1. リメンバー・ミー(2010)
《ネタバレ》 登場人物の心模様が丁寧に綴られている見応えある展開。ピアース・ブロスナンらしいスタイリッシュな職場があのビルにあったとは。仰天と共に別の形で悲劇を描けなかったのかの想いが強いです。遺された者たちがこの先どう生きてゆくのか余韻の残る作品。 [DVD(字幕)] 7点(2021-01-24 02:13:59) |
2. リヴァプール、最後の恋
「復讐は俺に任せろ」での熱演が印象深いグロリア・グレアム。4度の結婚。4番目の夫が2番目の夫の連れ子(彼が13歳の時に関係を持つ)。ハリウッド大女優らしいアグレッシブな女性晩年の恋愛模様が描かれた本作。お目当てアネット・ベニングは確かな役作りではあるものの、物語に惹かれるところがありません。時を行き来するカメラワークも今一つ。そもそも本作の元がピーターの回顧録というのが、もうね、二人の出来事を公にする神経についてゆけません。じゃあ観なければいいのに観ちゃいました。(悔) [DVD(字幕)] 5点(2020-04-27 03:41:09) |
3. リミット・オブ・アサシン
レッド・マウンテンとはブラックウォーターの事? 24時間の生を与えられた主人公の奮闘があらぬ方向へ突っ走っていき妻子の敵討ちにたどり着く物語に違和感で興に乗れずじまいの作品。ラストショットの度が過ぎたおふざけは憤慨もの(-5点) お目当てルトガー・ハウアーの枯れた佇まいが寂しかったものの、ショットガン(かな?)で仁王立ちのお姿を拝ませて貰って「ありがたや、ありがたや」(+10点) [DVD(字幕)] 5点(2020-02-06 16:54:15) |
4. リスボンに誘われて
身投げを救った女性のコートにあった本とリスボン行きの乗車券。女医との出会いのもととなった自転車事故。「まるで映画のような話」を地で行く展開。1冊の本が繋ぐ瑞々しい過去とほろ苦さを噛み締める現在の模様が丹念に描かれている。仕事を放り出しての探索で彼我の差に落胆を抱えたまま帰郷しようとするプラットホーム。ラストシーンが深い余韻を残す。 [DVD(字幕)] 8点(2017-05-22 10:42:47)(良:1票) |
5. リピーテッド
《ネタバレ》 今作のコリン・ファースは誠実なのか不誠実なのか、あれこれ想像しながらの鑑賞。気怠い展開に催してきた眠気を体重の乗った左張り手が覚ましてくれました。そこからラストまで不誠実を堪能できました。鑑賞後にあれやこれやの疑問が。①壁に貼られている二人の結婚写真 ②先の事件でホテルから発見現場までの目撃者がないのか ③警察の捜査 ④あの場所にあったアイロン ⑤眠ると無くなる記憶はうたた寝や昼寝や徹夜の場合は。 毎朝「僕は夫のベン・・・」と説明する幸せに思えない生活を続ける彼女への愛情と犯行発覚の恐れが綯い交ぜになった歪んだ人格者を好演した彼に惹かれた思いが、無理があり深みのない展開に醒めてしまった作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2016-11-25 14:08:28) |
6. Re:LIFE リライフ
ヒュー・グラントの為の作品。幾つになっても何時もと変わらぬヒュー・グラントをたっぷり堪能させてもらえました。 [DVD(字幕)] 7点(2016-09-12 23:13:22) |