1. ロゼッタ
《ネタバレ》 少し前にフランスで若者が怒ってデモを起しましたが、その理由はフランス政府の若者に対する雇用政策が原因のようです。もしロゼッタがこの時代に生きていたならば、間違いなくこのデモに参加して暴れまわったことでしょう。日本の若者はフランスほど「仕事」に対する執着はないと思うから多分無関心でしょうね。 この映画は今こそ観るべきです。「仕事」というのは単に賃金を稼ぐための手段ではなくて、社会とつながりを持つための手段だと思う。 ロゼッタの場合は母親の存在が強烈な反面教師となっており、そのために「まともに生きたい」と願う気持ちが「仕事」に対する執着につながっているようで、母親との人間関係しか持たない彼女にとって「仕事」とは人とつながり、社会参加するための唯一の手段だったと考えます。彼女にとって「仕事」をクビになるということは、社会参加を拒否されることと同じ意味を持ち、自ら「仕事」を辞めなくてはいけなくなることは絶望を意味したのだと思う。絶望の中、ロゼッタが最後にとった行動は分かりにくかったけど、母親と一緒にガス自殺することだったのでしょう。しかしそれも失敗に終わり、ついにロゼッタは泣き崩れてしまうシーンが切ない。それでも絶望の中からひとすじの希望が生まれてきそうなラストがある。その結末の行く末は観客の想像力に委ねられていました。こういう映画はハローワークに毎日通っている飽き性で無気力な若者に見せるべし。働くことは素晴らしい。映画は人を救う。 [DVD(字幕)] 9点(2006-04-29 11:59:32)(良:1票) |
2. ロスト・チルドレン
ジェネは芸術と称してまた光の通らない世界観を作り上げていますが今回は大目にみましょう。登場人物たちもいつものように暗喩法に満ちた作り方になっていましたね。ていうかジェネ論なんてどうでも良い、私が言いたいことは1つしかありません。子役のミエットが恐ろしいほどかわいい!いやかわいいというよりも美しいのです。まさにクールビューティーですよ。天才子役のダコタ・ファニングも裸足で逃げ出すほどのプリティさに驚愕した人も多いと確信しております。ミエットの鼻っ柱の強さや、笑ったときの影のある横顔も含めてすべて好きになれます。この映画はこの少女を鑑賞するための映画だと断言しましょう。素晴らしかったです。ちなみに私はロリコンじゃありません。 [DVD(字幕)] 6点(2006-03-16 20:39:46) |
3. ロスト・イン・トランスレーション
どんなに贔屓目に見ても盛り上がりに欠けるし退屈だった。私からみると刺激が足りない。主人公の孤独がゆるすぎる。 コッポラが日本に気兼ねして作っていることがありありと見えた。日本の汚さをもっと出してくれたら賛否両論はあるだろうが、評価はもっと高かったはず。 じゃんじゃんすき放題にやってほしかった。 無謀な若さがもっと欲しかった。 3点(2005-01-24 19:18:25) |
4. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
あっという間の3時間だった。 すべての種族が活き活きと描かれていた。 この映画を素直な気持ちで「面白い!」と思える自分を心から褒めたい。 久しぶりに自分で自分を褒めたくなるような映画に出会えて嬉しい。 映画というのは「面白い」と思った観客が常に勝者だと思う。 9点(2004-08-01 22:48:18) |
5. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
ポストマンといい、ボディーガードといい、綺麗な役ばかり演じているなぁ。 4点(2003-10-14 20:16:52) |
6. ロッキー
どろくさい [映画館(字幕)] 4点(2003-10-14 20:07:29) |
7. ロケッティア
あの飛び方では壁にぶつかって即死だと思う・・ 2点(2003-10-14 19:59:10)(笑:1票) |