1. Ryuichi Sakamoto: CODA
《ネタバレ》 ○本作は津波ピアノで始まる。東日本大震災の被災地で披露する「戦メリ」で観客をどっと惹きつける。○その後は、食道がんによる闘病生活からの脱出を描く現代と、「戦メリ」辺りからの映画音楽の仕事を時系列で追っていく。○「戦メリ」「ラストエンペラー」「シェルタリング・スカイ」「レヴェネナント」と各映画での監督等とのエピソードが聞けるのはうれしいところ。(個人的には、どこがどう良いのか、具体的には「シェルタリング・スカイ」でイントロの書き直しを監督から命じられ30分で修正したイントロが良かった話があったが、具体的にどう良かったのかを修正前の音楽と比べてコメントしてもらうなどできれば素人目にはありがたかったかな。○にしても何気なく聞いている映画音楽が作られている過程を少しでも感じることができるのは嬉しい。60超えた坂本龍一が良い音にめぐり逢った時に見せる少年のような無邪気な笑顔を見ると、映画を見る際に音楽にもより注目しようと思う。 [映画館(字幕)] 8点(2018-03-28 23:11:33) |
2. 龍三と七人の子分たち
《ネタバレ》 ○直前のアウトレイジシリーズとは正反対のやくざモノ。○武のサービス精神もあり、笑えるところもあり。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-22 22:19:33) |
3. リリーのすべて
《ネタバレ》 ○主演のエディ・レッドメインは前年に引き続き素晴らしい演技だった。アリシアも然り。○ただ、リリーについていこう、面倒を見ようと思う動機がそこまで伝わってこないんだな。普通なら逃げるなり、捨てるなりするはずのところを。もう少し前半に二人の愛を描いてくれたら。○ラストシーンは少しあざとく感じた。 [映画館(字幕)] 6点(2016-05-08 23:43:53) |
4. リミットレス
《ネタバレ》 ○あれよあれよとスピーディに展開していく。○中盤から終盤の変なおっさんに絡まれるところから急にスケールダウン。○大体が元の自分に戻ってしまうものだが、まさかの主人公の勝利。○1度軽く楽しむ程度には十分。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-07-25 09:06:42) |
5. リベンジ・マッチ
《ネタバレ》 ○ボクシング映画でそれぞれ名声を手にした二人が共演。しかもこの年になって。その事実を映画の設定に組み入れているわざとらしさはさておき、感慨深いものがあるかなぁと思ってたらそんなこともなかったというのが率直な印象。○ここ10数年ほどのデ・ニーロの変な路線がそのまま悪い方に出たような感じで、スタローンはいつも通り。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-05-17 15:56:00) |
6. リンカーン弁護士
《ネタバレ》 ○最近贔屓にしているマシュー・マコノヒーだが、今作のはまり具合は相当なもの。○二転三転するストーリーも見応えがある。○こういう役の印象がないライアン・フィリップの出演も良し。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-01-04 16:06:14) |
7. リンカーン
《ネタバレ》 ○話としての魅力はあまりなく、登場人物の魅力を俳優の力でなんとかしようとしたように感じた。○ダニエル・デイ=ルイスはリンカーン役でオスカーを獲得したが、こういう偉人なんかを演じさせるのはもはやチートだな。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-04-20 21:31:56) |
8. リアル・スティール
《ネタバレ》 ○勧善懲悪で単純明快。細かいことを除けば万人がそれなりに楽しめる作品。○スマートな仕上がりで、お涙頂戴に走らないあっさりしたエンディングも好印象。○ヒュー・ジャックマンが良かった。良い役を引き当てたな。はまり役だった。 [映画館(字幕)] 7点(2012-01-09 14:40:17) |