1. M:i:III
《ネタバレ》 アクション映画としては、さすがの出来栄え。スパイ映画としてはジメジメしすぎ、もっとカラッと描いてほしかった、恋愛や結婚を絡めるのは、ある意味、ルール違反ではなかろうか?オリジナルのテレビ(邦題「スパイ大作戦」)が好きだった私にとっては、映画第1作目で、テレビのヒーローであったダンディで仲間思いのチームリーダ-のジム・フェルプス(ジョン・ボイドが演じた)が、裏切り者として描かれてから、どうもこの映画シリーズは、不信感を持って見てしまっている。クルーズの年齢を考えても、最後にしてほしい。それにしても、クルーズの「走り方」はカッコ悪い、松田優作を見て勉強してほしいものだ。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-29 23:56:31)(笑:1票) |
2. ミュンヘン
《ネタバレ》 大作であり、名作と思う。しかし、セミ・ドキュメントであるのはわかるが、脚色しすぎと感じた。時代背景はあるにしても、経験不足の素人集団の暗殺が簡単に運んだり(各国の警察はなにしてる?)、情報が簡単に取れたり(最も難しい問題なのに・・・)、エロ女性暗殺者がバーで誘ったり(こんなヒットウーマンは現実にいるの?)、アクション・ヒーローのごとく戦闘に参加したり(戦闘訓練は?銃を扱ったことあったの?)、いささかリアリティに欠ける感は否めない。主人公のチームは、もっと汚く、ずるく、かっこ悪く、弱々しく描写してほしかった。モサドの暗躍をもう少し具体的に描いても良かったと思う。一方で、主人公の心理描写は見事であったと思う。また、取り巻きのキャラもそれぞれ光っていた。ある意味、「仲間」「家族」「国家」というそれぞれのコミュニティにおける自分自身の意味を問う作品であった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-08-31 00:39:57) |
3. ミート・ザ・ペアレンツ2
《ネタバレ》 まずは、下品。しかし、その下品な映画を演じてる役者がすごい。デ・ニーロとホフマンの共演なんて、映画好きかたみれば、涙ものです。2人とも(バーブラも加えて3人か)年をとったな~と感じざるを得ないですが、さすがさすが!これからも元気でいてほしい。映画では、堅物オヤジをデ・ニーロが下品オヤジをホフマンが演じていたが、この逆の配役でも一本作れば良いのに・・・、それはそれでまた味があるだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-11 03:42:51) |
4. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 スター俳優2人を起用したオチャラケ系の薄い映画かと思っていたらそうでもなかった。あの状況になれば、そりゃ結婚した時に愛があったかについては疑心暗鬼になる、そのあたりは2人ともうまく演じていたんじゃないかと思う。映像はきれいで大袈裟、ハイテクも駆使し、アクションも豊富で、まさにハリウッド映画。アンジェリーナは魅力満載ではないか。退屈しのぎには、お勧めできる一本。 [DVD(字幕)] 6点(2006-04-11 01:33:36) |
5. ミミックIII<OV>
《ネタバレ》 パートⅠ、Ⅱとは雰囲気を変えており、「裏窓」もようなサスペンスタッチを狙ったのだろうが、なんとも物足りない。ユダの描写がイマイチ、題名のMIMIC=擬態生物である点をもっと上手に描いてほしかった。制作サイドはⅠとⅡで充分と判断したのやもしれないが、このシリーズのおもしろさはそこにあるはず。しかし、これだけ短い映画は久しぶり、ハメられた感覚もなく文句もでない。 [DVD(字幕)] 4点(2005-05-21 21:47:19) |
6. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 すごい作品。私には後味も悪くない。失語症の子供が脈絡なく出てきたため真犯人は読めてしまったが、それはこの映画の本質とは関係ない。主演3人、いやローレンス含め4人はすごい!!!他人を食うわけでもなく、それぞれが自分の役割を演じきる、まさにプロの仕事、見事な調和であった。最後のパレードのシーンは重要、それぞれが過去を背負いながら生きていく、自分自身と自分の愛する人のために、人生はその繰り返しということか?音楽がほとんど挿入されていなく、静かな雰囲気の演出にその効果も高かった映画であったが、音楽担当がイーストウッドとは!恐れ入りました。 8点(2004-07-19 14:46:09) |
7. ミニミニ大作戦(2003)
オールキャストで楽しめる映画だが、イマイチ物足りない。ノートンはヒール役ぴったりだが、ちょっとちがうんじゃない?って感じを受けた。ファンだけに、方向間違えず、オスカー狙える作品に出て欲しい、昔のカミソリのような雰囲気が欲しい、まだ30台半ば、老け込む年じゃないんだし。 5点(2004-03-20 13:11:56) |