1. 洋菓子店コアンドル
《ネタバレ》 ここの所、蒼井優の出ている映画に関しては良い所が殆ど無かったのですが、今回は蒼井優自身が良くなかったかな、と思いました。 例えば、蒼井優自身がその店で働こうと思ったきっかけになるケーキを食べる表情に全然美味しさを感じないんです。その代わりに驚きの表情で表現して見せるのだけど、それには自分の作ったケーキとの比較が出来ていなければ、効果はあまり無いと思うんです。ここが失敗しているから、あとの話もグダグダに見えてしまいました。主人公が地方出身者という設定は良いと思うのだけど、必要以上に訛りを強調させるのもどうかと思います。そんな事以外にもっとやること、出来る事はあったと思うんだよね。 [映画館(邦画)] 5点(2011-03-04 12:27:15) |
2. 酔いがさめたら、うちに帰ろう。
ちょっと撮り方が乱暴だな、と思いながらもアルコール依存症という病気の一端を垣間みさせただけでも成功だったかな、という気がします。ヘンな話ですが吾妻ひでおが「逃亡日誌」で描いたまんまの世界が映画の中にあって、ちょっとした戦慄を覚えました。難しい所だとは思いますよ、多分もっとリアルに撮る事も可能だったでしょうが、あれ以上で撮ると生々しくなりすぎると思う。あにやんさん、おばちゃんさんの言う様に希薄に見えちゃうというのは分かる反面、あれ以上で描くと非常に下衆っぽく見えてしまう怖さもあるとあたしは思うんだよね。だからあたしは永作の演じる所の由紀は西原の非常に達観視した感じは良くインタビューを受けたり、イベントで語る様な西原の姿そのものであっていると思うし、浅野の演じる所の塚原もエッセイや彼の撮った写真で観る事の出来る鴨志田様で良かったんじゃないかと思います。この後公開される「毎日かあさん」と併せて観るとより立体的に西原と鴨志田の夫婦というのが見えて来るかもしれないですね。 [映画館(邦画)] 7点(2011-01-17 01:49:30) |
3. 妖怪大戦争(2005)
結構面白かったですね。これを見て「子供向け」とか「子供だまし」と見るのは間違いじゃないかな? どちらかと言うと、「オッサン達向け」だよね。あたしも、もう少し迫力のあるスペクタルを期待したのだけど、この裏切り方が逆に良いと感じました。やっぱり水木妖いう怪が良いですよ。実写化する際にヘンなリアリティを追求するのではなく、オリジナルを尊重した事が水木妖怪の怖さの裏にある滑稽さというのを良く出してたと思います。 幾人かの女性キャラは如何わしいけど、ある意味、物凄く健全な映画って気がしました。 [地上波(邦画)] 6点(2006-08-16 19:00:19) |
4. 世にも不思議なアメージング・ストーリー
気楽に見るのにはいい映画だよね。内容はともかくさ。 5点(2003-05-30 18:31:42) |
5. 夜逃げ屋本舗
公開当時、同時上映が「シコふんじゃった」で、通常2本立てはどっちかが面白いともうひとつはどうしても添え物的になるんだけど、これは違いましたね。表向きの会社名が「ミッドナイトラン」ってところであたしは吹き出しちまいました。変なリアルさがまた良いんです。この後の2、3はちょっといただけなかったけどね。(でも好き・・笑・・) 8点(2002-06-12 18:41:54) |
6. 48時間PART2/帰って来たふたり
やっぱり「PART2」って感じになってしまったですね。アクションなんかずいぶんと派手になったけど、前作に比べると面白みが無いです。 6点(2001-12-01 15:55:18) |
7. 48時間
ニック・ノルティって2枚目ではないけどクセがあってあたしは好きな役者なんですが、エディー・マーフィーと実にいいコンビなんだよね。決して派手な映画では無いし、アクションもちょっと昔風のポリスアクションって感じなんだけど、それがノルティに合ってて良かったと思う 7点(2001-12-01 15:53:17)(良:1票) |