1. マシニスト
《ネタバレ》 クリスチャン・ベイルの役者魂というか、その努力は認める。あんだけ痩せたら、いくら上手くダイエットしようが体に何だかの影響はあるだろうし、凄いですよ。で話の方なのですが、この手のサイコスリラーは好きな方だと思うわたしなのですが、さすがに似たような作品が数多く出ている現在では、ちと新鮮味にかける話というか、なんというか・・・。ココまで王道パターンだと、先読みしなくても読めてしまって、読めてしまうと今度は主人公の行動にイライラするというか、癇に障るんですよね。ベイルが演じるトレバーが張り紙の意味を「ミラー」と間違えるところ(まあ、罪を認めたくないという意識が、あえて間違うのかもしれませんが)「どう見たってキラーでしょう?首吊ってるでしょ?」と思っちゃったりして。あ、最後に気になったのですが、健康の頃のいい体格のべイル、あれもメイクとかCGではなく、ホントに太ったんですか?だったら凄いなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2005-10-26 14:01:55) |
2. マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限2
リンチェイの代表作「マスター・オブ・リアル・カンフー/大地無限」の続編っぽいけど、見たところ前作とのつながりは無いようで・・・っていうか、話の方はどうでもイイかもしれない。で、肝心なカンフーの方なんですけど、さすがユエン・ウーピンといってイイのかな、全編かなり見せてくれます。特に「少林寺」シリーズでおなじみのユエ・ハイのカンフーは素晴らしいの一言。上手さだけではない、何か貫禄みたいなものが伝わって来て凄いです。大勢の兵を1人でなぎ倒すところなんかゾクゾクっとしてしまいました。こういう感覚に襲われた時は「カンフー映画ファンで良かったなぁ」と思えるときですね。主演のウー・ジンもリンチェイの時のようなインパクトは無いものの初主演としては良くやっていて悪くないです。そして、この作品で忘れていけないのがビリー・チョウです。普段悪役が多い?と思われる彼ですが、この作品では、ちょっとイイ人。けして重要な役柄ではないのですが、彼の存在はこの作品に大きく影響を与えていると思います。彼の髪型といちいち必殺技の名前を言うアクションはかなりの見所?と言っていいでしょう。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-11 12:04:56) |
3. マッスルモンク
あれれれれ?コレ結構な話題作だと思っていたのにレビュー少ないなぁ・・・そう思っていたのはわたしだけだったのですかね。とにかくアンディ・ラウのマッチョマーンスーツ、いやボデーを見るだけでもレンタル代くらいは出してもいいと思うますよ。初っ端から思わず「え~・・・」と心の声が口から出てしまいましたし。なんで僧侶がマッチョマーンなのか?その必要性は劇中どこにあったのか・・・結局最後までわからなかったけど、そんなことはどうでも良いんですよ、見た目が面白ければ、きっと。劇中の女子たちはそろってアンディのマッチョボデーを見て「キャーカッコイイ!」「抱いて~」(言っていたかな?)状態なんですけど、わたしはいくらオナゴにキャーキャー言われるとしても、顔は普通で体はスゲーマッチョマーンなんてみょうちくりんな体にはなりたくないですね。マッチョマーンのわりには、首が細いから脳を揺らせば勝てますわ。それでも中盤までは馬鹿丸出しのストーリーで”コンパクトに収納可能なインド人”や”うなぎおやじ”との対決が面白かったのですが終盤意味わかんなくなっちゃったかな。それにしてもアンディって香港を代表する二枚目スターだと思うのだが、ほんと仕事選ばないですね。そんなアンディをカズゥー柔術はこれからも応援します。 [DVD(字幕)] 5点(2005-05-20 11:51:30)(良:1票) |
4. man-hole
ミスターの初監督にして、大泉くんの初出演作品になるのかな。 わたし、ずっと「水曜どうでしょう」を見てきたし、彼らが出る番組、見れるものはすべて見てきたくらいのファンなんですよね。まあ、そういうファンの立場から見ると、何か知り合いが作った作品を見ているような、「ミスターを知らない人はこの作品をどう見ているのかな?」とか、こっちが心配してしまいそうな感じになってしまいましたね(汗。 正直、2000年の作品にしては古臭いかなと。 それと主演の安田くんの演技がどうもねェ。 脇を固めていた役者さんたちの演技力によって映画らしくはなっているかなァと感じてしまいました。 5点(2005-03-21 00:13:15) |
5. 幻の湖
《ネタバレ》 皆さん、平均点上げてしまってスイマセン。だって面白かったんですもん。”東宝創立50周年記念作品”に、頭のおかしいトルコ嬢の話を上映するなんて、東宝は、なんてイイ度胸をしてるんだろう。こんな凄いセンスの作品は”東宝創立100周年記念作品”にもってくるべきだっただろう。「ファントムではなく、イーグルだ。イーグルはすでに実戦配備についている」トルコ嬢ローザが唐突に発するこのセリフを聞いた時「何だ何だ。実はそっち系の映画なのか?」と思いました。しかし、その後には、わたしの予想を遥かに越える、とんでもない展開が待ち受けていました。特にマラソンによる復讐劇なんか、もうたまりません。クライマックスのレース?シーンの二人の駆け引きなんか「こいつら目的を忘れてる?それともこれがマラソンランナー魂なのか!(そんなもん無いかな?)」状態だし、挙句の果てには「勝った~っ」って、「何にっ!」って、思いっきり画面に突っ込んでしまいましたよ(心の声でね)。いや~面白かった、笑わせてもらった(ある意味コレは苦笑いかもしれない)。それにこの作品、ヘタなホラーより怖い。主人公の道子が怖すぎる。「呪怨」の伽椰子だって、あのヘトヘトで泣きながら走る道子の怖さには敵わないでしょう。あんなのが後ろから走ってきたら、閉まりの無いわたしなんかは間違いなくチビるでしょう。ある意味ジェイソンやフレディと並ぶホラーキャラと言っていいかもしれません(言い過ぎ)。 6点(2005-01-18 12:11:37)(笑:3票) |
6. マッハ!!!!!!!!
ストーリーの方は置いといてと。「あれを取り戻すのに結構人死んでるなぁ~」なんてその辺は深く考えないようにしてと。さて、やっぱりタイはムエタイに限りますね。素晴らしい。最近の映画のアクションシーンって「マトリックス」にしても「チャーリーズエンジェル」にしてもみんなカンフーカンフーで似たり寄ったり。それらに比べてこの作品はどうですか”ムエタイ”ですよ。そりゃ~見た目はカンフーに比べれば地味ですよ。しかし”立ち技系最強の格闘技”の凄さ、今だ賭けの対象でありスポーツ化しないリアルさがありますた。特にそれを感じさせられたところは、やたら肘と膝をつかうところでしょうか。大抵のアクション映画では肘と膝の技って動きがコンパクトで見た目に地味なせいかあまり使わないんですけど、さすがムエタイ!そしてトニー・ジャー!”これでもか!これでもか!これでもかッ!”って位使うんですよ。あれは効きます。頭蓋骨陥没します。その辺では明らかにジャッキーやジェット・リーをはるかに超えてます。いやいやそれどころか映画史上もっとも肘と膝を使う映画じゃないんですかね。近いうちにムエタイで戦うキアヌやキャメロン・ディアスがスクリーンで見れるんじゃないでしょうかね・・・見れませんね。それとCGやワイヤーを使わないというところも感心しましたね。近年のアクション映画って殴りや蹴りを食らうとワイヤーで大げさの吹っ飛びますよね。まあそれはそれで良いんですけど、この作品の吹っ飛びは地味なんですけどリアルです。あたりまえですね生の衝撃なんですから。しかしあれじゃあトニー・ジャーの体も大変だろうね。今回のヒットによりシリーズ化されたら、3作目あたりでトニー・ジャーの体はぶっ壊れるでしょうね。 8点(2004-07-30 12:02:04)(笑:1票) |
7. 魔界転生(1981)
窪塚版「魔界転生」(2003)を見てから、こっちのジュリー版のレビューになるんですけど、やっぱり「魔界転生」はこっちだね。アクションはカッコイイし爽快。それでいて、おどろおどろしいシーンもちゃんと撮っている。それに柳生十兵衛はやっぱり千葉ちゃんに限る!殺陣や構えはウソ臭いほどカッコいいし、何より迫力がある!構えて立ってるだけでも力が入っているんだよね(笑。他にも若山富三郎に緒形拳、真田広之に成田三樹夫など、とにかく豪華なキャストで、皆、役にしっかりハマっているから、これまた素晴らしい。角川作品が乱発していたこの時代に映画を見まくったわたしですので、少し思い出なんかも入って少し歪んだ評価かもしれませんがお許しを。 7点(2004-01-20 19:01:03) |
8. マトリックス レボリューションズ
結構悪い評判聞いていたので、思っていたよりは楽しめましたね。前作「リローデット」のザイオンのシーンや思いっきり中途半端な終わり方が嫌いだったので、今回のメチャメチャな戦闘シーンは素直に楽しめたし、ミフネさんが良かったです。ナイオビはカッコイイし(個人的にトリニティーより断然綺麗だ思う!)。ただ「このシリーズはもういいかなァ」って感じですね。回を重ねるごとに新鮮味が無くなって来た感じだし。まあ、マトリックス内の活躍が少なかったせいかもしれませんが。ラストも個人的にはスッキリしませんね。なんかハッキリしないというか・・・やはりこの先は今度出るオンラインゲーム「The Matrix Online」をやれってことですかね? 7点(2003-11-25 12:18:47) |
9. マネキン
主題歌であるスターシップの「愛は止まらない」。まさにそのとおりの作品。マネキン演じるキム・キャットロールがホント美しく、可愛い。 アンドリュー・マッカーシーもこのあたりが一番光っていたと思う。なんかバカみたいな話しだけど、公開当時この作品見た時、理想のマネキン女性といちゃついてるアンドリュー・マッカーシーが羨ましかった。オレも若かったなぁ・・・。 8点(2003-11-08 01:15:35) |
10. マッドマックス2
「世界が燃え尽きる日」や「ポストマン」などの文明が崩壊した未来モノ、いわゆる”ポスト・ホロコースト”の頂点に立つ傑作である。ストーリー自体は”一匹狼のヒーローがひょんなことからワルモノ軍団を敵に回す”というありきたりな話だが、その世界となる近未来像はそれまでにない、まったく新しい世界像だった。後の亜流作品の多さでもその辺は分かるだろう。メル・ギブソン演じるマックスのカッコ良さも忘れられない。劇中、マックスがダブルバレルの散弾銃(なんの変哲もないライフル)を自分で短く切って片手で使用するのだが、これはモデルガン(マッドマックスガン)が売られるほどだ人気だった。わたしもこの銃でマックスの真似をしたものだ(笑)。そしてワルモノ軍団の方だがホッケーマスクやらモヒカンやら、そのぶっ飛んだ悪役たちも新しく、圧倒的存在感がある。近年、この作品を見て新しさを感じられない方もおられると思うのですが、それはこの作品が後の映画界に大きな影響を与えたという証拠です。 10点(2003-11-01 01:01:43) |
11. マングラー
プレス機などに人間が挟まれたら・・・なんて考えたことありませんか?本来命を持たない機械が人間を襲うってのはすでに使い古された話の感はあるのだが、この映画はなかなかの出来。主役?の洗濯用プレス機もなかなかの迫力で怖く見える。トビー・フーパー監督作では久々に面白かった。 6点(2003-10-29 11:16:32) |
12. マイドク/いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか
とにかく、アホみたいに長いタイトルに圧倒されるダメ映画である。 これを見たのは私が中学3年生の時だったろうか。映画雑誌などでこの作品のことを知っていたわたしはレンタルビデオが出た時は狂喜乱舞したものだ(オーバー)。しかし当時のレンタル料金はメチャクチャ高く(当日返却でも1000円)、一人では大変なので友達と割り勘で見ることを思いつき、みんなに「マイドクって凄く怖い映画見ようぜ」、「パリの映画祭でグランプリ取る位、面白いんだぜ」と皆を唆し、4人も集めることに成功!一番大きなTVのある家に行き、カーテンまで閉めて、みんなで上映会をした。そしてしばらくこの4人が集まることはなかった。 2点(2003-10-27 03:04:23)(笑:8票) |
13. マイノリティ・リポート
点数どうりそこそこ楽しめた。思っていたより話も良く出来ていると思う。見て損は無い感じ。 6点(2003-10-21 02:46:49) |
14. マトリックス
今更言うまでも無いが面白いですね。名作とまでは言わないまでも、その後の映画界への影響などを考えれば、歴史に残る作品であることは確かです。 8点(2003-10-21 02:41:14) |
15. マイ スウィート ガイズ
何気に見たせいか、なかなか面白かった。しかも今見ると結構豪華な顔ぶれ。その中でもウッディハレルソンがいい味出しています。前半ベガスに行くまでのロードムービー?っぽい所が特に楽しめたが後半のボクシングの試合シーンはちょっと長すぎのような気もする。 7点(2003-10-20 13:08:40) |
16. マレーナ
少年の気持ちや行動にいまいち共感できなかった所もありましたが(これはわたしが歳を取ったせいでしょうか・・・)まあまあ面白く観れた。モニカ・ベルッチの演技に関心。 6点(2003-10-14 10:51:12) |
17. マッドマックス
この作品を初めて見たのは水曜ロードショー(現在の金曜ロードショー)TV初放映だったでしょうか。なぜか日本語のテーマ曲が流れていたような気がするのですが・・・。当時小学生だったわたしは”マックス”という新ヒーローに衝撃を受けたものでした。オーストラリアの広大な草原で繰り広げられるカーチェイスは今だ色あせることない迫力です。近年この映画を初めて見た方々にはシンプルで物足りなさを感じるかも知れませんが、それはこの映画が後の映画界に与えた影響が大きかったからだと思います。この作品が無ければ続編も生まれなかったわけですから「北斗の拳」も生まれなかったでしょう。 9点(2003-08-21 15:58:47) |
18. マルホランド・ドライブ
う~ん難解。ある程度は理解したつもりだが、それもホントにあっているのかもわからない。結局2回観たが理解しきれなかった。もう一回見るくらいだったら違う映画観るよ。リンチの作品を語れるのは何かカッコイイなと思うんですが、正直わたしは語れるほど理解できず、ホッポリ出された感じです。まあ、リンチワールド炸裂で”リンチの作品を見た”という変な満足感は得られましたが。 6点(2002-12-05 11:35:00) |