1. 余命1ヶ月の花嫁
《ネタバレ》 話の筋は聞いて知っていたけどドキュメンタリーは見ていないでいった。確かに悲しい話で、見て涙ぐんだけれど、映画としてよかったかと考えるとどうなのかと悩む。実話を基にしたものにはありがちなことだけれど、登場人物がきれいに描かれていて、話が素直すぎる。登場人物の感情もそのまんまである。病気になってしまった以上運命に逆らうことはできないのかもしれないが、人が亡くなる悲しさを想像した悲しみ異常のものはなかった。ただ若いうちに検診を受けて少しでも多くの人が癌で亡くなることがないようにしたいと願う主人公の気持ちはすばらしいと思った。 [映画館(邦画)] 6点(2009-05-31 21:38:49) |
2. 容疑者Xの献身
原作のよさがそれなりに出ていた。テレビドラマは柴崎コウのキャラクターが嫌いで1羽しか見なかったが映画版では存在感が割りと薄くなっており、そこには好感が持てる。結末を知った状態で見たために、ここに伏線があるなと思ってしまうしトリックの意外さも原作をはじめて読んだときほどには衝撃とならなかったが、ほかの人にも進められると思う。ただ雪山はちょっと違うだろうと感じた。 [DVD(邦画)] 7点(2009-04-20 22:10:54) |
3. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 主人公が検問に電話までかけておきながら何も言わず『今回だけは見逃してやる・・・』となった経緯がよくわからなかった。割と淡々としていて中盤までは少し眠くなりそうな感じがあったが、ラストはよかった。といっても、ベルリンの壁崩壊、2年後、さらに2年後と続いたときにはどうなることかと心配したが。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-26 22:55:14) |
4. 夜のピクニック
原作は好きだったのだが、原作の一人称で描かれている心の中の部分がうまく表現できず、変なアニメに頼ったりしたのが興ざめであった。長い距離を歩く疲れた感じもなんだか唐突で共感できないし、原作ではせりふで説明しているシーンもあえて回想シーンにしてしまったりで、どうも納得いかない。 [DVD(邦画)] 4点(2007-04-02 23:08:22)(良:1票) |
5. 40歳の童貞男
アメリカのテレビのコメディを見ているような安っぽい笑いで、画面からの笑い声がないのが却って違和感があるくらいだった。ところどころ痛々しい気持ちになるシーンもあったが、気楽に見るのにはいいのだろう。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-06 00:43:45) |
6. 容疑者 室井慎次
《ネタバレ》 踊る大走査線とはまったくムードが違っていた。結局警視庁と警察庁の上のほうの人たちの考えていることがよくわからなくて(というか区別もよくわからず)いまいち消化不良。事件の内容自体も別に驚くところもないし。まあでもそれなりに入り込んでみることはできたのでよかった。 [DVD(邦画)] 6点(2006-06-13 15:25:39) |
7. 四日間の奇蹟
《ネタバレ》 ちおりの中身だけがまり子になるというところが話のポイントのはずなのに、映像上も石田ゆり子が登場しすぎ。混乱することはないけど、服まで変わるのはどうかと思った。原作を全体的に薄めた感じで、原作のほうがよかった。 [DVD(字幕)] 4点(2006-02-03 19:43:28) |
8. 黄泉がえり
歌以外の部分でどこがいいのかまったく理解できなかった。歌の部分も映画の一部としてよかったわけではないし。序盤から中盤で既に面白くなかったけれどそこそこ評判になった映画だし、最後まで見れば少し感じるところもあるのかなと我慢してみたところ、最後になって腹が立ってきた。 [DVD(字幕)] 3点(2005-07-30 14:25:28) |