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TANTOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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1.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 
双葉、安澄、鮎子。奇しくも全員が母親に捨てられた子たち。タイトルからラブストーリーなのかなと思って見始めましたが、この映画はそんな彼女たちのきずなや生き方を描いた物語。  安澄のイジメに始まり、おかあちゃんの病気、父親の発見とその連れ子との共同生活、銭湯の再開、旅での出会いなどなど・・・見終わってみて、ほんの2時間くらいの映画にここまで色んな出来事があったのかと驚くほどたくさんのエッセンスが凝縮され、それでいて時間を忘れるほど話に見入ってしまいました。  4つものシーンで泣いてしまいました。制服を取り返した安澄がお母ちゃんと抱き合うところ、鮎子の朝食のしゃぶしゃぶでの言葉、君江さんの「何故手話を?」に対して安澄が返した言葉、そして双葉の「死にたくないよ」 特に心打たれたのは、絞り出すように話す鮎子の「これからは一生懸命働きます。だから、できればでいいから、ここにいさせてください」「でもママのこともまだ好きでもいいですか?」という台詞だった。これを言えば本当の子供でもない自分はここを追い出されるかもしれない、などとたくさん悩んだであろう心の葛藤が見ているほうにも刺さるように伝わりました。 さらに安澄と君江の、「なぜ手話を?」「母が、いつかきっと役に立つ時が来るから」「勉強しときなさいって」というシーンにはやられた。こんないい話、反則だ。  文字で書くとなんだか単調になってしまうが、改めて見直すと鮎子や安澄、君江の感情がやはりひしひしと伝わってくる。迫真の演技だと思う。演技なんて言うとかえって失礼ではないかと思うほどに。単調になってしまうのは多分に自分の文章の拙さゆえもありますが。  そして最後、9点くらいかなぁと思っていた自分の点数が、あのラストによって10点になってしまいました。賛否ありそうですが、逆にそれでこそ映画!って締め方で良かったと思います。  双葉、ここにあり。  ですね。
[インターネット(邦画)] 10点(2022-02-04 22:26:22)(良:2票)
2.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 
 当事者でもないオレが言うのもどこかおこがましく感じますが、これを観て改めて911の悲惨さを噛みしめることが出来ました・・・。  ワールドトレードセンターに衝突した機の種類までは知らず、途中までUnited 93機はWTCに突っ込むのかと思っていましたが、これは唯一乗客の抵抗のおかげでハイジャックによる自爆テロを逃れた機だったんですね。それでも無事助かった人は皆無で・・・。テロにはならなかったですが、何ともやるせない映画でした。  この映画の中で、なんとも印象的というかものすごい皮肉だなと思ったのは、ハイジャックしたUnited 93をWTCに突っ込ませようとする男たち、そしてそれに対し必死に抗おうとする人間、死を覚悟する人間・・・。全ての人が別々の方向を向いているのに、彼らは全く同時に、全く同じように、神に祈りをささげていました。それを見た瞬間、無神論者のオレの頭には「何のために宗教とか神の存在はあるんだろう」という疑問が浮かびました。冷めざめと言わせてもらえば、結局は心の拠りどころなんだろうなと、現実的にはどうしようもないことにぶち当たった時のための。でもそういった宗教的動機から自爆テロをする人達が出てくる、そこがものすごく不思議でした。個人的にはそこまで芯から信じられるものがあることは羨ましいとすら思いますが、やはりその行動には賛同しかねます。命のありがたさを語ってくれる宗教を動機に命が奪われる・・・なんでしょうねこの矛盾。自爆テロをする人はそういったことは考えないのでしょうか、それとも何かオレのような日々能天気に生きてる人間には想像もつかないような考えがあり、そういうことをやるんでしょうか。わかりません・・・。ハイジャックされた当時の機内の様子を描いてくれたのはとても興味深かったですし、知れてよかったと思いますが、同時に彼らをそこまでさせる心理的描写などを描いた映画などが出てくれたらもっと関心を持って観られると思います。 重い映画だ・・・。 
[DVD(字幕)] 9点(2008-05-14 00:16:42)(良:1票)
3.  夕陽のあと 《ネタバレ》 
捨てられた子供を預かってずっと育てて、その子を養子として正式に自分の子供としてこれからも育てていきたいという気持ちも、あくまで自分が腹を痛めて産んだ子供で、絶望的な状況からある程度立ち直った今なら引き取って育てたいという気持ちも、だれの気持ちも理解できる話なだけに、一つの結論しか選べない状況がつらい。そんな映画です。  そんな大人の葛藤を吹き飛ばすのはこの状況の中心にある子供、豊和くん。 「お母さんと仲直りしてあげて」「この島の人すべてが僕の母親」 まるで大人たちの事情を全て分かっているように立ち回る彼の行動がなんとも刺さります。タイミングや内容がうまくいきすぎてる感もありますが。しかしそれとはまた別に、彼が本当にいい子に育ってくれていることも事態がうまく収まった大きな要因でしょう。自然と大人たちは彼にとっての幸せを第一に考えるようになっていきます。  ドラマとしては良い話ですが、当事者の立場としては切ないですね。複雑な環境に生まれた豊和くんが健やかに育ってくれていることが本当に何よりの救いです。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-09-16 09:17:36)
4.  ユリゴコロ 《ネタバレ》 
自分の出自を知るってそこまでショックを受けてしまうものなのかな。動揺のしかたが少し極端かなと感じた。さすがに親が人殺しだったわけではないですが、いやたぶんね笑、でも成人してそこそこ歳食っていれば清濁合わせ飲むではないがそんなにみんな清廉潔白なわけ無いってうまく処理できそうなもんですが。 自分なら出自なんかより、自分やその周りの人の「今」のほうがよほど大事です。自分が生まれる前の親の過去なんて知ったところで別にそこまで考えない。過去の親の犯罪のせいで付き合ってる女性と別れることになってしまったとかならまだ理解できる。しかしそんなことも起こらず、五体満足ですくすく成長し、自分の店が持てるまでになれたならそれで充分では。殺人鬼の血をひいていたから車の運転が乱暴とでも言いたげな描写も少し引いた。それこそ安直だわ。  「ユリゴコロ」=「揺り心」ってことなのかな。なぜあんな精神科のようなところに行かなければいけなかったのかは定かではありませんが、あのくらいの子があまり喋らないとかまあ普通にあるんではないだろうか。穴に色々生き物を入れてしまうような行動も、描き方が暗すぎて不気味な気がするだけで、普通では。昆虫の標本とか、蟻の巣にイタズラする子どもに似たような演出付ければそれなりに不気味になるでしょう。それよりもそのあと人を殺してしまったことで彼女の運命はもう方向づけられてしまった。そう感じました。  設定では木村多江さんは主役の松坂桃李さんの「親くらい歳が離れてる」と自分で言ってましたが、どう見てもそこまで歳が離れてるようには見えない。なんだったら婚約者の千絵さんと同世代でも通じるくらい。母親役にはちょっと若すぎて違和感でした。  はじめは「ユリゴコロ」を持たなかった美紗子も、洋介と出会って徐々に良い意味でのユリゴコロを持てるようになっていったことが見ていてわかりました。人を好きになって、その人からも愛され必要とされて、人は変わるんだなと思いました。愛する人や子どもの大切さを確認できた映画でした。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-06-28 21:16:39)
5.  夢売るふたり 《ネタバレ》 
映画を観た後、いつもその映画の内容とタイトルのつながりを考えてしまいます。『夢売るふたり』ですが、これは彼らが自分たちの夢を安売りしていたのか、自分たちではない誰かに夢を売っていたのか、どちらなのかなと疑問に思いました。  板前の旦那がいる夫婦が最初のお店を焼いちゃって、再出発(お金)のために夫婦で結婚詐欺を働くというストーリー。このストーリーの入り口のところで、松たか子さん演じる奥さんの葛藤がわかるようなわからないような。旦那がふとした流れで女と関係を持った結果もらった大金を焼いた直後に結婚詐欺を思いつくって、ちょっと理解し難い。旦那に焼いた札束を投げつけた後でそれを拾い集めてるシーンから、少し後悔してそうな雰囲気はあるのですが、だからって結婚詐欺を思いつくかな??映画だから、と言ってしまえばそれまでですが、あんな簡単に同時期に何人もの女性を騙すというのもなかなか、、、。 そもそもお金のために誰かと関係を持つことができるのがよく分からない。あくまで個人的な感覚ですが。むしろ、誰かを好きな時はお金なんかほとんど関係なくなるもんだと思っていました。それはこの映画では騙された側の女性の心理なんですが。詐欺夫婦もその都度詐欺を働くことについて衝突していますが、よくそんな疑問抱いたままそんなことできるなというのが驚きです。自分ならそんなことを思った時点で顔やら言動やら態度に出まくるので、多分詐欺師には向いてません。苦し過ぎるわ。  「都会に隠れた輝くことを忘れた星達に色を塗り、また輝かせる」 詐欺の手口をそのように語っていた里子(=松たか子さん)ですが、結局『夢売るふたり』というのは、自分の求める何か、一度はなりたい何かになりたい人たちに「夢を売る」という意味だったのか。それとも、そんな詐欺行為で稼いだ金で「自分たちの夢を安く売って」いたのか。どっちなのかは分かりませんが、どっちでもくだらないなと思ってしまう映画でした。あ、映画自体は面白かったんですよ?反面教師的に学べた映画だと感じました。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-05-09 02:30:01)
6.  友罪 《ネタバレ》 
作中のほとんど誰にも感情移入出来なかったので、理解できないことによる不快感が長かった映画だった。 鈴木(青柳)が何を考えてるかも、職場の先輩たちのくだらなさも、益田くんの葛藤も行動の安易さも。結局青柳を理解できる話でもなかったし、増田の秘密も最後にようやく明かされ、でもそれも話の流れで大体予想がついた内容で、「で?」とその後を聴きたくなるのだが。 タイトルが『友罪』なのにタクシードライバーの山内さんはどこらへんが『友罪』なの?友を題材にしているわりに、そこですら薄っぺらい印象だった。 結局、過去に人を死なせた、または死なせるようなことをしてそれでも今を生きている人たちがどうするかをメインとして描きたかったんですよね。なら『友罪』ではないだろう。藤沢さんも然り、なぜこの人たちを出したのか、狙いがよくわからなかった。  殺人者の友、殺人者の息子。流石に実際に殺人者の知人がいたわけではありません。ただの想像に過ぎませんがもし自分の周りにそういう人がいたら、、、意外と自分は気にしないかもしれません。その人がどんな人か次第ですが、どちらにせよ騒ぎ立てて周りを煽りまくるようなことは絶対しないかな。作中、雑誌の編集長らしき人が偉そうに語ってましたが、あれはぶん殴っていいやつですね。見せてもらった動画を盗撮して記事にしたあの女も。 よく知りもしない他人のことを暴き立てて面白おかしく記事にする、なんであんな商売が成り立つんだろう。ほんと、不快感でした。
[インターネット(邦画)] 4点(2022-06-16 01:35:08)
7.  ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション 《ネタバレ》 
元の作品というか、そもそも『ユニバーサル・ソルジャー』というのがシリーズ物ということを全く知らずに鑑賞。ということでこのシリーズは今作が自分には初体験。そのせいかもしれませんが、まずユニバーサル・ソルジャーとは何ぞやというところで理解に時間を掛けてしまいました。 さて内容のほうはというと、アクションのはずなのになんかすご~く淡々と・・・。映像も全体的に暗い印象だし、盛り上がりは無かったかな。しかし誘拐犯側の兵士が、政府側の兵士4人を肉弾戦で制圧してしまうシーンは彼の圧倒的な強さに少し感動しました。 しかし自分的にはそれくらいでした。知らなかったとはいえシリーズを最新作から観てしまうという失態をやらかしてしまったので、もし今後機会があるならちゃんとシリーズを順番どおりに観直したいと思います。
[DVD(字幕)] 4点(2011-05-30 20:58:20)
8.  郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981) 《ネタバレ》 
「あれっ、郵便配達は?」これはオレを含めこの映画を観た誰もが思うんでしょうね(笑)。 古い映画なのは知ってたけど、ここまで適当に作られたものとは思わなかった。製作者、真面目にやったん??ストーリーの最初の方はフランク(ジャック・ニコルソン)にもなにかしら計画性があってうまく犯罪やってます、みたいな感じがあったのに後半になっていくにつれ行き当たりばったり的な展開が増えてきた。「もうここまでこんな風に話作っちゃったんだしこのままいっとけ」みたいなすごい投げやりな製作者の意図がちらほら。もしもっと頑張ってくれてたんなら少しぐらいタイトルとの関連性も持たせるでしょう。「ベルを2度鳴らす」って・・・。まあコーラ(ジェシカ・ラング)が入浴中のダンナを殺す時に合図(なんかな?)としてフランクが車のクラクション2回鳴らしてたけどひょっとしてあれ?いや、わからんし。てかこの映画でフランクってほんとばか。内容よく読みもせんと変な書類にサインするわ、サーカスの女と浮気するわ、ラストにコーラ振り落とすわ。最低の男だ・・・。この映画はこんな男にならないようにっていうメッセージだったんだろうか?「オーシャンズ11」みたいに犯罪をするにしてももっとスカッとする内容にしてくれたらよかったのに。めっちゃ後味悪い映画でした。
2点(2004-07-18 15:50:04)
9.  U-571 《ネタバレ》 
潜水艦モノ、オレはこれが初体験です。 さて感想ですが、オレはこの映画のストーリー、どうも好きになれない。同じように戦争モノとして「戦場のピアニスト」を見てるからだと思う。あの映画は見る人に対してユダヤ人差別の非道さを見せてくれたけど、このU-571は全く正反対だったと思う。戦時中は全く普通の事だったと思うんだが、敵の暗号機を奪うために相手の艦の乗組員を襲って殺したりしている人達がいる。そしてこの人達を中心にこの映画は構成されている。さも彼らは素晴らしいことをしているかのように。しかも最後のエンディングロールでも、何年何月にドイツ軍から暗号機を奪取などという描写をいれてまるでヒーロー扱いだったのが許せない。殺して殺されてって時代だったのはわかるけど何もそれを美談のように映画にしなくても、と少々憤るものがありました。まあ潜水艦モノとしての視点だけで見るならば、潜水艦が深度200メートルで止まらず沈みつづけていったあたりの場の緊張感はよく伝わりました。
2点(2004-03-10 10:53:02)
080.89%
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