1. 悪い奴ほどよく眠る
「汚職」という一見硬いテーマを、「復讐劇」というサスペンス仕立てにすることによって娯楽性豊かに描く大作。多少強引な設定や展開はあるものの、序盤から見る者を引きずり込む演出の力強さがある。汚職にからむ腹黒い幹部も家庭では良き父親という人間の二面性をうまく映し出している。意外なラストがこの犯罪への憎しみを増幅させる。 [ビデオ(邦画)] 9点(2010-09-05 15:53:38) |
2. 私は貝になりたい(1959)
私も貝になりたい時があります。不条理です。 [DVD(邦画)] 6点(2010-08-08 13:03:24) |
3. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 サム・ペキンパーの作品なので覚悟はしていたが、ラストの大量殺戮はなあ・・・まあ途中まではわりと面白かったが。個人的にはこの作品に「美学」は見いだせなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-30 22:48:02) |
4. 私をスキーに連れてって
ボクもスキーに連れてってもらう時、事前にこの映画のビデオを見て気分を盛り上げたものです。映画のような素敵な出会いが1度たりともなかったことは言うまでもない。でも、会いたくもない元カノにリフト待ちでバッタリという忌まわしい出会いがあった。 [ビデオ(邦画)] 8点(2010-07-24 00:25:51) |
5. わが谷は緑なりき
《ネタバレ》 なんだかいろんなことを詰め込み過ぎていて、心に残るものがあまりない気がした。 足にひどい怪我を負った末っ子を牧師が励まして回復するくだりは良かったが、その末っ子が学校で受けるいじめに嫌悪感。繰り返し見ればこの作品の良さがわかるのかもしれないけど、見たくないシーンもあるのでなかなかその気にもならない。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-19 18:40:00) |
6. 我輩はカモである
《ネタバレ》 マルクス兄弟の作品のばかばかしさは個人的には好きではないけれど、なぜかこの作品だけはハマってしまった。 有名な鏡のシーンはもちろん、閉じ込められたグルーチョが「閉じ込めるんだったらマンガ貸して!」には笑った。 [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-19 00:47:56) |