1. LOVE SONG(2001)
ハリウッドのジェットコースター・ムービーに慣らされてきた私にとって,この淡々とした運びは,少々かったるく感じられたことは事実だが,遠い日々への追想をじわじわと広げられた感じで,妙に印象に残る作品となった。尾崎の熱心な聴き手ではなかった私にとって,有明コロシアムの熱狂やファンの入れ込みようは理解できないが,一夏の青春の一コマと考えれば納得できないこともないって感じか・・・。伊藤英明は今時珍しくきりっとした顔立ちで,昨年の大河ドラマにも出ていたが,いい味出していたようだし,高校生を演じるにはぎりぎりのところで厳しかったように思われた仲間由紀江も悪くないと思った。しかし,5万で2人,北海道から往復して,ダフ屋で尾崎のチケット買って・・・。いくら15年前でも無理っていうもんじゃないだろうか・・・。 6点(2003-01-26 13:00:06) |
2. ラストサマー2
《ネタバレ》 へへへ,1見た翌週に2見ちゃいました(^o^)。ジェニファー目当てだから内容に全く期待はしていなかったわけだけど,やっぱり無理があるかな,って感じは否めませんでした。2匹目の泥鰌ってなかなかいないものなんですね。ラストシーンがお決まりなのは,予想通りだったけど,これ3に続くってことかな・・・。ま,あの親子死んだのは確認できていないし,娘が一人いるという設定になっていたから・・・。これで3作ったら益々評判悪くなるんだろうな・・・。そんでもって,やっぱ可愛いジェニファー目当てに,私は見るんだろうな・・・((^_^;)墓穴・・)。 5点(2002-12-05 00:03:41) |
3. ラストサマー
この間「ハート・ブレイカー」見て,シガニー・ウィーバーと共演していたジェニファーをつい気に入ってしまい,滅多に見ないホラーを見ちゃいました。ま,きれいなおねいさんを見て楽しもうという動機が動機だけに,全く内容には期待せず見たのですが,意外や意外,結構ハラドキもんでいけるんだ,これが。思ったよりグロい場面もなく,こりゃ思わぬ収穫か!!と思った途端,あのラストシーン・・・。何なんだ,ありゃ。おまけに続くエンドクレジットがどうしようもない音楽。これで評価が決定しました。ジョン・デブニーのスコアを聴いたのは「カットスロート・アイランド」以来だけれども,ツボを心得た曲づくりをしているな,って感じて合格点。で,お目当てのジェニファーは??・・・・・。勿論Guでした。こんだけ低い点をつけておいて,ジェニファー見たさに2を見ようとしている俺って・・・(^_^;) 5点(2002-11-23 19:38:38) |
4. ラヂオの時間
三谷幸喜の名を知ったのは,多分朝日新聞に連載されたコラムがきっかけだったと思う。無駄のない文章で,和田誠のカットとよく調和していた記憶がある。さらに,何ヶ月か前,本人が「クイズ・ミリオネラ」に出ているのを見た。非常に広範な知識の持ち主で,えらく感服させられた覚えがある。そうした意味でも本作に対する期待はいやが上にも高まった。番組収録が始まるまでは,ストーリーが単調で,居眠りしかけた。が,役者たちが勝手なことを言い出し,宇宙からロケットで登場,のあたりからは動きが出始め,ようやく楽しめるようになった感じだ。西村雅彦の優柔不断さ,実年齢よりは10は老けて見える鈴木京香,相変わらず芸達者な佐藤B作等々・・と,皆なかなかいい味を出していると思った。特に,渡辺謙のベンツのトラッカーは絶妙な狂言回し役とも言える(最後の自転車踏んづけるシーンはいらない)。効果音のアイディアも絶妙。ということで,取り敢えず次作に期待しておこう。 6点(2002-06-02 15:02:40) |
5. ラストエンペラー
確かに,溥儀は関東軍の旗印であり,傀儡だったかもしれない。しかし,辛亥革命の後,北京を,故宮を追われ,上海の租界において殆ど西洋人と変わらない生活をしていた溥儀は,関東軍の申し入れに二つ返事で承諾した。文字通り最後の皇帝としての矜持を持ち続けたからに他ならない。つまり,自らの意志で祖先の地である満州の皇帝の座に着いた,ということが,改めて本作品から痛いほど伝わってきた。自らの意志を持たず,傀儡として不本意にして壊滅的な生活を余儀なくされ,戦争責任を問われ,最後は一市民として死んでいく,という,私にとって,従来の固定観念をすべてではないにせよ,見事に打ち砕いてくれた忘れられない作品の一つである。ベルトリッチ監督による豪華絢爛たる故宮でのロケ,オリエンタルな坂本龍一のスコア,ちょっとかっこよすぎるジョン・ローンの溥儀,「アラビアのロレンス」に「おしゃれ泥棒」は遙かなる過去か?すっかりじいさまになってしまったピーター・オトゥール。どれもこれもが皆印象的だ。史実と違う?勝手に歴史を捏造?ご冗談を。勿論,ラストシーンで最晩年の溥儀が,紫禁城を訪れるシーンなど演出上のフィクションだろうが,歴史認識のかけらもない某大作とは違って,根底に脈打つのは,溥儀の玉座に対する執着と,20世紀初頭の東アジアにおける非情なまでの歴史のうねりではないか,と思う故に,一級の史劇として後世にに残すべき名画の一つと感じた。見応え十分にして一度は押さえておきたい,否おくべき作品。 9点(2002-04-13 16:25:30) |
6. ライオン・キング2 シンバズ・プライド(OVA)
前作はそこそこだったが,2匹目の泥鰌は居なかった,てところか。娘が敵と恋仲という陳腐且つ凡百な内容で,感銘が薄かった。ディズニーもルーティンワークになっちゃったのか・・・。 4点(2002-03-01 20:09:10) |
7. ラブ・オブ・ザ・ゲーム
先の見えた往年の名プレイヤーが,野球か女か究極の選択を・・・といったオチだった。かつて野球少年だったというケビン・コスナーだけに,プレーの一つ一つが堂に入ったものた。ま,月並みなラストシーンだが,悪くはないか,といった感じ。「ナチュラル」や「フィールド・オブ・ドリームズ」には及ばない。 6点(2001-11-23 21:12:18) |
8. ライフwithマイキー
女房が借りてきたので一緒に見た。私の借りた「眼下の敵」に対して,戦争映画はいやだ,とはっきり言い切ったので,ま,たまにはこんなのもいいか,と思って見たら,私としてはパス,といった感じ。女房は良かった,と言っていた・・・。 5点(2001-11-16 21:24:31) |
9. ライフ・イズ・ビューティフル
こんなことあるわきゃないべーと思いつつ不覚にも爆涙状態となってしまった。皆さんが書いておられる通りです。米兵のコマンダーに抱かれて「これがぼくの父と母の話」というラストのくだりでは顔を上げられなくなった。前半のベニーニの描写が後半に繋がらなかったことで-1点。 9点(2001-08-04 02:00:23) |
10. ライトスタッフ
重厚で骨太な男のドラマ。84年公開だけど全然話題になんなかったよね。イェーガーの飛行シーンをもっかい見てから寝よっと。 9点(2001-06-30 00:13:45) |