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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
このシリーズを見るのは一体いつ以来だろう?何度も見ている。でも、何度見ても面白い。 アクション、アドベンチャー、ロマンス、サスペンスに ユーモアの挿入に作品のスピード感に高揚感が増すテーマ曲まで申し分無し。 映画のお楽しみがいっぱい詰まっている。 最後はどうなるか分かっているけどやっぱり面白い。初見ならもっと楽しめる冒険活劇の傑作ですね。 鑑賞後は「面白かったなあ!」という感想が素直に出てくる。そしてこういう映画はそれだけでも十分だと思うのです。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2016-05-03 23:53:09)
2.  レインマン
物凄く久しぶりの鑑賞でした。大分記憶があやふやな部分もありましたが、多分昔見た時よりも今回の方が感動したような気がします。  父の遺産目当ての下心で始まった旅ですが、旅の中で兄弟の遠い記憶を辿り、兄の存在を知らず父と縁を絶って生きてきた弟が家族愛というものを知り、弟の下心が真心に変わっていく過程を実に丁寧に描いています。  大ごとにせず、小さな描写の挿入で兄弟が少しずつ距離を埋めていく様を見せる。その1つ1つが素敵です。(終盤のホットケーキとシロップとか…ですね)その積み重ねが、最終盤での「兄貴が出来てうれしい」「僕の親友」と額を合わせる感動的な名シーンにつながります。  「レインマン」と言えばダスティン・ホフマンの名演技がまず出てきますが、むしろ本作は弟のドラマであり、演じるまだ若いトム・クルーズの漂わす雰囲気がとても良かったです。
[DVD(字幕)] 9点(2013-01-07 19:27:08)
3.  レ・ミゼラブル(2012)
台詞のほとんど全てが歌になっているミュージカル大作。見応えがありました。  台詞が歌になっているため、台詞の途中で一息入れるといった感情表現は出しづらいですが、人生の喜びや悲しみを表現するキャストの歌唱力や歌いながらの表情の演技が素晴らしかったです。時には壮大に、時には柔らかに、子どもが歌うシーンではまた曲調が明るく変わり・・・といった音楽も素晴らしかった。  皆が一体となって歌うシーンでの迫力ある歌声に圧倒されるとともに、音楽や歌、歌声の持つチカラに心から感動しました。  平日の昼間にもかかわらず大勢のお客さんが席を埋めていましたが、エンドロールが始まっても皆が作品の余韻を共有するように席を立つ人がほとんどいなかったのが印象的でした。
[映画館(字幕)] 9点(2012-12-27 17:13:04)(良:1票)
4.  恋恋風塵 《ネタバレ》 
幼なじみ、その2人が仕事のため初めて出た都会、そこでいつしかお互いに芽生えるはかない恋心。とても純粋で切ないラブストーリーでした。日本人が観てもどこか懐かしさが漂う美しい風景と映像、そして登場人物の全く飾り気が無い等身大の素朴な演技がその風景と実に自然に調和していました。候孝賢監督は登場人物に多くを語らせない。でも観る者に彼らの感情が痛いほど伝わってきます。そこに決して多用はせず、しかし効果的に挿入される控えめな音楽も作品の雰囲気に見事に溶け込んでいました。それにしても主演の女の子の演技を感じさせない素朴な可愛らしさがとても印象に残りました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-02-10 23:28:00)
5.  レベッカ(1940) 《ネタバレ》 
もう70年近く前の映画。2時間を越える作品。しかし今観ても全くだれることなく引き込まれてしまう見事な映画だと思います。今までに見たヒッチコック監督作品でもかなりお気に入りの1本です。居るはずの無いレベッカに次第に心を支配されていくジョーン・フォンティーンの見せる様々な表情が実に魅力的です。同じヒッチコック作品「断崖」でもそうでしたが、確証の無い疑惑や、目に見えないものに心を次第に支配されていく彼女を見ていると、もう放っておけなくなってしまうんですよね。ジュディス・アンダーソンの醸し出す不気味さ、ローレンス・オリヴィエの本心が分からない精神的な不安定さなど、本作の魅力はマンダレーの全ての人々の心を支配しているかのような、マンダレーに居るはずの無いレベッカの圧倒的存在感と、「R」のイニシャルなど、その見せ方の巧みさに尽きるのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 9点(2009-01-20 23:21:49)
6.  レイニーデイ・イン・ニューヨーク
ティモシー・シャラメとエル・ファニング演じる大学生カップルのお話なんですが、 2人が一緒にいるのは冒頭と最後のごく短時間。すぐに2人をNYでバラバラにし、それぞれの身に起こる騒動をテンポよく描く。 NYを舞台にアレンらしい空気、アレンらしい作品の色、アレンらしいテンポ、アレンらしい登場人物とNYのガヤガヤ感。 アレンファンには十分に楽しめる作品に仕上がっていると思います。 ちょっと神経質でスランプに悩める映画監督。妻の浮気に振り回される脚本家。 NYで離ればなれになった恋人となかなか合流できずやきもきする少々理屈っぽい大学生。 アレン自身が映画に出なくなってからも、多くの作品で彼の分身というべき登場人物が登場しましたが、 本作はそれぞれの年齢の時にアレン自身が演じていたら楽しかっただろうなと思える、冴えない男が一杯出てきます。 エル・ファニングがNYで絡む映画関係者を監督→脚本家→今を時めく人気俳優とテンポよく変えていく。 相変わらず誰もがよく喋ります。相変わらずのユダヤネタも登場します。小気味いい、アレンらしい脚本が楽しい。 「僕はNYに残る。君は帰れ。僕には排気ガスが必要だ。」主人公カップルのカレの彼女への最後の台詞。アレンらしい一言です。 彼に若かりし頃の自分を投影させていたのかな。 もう80代半ばのアレンの衰えることのない創作意欲、感性の若さには驚かされます。 しかし彼は今非常に厳しい状況にあり、年齢を考えるとこの先彼が再び映画を撮ることが出来るのかは不透明な状況です。 本作は本国アメリカでは未公開となっており、復帰はそう容易では無いのかもしれません。
[DVD(字幕)] 8点(2020-12-22 20:47:36)(良:1票)
7.  レイジング・ブル
自身の多くの作品で偏執的な登場人物を登場させてきたスコセッシと、 体重を増やし、前髪を抜き、偏執的なまでに演じる役になり切ったデ・ニーロ。 同時期にニューヨークで、同じくイタリアの血をひく家系に生まれ育った2人がコンビを組んだのは必然だったのか。 70代に入り近年はすっかり丸くなったデ・ニーロですが、スコセッシと共に見せる、若い頃の尖った演技、表情が作品にもたらす緊張感が凄い。 スコセッシとデ・ニーロのコンビの作品の幾つかでも、血の気の多い役で脇を固めてきたジョー・ペシもまた好演。 美しいモノクロ映像と挿入曲とは裏腹に迫力あるボクシングシーンは今に見ても迫力十分です。 ジェイク・ラモッタという男の栄光と挫折、人生の光と影を演じ切り2度目のオスカー受賞となったデ・ニーロの役者魂が全編にみなぎっています。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-09-17 23:55:40)
8.  レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う
カウリスマキ流バカコメディ第2弾。 前作の方が笑ったかな・・・?という気もするけど、 多分本作を先に見ていたら、そういう感想にはならなかったかも。 相変わらずのとんがったつま先と、あのトサカ頭。これだけで笑ってしまう。 特に青いカウボーイハットからトサカが突き出たおっさんの風貌が面白すぎです。 ちょっとトホホな脱力系の笑いドコロも健在です。 モーゼが登場し、いつ海を割って進むんだ?と思っていたら、 もっと手っ取り早く水の上をスタスタと歩いて渡ってしまうところには笑っちゃいましたよ。 彼らの音楽は前作以上に聞かせてくれたと思います。 「ゴー・アメリカ」と同点、8点とさせていただきます。
[DVD(字幕)] 8点(2015-05-29 22:47:16)
9.  レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
何だろう?この可笑しさ。誰も特におかしなことしている訳ではないんです。 冒頭から彼らが佇んでいる様子、歩いているあのとんがったつま先が映るだけで笑ってしまう。 アメリカに渡った彼らが中古車屋で買ったクルマに乗りアメリカを行く。 あの大所帯が1台の車に全員乗れるわけが無い。トランクに乗せられる2人。これだけでも可笑しい。 もっと笑いをとるなら、何なら急ブレーキでトランクの2人が落っこちたりしても笑ったと思うけど、 さすがカウリスマキさん、アメリカに行ってもドタバタはしません。 独特の間で笑わせてくれます。アメリカでもやっぱり寡黙。これもカウリスマキ流か。 みんな金が無くて腹が減っても留置場にぶち込まれても悲壮感も無い。 旅も人生も、金が無くてこの先どうなるか分からなくても、同じ夢を持つ同志がいれば何とかなるさ。 どこかのんびりしていて大らかな空気に独特の心地良さがあります。
[DVD(字幕)] 8点(2014-07-31 19:20:04)
10.  恋愛小説家 《ネタバレ》 
偏屈で人間嫌いの男が次第に優しさや素直さを取り戻していくまでを演じるジャック・ニコルソンの名演技を堪能しました。 冒頭からこの男の偏屈さをたっぷりと見せる。隣人に悪態をつき、人との触れ合いを避ける事の象徴のような外食でのマイフォーク・マイナイフに人混みの中「私に触るな!」・・・。しかし様々な事情を抱えた人と触れ合うことで、本来誰の心の中にもある素直な部分や優しさを取り戻していく。人間の優しさを感じさせてくれるいい映画でした。  人生の上手くいっていない一時期を生きる隣人の画家、ニコルソンが密かに思いを寄せるキャロル、更に冒頭から最後まで隣人の飼っている犬までも見事に登場人物?として機能しています。この3人が互いに影響しあい、男同士の友情や男と女の愛が芽生えるまでを見事に描いた、ブルックス監督らしい落ち着いた味わいのあるコメディです。  2時間越えの長い作品ですが、後半のロードムービーへの展開も作品に動きがついて良かった。本作でニコルソンとアカデミー賞をダブル受賞することになるヘレン・ハントもまた良かった。この人の20代の頃の作品も見ていますが、30代、そして今40代と女優としての魅力が次第に増しているように思います。
[DVD(字幕)] 8点(2011-09-19 19:40:02)(良:1票)
11.  恋愛準決勝戦 《ネタバレ》 
フレッド・アステアの楽しさあふれる至芸を堪能できる作品です。まずは前半、トレーニング・ジムで。アステアの手にかかればどんなものでも見事なダンスのパートナーに早変わり!そしてあまりにも有名な壁や天井で踊るシーン。前半のアンとの食事中にアンが語った「自分が壁や天井をグルグル踊る姿をよく想像したものよ」と言う台詞。そしてアステア演じるトムはそう語ったアンの写真をパートナーに壁や天井をグルグル踊ってみせる。ダンスの素晴らしさとともにこの有名なシーンはトムのアンへの思いにあふれた素晴らしいシーンです。そして兄妹揃って人生のパートナーと出会い、ゴールインする大ハッピーエンド。こうなると分かっていても、やはりミュージカルは大ハッピーエンドで締めくくって欲しい。兄妹愛も微笑ましく素敵なとても楽しいハッピームービーです。
[DVD(字幕)] 8点(2010-01-16 12:06:13)
12.  レスラー 《ネタバレ》 
オープニングでその男はかつてその活躍が華やかに報じられていたメジャー団体のスーパースターだったことが分かる。それから20年が経過した今、スーパーでバイトをしながら何とか生計を立て、時には家賃も払えず、「客の入りが悪かった」とギャラを安くおさえられながらも週末の場末のリングに上がり続けるかつてのスーパースターの落ちぶれた厳しい現実、疲れた背中をこれでもかと見せ付ける。その男を演じるのはやはり年をとったなあと思わざるを得ないミッキー・ローク。そういえば彼の新作をみるのは久々だ。その姿は痛々しく、そしてリアルだ。ある試合後の心臓発作をきっかけに普通のおじさんに戻ろうと奮闘するが上手くいかず、リングに生きる決心をする。自暴自棄のようでもあるが、一度はリングを降りたが自分の生きる場所はやっぱりリングしかない。そんなラストのリング上のファンに語りかけるマイクパフォーマンスとファイトが感動的だった。幕切れはあっけないけれど、これでいいと納得のいい終わり方だった。ミッキー・ロークの見事なプロレスラーぶりには敬意を表したい。鍛え抜かれた体、流血のハードコアマッチ、場外乱闘、コーナーポスト上の姿、全てが絵になっていた。そしてミッキーがマリサ・トメイを見つめる目。確かに老けた。しかしその目と視線を見ていると彼が若かりし頃、共演女優を見つめる目と視線を思い出した。そこに年齢を重ねた男のいい味と貫禄を感じさせてくれた今後の彼のますますの活躍に期待したくなった。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-16 19:00:41)(良:3票)
13.  レット・イット・ビー 《ネタバレ》 
60年代の地球上を熱狂の渦に巻き込んだビートルズだがこの頃には4人、特にジョンとポールの不仲は決定的なものになっていた、なんて事がよく言われるしそんな風に書かれている本を読んだ事もある。しかし本作を見る限り彼らは確かにビートルズという1つのチームだし、実際にジョンとポールは笑顔で、ノリノリで息ぴったりの素晴らしいプレイを何度も見せてくれる。楽しそうに談笑したりふざけている様子や、そしてポールがジョンにジョージの事を相談するシーンがある。ポールの本音の相談に真剣に耳を傾けるジョン。こんなとても素敵で感動的ですらある4人の姿がいっぱいあります。この作品を観ると4人のビートルズへの思いや友情は変わらないものであったと思えるのです。しかしアップルの事、マネジメントの事、4人のプライベートの事など彼らの周囲には様々な問題があったのでしょう。このフィルムを見ていると、解散が避けられそうもなかったこの時期に作られた曲の歌詞には彼らのどうしようもないという思いが溢れ出ていて胸を打つものがある。有名なアップルの屋上での最後のライブの彼らの姿からは今のビートルズの姿をファンに残したいという彼らの熱い思いが伝わってきます。実に感動的なドキュメンタリー・フィルムでした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-15 20:03:17)
14.  レナードの朝
デ・ニーロは改めてすごい人だと実感。やはりこの人は努力の人なんだなと思います。でも、この作品に関してはロビン・ウィリアムス演じるセイヤー医師が強く印象に残りました。人と関わるのが苦手で、ずっと研究室勤務。その彼が初めて患者と接する。気が弱く、不器用で口下手ですが、誠実な人柄である医師を演じる彼が素晴らしく、ひげ面にあの笑顔がたまらなく好きです。人と接する事が苦手だった彼がレナードと出遭ったことで彼に友情を感じ、人と人が出会い、心が触れ合う事の素晴らしさを知ったのだと思います。そしてラストでレナードが目覚めた直後の映像を見つめるシーン、一番の理解者であった看護士との「彼は先生の友達」という会話の後、お茶に誘う終わり方はとてもよかったと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2008-11-28 20:23:57)
15.  レマゲン鉄橋
第2次大戦末期のヨーロッパ戦線。ライン川に架かるある橋をめぐるドイツ軍とアメリカ軍の攻防を描いた実話モノ。 アメリカの戦争映画にありがちなアメリカ万歳にはなっておらず、 大戦末期にはこんな闘いもあったのだと史実を取り上げようとする意図が感じられる作品です。 ある者は戦争に疲れ、嫌気がさし、ある者は士気が上がらない。両軍の最前線の人間模様を描いたドラマとしても、 戦争アクションとしても見どころ十分の作品に仕上がっています。 こういう作品だからこそ、ドイツ側の描写には言語も含め、こだわってほしかったところ。 ロバート・ヴォーンは嫌いな俳優ではないし本作でも大健闘しているのですが、 やはりここはドイツ人俳優を充てても良かったと思います。 日本ではすっかり「よゐこの無人島0円生活」のテーマ曲になってしまっている感がありますが 「大脱走」にしても本作にしても、こんな男の映画には巨匠バーンスタインの音楽が良く似合う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-20 21:45:26)
16.  レヴェナント 蘇えりし者
まずは冒頭、先住民との戦いを見せるアクションシーンから圧倒されまくりの作品でした。 その後も熊の襲撃や、死んだ馬の内臓を取り出しその体内に入って暖をとる等のサバイバル描写は壮絶の一言。 撮影のルベツキは本作で実に3年連続のアカデミー賞受賞となりました。 自然光を巧みに利用し、過酷な大自然の中で苦闘する人間を執拗にとらえ続ける。まるで彼らの苦闘を間近で見ているような臨場感。 太古の昔から変わらぬ営みを続けてきた、厳しくも美しい大自然の偉大さと、憎みあい殺しあう人間。 そんな人間を壮絶に演じ、ディカプリオは欲しくてたまらなかったオスカーを遂に手にしました。 ストーリー性よりも、作品全体のスケールの大きさに圧倒される。映画館で見ておきたかったと思う作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-07 23:13:30)
17.  レッド・オクトーバーを追え! 《ネタバレ》 
潜水艦内外の米ソの様々な思惑を交錯させながらの、潜水艦を舞台にした見応えのあるドラマに仕上がっています。 潜水艦モノはどうしてもキャストの動きも制限されるので、ピーンと張り詰めた緊張状態を感じさせる演技力も求められる。 いわゆるジャック・ライアンものですが、主演はショーン・コネリーと言ってもいい存在感があります。 アメリカの艦長を演じたスコット・グレンも地味ながらも見事にショーン・コネリーとの頭脳戦の相手役をつとめています。 潜水艦モノといえば魚雷ですが、その局面の緊張感をマックスに高める魚雷の使い方も的確。 ヘリを使った空からのアクションも水面下を航行する潜水艦のドラマの中のいいアクセントになっています。 唯一余計に感じられたのは終盤の銃撃戦でした。また、ソ連側の言葉が中途半端になってしまっているのも残念。
[DVD(字幕)] 7点(2016-06-27 17:13:22)
18.  レジェンド・オブ・ゾロ
前作は2代に渡るゾロの物語。本作はゾロの家族愛のお話。 家を出たエレナに付きまとう前半の姿はちょっとマイナスではあるのですが、 カッコ良くも人間臭いゾロの一面がよく出ていたと思います。 ゼタの変わらないお美しさと強さ、そしてちょっと生意気だけど可愛い坊やの大活躍。 途中で坊やに正体を明かしてしまうストーリーは意外でしたが、それも終盤にうまくつなげていく。 ゾロものと言えばやはりこれ、剣劇アクションも十分に楽しめます。 「ゾロは過去の遺物」というような台詞がありましたが、 カリフォルニアがアメリカに加わり、どんどんアメリカが大きくなっていく頃のお話。 銃を持った悪党を前にしても、銃を手にすることなくあくまでも剣で闘うゾロ。 僕にとってゾロといえばやっぱり「アラン・ドロンのゾロ」なのですが、 アンソニー・ホプキンス演じる先代ゾロから受け継いだ誇りを胸に闘う、 夫であり父である本作のバンデラスのゾロも十分すぎるほどカッコ良かった。
[DVD(字幕)] 7点(2016-03-09 20:29:51)
19.  レイルウェイ 運命の旅路
第2次世界大戦が終わり、時は流れても戦争を経験した人々から戦争の記憶や心の痛みが消え去ることは無い。 経験した人、その人の傍にいた人にしか分からないであろう苦しみを描き出した、実話に基づく人間ドラマ。 特に戦後長い時を経てローマクスと永瀬が再会する終盤は見応え十分です。 それだけに、もう少し長くなってもよかったので ラストで赦し合うに至る2人の再会後のドラマにも時間をとって見せてほしかった思いも残ります。 また、これは仕方が無かったのかもしれませんが、 日本人としては戦後もかの地にとどまらせた永瀬の心の内をもう少し描いてほしかった気もします。 それでも、重い内容でしたがいい映画を見たという思いです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-27 23:20:37)
20.  レオン(1994)
リュック・ベッソンが本作を思いついた時、この年齢のナタリー・ポートマンがいた。特に可愛いとか奇麗だとかは感じませんが、数年後でも数年前でもない、この年齢にしか出せない微妙な幼さと大人っぽさや危うさを見事に醸し出す。映画のタイトルは「レオン」ですが、僕にとっては「マチルダ」でもいいと思うくらいにナタリーが強烈に印象に残る作品です。勿論ジャン・レノのシブさに、脇を固めるゲイリー・オールドマン、地味ですがダニー・アイエロもいい味を出しています。冷酷な殺人者の心に少しずつ変化が生じていく様と、レオンとマチルダの時に切なく時にコミカルな心の触れ合いの見せ方がいい。ストーリーはそれ程好きな映画ではないですが、それでも何度か見ています。やはりこのキャストも含め魅力を感じる作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-03-25 21:43:06)
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