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プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

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1.  理想の女
原作がオスカー・ワイルドの戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』といえば、ルビッチの『ウィンダミア夫人の扇』のリメイクということになりますが、この作品はサイレントと両極を成すかのように台詞が多い映画です。室内装飾、調度品の美術、屋内に差し込む光の揺らめきなどは見ごたえがありますが、「扇」の使い方があまりにも唐突過ぎやしないかな~と。ルビッチはシンボリックに「扇」のショットを巧みに処理していますが、この作品では伏線としての「扇」効果が弱い。序盤にアーリン夫人がウィンダミア卿に「こうすれば、キスしてよ、の意味よ」などと扇を使ったしぐさを解説しているんですから、そのしぐさを生かさない手はない。“要の扇”を生かせず“扇の要”を失しているように感じられたのでした。
[映画館(字幕)] 6点(2005-12-15 13:09:03)
2.  リンダ リンダ リンダ
高校生の時、周囲のブルーハーツ熱をよそに岡村孝子を好んで聞いていた私は、今でもカラオケで「リンダリンダ」を聞くと、やかましい奴だな~と思うだけで、その時にはキャンディーズの「微笑がえし」を思いっきり歌い返してやるのが私の反射となっていますが、そんなことはどうでもよく、さてこの映画です。なにかギスギスとした彼女たちを曇天のもと描き、少しずつバンドが好転し始めると、空には雲が流れ太陽の光が彼女たちを差す。そしてラストのどしゃ降り。あの雨は、「リンダリンダ」の歌詞の通り、彼女たちを“どぶねずみ”のように美しくした。ずぶ濡れのままステージに上がる彼女たち、では写真には写らない美しさとは・・・やはりソンさんのあのバンドの仲間を振り向いた時の視線、目には見えないあの視線ではないか。そのはにかんだ笑顔には思わず私も微笑がえしたのです。山下監督のこれまでの作品に見られる独特の間が少し希薄になり、その分留学生の日本語理解能力を笑いに変換しているような面もありますが、でもやっぱり面白いのでした。
[映画館(字幕)] 8点(2005-08-18 13:06:16)(良:2票)
3.  リトル・ロマンス
初登場シーンから胡散臭そうなローレンス・オリヴィエがやっぱりいいな~。いかがわしさとロミオとジュリエットを一緒にしようとする神父のような優しさがごちゃ混ぜになったような老紳士にぴったりです。そしてダニエルが競馬場のからくりを知り、論理は勘よりも強しとニコッとするところなんかも好きです。そのダニエルがゴンドラの船頭を突き飛ばしてまで、非論理な伝説を作ろうとする必死な描写についこのリトルカップルを応援してしまうんですね~。夕日から引いたカメラが警察の一室にいるオリヴィエをとらえるシーン、そして鐘の音を聞くオリヴィエの表情・・・老紳士は自らのリトルロマンスをこの二人に投影したかのようで、見ているこちらも純な気分になりました。さてと現実は・・・はぁ~ため息ですな~。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-07-20 21:59:46)(良:1票)
4.  緑玉紳士
グリーンピースの緑玉紳士などのキャラが楽しいパペットアニメ。スロットマシンを抜けるとそこは魔界で緑玉紳士の冒険物語が始まります。それはトンネルを抜けた千尋の夢と希望と勇気あふれる冒険物語ではなく、なんとも理不尽な物語。栗田やすおさんはその理不尽さを背景に自由にのびのびとパペットの造形を楽しんでいるかのようです。大味に見えて繊細なその造形美、台詞のない呻き声や叫び声、擬音化し難いその声と低音流る音楽に見ているこちらも徐々に吸い込まれていき、いつしか心はグリーンピース。グリーンピース(greenpeace)の確固たる主義主張を無化してしまうかのようなグリーンピース(greenpeas)の摩訶不思議なまめまめしい世界を是非まめまめしくご賞味下さいませませ。
[映画館(字幕)] 8点(2005-06-21 12:48:02)
5.  リング(1998)
数年前、大阪のエキスポランドで「リング展」なるものを開催しており、名前が<貞子>の方は入場無料なる宣伝をしてました。おそらく貞子という名前だけで、冷やかされていたであろう人がわざわざ喜びいさんで見に行くとも思えず、なんや微妙な企画でした。それはさておき、この映画は教科書的な作品です。女優の演技の巧拙においてです。誰と誰とは言いませんが、まぁ「お~いお茶」と「生茶」を飲み比べてみてはいかがでしょうか。
8点(2004-12-04 21:04:52)
6.  リアリズムの宿
なんともいえない“間”、いやいや笑いました。顔ぐらいは知っていた男2人がやむなく旅をすることになって、生み出される空気。そこに加わる女1人。その3人が、低温で微妙な関係を保ちながら、日常の延長のようなだらだらとした旅を続けます。長回しの会話で生み出される独特の間、長塚圭司と山本浩司の会話の間は、監督と2人の役者とが入念に築きあげた信頼関係から生まれる、即興的な部分もかなりあるような印象です。「異邦人」のタイミングにも笑いました。3人そのものがその宿では異邦人的なのですが、歌う山本浩司を異邦人でも見るかのように見つめる2人がまたおかしいですね。また彼らが泊まる宿が、風変わりな宿ばかり。笑わしてくれます。なんともけだるくアンニュイで、見る者を心地いいまどろみに引き込む、鳥取ロードムーヴィーです。
8点(2004-07-05 22:29:06)(良:1票)
7.  竜馬の妻とその夫と愛人
東京ヴォードヴィルショーの芝居で見た、あめくみちこのおりょうがとにかく妖艶で、その残像が邪魔してか、悪くはないんだけど、んー。芝居と比して、だから映画化したのか、というのがいまいち伝わってきませんでした。三谷作品の映画化にこの作品を選択した市川準監督のセンスがやや・・・。
6点(2004-03-13 16:41:59)
8.  掠奪された七人の花嫁
んなあほな・・・とつぶやきながら結構笑った。
6点(2004-02-18 12:45:23)
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271.56%
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