1. ミッドナイト・ガイズ
《ネタバレ》 親友を殺さなければいけない事になったウォーケンさんがオロオロする話。 登場時はいけすかないアル・パチーノだが、全てお見通しであった上で、受け入れるつもりであることが早々に分かってから「ホントいいやつだなー」と愛すべき人物になってしまうのである。 豪快パチーノ&繊細強面ウォーケンってありそうでなかった組み合わせだけど、本当に良いコンビだった。疾風のように現れ、あっという間に去っていくアラン・アーキンも最高。オッサン達の元気な下ネタには不快感はなく、溢れんばかりの生命力を感じる 男臭くて、ユーモア全開。静かなる友情と不器用な彼らにぐっとくる! ラストは、素晴らしく潔い切り方。欲張りませんなー!! ドンパチシーンを過剰に見せないことで、マフィア・バイオレンス映画としてではなく、友情物語として深く心に残されてしまった。 大好きです! [映画館(字幕)] 9点(2014-02-23 12:30:26) |
2. ミッドナイト・イン・パリ
《ネタバレ》 シャレオツ&知的!苦手なタイプの作品だった。「昔は良かった」なんて俺は思わないし!! [DVD(字幕)] 4点(2013-09-06 00:04:25)(笑:1票) |
3. みなさん、さようなら(2012)
《ネタバレ》 引きこもりならぬ、団地こもり。 広い世界を観なくても、そこだけで全てが完結する…場合は、そこで人生を終えるのも良い。しかし、世界は変わる。大山さんも団地もいつかは死ぬ。世界の変化について行けなければ、心中するしかない。 彼の鍛錬は、団地を守るというだけでなく、いつか広い世界へ出ていくための下準備でもあったのではなかろうか。彼は何もしたくないだけのニートとは違って、戦うための準備(自己鍛錬)を欠かさなかった。狭い世界で、身を守りながらも黙々と鍛錬。事件を通じて、準備不足のまま外に出る危険性に気づいたのだ。 準備を欠かさなかった彼は、出るべき時が来たら、いつでも出られたんじゃないか。 彼の友人は、それに気づかず準備不足で外に出てしまったため、壊れてしまったのかも。 それにしても、あんなに緊張感のある大貧民は初めて観た。 [DVD(邦画)] 7点(2013-08-17 10:10:44) |
4. ミロクローゼ
《ネタバレ》 エピソードのつなげ方も雑だし、クドイし、テンポ悪いし、自己満臭プンプン。 映画館で観てたら怒ってたかもしれないが、気楽に見るぶんには面白いっちゃあ面白い。 チャンバラシーンのスローモーション多用には辟易した。スローなしで、あの映像を見せられたら感動してたんじゃなかろうか。 [DVD(邦画)] 6点(2013-05-12 15:46:51) |
5. ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
いやー面白かったなー。 ここまでやるかと!スペクタクルだらけ!! トムが走りまくって、敵をボコボコにしたり、飛んだり跳ねたり。もう50近いのに(見えない!)、ホント頑張るこの人。 ただ、本作が面白いのは、それだけではない。トムだけがワンマンショーとして頑張ってるわけではなく、チーム物として、各キャラクターの活躍が描かれるのが旨味。 最近、人気上昇中のジェレミー・レナーさんがいい汚れかたで頑張ってるのが凄く楽しい。切れ味あるし。そして、前作辺りからちょい役で出てたサイモン・ペッグをチームに参戦させたのもナイスな判断!ボケ役として、最高の働きをしていた。 こんなにインポッシブルなミッションをクソマジメにやられても、白けてしまいそうなところを、本作はいい感じにコメディにしちゃってるのだ。 トムやジェレミーが「えー、これ、俺がやんのー?」ってとこが可笑しいんだな。 大作ってのはこうでなきゃ!っていう気持ちの良さのある快作。 シリーズで一番好き。 [映画館(字幕)] 9点(2012-07-22 12:15:31)(良:1票) |
6. ミッション:8ミニッツ
《ネタバレ》 人の感想なんて読まずに観るべし!8分で人間が出来ることの限界に挑戦!(無理なんかないってば!) やはり、この作品が最初から最後まで目が離せないのは、いくつかの謎と目的がシッカリと設定されているからだろう。その謎に主人公がひたすら翻弄され、ズタボロにされちゃう姿の悲哀に胸を打たれる。 悲哀から決意に切り替わる辺りから、ちょっとウルっと来ちゃうんだけど、最後の時間旅行は、素晴らしかったね。特に最後の時間旅行の最後のシーンが最高すぎた。気が効いてる!!しかし、そこで終わっても良かったのにそこでは終わらない。 主人公が、仮想現実(?)の未来を変えた時、現実世界に奇跡が起こる!? [映画館(字幕)] 9点(2012-07-03 00:35:40) |
7. ミミック
《ネタバレ》 面白かった!オープニングからセンスあるなーと思ったらギレルモ監督作品だったのか。内容は「ゴキブリ男の恐怖!」って感じで気持ち悪いんだけど、見せ方が綺麗。等身大のゴキブリとなんか闘えないっ! [DVD(字幕)] 8点(2012-05-13 14:02:01) |
8. ミステリー・メン
《ネタバレ》 んちゃってヒーローものに外れナシ?かるーい感じで楽しめた。頭蓋骨ボールが万能すぎてずるい。ウィリアム・H・メイシーはいい顔してる。 [DVD(吹替)] 7点(2011-12-18 21:40:19) |
9. M:i:III
2に較べると全然面白かった。そして、サイモン・ペッグ出てたんだ、新作にも出るんだね。このシリーズは劇場と言えど、吹き替えで観たいかもしれん。 [DVD(吹替)] 7点(2011-12-18 21:37:38) |
10. M:I-2
《ネタバレ》 前半はつまらなかったけど、後半はジョン・ウー節全開のガンアクションになって楽しかった。もはやスパイでもなんでもない超人トムであった。鳩が無理矢理すぎる。 [DVD(吹替)] 6点(2011-12-18 21:36:24) |
11. ミッション:インポッシブル
テンポ良くて面白かった!クライマックスの生き残り方が無茶苦茶で好きだ。初めて観た時は、デ・パルマの名前も知らなかったが、やはりらしさもちゃんとあるね。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-03 23:15:01) |
12. ミッドナイト・ミート・トレイン
《ネタバレ》 スタイリッシュな映像とショッキングなバイオレンスシーン凝っていて良い。終盤のお肉がぶらさがってるところのバトルシーンは熱かったな。北村監督侮れんね。 ただ、いささかテンポが悪く、中盤は飽き気味だった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-06-19 15:26:00) |
13. ミスター・ノーバディ
《ネタバレ》 これはちょっと好きになれない一本。 脈絡ないホラ話を延々と聞かされ続けたような感じ。ストーリーがカチっとしてないから、集中できないし、かといって面白いわけでもないから、退屈極まりない。 その上、設定も詰められてないから、入り込めない。 「この話は、嘘かホントか妄想か」っていうネタや、「あの時、ああいう選択してればあーだったのに」っていうネタも今まであったけど、それをくっつけた結果、収集がついていないっぽい。 悪い意味で無機質。哲学的な深い作品のようにして、逃げようとしてないかな。 途中で割と飽きちゃうので、期待するのは結末一点になってしまうのだが、この結末は本当に嫌い。ナシだわ。 すんごく無理矢理な気もしたよ。だって、ただの××がなんでそんな色んな事知ってるの? 自分の読解力が足りないという可能性も高いが、これは結末投げたと言っても良いんじゃないか? だめ? 仮に正しい解釈で、オチに納得できたとしても、単純に「面白くなかった」という自身の感想は覆らないだろうな。だって、長いんだもの。 [映画館(字幕)] 4点(2011-06-04 11:26:57)(良:1票) |
14. ミラーズ(2008)
《ネタバレ》 ジャック・バウアーVS鏡。二人目の犠牲者のお口パックリシーンは素晴らしかったが、それだけ。雑な脚本に全く魅力がない。最終的にはアクションみたいになっちゃってるし、なんだこりゃ。くそまじめなストーリーなのに非常にバカバカしかった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-10-11 15:40:02) |
15. ミックマック
《ネタバレ》 いやー、相変わらず凝り性な監督だこと。「デリカテッセン」「ロスト・チルドレン」に通ずる細かい小道具や、映像、BGMなどのセンスは言う事なし。 上記2作が、割とダークファンタジー、ダークSFであったのに対し、本作は飽くまでもポップでライトなコメディ。ひたすら軽い。 高くもない低くもない変なテンションを保ったまま、飽くまでも軽い。 それが楽しくもあるんだが、テンションの上がり下がりが少ないため、抑揚が弱くなってしまっているところがある。もっと緊張感のあるシーンがあっても良かったかと。 それと、妙なフレンチユーモアがイマイチ笑えなかったから、この映画の変なテンションにもノリ切れない部分もあった。 何だかんだ言っても、コレに似た映画ってあんまりなく、独特の世界観はやはり素敵。 決してただのオシャレ映画監督でないジャン・ピエール・ジュネ監督の味が充分に発揮されているのは確かで、毒っ気も薄く、嫌な気分になることはまずないと思うので、誰にでも安心してすすめられるコメディであると言える。 ノリきれなかったのに関わらず、何かもう一回見たい気がする妙な映画。 でもこれ、いたずら(ミックマック)ってレベルじゃないだろ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-25 23:17:41)(良:1票) |
16. 未知への飛行
《ネタバレ》 過失によりアメリカの編隊がモスクワに水爆を落としに行ってしまうという恐ろしい話。 序盤、話が始まるまでが退屈で心配したのもつかの間、いざ話が動き出してからは、終始凄まじい緊張感。世界戦争を回避するために米大統領が下す決断に寒気が生じた。 [DVD(字幕)] 8点(2010-08-09 14:27:11) |
17. ミザリー
《ネタバレ》 ひねりの無い監禁モノながら、緊張感がしっかり維持されていて、しっかりと楽しめた。 へつらいながら心理戦を繰り広げ、密かに頑張るポールさんの必死さが伝わってくる。 いつもにこにこしてるのに、いつ爆発するかわからなく、自分を完全に正しいと思っているアニーが怖い怖い。癇癪持ちでヤバイ女ながら、イカレきってなくて、無邪気ささえあるギリギリ感を表現したキャシー・ベイツはやはり凄い。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-12 00:06:33) |
18. ミルク(アメリカ映画)
その時代によって「普通」という感覚は違っていて、それまで「異常」とみなされていたものがあるキッカケで「普通」になっていくという、そのキッカケを見せてくれる映画でした。 一部の人間に対する偏見とか、好き嫌いは、ある程度しょうがないにしても、嫌いだからって職を取り上げて、存在を違法にしようとするオバサンと、その支持者が恐ろしいです。正に子どもの発想。しかし、それが「普通」だったという、その事実こそが真に恐ろしい。今の世界の「普通」の中にも、後から観たら「異常」と思われるような事があるのでしょうね。 観易く、伝わりやすい映画でしたが、正直なところ、男同士のキスシーンやベッドシーンなんかはあんまり観たくないな、と僕は思いました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-26 14:53:23) |
19. ミツバチのささやき
田舎の風景と愛くるしい子供・・・視覚的には申し分ないですが、残念ながら内容がよくわからず、置いてけぼり感を食らい、退屈してしまいました。 [ビデオ(字幕)] 5点(2009-07-28 12:38:50) |
20. ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス
《ネタバレ》 パッと見はセサミストリートのような人形劇(そうでもないか)。憎たらしいドロドロとした人形達の愛憎劇は、意外とシリアスなドラマ(そうはみえないが)。テンポが若干悪く、ブチ切れっぷりが小出しなので物足りなく感じていたら、壮絶で芸術的(嘘)なスプラッターなクライマックスに涙が溢れました(嘘)。 汚い心をもった人間はこんな畜生だよ、って皮肉を込めてのあえての人形劇(なわけないか)。エンドロールで笑いました。体液飛び散る絶望的クソ映画なのに見終わった後の後味はなかなか爽やか(本当です)。ドリームガールズの元ネタ(大ウソ)。 [ビデオ(字幕)] 7点(2009-04-13 22:49:18) |