1. 街の灯(1931)
ラストのチャップリンを見る娘の目には浮かぶものは見る者によって色々な解釈ができるだろうが、少なくとも待ち望んでいた人ではなかったということと一種の憐憫の情。会ってはいけない所で会ってしまったという状況の中でチャップリンの目には悔恨と懐かしさが綯交ぜに。 哀しいというより残酷さを感じた。 娘を助けるために金策に奔走するがどうにもならず、金持ちの友人からドサクサでもらった金を娘に渡すシーンに疑問を感じたが、あれで良かったんだと思い直した。結局何も出来ない奴だが優しさだけはある。優しさを浮き彫りにするために下手な甲斐性なぞ不要なんだと思った。 [DVD(字幕)] 9点(2005-06-21 22:33:30) |
2. マーズ・アタック!
《ネタバレ》 インデペンデンス・デイのパロディなんでしょうか?そうじゃないとしてもそう思いながら見たほうが楽しい。片や大統領自ら大活躍してまたもや地球はアメリカが救う!!なるプロパガンダ映画。片やあんた誰?なガキとバアサンが活躍し、大統領をはじめ取り巻きのお偉いサンはみな絶滅。片やコンピュータウイルスで宇宙船を混乱させ、片やハワイアン?で宇宙人悶絶。 まあインデペンデンス・デイも充分おバカ映画と思っていますので、対比効果はちょっと薄いかな・・・。マーズ・アタック!は確信犯でバカを狙ったんでしょうけどちょっと中途半端。次回はバカの限界に挑戦していただきたい。 [DVD(字幕)] 6点(2005-06-20 22:52:39) |
3. マルサの女
タンポポに次ぐ傑作と思います。 サラリーマンには税務署なんて馴染みはないので気楽に楽しめました。 山崎努はやはりうまい。こういう癖のある悪役をやらせたら天下一品ですね。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-14 10:30:02) |
4. マトリックス
僕自身も今生きてるのは仮想現実かも、なんて想像してたりしたこともあったのでその意味ではかなりポイント高いです。 ですがCGワークやセットの作り込みなどの映像表現はさほど目新しいとは思わなかったですし、香港映画か?っていう怪しげな闘いの場面もどうかとは思います。 ただラストのスーパーマンみたいに飛んで終わるシーンは漫画チックですが爽やか(笑)なのはキアヌだからでしょう。ブルース・ウイリスやシュワルツネッガーじゃマグマ大使。 艦内ではみんな汚い格好してるのに外出時は目一杯オシャレしてるのが微笑ましいです。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-15 19:30:31) |
5. マイ・レフトフット
レストランで好きだった先生の結婚話に荒れまくるシーンはまともに見れませんでした。感情が生々しすぎて僕にはキツイ・・・。 映画なんだからもう少しソフトに表現できないのかな。 5点(2004-01-26 01:07:34) |