1. マルコヴィッチの穴
「たとえば どうにかして 君の中 ああ 入っていって その瞳から僕をのぞいたら・・・・」稲葉さんは本作をご覧になったのだろうか? レストランシーンに爆笑。出演を引き受けたジョン・マルコヴィッチはアッパレというか唖然とするというか。怪作ながら飽きること無く一気見できました。 [DVD(字幕)] 5点(2023-12-12 23:52:19) |
2. マッチ工場の少女
《ネタバレ》 カウリスマキ作品には何度も救われてきたのですが、本作はダメでした。 イリスの言動がそれこそ少女のように幼く、一方的に被害者ヅラするのが観るに堪えない。 件の3人のみならず初対面の男性まで手に掛けるのに唖然と。 天安門事件映像に驚きましたが、監督は思うところがあったのでしょうか。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-09-02 21:57:17) |
3. マーズ・アタック!
以前に観ているのですがジャック・ニコルソン出演以外記憶無し。 豪華キャストの中でシルヴィア・シドニー86歳のお姿が拝めるとは奇跡的で無限へぇ。笑顔に往年の面影があり、美味しいところを持っていったラストパフォーマンスに大拍手。 問答無用の殺戮集団火星人は突き抜けぶりに笑わされ、且つ、アメリカの建国に於ける先住民に対する仕打ちそのもので萎える部分もありました。 今度は記憶に留まるであろう怪作です。 [DVD(字幕)] 8点(2022-03-14 16:20:10) |
4. マスク(1994)
初めて観ました。マスクのスタンリーのハチャメチャさは、CGを駆使したとてつもないものですが、素顔のスタンリーの対比という点で決して度は過ぎておらず、正義のヒーローでもないので笑わされ通しでした。こういうキャラの受け手が重要で、相棒に犬のマイロをもってきたのは旨いというか反則です。大爆笑させられました。このコンビには及びませんが、とぼけた味の警部と部下の正味の人間キャラにも笑わされました。お話はスタンリーのティナへの想いから悪党たちの対決へという展開になりますが、ボスキャラが小悪党の割にワル知恵もなくセコさもなく変身しても対比の妙が無くといった具合で、受け手として弱かった所が残念でした。ラストはハッピーだけど面白くないという予想された結末に落ち着くのは止む無しかと思った途端のオチには満足できました。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-17 10:35:01) |
5. マイケル・コリンズ
大国のむき出しのエゴが憎悪とテロを呼び、テロが暴力と憎悪を呼ぶ連鎖はどちらかが一人残らず全滅するか、双方に共存してゆく道を目指す指導者が現われない限り終わりが来ないと思う。リーアム・ニーソンが出演していた『ミッション』に「力が正しいのなら、この世に愛は必要なくなる」という台詞があったが、絵空事の考えなのだろうか。 7点(2004-03-07 23:40:40) |
6. 摩天楼を夢みて
「ガラスの動物園」の4人には及ばないが、ジャック・レモンをはじめ登場人物は印象深かった。ただアル・パチーノ(好きな俳優なんだけど)は何故ローマ役なのだろう。ヤクルトが九回10-0で勝っている試合に高津投手が登板したようなものに思えた。 6点(2003-12-16 23:13:01) |