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フィンセントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 202
性別 女性
自己紹介 閲覧&良票を入れて頂いた皆様ありがとうございます(*^-^*)
良票を頂けると励みになります!作品に対する意外なヨミと、読んでいて楽しいレビューを心がけています。楽しんでいただければ幸いです☆

ジャンルを問わず鑑賞していますが、ホラーを観るときは手で目を覆って指の隙間から観ますw

★好きな俳優★
M.ファスベンダー、E.マクレガー、J.ロウ、D.クレイグ、O.ブルーム、ジョナサン・リース=マイヤーズ・・・・・はい、そうです。イギリス俳優好きですw
さらには、ドナルド・サザーランド、S.ブシェミ、M.フリーマン、フランコ・ネロ、B.ウィリス、H.ジャックマン、C.イーストウッド、女性では、ユマ・サーマン、M.ジョヴォビッチ、C.セロン、A.セイフライド・・・などが好きです。

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1.  マディソン郡の橋 《ネタバレ》 
これで視聴は何度目だろうか、しかし、やはりあの雨の中ダンナの運転する停車中の車の中で、メリルが目の前にいるクリントのもとへ車を出て走ろうかと車のノブをにぎって・・・そしてやめたときの場面から、涙がバーーーーだった。もういい加減何度も見てて、何度もそのたびにバーーーーだったので、さすがにもうバーーーーはないだろうと思って見たのだが、やはりまたバーーーーだった。   別の不倫映画で主演をやった「恋におちて」のメリルは、わりとトントン拍子にうまいこと行っていて、不倫映画のデキとして甘いと感じていた。しかしマディソン郡のメリルは、クリントと賭け落ちするかどうかの葛藤の中で「人を傷つけたことのない夫をどうして傷つけられようか」「子供もこれから恋をして結婚するというのに、精神的にどんな影響があるか」と夫や子供をかばい、悩みぬき、そして最終的には彼と別の道を歩むことを選ぶ。   悩み多き恋する女としては、圧倒的に「恋に落ちて」のメリルよりマディソン郡のメリルのほうが心揺さぶられる。   また「恋におちて」のデニーロは人ごみの中彼女に何も言わずいきなりブチューで、かなり強引であったが、「マディソン群の橋」のクリントは、家の中で、ふたりで踊りながら、お互いにキスを意識しないではいられないほど顔と顔が近付いたとき、「いやならやめていいんだよ」って一応承諾を得ようとする。   さらにデニーロはメリルのだんなが家にいようがいまいが関係なく彼女の家に電話してきて「会いたいYO!」と、彼女の状況なんぞオカマイナシの節操ナシであった。   それに対して「マディソン郡の橋」のクリントは、彼女と彼とのことが街中でうわさにならぬように気をつかったり、かけ落ちするかどうかは彼女の選択に任せ、かけ落ちしないと彼女が決めたのなら、それ以上せまらず去り、その後もイッサイガッサイ連絡をとらない(しかし、死ぬまで彼女のことだけ思い続け、灰を橋のところでまいてくれといって死んだ)という、誠実かつ一途かつロマンティックな、素晴らしい男だった。   こうした点で、相手役の男性についても、「恋におちて」より「マディソン群の橋」に軍配があがるだろう。   さらにいえばメリルのダンナだ。メリルのダンナは、けして悪いやつではない。年をとって死ぬ間際にはメリルばあちゃんに「君には君の夢があっただろうに、それを与えてあげられなかった。でも愛しているよ」と言う。また、ムダにでかい体型、つなぎの作業服、ハゲ頭。このミテクレがまた、悪いやつじゃない、素朴な、いいヤツ的なキャラを強調している。   「ピアノレッスン」「チャタレイ夫人の恋人」など、不倫妻の夫はえてして”ヤなやつ”であり、またそれが”不倫に走る必然性”に説得力を与えてくれる。  しかし「マディソン群の橋」の夫は、どこまでも”いいヤツ”であり、例の雨の中の車の場面で、目の前にとまっているのがクリントの車で、彼の話題を妻に話しているうちに、妻が苦しそうに泣きじゃくっているのを見て、「なんで泣いてるのか、さっぱりわからん」っていう表情を見せる、愛すべき鈍感オヤジなのである。   このように、パートナーがいいやつでありながら、主人公の2人は恋におちざるを得ない・・・というのは、”相対的な恋”(ダンナに不満があって、よそに目がいって恋をしたという形)ではなく“絶対的恋愛”(お互いが好きだから、恋をしたという形)であるという証になる。   そしてココが重要なことだが、”絶対的恋愛”は見るものに”恋の必然性”を説明するのが難しい。   「恋におちて」では、メリルもデニーロもそれなりにパートナーには文句なく夫婦関係良好だったのに恋に落ちたということで、”絶対的恋愛”を描こうとした。が、ふたりが恋におちる必然性の説明が不足してしまった失敗作だ。偶然が重なっただけ(しかも、どちらかといえばその偶然のほとんどはデニーロがストーキングして偶然を装っただけのもの)で、運命的なものを感じるかと言われればチョットどうなのって感じだ「おじさんがおばさんをナンパしてストーキングした勢いで狂い咲きしちゃった二人」にしか見えないのである。   その点、マディソン群では、二人が惹かれあい尊敬し合える理由(詩、芸術、旅…など)を会話に織り交ぜ、安定した展開で”絶対的恋愛”を見せてくれるので、満足度100%の大成功作なのである。   それはそうと、夫の死後にメリルが彼の仕事先に連絡したものの退社していて所在不明で、結局死ぬ前の再会はできなかったが、あれがもし現代ならフェイスブックでメリルが「ロバートキンケイド・・・検索!」ってすれば簡単に見つかって「夫が死んだので、今度お茶でも!」ってメッセージ出来たのであろうにな。
[DVD(字幕)] 10点(2016-07-12 16:29:52)(良:1票)
2.  マレフィセント 《ネタバレ》 
製作総指揮がアンジェリーナ・ジョリーということで  自分が産んだ子ではない子もわが子のように育てているアンジーとして  「自分の子じゃなくても母性は生まれるし真実の愛を与えることができるのよ」  という主張をサブリミナル信号で送ってきている作品。(多分)    ステファンがマレのことを刺し殺そうとしたけど、できなくてトドメをさせなかったことで、アンジーは闇に落ちた。  一方マレもステファンを最後は塔の上まで追い詰めたもののトドメをさせなかったことで、ステファンは塔から落ちた。  つまり、お互いに、殺すところまではできなかったことで、”お互いに落ちました”というオチもうまい。    お姫様を助けるのは王子ではなくそれ以外の女性…という設定は「アナ雪」と同じなわけだが、 女が男化し、”男頼りのハッピーエンドなんて時代じゃねぇ”という世相を受けて、おそらく今後のディズニー映画では男女の恋愛モノを扱った場合でも最後に女を助けるのは女というスタイルが定番化するのだろうか?  それはさておき、この映画を見て「マレフィセントを見る目が変わった」と思う人も少なくないと思うが、 英国俳優が演じたカラス坊がワイルドでステキすぎて、カラスを見る目が変わったのは私だけだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-06 09:08:14)(良:2票)
3.  マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 
今年から数えれば14年前のSFながら、シャープでクールなハイテク機器がかっこよく、予知夢で犯罪予防とかユニークな設定だし、展開もトントン進んでかなり引き込まれた。 しかし、結局はジョンの息子は誰がさらってどうなったかは分からずじまい。ラストシーンでジョンが妻の8ヶ月目サイズの妊婦腹をさすってニンマリして、ハッピーエンドですよと言われても、ぜんぜんこっちはシャクゼンとしない。  プリコグのアガサの母が殺害された真相の解明にばかり皆が奔走していて、アガサがきらいなわけじゃないが、なんでアガサばっかりーって思ってしまう。 息子のことも解明してやれよーと。  途中まで引き込まれていていろいろな穴に気づいていなかったが、こういうオチをみせられると   「別にわざわざラマーが自らの手を汚してまでアガサの母を殺さなくても、1番目のおとりとして雇った人間がいたなら、自分じゃなくて2番目の本番の殺害用にもう一人ひとを雇えばよかったじゃん」とか  「そもそもアガサは、自分の母が不当に殺害されていたことに感づいてたなら、ジョンをいきなりガバって抱き寄せて『あれが見えるぅ!?あれが見えるぅぅううう!?』なんて半狂乱でわめかないで『お母さんはワナにはめられて殺されたのよー!』ってハッキリ言いなさいよ」とか  「ジョンと外を歩いているアガサがいきなり通行人の女性に『あなたは浮気がバレる』とか教えたり、そのうち雨がふることを予知して『傘をとって』とか教える余裕があるなら、ララの家にジョンと隠れている時に、警察に突入される直前にいきなり「ルァアアアアアアーーーーーーーン!(逃げて~)」なんて叫ぶんじゃなくて、1分くらい前に『警察がくるわ』って普通に教えてあげとけよ」とか  「予知夢による犯罪防止対策は、個人のプライバシーを侵しませんとか宣伝するわりに、街頭や店内を通りがかるたびに看板が網膜スキャンで本人確認できちゃって、所かまわず「アンダートンさん、お洋服はいかがっすか」「アンダートンさん、車はいかがっすか」みたいなノリで不特定多数の人前で本人の実名をバンバン大声で発するというプライバシー侵害しまくりの未来図ってどうよ」とか  「3人の予知夢でたまに1人の夢が一致しないこともあるという不確定さがある犯罪予知システムだっていうのに、それで捕まえた”加害者予定者”を裁判ナシでいきなり刑務所カプセルに入れるとか、テキトーすぎるんじゃないの。」とか  「ララがジョンと別れた理由は、『あなたと一緒にいると息子を思い出すから』だと言ってたわりに、なんかドサクサやってるうちに、妊娠してまたジョンと仲良しになってるってあなた前に言ったセリフ忘れたんかい」とか  「ジョンはラマーにハメられたあの現場に散らかっていた幼児の写真の中に息子の写真を見つけて『誘拐されてからずっと、2つのことを考えてきた。1つは息子が生きていたら今どうなっていただろうということだ。そしてもうひとつは、犯人をどうしてやろうかということだ。』なんて殺気立った顔つきで言ってたわりに、息子の誘拐事件が解明されて犯人逮捕されたとか息子が生きていたとか何かしらのフンギリがついているようでもないのに、妻と次の子作りとか、なんという安易な心変わり」とか   穴という穴をつっつきまくりたくなる。  でも、ピーターストーメアーがブっとんだ目医者で登場していたので、それで加点して6点。 彼って、「8mm」でブっとんだAV監督で登場したり、「アルマゲドン」でブっとんだロシア人宇宙飛行士で登場したり、中盤でいきなり現れてものすごいインパクト残してく役者だなぁ・・・
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-17 20:33:45)(良:2票)
4.  マリアンヌ 《ネタバレ》 
期待はずれにして、オチは想定どおり。まことに退屈な作品である。  基本的な話しになるが、スパイ映画においては、敵が「おまえスパイだろ」と見抜く(あるいは見抜こうとする)場面での緊張感あふれる場面をいかに演出するかが、重大要素の一つだ。  で、この作品において「おまえスパイだろ」をやる役者が、アウグスト・ディールという脇役名人俳優。 実はこの俳優、「イングロリアスバスターズ」でも、ドイツ軍人役として登場していて、居酒屋で密談を交わすスパイたちを見抜いて「おまえスパイだろ」をやっている。 イングロリアスバスターズの、あの居酒屋でのシーンはスパイ映画の「おまえスパイだろ」の名場面の1つだと評価しているのだが、一方の「マリアンヌ」では同じ役者を使って、同じ行動(「おまえスパイだろ」)をやらせていて、どんだけ緊張感あふれる展開にさせるのかと期待させておいて、いまいち盛り上がらないままサラっと終了する。 これはもう、最高級のコーヒー豆と、お高いコーヒーカップを用意しておきながら、焙煎作業で失敗して最悪の味になっちゃったコーヒーみたいなものですよ。  そこですでにテンションは下がりまくりです。  そして、”美しき女スパイと、それを知らずに結婚する軍関係者。ふたりの未来の行方は?”っていう物語については、「マリアンヌ」と同じ2016年に公開されたレベッカ・ファーガソンの「愛の亡命」(日本劇場未公開)と同じ設定で、テンションが下がっている状態で「うん、でもまぁすったもんだやったところで結局、女スパイは彼と共に幸せに暮らしましたとさってならないんでしょ、選択肢は死しかないんでしょ」って思いつつ最後まで見たら、やっぱりそうなるんだから、もう、3点で精一杯です。  記憶に残っているものといえば、コティヤールが着てた衣装がどれもこれもテロテロのシルクだったなぁということだけ。 とにかく、ドレスやナイトガウンのテロテロしたシルクのツヤしか思い出せない。私の脳内では「マリアンヌ」=テロテロのシルクの映画、っていうイメージ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-03-19 11:27:19)
5.  マダム・フローレンス! 夢見るふたり 《ネタバレ》 
カネがあれば、へたくそな歌をほめてもらえる!  カネがあれば、カネ目当ての連中にちやほやしてもらえる!  カネがあれば、悪評の新聞も買い占められる!  カネがあれば、カーネギーでも歌える!  カネがあれば、だんなの愛も買える!  カネがあれば、伴奏者にもこっちの言うことを聞かせられる!  カネがあれば、自主制作でレコードだって作れちゃう!   では、歌わせていただきます。コホンッ   ♪アァ~~~~~あたしも彼女みたいにカネが欲しいィ~~~  カネが欲しいよォ~~~~  カネがあればぁーーーーあ~~あ~~カネがあーれーばあああああーーーーー  ハッハッホホッホッ・・・ハッ!(ここ、オペラ風に)
[CS・衛星(字幕)] 2点(2018-04-03 15:31:16)(良:1票)
6.  マッチポイント 《ネタバレ》 
非常に後味の悪い作品。  クリスも、最初は手堅いテニスがうまくて誠実そうなイケメンだと思っていたのに保身保身・・で最後は人殺しまでしちゃうし、その嫁も、品のいいお嬢様かと思いきや 金持ちなパパの力をチラつかせてどこまでも強気でクリスを「さぁ子作りよ」と追い詰め、ようやく出産したら「次は女の子よ」ってせっついてくるようなカワイゲのない女だし、ノラも妊娠してしまえば当初の神秘的な魔性の女から一転、「おくさんとわかれてよー!」と、よくあるパターンで騒ぎ立てるやかましいねーちゃんに成り下がるし、後半になればなるほど、誰一人メインキャラに感情移入して「がんばれよ!」って言いたい人物がいなくなっていくという、ガッカリな展開だ。  個人的には前半のあの、クリスとノラの駆け引きで盛り上がってからの、二人によるこれまでの婚外交際を描いたどの作品にもないような意外な展開でのハッピーエンドを期待していたのだけど。  飲食店でノラとクリスが語り合っている場面で、ノラが「男は私に夢中になるの」「私は特別な女なの」「後悔させないわ」とノタまった場面では思わず「確かにその通りだけどそれを自分で言っちゃうとかスゴイな」ってクスって笑ってしまったが、クリスもそれを利いて苦笑いしていたので、「うわ一緒に笑っちまったw」って、普通に面白かった。  クリスが何かにつけて嫁の目を盗んで彼女に電話したり会ったりするコソコソ感とか、その時の複雑な表情とか、「ひょっとしてジョナサン・リース=マイヤーズ自身、こういう経験あるんじゃないの?」って思うくらい演技が秀逸で、食い入るように彼の動きにみとれもした。  それだけに後半のグダグダサスペンス(警察のツメ甘すぎ)には、しらけてしまったし、メインキャスト総悪役化というビックリなシナリオにもガッカリさせられた。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2018-07-04 15:43:33)
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