1. ゴジラ(1954)
記念すべきゴジラ映画第一作目である今作は、安易に怪獣映画とは言えない。ゴジラに襲撃された街は悲壮感に漂い、恐怖に満ちている。近年の子供だましのゴジラ映画とは本質的に違う。原点に立ち返って、緊張感漂うゴジラ映画をもう一度作ってほしい。 9点(2003-06-10 09:40:30) |
2. ピーター・パン(1953)
僕の中では、ディズニー映画の代表格とも言える映画。それくらい子供の頃何度も観て大好きだった映画だ。子供の頃何度も観た映画というものは声とか台詞回しが記憶にはりついている場合が多いので観たときと違う吹き替えだったりすると激しく拒否反応が出てしまうものだ。 8点(2003-06-30 15:49:06) |
3. ふしぎの国のアリス(1951)
幼少時に何度も観た映画。子供の頃には少し「怖い」と感じるくらいこの映画はアダルトな空気に満ちている。有名なキャロルの小説をとても秀逸なアニメに昇華させている。子供の頃にはなんとなく楽しんで見ていたシーンも今観るとかなりシュールで味わい深い面白さを感じる。 8点(2003-06-30 15:44:16) |
4. 雨に唄えば
有名な雨の中のダンスシーンは流石に素晴らしい。僕はこの映画を観て自分が結構ミュージカル好きだということを知った。とても楽しめて映画の素晴らしさを再確認させてくれた。 8点(2003-05-29 17:42:18) |
5. 十二人の怒れる男(1957)
密室であれだけのサスペンスとドラマを見せるのが凄い。暑苦しい部屋で繰り広げられる意見、すなわち人間性の闘いは見応え充分。名作の名にふさわしい映画だった。 8点(2003-05-28 14:24:25) |
6. ローマの休日
実際かなり切ない話やね。なかなかこの作品を越えるラブ・ストーリーはない。ヘップバーンが美しすぎる。 8点(2003-05-27 14:56:00) |
7. 勝手にしやがれ
実はよく分からないけど、雰囲気やノリが最高。こういうのは感覚で観るものだと思う。ジーン・セバーグがカワイイ。 8点(2003-05-25 10:08:58) |
8. 眠れる森の美女(1959)
この映画は異例の70ミリフィルムで作ったそうで、それだけ力の入れようが感じられる。オーロラ姫はディズニー映画の中でトップクラスの美しさだと思う。 7点(2003-06-30 15:54:49) |
9. 十戒(1956)
今と違ってCGに頼ってないぶん「壮大」という言葉が似合う映画だと思う。何回か観たけど色あせない。 7点(2003-05-29 19:30:03) |
10. 現金に体を張れ
タランティーノをはじめとする現代の映画監督に多大な影響を与えている映画だと思った。サスペンスをテンポよく快活に見せてくれて楽しめる。 7点(2003-05-29 17:26:06) |
11. 怪物の花嫁
ティム・バートンの「エド・ウッド」を観てから一度は観てみたかった映画。個人的には世間的に言われるほどどうしようもなく陳腐なものには思わなかった。意外とすんなりと見れたし、やはりエド・ウッドという珍妙な監督の熱意が伝わってくる。 6点(2003-09-09 13:15:56)(良:1票) |
12. シンデレラ(1950)
ずっと観ていたと思っていたけど、意外に観ていなかった。見ていかったのに、「ビビデバビデブー」のシーンはどこか見覚えがあって不思議な感じがした。 6点(2003-08-27 22:39:37) |
13. 北北西に進路を取れ
中盤までの何がなんだか分からないけどとにかく逃げ惑う主人公を描いた展開には引き込まれたけど、中盤以降、主人公に確信と自身が出始めてからは緊張感を感じることが出来なかった。もっとブラックユーモア的な顛末を期待したけど、意外にストレートな話として終わってしまって残念だった。そういえば同監督の「裏窓」にも同じような感想をもった。発想は斬新なのにラストにかけて普通に終わる印象を受けた。 6点(2003-06-09 14:57:26) |
14. 七人の侍
確かに迫力とエンターテイメント性に溢れた映画だとは思う。けど、そう手放しで絶賛することは出来なかった。ひとりひとりのキャラクターがそれほど際立っているとも思わなかったし、ストーリー展開にも中だるみを感じてしまった。 6点(2003-06-06 01:40:25) |
15. 裏窓(1954)
切り口が非常に斬新でどこにでもある状況を見事なサスペンスに仕上げているあたりはヒッチコックの偉大さを感じる。ラストはもっとひねった展開を予想していたので、結局主人公の推理が当たっていたというオチにはいささか拍子抜けだった。 5点(2003-06-07 17:32:57) |
16. 死刑台のエレベーター(1958)
どうも昔の傑作サスペンスというのはがっかりさせられることが多い。サスペンスだから時代をこえて面白いはずなんだけど、なんか陳腐に感じるものが多い。この映画もそのひとつ。 4点(2003-05-28 15:52:05) |