1. ローン・サバイバー
《ネタバレ》 なんか、フェイク疑惑の噂のある原作らしく、事実がどうなのかが気になります。 それは置いといて、敵は一発で倒れて戦闘不能になり、流血しながら追って来たりはしません。 こちらの4人は撃たれても、撃たれても、血だらけで戦い続けてるのが、変です。 ランボーやシュワちゃんでも、あんなにケガしたりしないし、実際無理でしょ。 そこは根性一発で、アメリカ人はアラブ人よりも、ダイハードなのさって事・・? ストーリーも、たった4人で、敵が200人の陣地へ接近とか、無茶な作戦を実行する割に 困ったら助けて貰う前提になってて、4人の救助の為に15人死ぬのが正しいのかねえ。 決死隊なんだから、自決用の薬でも持って行くしかなかったよ。 こっちの4人が死ぬか生きるかを、ハラハラしながら見てる観客は、40人も50人も 撃ち倒される敵側の人間はどうでもいいのかねえ。 彼ら4人は、作戦を失敗したかのように落ち込んでいたが、自分たちの10倍の人数を 倒したんだから、前向きに考えれば良いと思うのだが、命の価値が違うのかねえ。 まあ戦争が起きる原因は、宗教や価値観による考え方の違いによるものだから・・ にしても、敵の数200人のタリバンは嘘で、10人程度だったという噂もあるし、 脚色を通り越して、着色し過ぎた物語に、感動は出来なくなりましたので、点数は低めです。 [インターネット(字幕)] 4点(2021-04-03 22:37:42)(良:1票) |
2. ローガン・ラッキー
《ネタバレ》 1回見て「大して面白くも無い」という印象でスルーしようかと思ったんですが、 理解が足りなかったと思い直し、もう一度最初から見直したら、はまりました。 人間関係が複雑で、顔を覚えるのが苦手なので、2度目は食い入るように見たら 大変面白い脚本だと気が付きました。日本映画だと顔は忘れないのに・・ 田舎の馬鹿兄弟の行き当たりばったりなクライムコメディだと予想してましたが 実は、兄ローガンの緻密な計算の上で、身内も手玉に取って失敗を偽装しての成功。 まあ騙されるチームメイトがホントの馬鹿ばかりなのは予想通りでしたが・・ カネを盗まれた企業も一体いくらあったのか集計する前のカネなので、損害が 不明。もしかしたら大した額でもないと諦めてしまうのも、先を読んでいたと・・。 最後に、欲を張らない範囲の金額をゲットし、仲間に届ける兄ローガン。 不運が続き伝説となっていたローガン兄弟(妹も入れて3人)の祝杯でフィナーレ かと思いきや、酒場の隅にFBI特別捜査官の姿。 なんとも言えない感触ですが、オールドロックミュージックでナイスな後味。 ジョンデンバーのカントリーロードが何度も出て来て、キングスマン2を思い出した。 まさに典型的なアメリカンムービーです。自分は大変気に入りました。 ただ、自分のような外人の顔と名前を覚えるのが苦手な人は、2回見る必要が・・・ [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-07 00:06:30) |
3. LOGAN ローガン
《ネタバレ》 うーん。アメコミの無理矢理な世界観が嫌いで、このシリーズは敬遠してましたが まわりの評判が良いので見ました。 やはり自分には無理でした・・。 人間のモンスター化ねえ・・ あと500年先でも無理でしょうねえ。 何に期待して、近未来で超科学の設定に拘るのかなあ。シラケませんか? ファンタジーとしてみるべき? 顔の串刺しシーンばかりですけど 子供のウルバリン、キックアスがお手本だろうけど、なんかヒステリーで不快で リアリズムも無く、遠く及ばないなあ。 と、こき下ろしまくりでファンの方に申し訳ないので、1点追加しておきます。 [DVD(字幕)] 6点(2017-12-04 17:42:22) |
4. 64/ロクヨン 後編
《ネタバレ》 ふーん原作とは違うんですね? 読んでないのでそれには触れません。 気になるのは、他人の子を殺害した冷酷非道な犯人が、「自分の子供は大事」の演出が浮いてる。 もっとどうしようもない追い込まれた設定とか欲しいなあ。 大手マスコミの記者がヤクザみたいで嫌悪感ある。会見で茶番やらされるシーンも不要と言える。 日吉も事件が解決して引きこもりから脱したのだろうけど、見る側の興味はそこには無いから。 新しい事件に関与した雨宮・幸田の確保も進まない疑問。彼らの起こす犯罪を利用して漁夫の利を 計る捜査一課の体たらく・・お金燃えちゃったし・・ 家族が居るのに罪悪感から狂言犯罪に走る とか、有り得ないし。 行動の動機が甘い。などなどいろいろシナリオに気に入らない部分が多い。 でも、役者の演技で強引に持っていかれた感はある。真犯人の行動だけは納得できないけど・・ 昔から夏川結衣さんのファンなので、どうしても点数は甘くなる・・ そこはご勘弁。 [DVD(邦画)] 7点(2017-08-10 04:24:37) |
5. 64/ロクヨン 前編
《ネタバレ》 なかなか面白かったけど、長いなあ。家出した刑事の娘のエピソードとか 記者クラブに死んだ老人の詳細説明するシーン、引きこもったドジ警官の家庭、 その他いろいろ省略する道もあったのでは? わざわざ前後編に分ける必要ない。 前編のラストに後編の予告編入れてからエンドロールですか・・? もろTVドラマ。 それでも、無理難題に押しつぶされそうになりながらも信念を貫こうとする気概は 伝わりました。警察幹部同士のエゴの板挟みに加え、マスコミの矢面の役回りの 三上を演じる佐藤浩市の迫真の演技は素晴らしい。シナリオの変な空気も役者の 気迫と重厚感で、ツッコミを忘れて見入ってしまった。 原作にあるのであろう、親父の顔が大嫌いという娘の発狂原因を考えると、配役は もっとブ男にすべきだったのか? いやエピソードの変更の方が無難だったかも。 整形するからあり金全部寄こせには、引きまくった。耳が痛い・・(笑 シンゴジラかと思う程大量の役者さんが出てはります。カッコイイ人、痛い人、 良いとは思いますが、ギャラの回収の為に2作に分けたのなら支持できないなあ。 まあレンタルで旧作として2枚セットで借りれたことを考えれば大変お得でした。 [DVD(邦画)] 8点(2017-08-10 04:02:55) |
6. 老人Z
《ネタバレ》 シンゴジラのゴジラに飲ませる毒薬を大量生産するシーンに使われていた音楽が どこかで聞いた懐かしいイメージで暫く悩んでいましたが、思い出しました。 このアニメの、クライマックスで、トンネルを抜けて人工知能が巨大化していくシーンの 曲が、楽器構成やアレンジに差はありますが、とてもよく似た高揚感のある曲です。 確認の為に、借りてきて再視聴してました。 思えば当時はこの板倉氏の音楽がとても新鮮で、この映画はお気に入りでした。 もう25年も前なんですねえ。 老人介護を人工知能にお任せしようという名目で、実際は軍事用に開発中に起きた暴走事件。 責められるべきは、ボケ爺さんと看護師の女学生の、余計な行動なのか、開発側の悪意なのか 微妙なバランスが面白いシナリオになっています。 ただ、軍が誇る人工知能が、一線を退いて久しい年寄りハッカーチームに乗っ取られるのは 無理があるかなあ・・。 まだウインドウズ98も無かったブラウン管モニターの時代に、AIの程度も知れていて・・ だからこそ、2050年頃を時代設定として、近未来SFとして実写リメイクしたら 面白いものができるのでは? このアニメも良いですよ。8点は確実。 ただ、最後のシーンは、やり過ぎ感が大き過ぎて、ドン引きしましたのでマイナス2点。 ですが、音楽が良いので2点プラスで、ヤッパリ8点でしょう。 [DVD(邦画)] 8点(2017-03-24 21:15:05) |