ぎ。あまりの濃さに、そして毒気に中てられ、鑑賞直後は満足度よりも疲労感が勝りました。体感は4時間超の大長編クラス。面白い映画でしたが、2度観ることは無いなと感じました。ところが、です。翌日も同時刻にブルーレイをセットしている自分がいました。フラッシュバックされるハイスパート・カーアクション。狂乱の世界観。それに伴う高揚感。視覚情報の洪水に脳はビックリ、聴覚情報の臨場感で心臓ガッチリ。異なる感覚機能を同時に刺激され続ける苦痛が、いつの間にか快楽に変わる恐怖。もはやドラッグの領域です。面白過ぎて映画館で続けて鑑賞した経験はありましたが(『キック・アス』)、同じ興奮を時間差で感じさせるとは、いやはや恐れ入りました。砂漠と水とガソリンと。暴力と狂気とスピードと。絶望と希望と虚しさと。物語を構築する要素は単純です。しかし純度と密度が生半可ではありません。実に見事な、やり過ぎアナーキーな、ウルトラ馬鹿映画でありました。リニューアル『マッド・マックス』は、“新世紀の『ベン・ハー』”でした。手回しオルゴール一つで蘇る記憶。瞬時に前作(正確には前々作)と繋がれるのは、映画ならではの素晴らしき流儀であり、シリーズ映画の強み。私は本作を猛烈断然支持します。注文を付けるとすれば、生理的に受け付け難い描写が1か所あった事、マックスの顔面拘束具を序盤で取ってしまった事。あの屈辱的かつ無様なビジュアルがあまりに“魅力的過ぎた”ゆえ、ずっと観ていたかったなあと。決着が付いた後で拘束具を外し「俺の名はマックスだ」なんて痺れる展開だったら、3夜連続鑑賞間違いなしでした。レイトショーがよく似合う映画だと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-05-20 20:03:31)(良:2票)
23.  マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ 《ネタバレ》 
不幸なライカ犬を引き合いにして、自分はマシだと思うこと。それが少年のストレス対処法でした。なかなか有効な手段かと。かくいう自分も昔はよくやりました。でも根本的な解決策ではありません。ちんちんがビンから抜けなくなったこと。小火騒ぎ。女の裸を見ようと窓ガラスを割ってしまったこと。誰もが子供の頃に経験するような些細な出来事です。少年も薄笑いを浮かべて平静を装います。でも自尊心は深く傷ついたはずです。いくらライカ犬と比べれば幸せだとしても、です。それは元少年として実感できますとも。少年の心を揺さぶる環境の変化、性への戸惑い、そして母の死。負荷を処理しきれなくなった彼の心は、思わぬ行動を命じます。犬の真似。鳥肌が立ちました。胸に刺さりました。上手く説明できませんが、凄く分かるのです。彼は自分自身だと思えました(もっとも自分は全然モテませんでしたが泣)。たぶん少年とはそういう生き物です。彼は一度壊れる必要があったのだと思います。そして泣く必要も。このとき、少年はすこし大人になったのだと思います。やがてライカ犬に想いを巡らすことも無くなっていくでしょう。自身の成長と性を受け入れ、ワンピースに袖を通した少女にしても同じこと。子供たちはちょっとずつ、そしてある日突然に、大人になっていくのです。ラスト、泥にまみれて少年と少女は笑います。汚れるのは怖いし嫌なことです。でも気にしたって仕方がありません。ぐちゃぐちゃに汚れながら成長していけばいいのです。疲れたら寝ればいいですしね。エンドロールでは、ひたすら屋根を修理する男の姿がありました。規則的なクギを打つ音が響きます。その音色もまた、人生を表しているようで。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2016-05-11 23:09:02)
24.  マッドマックス 《ネタバレ》 
荒涼とした世界。カーアクションの高揚感。バイオレンス描写による痛み。そして復讐のカタルシス。混然一体となって胸を締め付け、心を揺さぶります。不快と爽快が同時に胸に宿る快感。本作の特徴は、復讐劇よりもアクションの娯楽性に重きを置いている点にあると考えます。痛ましいエピソードにもそれなりの配慮を感じたからです。しかし最後で、この解釈が誤りであった事に気づきました。エンターテイメント性を強調するならば、ラストの制裁は不要でした。そこまで徹底する必要はありません。しかし復讐の本質とはそういうもの。仇の親玉を倒してもなお、心は晴れません。毒を食らわば皿まで。不当な暴力に対抗する制裁という名の暴力は果てが無いのでしょう。いや、そもそも“不当な暴力”なんて概念は存在しません。暴力は常に不当であり、理不尽なもの。でも感覚的には正当な暴力が存在するのも、また事実なのです。社会ルールではなく、自身の心のルールの話。続編では、文明が滅んで社会規範という枷(かせ)が外れました。本作はまだ社会の枠組みが残っている分、自身の心のルールのみに従うわけにはいきません。そのジレンマが本作の魅力だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-08 01:41:24)
25.  幕が上がる、その前に。彼女たちのひと夏の挑戦
私はDVDなどで“特典”として付くメイキング映像の類が嫌いです。ジャッキー・チェン主演映画のエンドロールで提供されるNG集などもってのほか。観客へのサービスなのは分かりますが、正直いって有難迷惑な話です。物語の世界に浸りたいのに、その裏側を見せられるなんて艶消しもいいところ。そう、私のスタンスは“メイキング映像・NG集”否定派です。ですから、どんなに『幕が上がる』が好きな私でも、本作に高得点を付ける事は無いと考えていました。あくまでもファン向けのオマケ映画であると。ところが、ところがです!本作はももクロが『幕が上がる』を通じて、女優として成長する過程を追ったもの。弱小演劇部が全国大会を目指して成長していく『幕が上がる』の世界感と見事にリンクしていました。艶消しなんて、とんでもない。『幕が上がる』では描き切れていなかった“演技上達の道程”を図らずも補完する内容でありました。平田オリザ氏のワークショップで演技の意味を知り、監督に対して自らの思いを語る姿。5万人のライブでもおどけて見せる彼女たちが『肖像画』で見せた張りつめた表情。『ももドラ』での“なんちゃって女優”ぶりを知る者にとっては、実に感慨深いものがありました。例えるなら寝返りもままならぬ乳飲み子が、ランドセルを背負って駆けて行くまでを目にしたような。あくまで『幕が上がる』があってこその本作ですし、ファンサービス映画であることは否定しません。ですが、このように“本編の世界観を邪魔しないメイキング映画”があることに驚いた次第です。しおりん、れにちゃんの涙、美しかったなあ。夏菜子は、本当に大きくなりました。ももクロにとっても、そしてファンにとっても、『幕が上がる』が大きなターニングポイントであったと再確認することが出来た『その前に。』でありました。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-08-15 08:13:32)
26.  マニアック(2012) 《ネタバレ》 
警察でも、探偵でも、被害者でもなく、猟奇殺人犯の観点から描かれるクライムサスペンス。しかもカメラは主人公(つまり犯人)の一人称視点。珍しい切り口の意欲作ですし、評価したい気持ちは山々なのですが、イマイチ“乗れなかった”というのが正直な感想です。観客は殺人犯と同一化されるワケですが、ただ単に“視点を共有している”状態。自らが強制的に残虐行為をさせられているようで、苦痛でしかありませんでした。彼が何故猟奇殺人を繰り返すのか、その心情の共有にまで至らなければ折角の趣向が活きて来ない気がします。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-02-09 20:28:27)(良:1票)
27.  真夏の方程式 《ネタバレ》 
私の要望する改善ポイントは以下のとおり。①物語の始点となる殺人事件について。包丁を持って追いかけてブッ刺すなんて絶対にダメです。殺す気満々ですもの。部屋でもみ合い、テーブルの角に頭をぶつけての過失致死あたりが王道ですがお勧めです。またキャスティングも西田尚美さんでは親しみが持ててしまいNG。沢尻エリカ、泉ピン子など“性根の悪そうな”雰囲気を醸し出せる女優さんの方が好ましいでしょう。②緑岩荘での殺人について。被害者は退職した刑事ではなく、強請タカリが目的の下衆な週刊誌記者なんて如何でしょう。塩見省三さんでは、人柄の良さが滲み出ちゃってます。前述の被害者同様、憎たらしい相手でなくては。例えば坂上忍、武田鉄矢、岸部四郎。パブリックイメージも悪くてお似合いだと思います。あとは共犯者。彼を騙して殺人の片棒を担がせたのは、極めて悪質でした。どうしても彼の手を借りなければならない必然性が欲しいところです(前田吟の足が不自由程度の理由では全っ然足りません!)以上2つの殺人事件について修正いただければ、相当良い映画になったのではないかと感じます。とくに若き日の杏役の女優さんを探してきたところは、非常に好感がもてました(お手軽に済ませるなら杏にカツラを被せても成立するのですから)。本作のメインは奇抜な殺人トリックでもなければ、犯人捜しでもありません。一見幸せそうに見える家族の裏に隠された悲しい秘密。人間ドラマで魅せる映画ですから、登場人物にきちんと感情移入させて欲しかったです。観客の心情に配慮した脚本を希望します。
[地上波(邦画)] 6点(2014-06-22 16:13:25)(笑:1票) (良:5票)
28.  MIND GAME マインド・ゲーム(2004) 《ネタバレ》 
多数挿入される心象風景。それは記憶の断片であり、刷り込まれてきたイメージの産物。頭の中に蓄積されたデータを具現化する作業は、ことのほか危ういもの。ゆえに幻想的。そして魅惑的です。でも現実に起きている事象とは明確に区別できるので、幻想的であっても幻惑はされません。ただしそれも最初のうち。物語が進むにつれて、虚実の境は徐々に曖昧になっていきます。いや正確には、どうでもよくなるのです。現実と非現実を分けることが、意味を成さなくなります。一方主題は、その姿をどんどん顕にしていきました。この手の作品にありがちな、“結局何が言いたいのか分からない”とはならないのも素晴らしい。いくら表現が魅惑的でも、テーマが伝わらなければ意味がありません。イマジネーションのコラージュ、テンションの高低を存分に活かした演出は、本作のテーマ“生きることとは何ぞや”を、より深く、強く、観客の心へ届けることに成功していると思います。とりわけアクションの疾走感は極上で、娯楽作品としても一級品でした。マイナス要素になりがちな今田耕司ら素人声優陣についても、本作の場合はベストキャスティング。テーマが気恥ずかしいくらいベタなので、声優の演技が過ぎると説教臭くなる恐れがありました。“上手くないほうがいい”ということもあるのですね。アイデ自体は目新しくないかもしれません。しかし鑑賞中、鑑賞後に覚えた心の高揚は、本作が傑作であることを如実に物語っていました。実写に勝るアニメーションの優位性を十二分に発揮した本作。自分には10点以外の点数を付ける理由が見当たりません。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2014-02-19 20:47:18)(良:1票)
29.  マンハッタン無宿 《ネタバレ》 
『ダーティーハリー』の原型というアナウンスや、このシブい邦題から、シリアス系ポリティカルアクションを想像してしまいますが、実際のところ“田舎っぺスケこまし大将、ニューヨークで大暴れの巻”が正しいです。『クロコダイル・ダンディー』の主人公を保安官にして、ダンディーからプレイボーイに変えていただければ、内容は容易にイメージ出来るかと思います。クリント・イーストウッド=山田康雄=ルパンⅢ世なので、イーストウッドが女たらしでも全く違和感が無いのは、吹き替え版に慣れ親しんだ、日本人ならではの恩恵と考えます。
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-09 19:47:41)(笑:1票) (良:1票)
30.  幻の湖 《ネタバレ》 
長尺&奇天烈な場面転換にクラッシックを噛ませることで、得も言われぬカルト臭を放っている作品。しかし決して難解ではありません。それもそのはず。重要な事は全て台詞で説明してくれています。シーンキャプションも必要以上。解らないのは、監督のセンスということ。まるで奇書『ドグラマグラ』のチャカポコチャカポコの如く、延々と続くマラソンマッチに息も絶え絶えになっている観客に突きつけられるのは、大気圏から飛び出し琵琶湖の上に笛を置く驚愕のラスト。何のこっちゃ。そりゃア然として当然です。抽象的なタイトルで芸術作品を装うのではなく、ストーレートに『メンヘラトルコ嬢の仇討マラソン~ヤッパ付きやねん~』で明確にブラックコメディであることを宣言した方が得策であったと思います。BGMはザ・プロディジーのテクノ(Breatheなんかこの映画のためにあるような楽曲!でも残念、こちらが後発でした)でお願いしたいところ。それにしても南條玲子は素晴らしかったです。演技力はさておいても、それを補うお顔が100点満点。正面からのアップで際立つ、大きさの違う左右の瞳。アシンメトリーが放つ居心地の悪さが、彼女の狂気を雄弁に物語っていたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-10-12 09:21:36)(良:1票)
31.  マン・オブ・スティール 《ネタバレ》 
「空を見ろ!鳥だ!飛行機だ!いやスーパーマンだ!」のフレーズでお馴染み、アメリカンコミックが原作のヒーロー、スーパーマン。その正体は新聞記者クラーク・ケント。電話ボックスで早着替え。母星クリプトンと地球の重力の差異で超人化(していた気がする)。あとヒロインの名前がロイス・レイン(だったかな)…これが私の予備知識。このようなスーパーマン初心者にとっては、胸のマークがSUPERのイニシャルではなかった事でさえ新鮮な驚きでした。というかコレ『スーパーマン』のリメイクでは無かったんですね。オリジナルを換骨奪胎して作られた全く新しい『スーパーマン』だと理解しました。悩み葛藤し答えを見つけ出すアメリカンヒーロー定番のドラマに、フルCGで描かれる格闘アクション。要するに『スパイダーマン』や『X-メン』『アイアンマン』なんかと同じフォーマットです。となると、あとはキャラクターの魅力で差異を出すしかないと考えますが、全身タイツの赤マント男がカッコイイとは思えなくて少々困りました。古典レベルの原作を現代に蘇らせるなら、もっと大胆なアレンジを加えても良かったと思いますし、正体を隠したいなら何故マスクをしないの?とか、そのマントって必要?みたいな“古き良き時代なら問題にならなかったであろう”無粋なツッコミ対策に対する理論武装も見たかった気がします。今回一日で『パシフィック・リム』『スタートレック・イントゥダークネス』そして本作と話題のSF大作を固めて劇場観賞したのですが、映像技術はどれも行き着くところまで行き着いた感があります。技術の進歩は本当に凄まじい。でも良い映画の条件はそれだけにあらず。映画って奥が深いです。
[映画館(字幕)] 7点(2013-09-18 19:13:02)(良:3票)
32.  マイ・ネーム・イズ・モデスティ 《ネタバレ》 
DVDジャケットは、両手で拳銃を構えるイカした女の図柄。当然タランティーノお得意のガン&バイオレンスアクションを期待するワケですが、完全に肩透かしを食らいました。アクションシーンは終盤に申し訳程度。それも空手?中国拳法?彼女、銃なんか撃ってないじゃん!流石にコレは『羊頭を掛けて狗肉を売る』行為。映画自体に非はありませんが、宣伝の仕方がフェアじゃないと思いました。主人公と強盗団頭とのギャンブル対決、というより主人公の身の上話の回想シーンが主体となって物語は進行するのですが、正直あまりそそられません。自分にとっては“何が面白いのか分からない映画”でありました。ただこれは“つまらない映画”と同義ではありません。
[DVD(字幕)] 5点(2013-08-07 17:50:58)
33.  マッハ!エンジェル 《ネタバレ》 
エンジェルは5人。お顔の勝負は3勝2敗。一応勝ち越し。でも黒星2つは、かなりキッツイ。川浜高校VS相模一高のような負け方が一人。班長VS45組のチンチロリン勝負のような負け方が一人。とりあえず、お前は松金よね子か!と、つっ込んでおきます。『チャーリーズ・エンジェル(2000)』へのオマージュであることは明白ですが、それにしても脈絡がない。こういう本を書くのも才能だと思いますが、これを楽しむのにも才能が要る。自分はまだまだ修行が足りないようです。なおビキニやバスタオル1枚でのセクシーアクションが頂戴できますが、大したことないです。エロを目当てに見る必要はないでしょう。見なくていいです。ホント見なくていい。ダチョウの竜ちゃんの「絶対に押すなよ!(チラッ)」とは違う意味で言っています。見なくていいです。いやマジで。
[DVD(吹替)] 3点(2013-01-25 19:03:34)
34.  稀人(まれびと)
『呪怨』のホラーエンターテイメント路線とは違うモノを作りたかったという意気込みは理解できますが、如何せん面白くありません。観客に何を伝えたいのか、よく分からない。一言で言えば“考え過ぎ”でしょうか。
[DVD(邦画)] 2点(2012-09-03 18:51:30)
35.  マジック・ツリーハウス 《ネタバレ》 
『ネズミに変えられてしまった可哀想な魔法使いを助けるために、幼い兄妹が体験した大冒険』は、『すぐに生徒を手助けしてしまう未熟な魔法教師に子供の可能性を知ってもらうため、老魔術師が与えた試練』でありました。一見、子供たちは命懸けの冒険をしたように見えますが、基本は仕組まれた苦難。あくまで教師モーガンに対する教育的指導が目的です。ですから子供たちのピンチには、ちゃんと助け舟が用意されていた訳です。じゃなきゃプテラノドンには乗れないでしょう。これが問題教師再教育プログラム『マジック・ツリーハウス』の正体と解します。子供たちはプログラムに偶然組み込まれた第三者と見るべきか、あるいは初めから存在自体がプログラムの一部だったのか。前者の解釈の方が夢はありますが、2人の行動パターンの不自然さから察するに、後者の可能性も否定できないと考えます。先の冒険はその目的ゆえ無事ハッピーエンドで幕を閉じたものの、老魔術師マーリンに向けられた試練はモーガンの意趣返し。困難度合いは、今回の冒険の比では無いでしょう。マーリン老師、ご愁傷様です。エンドロールで確認したところ、プロモーションは『小学3年生』誌上で行われた模様。つまり観客のメインターゲットは10歳前後という事になります。前述した物語の背景を子供が汲み取るとは思えず、裏付けが無い(ように見える)奇跡の乱発は、かえって子供の冒険心を萎えさせはしないかと心配になりました。結構、子供はリアリティに対して敏感なものです。ちなみに一緒に劇場鑑賞した娘(この春小学1年生)の感想は「面白かった」。ただし大抵この言葉で片付けてしまうので、あまり当てにはなりません(とくに噴火シーンが面白かったそう。何で?)。子供向け冒険ファンタジーとしての完成度は普通レベルかと。なお、萌え要素の入ったキャラデザインは個人的にちょっと苦手な部類。どんなに物語が優れていても、画が感性にフィットしないと受け付けません。作画・デザインはアニメの生命線だと実感します(良い悪いというより、合う合わないの問題ですが)。最後に声優について。驚くべきは北川景子です。クレジットを見るまで、主人公が彼女だと全く気づけませんでした。本職の声優と遜色ないと感じました。お見事です。一方真矢みきは、そのまんま真矢みき。自分が脚本家なら、台詞に「諦めないで~」を入れたと思います。巧妙な悪ふざけとして。
[映画館(邦画)] 5点(2012-06-20 21:52:04)
36.  マイマイ新子と千年の魔法 《ネタバレ》 
新子のマイマイは想像力と感受性のアンテナ。千年前の人々の暮らしに思いを馳せ、友の痛みを自分の痛みとして感じ取る事ができます。新子の父親は研究者であることから、もともと好奇心旺盛な家系なのでしょう。しかしマイマイは新子の専売特許ではありません。貴伊子も新子と同じ千年の夢へ飛び込めたように、マイマイはどの子どもだって持っています。いや、我々大人にだって。ただ、新子のように「明日の約束を返せ!」と叫ぶのが“しんどい”事や、空想に割ける時間が限られている事を大人は知っています。だから、普段は仕舞っているだけ。でも使わなければ、どんなお宝も錆びてしまいます。自分のマイマイを久しぶりに出してみたくなる本作のような映画は、大人にとって貴重な存在だと思いました。類似作品として真っ先に思い出されるのが『となりのトトロ』。“ススワタリ(真っ黒くろ助)が見えるのは子どもだけ”と、空想と現実世界に明確な線引きがされていたトトロに対し、本作の境界はやや曖昧です。マイマイが有る限り、人はいつでも千年の魔法に酔う事が出来るのですから。そういう意味では、ファンタジー色の強いトトロの方が厳しい世界観だと感じました。トトロは成熟した大人が作ったアニメ。マイマイ新子は子ども心を忘れない大人が作ったアニメ。
[DVD(邦画)] 6点(2012-01-04 22:55:31)(良:1票)
37.  マン・ハンティング リデンプション(OV) 《ネタバレ》 
(前作『マン・ハンティング』の感想からの続きです)前作で“マン・ハンティングとはライダーマン・ハンティングのことである”との仮説を提示しましたが、本作でも引き続き検証を試みたいと思います。その1。捕獲者について。彼には痛覚が無い事が発覚しました。しかも銃で撃たれても不死身。これはもう完全に改造人間で間違いないでしょう。ライダーマンである可能性は更に高まったと考えます。その2。獲物について。本作の次期ライダーマン候補も、なかなかのタフガール。前作の彼女には(ルックス的にも)及ばぬものの、トラバサミをものともせぬ強靭さを見せ付けました。しかし意外な事に、初代ライダーマンの御眼鏡にかなったのは、社長秘書(愛葉るび)の方。片手の欠損はまさしくライダーマン継承者の証。彼女こそが本命だったのです。おそらく次作ではアタッチメントを装着した正統後継二代目ライダーマンの勇姿が見られることでしょう。さしずめ主人公の方は二代目電波人間タックルか。そういえば初代タックルとバストサイズが酷似しているような。さて、最後に本作最大の謎についても触れておきましょう。終盤に主人公が口にした白い液体のこと。明らかに変なのです。脈絡が無さ過ぎる。これは、とあるタイアップ商品で説明がつくと考えます。『仮面サ○ダー』という商品をご存知でしょうか。缶にライダーが模様された人気清涼飲料。彼女が口にした謎の白い液体は、おそらくカ○ピスです。見たまんま。そう、次回は『仮面カルピ○』で一儲けしましょうというアピール。どうです?もう『ライダーマン・ハンティング』としか思えないでしょ。自分でもそんな気がしてきました。オレ、疲れてるのかな。ちょっとお薬もらってきます。
[DVD(邦画)] 1点(2011-12-27 20:39:55)
38.  マン・ハンティング(OV) 《ネタバレ》 
(本作を楽しむ上で…楽しめればですが…影響は無いと思われますが、未見の方は一応ご注意ください。)謎で溢れている本作。とても全容解明は叶いませんが、不可解な点を整理し、想像力を働かせることで真相に近づく事を試みてみます。疑問1。「ハンティングゲームについて」。役名“ハンター”1人で、獲物を追い詰める事は可能でしょうか?獲物が自由に逃げられる状況を考慮すれば、狩る側には頭数が必要です。最低でも3人、いや5人は欲しいところ。追跡装置を活用している形跡はありませんでした。にもかかわらず、人里から大して離れていないあの場所で、ハンターは一人でミッションをやり遂げました。信じられない。疑問2。「脅威の肉体を持つ主人公」。実に4日間、彼女は飲まず食わずで過ごしました。腕を矢で射られ、朽木に足の甲を貫かれる重傷を負っても、逃走し続けるタフネス。そんな女子高生が存在するのでしょうか。これらの疑問は、彼らを“普通の人”と想定するから発生することに気づきます。もし彼らが常人でなかったなら…。思い起こされるのは手術を匂わせるシーン。勝手にある手術だと決め付けていましたが、違ったのではないか。例えば改造手術とか。某特撮ヒーローもので、似たような場面を見た気がします。ズバリ言いましょう。本作の正式名称は『マン・ハンティング』ではなく、『ライダーマン・ハンティング』が正しいと!彼女は2代目ライダーマン候補だったのです。となると、ハンターは初代ライダーマン。ハンターが仮面を被っていた事も、安物のボウガンが脅威の殺傷力を発揮した事も説明がつきます。このハンティングは、彼女にヒーローとしての覚醒を促す為のものだった。エンディング、暗転する画面の向こうで鎖を引きちぎり雄叫びをあげる主人公の姿が目に浮かぶようです。続編では2代目ライダーマンの勇姿が見られることでしょう。これが本作の真相。え?ライダーマンが人を殺すかって?続編はそんなんじゃないって?知らん知らん。 (『マン・ハンティング リデンプション』に続きます)
[DVD(邦画)] 1点(2011-12-27 19:51:49)(笑:1票)
39.  ママ男 《ネタバレ》 
お人形は目が命。ラーメンはスープが命。ではコメディは何が命でしょうか。自分はキャラクターだと考えます。如何に魅力的な人物像を創りだせるか。設定と役者の技量がモノを言います。そこで本作。主演のジョン・ヘダーには邦題『バス男』での怪演の再現を期待したのですが、常識レベルのマザコン男像にいささか肩透かし。主要キャラであるセミナー親父と母親も存在感が薄くイマイチでした。矢口真理似のキュートな彼女は個人的にタイプなのですが、それ以外というと本屋の爺さんくらいしか際立っているキャラが見当たらない。もう1人か2人、主人公の相棒となる愛すべきお馬鹿キャラがいたら、大分印象は変わっていたと思います。主人公の決断ひとつで全てが解決してしまう物語は味気ないと思うものの、本作のテーマを考慮すれば致し方ないところか。過度な笑いを期待せず、ホームドラマとして楽しむ作品だと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-16 18:50:51)(良:1票)
40.  舞妓Haaaan!!!
阿部サダヲだけハイテンションというか、浮きまくっていた印象。それが笑えればOKだったのですが、少々痛々しくも見えました。ストーリーのバカっぷりは好きなのですが、一緒にノれなくて残念。オチもスッキリしません。ただ、↓すべから様もおっしゃるように小出早織は確かに絶品でした。彼女に+1点。
[DVD(邦画)] 6点(2008-05-06 21:23:42)
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