1. マシニスト
《ネタバレ》 ○主人公が幻想を見ているのは、割と序盤で分かるのだが、それを逆手に取った演出だった。○色調も見事で、作風とマッチしていた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-29 23:14:44) |
2. 迷い婚 -全ての迷える女性たちへ-
《ネタバレ》 ○どうかキャストのどこかゆるーいストーリー。○好きなキャストも多く、その共演を見ているだけでも十分。○「卒業」を観ているとより楽しめるはず。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-09 19:37:32) |
3. 魔法にかけられて
《ネタバレ》 ○一見王道にも見えるが、セルフパロディながらディズニー世界の根幹を揺るがす作品となっている。○プリンス、プリンセスが結ばれるという童話を否定し、新たに出合った人物と恋に落ちる。運命の出会いからの結婚というある種神話から、デートをし、相手を知り結婚するという現実にプリンセスが引きづり込まれていくという流れが面白い。ただそうなるが故、王子は出会ったばかりのロバートの恋人をあてがわれるという皮肉な結末。無理やりハッピーエンドにされているのはどうなのか。○アニメから実写への流れは割と自然。○どうしてもショー的な側面が強く、心理描写が少ない。ロバートの恋人が許してくれるシーンや使いが寝返りするところなど。○また魔女の行く末も分かっていながらあっさりしすぎではないか。スーザン・サランドンという大女優を使いながらCGのモンスターがやられるのもな。○あと、序盤から気になっていたが、なぜもっと若い女優、俳優を抜擢しないのか。プリンセスも王子も30代。もちろん悪い俳優ではないが、終始気にかかった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-12 20:33:35) |
4. マレーナ
《ネタバレ》 ○なんか薄い印象の映画。○モニカ・ベルッチの色気。環境や時代に影響される主人公。戦争と群衆心理。コンパクトに描かれているんだが、それなりになんだな。○家族シーンなどトルナトーレらしい。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-22 23:24:18) |
5. マジェスティック(2001)
《ネタバレ》 ○なんかダラボンらしいな、いかにも映画だなって感じはするがどこか軽い。○展開もべたもべた。長い割にという印象。ジム・キャリーは悪くないが、及第点という感じ。適役はほかにいたはず。 [DVD(字幕)] 4点(2012-08-22 23:14:26) |
6. マイレージ、マイライフ
《ネタバレ》 ○主人公の生き方は間違っていないし、他者を否定している訳でもないので特段嫌味を感じることもなく、良い塩梅の人物設定。○一方で、そんな彼を人とのかかわりを大事にしていないと否定してくる新入社員の女の子が登場する。そんな彼女が提案するのが、面と向かってではなくテレビ電話で解雇を言い渡す効率的なシステム。主人公が面と向かってやろうという考えを持っている点など、設定の妙がある。○主人公はやがて、結婚に躊躇する妹の婚約者を説得したり、気軽な関係と思っていた女性に惚れてしまったりと現実を目にすることで少しずつ気付き、成長していく。○物語として唐突に感じる部分もややあるが、割とセンシティブな部分をドラマよりのコメディタッチで軽快に進んでいくのは心地よかった。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-03-24 20:38:22) |
7. マイアミ・バイス
《ネタバレ》 ○贔屓のマイケル・マンなのだが、全くの期待はずれ。最後の銃撃戦こそ多少の見所にはなっているが、マイケル・マンらしい極太のドラマはゼロ。○そもそも登場人物のキャラが立っていない。一応ダブル主演だが、どう見てもソニーの方が目立っている。その割りに、イザベラとの色恋は全く持って共感できない。二人ともただの遊び人で、真面目な話をされても説得力がない。一方のリコはソニーとイザベラが目立っているため、消えている時間が多く、それを払拭すべく奥さんが誘拐されたと見られても仕方のないほどだった。○余韻や映像美を象徴するシーンばかりに時間が割かれているため、男たちの極太ドラマはゼロだった。マイケル・マンは当たり外れの多い監督のようだ。 [DVD(字幕)] 2点(2008-12-20 17:00:26) |
8. マッチスティック・メン
リドリー・スコットにもこんな軽快な映画が作れるのかと少しびっくりした。でも、話の展開が中途半端で、もっと面白く出来たとは思う。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-08 11:36:41) |
9. マイノリティ・リポート
《ネタバレ》 ○2回目の観賞。○全体的な印象としては、アイデアは面白いものの、作り込みが足りない。○アイデアがアイデアだけに、「もしこうだったらどうだろう?」というさまざまな想像を惹起させるんだが、その分脇が甘く感じてしまう。○アイデアの割に結末が陳腐。スタイリッシュで雰囲気もいいのだが、アイデアにストーリーが追い付いていないかな。 [DVD(字幕)] 5点(2006-09-12 21:46:20) |
10. マイ・ボディガード(2004)
《ネタバレ》 ○2017.10.25久しぶりに再鑑賞。○序盤から用心棒になるまでの下りは少し違和感あるが、ピタと交流深めてからの緩和と、誘拐の突然の緊張の均衡は素晴らしかった。○誘拐に身内が関わっていたというのは何となく想像でき、かつストーリーを安っぽくしてしまっている。○中盤以降はデンゼル・ワシントン無双を味わえるが、それなら後年の「イコライザー」の方が良い。○身内が関わっている為か納得はできるが、ピタが生存しているのはなぁ。 [映画館(字幕)] 5点(2006-08-31 21:23:31) |