1. 女神の継承
前半はドキュメンタリーのテイで進んでいき、霊媒に対する解釈と「フィクションとと現実一緒ににしてんじゃねーよ(要旨)」というセリフで作品に現実味を持たせ、打って変わって終盤は阿鼻叫喚の地獄絵図を見せるという何ともすさまじい作品。 怖い、というより、不気味。 美人の娘がだんだん何かにとりつかれてリーガン(エクソシスト)やシェリル(死霊のはらわた)も真っ青なくらいの醜態をさらしているので、この女優さんもすげえなぁと。 雰囲気もJホラーのようなじめっとした雰囲気だったり、儀式の異様さだったりといい感じだったのですが、一か所、ラストの儀式で赤ちゃんがベッドにいるいないのやり取りの時「今撮ってる場合じゃねーだろ!」と思ってしまったのと「いやいるんだったらはっきり言ってやれよ(どっちにしてもドアぶち破っただろうけど)」というのが気になってしまったのがちょっと残念でした。 [映画館(字幕)] 6点(2022-08-13 12:23:28) |
2. 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
《ネタバレ》 もう一介の高校生が「探偵です(ドヤァ)」ってやるにはあまりにも規模がデカすぎていて、風呂敷どうやって畳むの?とか思っていますけど、今回おも例に漏れず、こぢんまりした殺人事件ではなく世界を巻き込んだテロが目的、なんて、なんでもありやな、と思ったり、「いやそれ絶対無理だろwww」とか思ったり、頭脳明晰とはいえ平然とロシア語で会話できねーだろwとか思ったり、 という野暮なツッコミをすればいくらでも出てくるのですが、そんなの全部ぶっ飛ばしおて面白かったというのが正直な感想です。 とにかく殴る!撃つ!走る!爆発爆発!そして推理(笑)と、劇場のスクリーンで見るには十分な疾走感と迫力。それだけで十分よくできた作品だと思いました。 [映画館(邦画)] 7点(2022-05-05 14:34:15) |
3. 牝犬(1930)
《ネタバレ》 まあこれも主役の爺ちゃんとお姉やんとそもヒモ全員誰1人として感情移入できなかったわけですが(笑) ナイフのカットバックからのルグラン氏とリュリュの一連の流れやアパルトマンの外の喧騒などの対比など特徴的な演出が数多くあってそういう意味では見応えある作品でした。 最終的に誰も幸せにならずに終わるのですが、それほど悲壮感も感じなかったので良かったです。 [DVD(字幕)] 7点(2021-08-12 22:19:12) |
4. MAY -メイ-
《ネタバレ》 DVDのジャケットは結構暗そうな雰囲気を醸し出していますが、実際に観てみると中盤までは、不思議ちゃんの恋愛奮闘記、にもなり得そうな設定や展開。 後半、ついにメイの精神が崩壊して殺戮に至りますが、殺戮方法と云い精神崩壊のタイミングと云い微妙にインパクトに欠け、実に中途半端なイメージでした。根暗ちゃんからだんだん女の子の顔になっていくメイの変化がなかなか良かったため、後半の展開がむしろ邪魔に思えてしまった何とも消化不良な作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2011-07-11 01:59:49) |
5. メトロポリス(1926)
《ネタバレ》 現時点で150分バージョンなどが出ている中で、自分が観賞したのは淀川さんの解説付き版(96分版)。完全版からすればかなり色々と欠落しているらしいので、正確に話を理解できたかと云えばどうなのかと思いますが…。 とりあえず、自分が感じたことは、方々で言われているアンドロイドの造形。C-3POのの元ネタということですが、確かに女性的な艶かしさと機械的な質感が見事にマッチした、秀逸な出来栄えだと思います。 都市の造詣も、しっかりと近未来の風景に見えますし、何より、現代に通ずるテーマをこの時代に語ってしまうことがすごいと思います。 出来れば、完全な状態で復活したこの作品をいつか観てみたいです。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-03 01:01:48) |
6. メビウス(1998)
《ネタバレ》 必要以上の残虐表現や大音量を使わないで淡々とした恐怖を演出してんだかどーだかわかりませんが、本作はそれが災いして物凄くかったるいつくりとなっております。 館のつくり&雰囲気とかは結構好きな部類でいけるか?とも思いましたが、設定があやふやで何がなんだか…。 そもそもあの女の子に語らせる事に意味ってあったんでしょーか? 今回もある意味期待していた通りの内容でした。 [ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-27 00:44:28) |
7. メダリオン
やっぱり“キング・オブ・カンフー”のジャッキーがワイヤーを使用ってのは、昔からのファンには抵抗あるんでしょうね。無論、僕もありますけど、歳と時代の流れには勝てませんし、それに、素人では無くて本物のカンフー・スターがワイヤーをこなしてるので、これはこれで良いと思います。ただ、話が荒唐無稽、というか吹っ飛びすぎってのはもうジャッキー映画の常なので、そこはまあ許せますけど、やっぱりもう少し格闘シーンを多くして欲しい、という思いがありますね。 6点(2005-02-11 17:36:27) |
8. 名探偵コナン 迷宮の十字路
何で小学校低学年の子が弁慶と義経の事そんなに詳しく知ってんの~?何で未婚の母とかって知ってんの~?矢を階段代わりにして上れないよ~長袖じゃ弓引いたら弦が引っかかってどえらい事になるって~バイク・チェイスのシーンがトゥーン・シェード掛ってますよ~コナンも服部もワイヤーで釣るしてんの~?ありえないよ~あんなの人間じゃねぇよ~等々、終始突っ込みたくなりました。 5点(2004-04-16 23:52:11) |
9. メン・イン・ブラック2
終始ドタバタしてて全然面白みがなかったなぁ。トミー・リー・ジョーンズ復活は良かったけど…。 5点(2004-04-16 19:38:11) |
10. メリーに首ったけ
下品と言うか下ネタが幾つか登場するので、受け付けない人もいるだろうけど、ボンクラ太郎である僕にとっては充分楽しめるものだった。ん~でも、やっぱりラストがありきたりだったから、もう少し“意外”な展開が見たかったかな(笑) 7点(2004-03-30 14:24:51) |
11. メン・イン・ブラック
《ネタバレ》 政府の極秘エージェントがエイリアンと対峙、と書けばさながら某超常現象専門のFBI捜査官が登場する作品のような感じもしますが、そんな真面目(?)な作りではなく、インパクトのあるエイリアンをハイテク機器でバッタバッタと薙ぎ倒していく痛快SFアクション。 トミー・リー・ジョーンズは無論ウィル・スミスのブラック・スーツがやたら決まっているのと登場するガジェットがやたら男の子の心をくすぐるような造形。 ストーリーはよくあるバディ・ムービーですが、そうした細かいことを気にせず楽しめました。ラストも、あの宇宙の玉?で玉突き?をしている描写も、なんだか人間のちっぽけさと馬鹿馬鹿しさを表しているようで個人的に大好きです(笑) [地上波(吹替)] 7点(2003-05-13 19:09:12) |
12. 名探偵コナン 世紀末の魔術師
修学旅行の帰りのバスの中で見た。案外面白かったな。実際にニコライ二世らの骨はまだ見つかってないから、以外にこうした身近なところに子孫が居たりして。 6点(2003-05-13 18:49:53) |