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コメント数 542
性別 男性

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1.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 
ブルース・リー映画は初見。 映画自体の出来は、良く言えば素朴。いろいろとアラが感じられたかなと。 序盤で、ツカツカと弟子(?)が現れ稽古をつけるシーンから早くも迫力が感じられず、この先大丈夫かなと不安になりながら見ていました。 ストーリーのキモは、同門で修業したかつての同志が悪の道へ進んでいる事を知りそれを征伐するというコテコテの超王道ストーリーということもあり、ブルース・リーの存在感で何とか100分間持っていた感が否めません。 気になったのが、フィルムの早回しやスローモーションを用いている点なのですが、要所要所でというわけではなく、必要のない所で使っていたり、逆に肝心の所では普通に流してるしといった具合で、どうもその意図がよく分からず編集が下手だなぁと思ってしまいました。 主役のブルース・リーはやはり大物のオーラが感じられ、表情やフィジカルにおいてもまさにスターと呼ぶに相応しい風貌です。 自分が語るのもおこがましいですが、アクションももちろん超一流。相手の過度な受け身や打撃を食らった時のオーバーリアクションなどは、彼の前では逆に意味のないものに感じられます。 一方で、監督のロバート・クルーズという人は初めて聞く名前だったのでフィルモグラフィーを見てみると、やはり案の定という感じ。製作経験かそれとも才能かは置いておいて、ブルース・リーの他の出演作は未見ですが、是非とも他の名監督の下で活躍していてくれと願うばかりです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-07-24 01:13:17)
2.  モン・パリ 《ネタバレ》 
♪人類が月へ降り立ち、月面を歩いたという衝撃的なニュースより、もっと大事な事がある♪それは、私とあなたが手と手を取り合って同じ道を歩いたという事♪ この映画のテーマソングですが、ちょっとクサいけど、いかにもフランス映画っぽくて何か好き。やがてオープニングの歌が終わり、画面に出て来たのは何とオーバーオール姿のカトリーヌ・ドヌーヴ!!これには驚いた。昼顔やロバと王女など上品な印象が強く、しかもこの映画はドヌーヴが30の時に撮ったもの。30でオーバーオールって・・・。 対するマルチェロ・マストロヤンニは、あのお腹はどうやら画面を見る限り本物っぽい。よくあそこまで体つくったなぁと感心してしまいます。それに、本来二枚目俳優なのにコメディをやらせてもサマになっちゃうところはさすが一流俳優。 ストーリーは、見る前に解説とかを読んだときはアメリカンコメディっぽいイメージで臨んだけど、実際はジャック・ドゥミが手掛けたというだけあって、やっぱりフレンチカラーが強いです。 自分が一番気になったのは、すでに二人の間には子供がいるのにまだ結婚していなくて、三人で同棲(?)しているというちょっと変わった設定。 後から考えると、最後に結婚式のシーンを入れたくてこの設定にしたのかもしれないけど、そのおかげでいいエンディングを迎えられたので、結果オーライですね。 夫婦共働きで主夫をする人が増えつつある現代、“妊夫”を描いたこの作品は、時代を先見した映画といえるでしょう(笑)。
[映画館(字幕)] 7点(2009-12-31 01:04:33)
3.  モード家の一夜 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第3作。 本作は1,2作目のような若い男女の物語ではなく、恋愛経験も豊富な登場人物たちによって展開される、しかも“パスカル”や“カトリック”・“唯物的”・“秘蹟”などといった哲学的なキーワードが物語を彩る、ちょっと大人の物語。かなり敷居の高い映画なのではと思いきや、そんな専門知識など全くなくてもストーリーには十分に入り込める。 さて、人は生きていく上でいつどんな局面に立たされるかわからない訳で、つまりこの映画で言うならば、友人のヴィダルと一緒にモード家を訪れた時にヴィダルが先に帰ってしまい、特別に好きでもない女性と同じ部屋で一晩を過ごさなければならなくなってしまったというシチュエーションや、雪が積もった道を車で走っていたらタイヤがスリップして前にも後ろにも進めなくなってしまい、そのまま車を置いて同乗していた女性の家に入り込むことになってしまったというシチュエーション(やや故意的だが)がストーリーの中に出てくる。 前者の場合、相手の女性は着ている物を全て脱いで完全無防備な状態をつくり、主人公に、自分の主義を貫くか、それとも“男としての妥当な行動”に出るかのギリギリの選択を迫られる局面に遭遇する。 また、後者の場合も似たような局面に出くわすのだが、この対照的な場面をよくよく見てみると、さほど自分の好みではないモードという女に対しては、最初に自分の主義を貫いた結果失敗を招いたが、主人公好みのブロンド女フランソワーズに対しては、行動に出たとしてもうまくいかなかっただろうというところが面白い。 最後、何年か後にフランソワーズとの間に出来た子供と3人で海水浴に出かけたところで一悶着。その少し前の雪の中でのシーンで、フランソワーズが過去を懺悔したところである程度の予測がつくかもしれないが、数年後の思わぬ再会による思わぬ繋がりが発覚。そして最後、妻を気遣う軽い嘘が何とも綺麗で格好良い。 海水浴といえば夏なのに、この寒々しさ。しかし、何だか美しい。
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-22 00:59:58)(良:1票)
4.  モンソーのパン屋の娘 《ネタバレ》 
エリック・ロメールの「六つの教訓物語」シリーズ第1作。 ストーリーは、いつも決まって同じ時間にすれ違う女性に主人公が恋に落ちるのだが、話すきっかけが出来た途端、姿を消してしまい、探している間に入ったパン屋でふとアルバイトの娘が気になり始め・・・という話。 気になった人の後をつけて、その人の住んでる家とかが判ったところでどうすることもできないんだけど、何か気になっちゃうっていうのは解る気がする。 主人公が徐々にパン屋の娘に興味を持ち、デートの約束までこぎ着けたところで姿を消したシルヴィが再び現れるっていうのは映画のネタとしては結構定番モノで、それを解ってて見ても十分に面白い。 パン屋の娘もシルヴィとはまた違った魅力があって、しかも主人公を見る時の“目の演技”が抜群で、誘っているのかいないのか、どっちにもとれる絶妙な目つき(俺の勘違い?)がじわじわとストーリーに入り込ませる。 出来れば、久し振りにシルヴィと出会ったところがパン屋のすぐ近くだったので、男が後ろを気にしながらシルヴィと会話してたりすれば、よりサスペンス感が出て良かったのになぁと思う。 その後で2人でレストランに入って、シルヴィが“シェフのおすすめデザート”なるものを頼んだのが、何とも面白い。ここが実質的なオチ。 最後のシークエンスは完全に蛇足で、その後でパン屋に入った時、違う女性が出てきたが、ストーリー中盤辺りから元々のパン屋の娘は、すぐ辞めると言ってたので、ラストで違う女性に替わっててもストーリー的な必然性が感じられず、ここが唯一のマイナスポイント。 けど、8点。面白い。
[映画館(字幕)] 8点(2006-12-13 01:18:08)
5.  モンパルナスの灯 《ネタバレ》 
ジェラール・フィリップ特集なる企画で本作品を観ました。それまでに観た彼の作品は女性を口説くシーン満載だったのに対し、この映画での彼はちょっと影がある役柄で新鮮な感じもあって(他の作品とは違い)最後まで飽きずに観れました。 この映画で好きなのは、主人公モジリアニの周りの人に対する誠実さでしょうか。 序盤のベアトリスに対しての暴力を見ると、一見悪い人間のようにも見えるかもしれませんが、ジャンヌに対しての思い遣る気持ち、自分自身が貧乏であるにもかかわらず道で通りかかったバイオリニストにお金を置いていくところ、花を二人分買ったりするところを見ると、実はすごく芯の通った人間なんだと思います。また、アメリカの富豪の所に絵を売りに行ったときに言ったゴッホの言葉を語るシーンなんかは、あぁやっぱりこの人は芸術家だなぁと思い、彼の芸術家としての信念を見ることができて感動しました。 当時のモジリアニの絵を高く評価する人は、アメリカの富豪のように芸術や芸術家を理解しない人だったり、モレノ画商のように非情な人物が多く、彼自身は不運な人生だったかもしれませんが、ジャンヌをはじめとする多くの人に支えられたのは幸せだと思います。 最後にモジリアニの絵を買ってくれて、笑みがこぼれたジャンヌですが、真相を知って自殺してしまったという事を聞くと、何ともやるせなさがこみ上げてきます。
[映画館(字幕)] 7点(2006-06-25 17:39:38)
6.  モダン・タイムス 《ネタバレ》 
「街の灯」との2本立てで鑑賞しました(2本立てはキツい)。 まだ、1回しか見ていないので大まかなレビューになってしまいますが、チャップリンが目隠しをしてローラースケートをするところが凄かった!本当にこの人はいろいろと凄い人だ。 そして、この映画の最大の見せ場であるティティナを唄うシーンがこれまた凄い。踊っている間に袖が取れてしまい、笑いと不安が入り混じった状態でドキドキしながら見ていると、見事すぎるくらい見事な唄いっぷりを披露してくれるではありませんか。何が凄いかって、このシーンが映画のクライマックスとしてしっかりと機能を果たしているということ!途中までサイレントと思わせておいて、いきなり本当に唄い始めてしまうので、度肝を抜かれます。このシーンはマジでビックリした!本当に格好良すぎる!!映画のクライマックスとしてこれほどインパクトのあるクライマックスはそう簡単にはお目にかかれないでしょう。映画の途中でも機械の音とかがたまに聞こえてきたりしていたから、完全なサイレントじゃないんだなぁと思っていたので、生声で唄うことはある程度予測できていた部分はありますけども、それでも十分過ぎるくらいの衝撃でした。 こういう映画の作り方をするチャップリンって、本当に凄い人だなぁと改めて(もう何回目かワカラン)実感しました。 また、このクライマックスの衝撃を味わえるのは、チャップリンの過去のサイレント作品を既に何作か見たことがある人だけだと思うので、そういう意味では本作が自分にとってのチャップリンデビュー作でなくて本当に良かったです。 他にもいろいろと面白い場面がいくつもあるので、近々書き直したいと思います。それまでは、点数アップの可能性を込めて9点とさせて頂きます。※
[映画館(字幕)] 9点(2005-05-03 00:00:53)(良:1票)
7.  もののけ姫 《ネタバレ》 
自分が今まで観てきた宮崎アニメの中でダントツのナンバーワンです。 宮崎駿はついに神を描いた。非常に美しく荘厳な作品で、自分でもどう表現していいか正直言葉に迷います。 皆さんのレビューを見ると「ナウシカ」と比較したレビューが目立ちますが、ストーリー構成・人物描写・美術面・音楽etc.どれをとっても本作のほうがクオリティが高いと思います。 「ナウシカ」では一方的に人間からの視点で描いていますが、本作の場合、サンの他にモロや乙事主達にもキャラクター性を持たせることによって作品により一層の深みが出ており、それらの神々達のセリフ一つ一つが非常に重く(No.18のバカ王子さんのレビュー参照)、痛切に響くところに本作の傑作たる所以があります。 映像面についてですが、真正面からのカットが多くてややメリハリに欠けるのが残念でしたが、 それを考慮しても十分に素晴らしく見事な作品でした。
[DVD(邦画)] 9点(2004-11-29 14:48:44)
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