1. ロシア52人虐殺犯/チカチーロ<TVM>
《ネタバレ》 殺人自体中身は凄惨でゲロゲロなほどやばい殺し方をしてるけどそんなシーンは数シーンしかなくちょい軽な感じ描き方ぐらいでチカチーロの連続殺人を扱っているけども映画自体は事件の全容を世間に知らせて暴きたい検視官とその上司vs共産主義の我が国にそんな殺人鬼はいないからと適当にあしらって事件自体をなかったことにしようとするロシアの上層部の対決がメインという見方がちょっと変わった一品。テレビ映画なのに豪華すぎるキャストとほとんどセリフがないのに存在感の見せ方が凄いジェフリー・デマンの演技も見事ですが、ソ連という国の体制に押しつぶされそうになりながらも外堀りを徐々に埋めていきチカチーロへとたどり着き、どうやって白状したかまでをほんとリアルに再現していて時代の怖さを感じるラストはちょっとアッサリしてたような感じでしたがそれまでの作りはお見事。共産党員はそんなことしねえだろ!的なソ連の思想は怖い。チカチーロの事件を知るのにはとてもいい映画デシタ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2024-10-06 02:03:03) |
2. ロードゲーム
《ネタバレ》 半分くらいはステイシー・キーチの一人演技でジェイミー・リー・カーティスはほんとの脇役。BGMもサブカルチャー的ではないけどもどこかまったりで登場人物の使い回しでどうしてみんな同じ方向に向かっているのかがちょっと謎で連続殺人的なものも実際の死体は出てこないしそういった事件が起きてるかどうかもちょっと謎。全てがセリフとキーチが見る物全てで表現されているのでサスペンス風に仕上げてるのに何故かサスペンスに感じない変な映画。地味だけどもキーチ一人が孤軍奮闘してるけど荒野の中で逆に浮いている存在で描いてるのもなかなか面白いし失踪した夫の嫁のオバハンのキャラも面白いし肉の切り身を死体を切り裂いた肉と見せかけるような撮り方もなかなかうまい。トラックでどこまで突っ込むねんと言いたくなる工場群での攻防戦はちょっとヒネりがきいててよかったです。原題の「roadgame」は・・はい、物足りず。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-05-30 02:24:36) |
3. ロボシャーク vs. ネイビーシールズ<TVM>
《ネタバレ》 アサイラムの「シャークネード」シリーズのように発想自体がバカでバカを追求したサメ映画とは違ってただのお笑いギャグ映画なので見ていてまぁまぁ寒い笑いのオンパレードはどうしていいのかもわからず。出てくる人みんな頭悪いというかバカというかとりあえずバカの作りすぎ感も強い。ロボシャークの無双っぷりと街を結構破壊してるのに破壊されてる感が全然しない街の雰囲気とプールの底からドーンと出てきたのになぜか水が抜けてないのは意味が分かりませんが、とっても都合よくサメの行き先が分かりとっても都合よくメイン登場人物が全員サメの元へ集合という何一つ面白くない展開とSNSネタを使うのはいいけど投稿に対する反応が瞬殺レベルに早すぎて違和感アリアリ。ちょっとやりすぎ感がひどいです。シアトルのスペースニードルが可哀想な使い方をされた笑えない映画の中でビル・ゲイツをパロったオッサンの死に方が一番面白かったかなー、地上引きづり回しのCGの雑さがよかったです。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-02-05 22:16:15) |
4. ロバマン
《ネタバレ》 しょっぱなから吉田照美が走る!走る!走る!シャドーボクシングをしてる風に走る、胸元にでかでかと「68」が輝くロバマン!真面目にやってるはずなのにニヤニヤしてしまうオープニングのどや顔と真面目に作ってる主題歌!!作詞作曲が豪華すぎてスゴイけど歌ってるのがロバマンなのでこれもまたニヤニヤ。途中でフルコーラスPVまで突っ込んじゃう映画の常識を覆してる作りはロバマンにもはや愛すら感じます。演技どうだこうだはどっかに置いといてどこにでも出現する瞬間移動ロバマンとタフマンの夢の競演にエロ星人の横に立ってる姿がなんか可哀そうな唐橋さんとのどんな4ショットやねんとツッコミを入れつつほんっっっとにくだらない内容な映画だけどとりあえず照美ロバマンは限定ラーメンを食べたいならもっと早く行けや!!と思ったのは秘密です← [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-27 00:50:51) |
5. ローデッド・ウェポン1
《ネタバレ》 80年代後半~90年代前半にかけてハリウッドでパロディ映画が流行ってさらに弟のチャーリー・シーンが主演した「ホット・ショット」が大ヒットしたのでそれに対抗してだかどうなんだか兄貴のエミリオも主演で、脇役とかチョイ役がめちゃくちゃ豪華で盛大なパロディ映画になってるんだけど最初から最後まで盛り上がるようなシーンもなくずーっと変わらないテンションで進んでいくのはどうなんだか。というか行動で笑わせるパロディとかでなくセリフや雰囲気で笑わせるパロディなのでそのせいなのか色んな小ネタを大量にブチこんだクスクス笑いで終わるのがほとんど。ブルース・ウィリスの意味不明すぎる登場だったり日本製かよボケーと言わんばかりのサミュエル・L・ジャクソンのふざけっぷりが浮いてるような感じがしてならなかったです。大分物足りないですがみんなパロってる演技が巧いのでそこはよかったですね。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-11-09 02:01:19) |
6. 60年後...
《ネタバレ》 サナダムシが人間に寄生し侵略していくというパラサイトもの。サナダムシっていう時点で面白すぎなんだがどうしたらこんな映画が撮れるんやろというぐらいにショボく、どうしたらこんな映画にロックリン・マンローが出てくれたのかがちょっと理解できない。設定は違うけどジョージ・A・ロメロの「クレイジーズ」のような展開にもなるわけがなく「パラサイト」からカフェインネタをパクってるけど「パラサイト」のようになるわけもなくひたすらグダグダ感満載でするんでいくので1時間半が久しぶりにとっても長く感じました。この手の映画ではありがちな色んなことを提示するくせに全部投げっぱなしとなんでそんなことがわかんねんの連続ですが政府の隠蔽がなんちゃらとか言うくせに60年間の間隕石が普通に放置されすぎなのと主人公の彼氏の容姿の変わりなさはほんとに意味不明でした。 [DVD(字幕)] 1点(2018-10-11 10:10:38) |
7. ロスト・ウィークエンド
《ネタバレ》 倦怠期の夫婦が気分転換にキャンプに行ってああだこうだしちゃうっていう映画なんですがそもそもな話、お互いを助け合い親交を深めよう的なキャンプにそんな夫婦が行っちゃああかんよね(笑)それはともかくとして人里離れたところは別世界、自分以外のものはすべて敵という状況を場所を利用して巧く表現してたかと思いますけど人間が何もないこんなとこに来て自然を破壊してキャンプ、うひゃうひゃとやってたら自然が怒ってお前ら荒らしてなにしとんじゃ生きてかえさんどー!!という不条理すぎることになったと思えばいいですかね。オーストラリアって人が住んでないとこに行けばすんげえ場所だらけなので色んな意味で面白かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2015-07-01 09:54:24) |
8. ローリング・サンダー(1977)
《ネタバレ》 ポール・シュレイダーのベトナム戦争後遺症第二弾。ウィリアム・ディヴェインのハマリ役がとんでもない上「狼よさらば」のチャールズ・ブロンソンとは全く違った復讐モノですが帰国後何一ついい事がなく絶望の淵までにほぼ追い込まれた主人公と若き頃の宇宙人ジョーンズの魅せるラスト10分の凄すぎる銃撃戦。戦場帰りのアメリカをここまでエグく描けるのはやっぱ脚本が凄いのか、後遺症に悩む人間を追い込む感と疎外感がハンパない。タランティーノのお気に入りの一本らしいけど雰囲気がまぁ、「キル・ビル」で参考にしてるんだろなー。 [DVD(字幕)] 8点(2014-08-25 20:10:26) |
9. ロクスベリー・ナイト・フィーバー
《ネタバレ》 サタデー・ナイト・ライブから派生した映画らしいんですか正直二人のギャグがイマイチすぎて全く笑えず。ベタベタでこれで笑っていのかタダのバカでやってるのかそのラインが分かりづらく結局の映画はサクセスストーリーなのか二人が運だけで生きてるのを表現したかったのかどっちかもよくわかんなかったしウィル・フェレルとクリス・カッテンがフィーバーしてるだけでそれ以外何もフィーバーしてないのはサッパリでしたけど。まぁ番組が好きな人向け、なとこでしょうねえ。 [DVD(字幕)] 5点(2013-11-05 22:55:09) |
10. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
《ネタバレ》 楽しめるアドベンチャーかな~と思ったけど意外にグロさもあってその辺ちょっとビックリしたけど80年代らしい「インディ・ジョーンズ」の影響を受けたであろうストーリーはシンプルな感じがして楽に見れました。最近の冒険ものはどーしても特撮だったりそんなん絶対無理やんと突っ込みたくなるような展開があるから嫌いなんだけどこうスタントが頑張ってたりコイツら頑張ってるなーっていうシーンを見るとこっちもなんかワクワク(笑)序盤二人が追いかけられてガケをターザン風に飛び越えたとき、マイケル・ダグラスが飛び越えたあと崖にぶつかった時に思くそクッション材を使ってて硬いであろう石がへっこんだのを見て3回ぐらい見直して笑ろてしもたけど、まぁそれもなにかのご愛嬌ってことで。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-22 15:44:51) |
11. ロックンロール・ハイスクール
個人的にラモーンズって言われてもサッパリだし誰?なくらいにロックに無知ですがこの映画はロジャー・コーマンらしい突っ込みどころ満載な無茶苦茶な設定と彼らのロック魂が面白いぐらいにマッチしててよかったぁ。アホっぽいキャラばっかりですが出てる人はみんな楽しそうに演技してるとこっちもなんかテンションが上がってきちゃいます。コーマンはマトモな映画は迷作が多いのにこんな感じのネジが抜けた映画を作るのはほんと上手いなぁ~。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-26 00:41:18) |
12. ロサンゼルス大地震<TVM>
《ネタバレ》 実際は180分ほどある本編ですがビデオサイズになると100分ちょいで今回見た完全版はそれに30分ほどを加えたものですがやはり短くしたせいかたまに前後に繋がりがないシーンがくるのは残念。大臣を襲うスナイパーのくだりは全くもっていらんけど。B級映画だと地震がおまけ的な感じで主題はもっと違うものになるパターンが多いんだけどこれはもろ地震。初期微動がないのは町の下が震源地だっていう事なのか脚本書いた人が初期微動の事を知らないのかはわかんないけども結構手が込んで迫力たっぷりですが他の映画と違うのはある日突然起こるっていうのじゃなくて予測されまくった結果での地震なのでその辺りの面白さっていうのがあんまりなかったなぁ。余震が起こるたびに誰かが死んでいくので定番+リアリティさを表現?な感じですが終わり方を家族愛で締められても微妙すぎなんで、せめて復興の道しるべだとか希望だとかで示してくれないと・・なぁ。国家の一大危機なのに大統領が一切出てこないのも不思議でした。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-09 02:18:14) |
13. ロンゲスト・ヤード(2005)
この前オリジナルを見ててそいやリメイク作に大好きなブライアン・ボズワースが出てたのを思い出して久々に彼を見たくなったのでついつい鑑賞。主演が主演だけにコメディはやや強くなってますが看守チームをほぼ元スポーツマンで固めるのはいかがなものか。あまりにも無難すぎる作りでオリジナルで主役級で出てたバート・レイノルズやエド・ローターも出しとけばいいんじゃね?な感じがプンプンしました。便利屋の名前がそのまんまケアテイカーってなってたりクナウアーがクノールだったりたまにちらほら字幕翻訳の相違があったのもちと気になったなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-01-30 01:32:33) |
14. ロンゲスト・ヤード(1974)
あんまりルール・・いや、ほっとんどルールの知らない自分でも熱くなれるスポーツ映画はいいなぁ。バート・レイノルズ率いる囚人軍団vsあの「ローマの休日」のラドビッチが権力を振り回す所長率いる看守軍団の意地の対決は見てるだけで爽快。一般客がめっさ見てる中でも殴り合い喧嘩は普通なところがいかにも刑務所らしい(笑)人種差別は今じゃ完璧にタブーだけどそれもまた一つの面白さ、後半の試合時間が長い分手に汗握る展開でラストはどうなるかとヒヤヒヤしましたがまさかそうくるとは・・・。画面分割も効果的で大満足な一本でした。 [DVD(字幕)] 8点(2011-01-27 01:49:19)(良:1票) |
15. ROCK ロック<TVM>
SF要素が満載すぎのホラー映画。殺し方や死体の描写が結構激しいは最近のホラー映画の流行りですが曲者俳優ゲイリーの息子でコイツも曲者ジェイク・ビューシィがオヤジそっくりのイカれた演技以外特に印象に残るとこがないのがちとつらい。ダニー・トレホが神父役で出た意味が全く分からないし看守役のステイシー・キーチも微妙な存在。なんならゲイリーに看守役させて親子共演させりゃあよかったのに(笑)あ、でも二人とも死んじゃあ・・・、、死ぬ役多いからまぁいいか。 [DVD(字幕)] 4点(2010-11-16 01:24:21) |
16. ロードキラー in L.A.
実話の映画化らしいのだが・・いつ起きた事件だ?画質が80年代か90年代のTV映画のような雰囲気で2004年に製作された映画だけど今時暴走族の逆切れ映画作るか?な気分です。微妙に、っていうか邦題の「L.A.」は全く関係ないしラスティ・ネイルのような殺人鬼に襲われる「ロードキラー」でもなんでもないので邦題の適当さは残念。結構おバカな主人公たちですがこれもまたどこかで見たことあるストーリー。実際に起きた事件、という以外なんの新鮮味もなかったっす。ラストも「ビッグトラブル」みたいなオチだったらもっと面白かったかもしんないなぁ(実話だからんなわけなぃか [DVD(字幕)] 5点(2010-07-30 01:07:09) |
17. ロベール=ウーダン劇場における婦人の雲隠れ
《ネタバレ》 うん、「ロベール=ウーダン劇場における婦人の雲隠れ」じゃなくて「ロベール=ウーダン劇場のある小部屋における婦人の雲隠れ」の方がより内容に近くねぇか?な感じがしてたまらんです。メリエス自身の初期中の初期の頃の作品なのでこれ以後の彼の映画を数本見てしまうとこの映画の面白さを全く感じないのはちとつらいですな。 [インターネット(字幕)] 3点(2010-04-07 00:28:44) |
18. ROT/ロット 惨劇の同窓会
《ネタバレ》 長いなぁ。すべてにおいて長い。オープニングまでが長い。次の殺人に起きるまでが長い。runtimeも80分という短さなのに長いなぁと感じてしまうのは映画として致命。、出演者も両手で数えれるほど少ないのでこいつが犯人かぁ!!という驚きも特になかったし、「ブリザード・エッジ」みたいな「ハイウェイ・バトル」みたいな安っぽさ全開で無駄にスローモーションを絡めてるので面白さもかなりの勢いで半減してるように思えました。唾液でエイズ感染っていう考えは素人の考え丸出しでわ笑ってもーたわ(笑) [DVD(字幕)] 1点(2010-03-23 11:35:24)(良:1票) |
19. ローラーとバイオリン
彼の映画は初めて見たんだけどノルタルジックな雰囲気が凄い。幻想的に映像を映す手法は目を見張るものがあるし卒業制作とは思えないほど綺麗な画をしてました。優しい画というのはこういうことを言うんですね。ファンタジーに満ち溢れた、らしいラストも個人的にはなかなか好きな一品。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-02 01:34:44) |
20. LOST ISLAND ロストアイランド
《ネタバレ》 邦題の元ネタは見れば誰でもわかるアレなんですが・・随分とまあファミリー向けにしたもんで。豪勢に「ロストアイランド」としたもんだからなにか大きな事があるのかと思いきや金のかかることは尺が短くてあとは延々気が抜けるBGMに家族の無人島生活と。ドイツ映画らしい中身のないストーリーにいまいち危機感を感じない展開には安っぽさを全開に感じます。オープニングがあのBGMじゃねぇ・・・、、、ほんと気が抜けちゃいます。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-19 02:04:18) |