21. ミュンヘン
《ネタバレ》 重圧感はあるものの、所詮はエンターテイメント作品。こういう映画におけるエンターテイメント性は難しいが、テーマより勝ったような気がする。きれいな映像の中に映し出される無残な現実のコントラストは素晴らしい。やはり自分からすれば疎い話だったが、観て良かったとは思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-18 19:37:20) |
22. 道(1954)
《ネタバレ》 押し付けがましい感じが一切なく、淡々と描いている。前半は少々退屈したが、人ひとりがいないと困る人がいる、どんな人でも役に立てる、という「素晴らしき哉、人生!」とは一味も二味も違うアプローチはなかなか。がらがら声のザンパノに、変わり者のジェルソミーナは最高のキャスティング。心優しい音楽も印象的だった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-02-21 15:33:08)(良:1票) |
23. ミニヴァー夫人
《ネタバレ》 兵隊を主人に持つ若婦人が夫の運命を覚悟しながら、自分が撃たれてしまうシーンは涙が出そうになったが、この戦争を人類の戦いとして戦意高揚するのは結局プロパガンダでしかない。時代が時代なので多少仕方ないかな。 [DVD(字幕)] 6点(2007-12-26 00:43:15) |
24. ミーン・ストリート
《ネタバレ》 何を見せたいのかわからない前半が妙に冗長だった。しかし、だらしないまま大人になったへたれデ・ニーロとそんな奴と縁が切れないカイテルははまり役。話として何を見せるべきか最初からはっきりしていれば良かったと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-01 00:00:56) |
25. ミッション
確かに良い映画だとは思うが、少し物足りない。滝を活かした撮影や、E・モリコーネのスコア、J・アイアンズやデ・ニーロと申し分無いのだが、少し退屈な場面が多かった。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-26 19:24:21) |
26. 未来世紀ブラジル
表現したい世界は伝わるし、言いたいことは分かる。ただ、長いのとそこまで自分に合わなかった。おいしいところを持っていく役どころはデ・ニーロにしては結構珍しい。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-21 15:25:44) |
27. M:i:III
《ネタバレ》 ○テンポが良いので観ていられるが、脚本もアクションもサスペンスも全てがいまいち。○橋の上のアクションはそこそこ良かったが、それ以外はいまいち。特に冒頭の適当な銃撃戦に有り得ないヘリチェイス。○サスペンスとしても48時間という時間制限がありながら、こちらが気づけば2分前という全くの緊張感のなさ。○顔のアップが異常に多い。それ以外で緊張感を出す方法を考えてほしい。○結局この映画の見所がマギー・Qの脚になってしまったのでは映画として情けない。 [DVD(字幕)] 5点(2007-06-26 22:50:37) |
28. ミシシッピー・バーニング
《ネタバレ》 社会派の良作。この時代の出来事はよくテーマにされ、そして共通して言えるのはベルの奥さんが言っていた「憎しみは生まれつきじゃない。教えられたの」まさにこの一言。誰かが熱意だけできれいに事件を解決しようともそれだけで済む問題ではない。そして、FBIのエリート捜査官扮するウィレム・デフォーが自分のやり方だと無理なことに気付き、ジーン・ハックマンに頼る。汚いやり方には汚いやり方でと、人間味あるハックマンはハマリ役だし、そのやり方も一理あると思える。しかし、みんな刑が軽く感じた。これだけ大きく取り糺されてもやはり時代は時代なのだろうか。それにしても、実話を基に社会問題と捜査劇をこれだけ上手くまとめるのは凄いと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2007-06-16 23:48:56) |
29. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 ○2回目の鑑賞。最初に観た時はそれほど感じなかったが、素晴らしいラブストーリーだった。○以前までイーストウッド主演に無理のある作品が続いたが、これは良い。 [DVD(字幕)] 8点(2007-05-12 12:02:43) |
30. M:I-2
《ネタバレ》 ○前作に比べると単純な話で分かりやすい。○とは言え、これが「M:I」の続編である必要性は微塵も感じられない。ジョン・ウーとトム・クルーズのアクション映画である。○脚本が大した事ない。それを埋めるが如くアクションシーンは頑張ってる。特にバイクシーンは。肉弾戦はいまいちだったが。○ジョン・ウーらしさはアクションシーンを中心に出せている。 [DVD(字幕)] 6点(2007-04-09 00:12:31) |
31. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 ○2回目の観賞。改めて観たことで脚本の粗も気付いたが、同時に素晴らしい映画であることも感じられた。○悪いことばっかりやったやつらばかりだが憎めない。いがみ合う二人だが、最後はしんみり。貨物汽車でのシーンが効いている。○ちょっとしたセリフからこぼれるサイドストーリーが騒動を掻き立て、また観てみたいと感じさせる。○俳優陣の演技も充実している。○偽札捜査の場面がお気に入り。 [DVD(字幕)] 9点(2007-04-06 17:38:59) |
32. ミニミニ大作戦(1969)
全くといっていいほど緊張感は無いのだが、なんか楽しかった。空撮が結構多く、ミニな車と大作戦が上手く対比になっていたかな。 [DVD(字幕)] 7点(2007-03-17 11:11:48) |
33. ミッション:インポッシブル
《ネタバレ》 ○シリーズ5作目公開前に再鑑賞。○シリーズが続々と誕生するたびに、この作品の地味さが浮き彫りになっていく。○確かに、宙づりになるシーンや終盤のヘリコプターのシーンなど迫力あるが、今作はどうも陰の印象が強い。そう考えると、サイモン・ペッグが加入してからのこのシリーズは別物と言っていいくらいのもの。○アクションシーンひとつとっても、アイデアや取り方で時代と共にまだまだ映画が進化していることを感じさせられる。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-02 11:30:46) |
34. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 全然ファンタジーに行き過ぎることが無く、あくまで人間の純粋な部分にスポットをしっかり当てていたのが良い所だと思います。前半は見ていてすごく恥ずかしい部分が多かったのですが、さすがに雫の純粋さには負けました。ラストのプロポーズももしかしたら言うのかも、と思っていたら本当に言いました。これもこの映画だから許されたんだと思います。ただ、親友の女の子が途中から出てこないので、もう少し最後まで使ってあげればと思いました。 [DVD(邦画)] 5点(2006-09-01 00:06:26) |
35. 身代金
《ネタバレ》 ○犯人側の動機を除けば、駆け引きの面白いサスペンスアクションであった。○当時にして、主役・悪役など配役も抜群。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-30 12:53:27) |