1. バーバー
結構人がたくさん死ぬんだけど湿っぽさみたいなのが全くない。僕的にはコーエン兄弟のなかでベストかも。映像もきれいだしね。今回はカラーで観たので次回は是非白黒で観たい。それにしても「スリング・ブレイド」でも気になってたんだけどビーリー・ボブ・ソーントン、いいですね! 10点(2003-09-19 02:43:44) |
2. ビューティフル・マインド
観る前はドラマ仕立ての地味な話しだと思ってましたが、いやいやどうして結構サスペンス的な味付けもしてあって最初から最後まで画面に釘付けでした。唯一のアクションシーンと言っていいカーチェイスのシーンなんかはバックの静かな音楽とあいまってとても美しかったです。それにしても、ジェニファー・コネリーが綺麗。 9点(2004-04-24 11:58:49) |
3. 壬生義士伝 新選組でいちばん強かった男〈TVM〉
《ネタバレ》 ここ1週間、劇場版→原作→TV放映版と壬生浪三昧でした(笑)。で、この中ではやはり原作が想像力をかきたてられる分、一番良かったのですが、劇場版とTV放映版を比べると一長一短あって、甲乙つけがたいという印象です。このTV放映版はかなり原作に忠実にできており、原作を読んでなくても当時の状況がよく分かると思います。ただ、フィルム(?)じゃない分、質感が・・・。いかにもTVドラマという印象はぬぐえません。戦のシーンもなんかチープで重厚感がないというか。まあ、ストーリーにのめりこんでしまうとあまり気にならなくなるんですが、最初はちょっとひきました。渡辺謙の吉村貫一郎はちょっとごつくて見るからに強そう。「ラストサムライ」のイメージが邪魔をしてしまった。原作のイメージでは中井貴一かなという感じです。もう一つ。原作では吉村は薩長軍に突っ込んでいった後行方が分からなくなるんだけど、TV放映版では突っ込んでいった後新撰組のメンバーが皆で吉村を逃がしてしまいます。しづが異常に健脚なのは百歩譲っても、吉村が隊士を残して戦場から逃げるところを観たくなかった。。なんか文句ばっかり書いていますが、とても好きな作品であることは間違いないです。ここ数年分の涙を流したような(笑)。原作読んでない人は是非原作を! 9点(2004-04-21 21:31:42) |
4. 壬生義士伝
同じ侍モノってことでいうと「ラストサムライ」よりも良かった。原作やTVドラマや新撰組に特別な思い入れが無いというのがよかったのかな。南部訛りが詩を朗読しているようでとても美しかったです。何言ってるのか聞き取れないところもたくさんありましたが。これまであまり好きになれなかった中井貴一にも好感が持てました。 《追記》映画を観た後、すごく気になったので原作を読み、TVドラマ版も観ました。原作とはかなり違いますが、よく2時間にまとめたなというのが率直な感想です。吉村と斉藤の関係に焦点をあてたのも正解。でないととてもじゃないが2時間ではまとまらない。また中井貴一の方が渡辺謙よりも原作のイメージに近いと感じました。よって8点から9点に格上げ! 9点(2004-04-11 00:59:57) |
5. 座頭市(2003)
いやあ、面白かった。途中ちょっと冗長なシーンもあったけど、全体的にテンポ良く、最後まで一気に観れた。伏線も程よく張ってあって娯楽映画として素直に楽しめました。それにしても武&忠信コンビはかっこよすぎる! 9点(2003-10-21 23:44:50) |
6. モンスターズ・インク
も~本当に映画らしい映画をCGでつくりましたって感じ。笑いあり、涙あり、アクションあり(?)の90分。十分楽しませてもらいました。映画のひとつの方向性がみえる。でもやっぱり最後は「人」だと思うから-1点。 9点(2003-09-21 23:25:45) |
7. リリイ・シュシュのすべて
観る人を選ぶ映画だと思う。はまる人はどっぷりはまるし、ダメな人はとことんダメ。おそらく映画としてではなく共感できるかどうかの問題。少なくとも僕にとっては音楽も映像もきれいで良かった。そして胸の中がざわざわした。 9点(2003-09-19 02:36:34) |
8. 愛してる、愛してない...(2002)
前半はオドレイ・トゥトゥの可憐さを前面に出しただけの映画か?と思っていましたが、フィードバックしてから一気に面白くなった。前半はオドレイの可愛さ、後半はシナリオの勝利だ!妄想爆発! 8点(2004-05-12 13:59:31) |
9. アイリス(米英合作映画)
テーマは重いが、とてもとても穏やかな映画でした。 8点(2004-05-12 11:34:22) |
10. ジョンQ-最後の決断-
結局最後はみんな良い人ってのがう~んな感じもしますが、テンポもいいしいい出来だと思います。デンゼル・ワシントンはやっぱりこういう役がはまりますね。それにしても世の中理不尽なことが多過ぎる! 8点(2004-04-25 16:58:19) |
11. アバウト・ア・ボーイ
あれれ、いいよこれ(笑)。ぜんぜん期待してなかったんだけど、テンポもいいし、それぞれのキャラもきちんと描かれてる。なんか出来過ぎ感があんまり無いところがいいですね。 8点(2004-04-14 00:20:39) |
12. 戦場のピアニスト
ドイツ人、特にドイツの若者はこういうホロコーストをテーマにした映画をどう観るのだろうか?アジアに対して同じように非人道的な行いをとった日本人の子孫として是非知りたいところだ。この映画を観て、自分を含め、はたしてどれぐらいの日本人がアジアに対する過去の過ちを知っているのだろうか、とちょっと疑問に思った。史実を映画という娯楽を通して後世に伝えていくことは映画の目的の一つでもあると思う。同時に営利を目的にしている以上脚色・演出はあってしかるべきだ。その辺のバランスが取れている映画ほど名作と呼ばれるのかな。楽しむというよりも考えさせられる映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2004-04-06 10:38:09) |
13. ラスト サムライ
渡辺謙はよかったし、戦闘シーンも迫力があって面白かった・・・けど、手放しで賞賛できないのは、やっぱり微妙な違和感から来るものでしょうか。とくに最後の信念だけで突っ込んでいくという闘い方は侍というか日本人を勘違いしていると思うんだけど。もう少し賢く戦ってほしかった(笑)。「柔よく剛を制す」っていうのもあるのになぁ。どうしても太平洋戦争や「神風」のイメージをかぶらせるし、きっと外国人はさらにそうなんだろう。前半の森(なぜかバナナの木みたいなのがはえてましたが(苦笑))での戦闘シーン(特に馬にまたがった侍が現れるシーン)はとても美しかった。あと、ここまでできる子役が日本にいたのにびっくり! 8点(2004-03-12 00:51:00) |
14. メメント
非常に惜しい作品。この発想は2度と使えないということを考えると、もう少し細部を詰めればとんでもない傑作になったかも。観る人の記憶力も試される。 8点(2003-09-19 02:50:21) |
15. 過去のない男
途中から色ばかり観ていた。椅子とか灰皿とかシャツとかの。こんなの初めて。 7点(2004-05-17 11:22:13) |
16. 24アワー・パーティ・ピープル
マンチェスター・ムーブメントを扱った映画というよりもトニー・ウイルソンとファクトリー・レーベルの物語。と思えば、スミスやローゼズやプライマルが出てこないのもしょうがないかなあ。当時の雰囲気は十分伝わってきたけど、やはりある程度知識があったほうがより楽しめると思います。そういう意味では万人には勧められない。鳩のシーンは笑った。 7点(2004-05-09 02:15:22) |
17. 青い春
こういう映画は共感できるかできないかで評価が変わるし、万人受けもしないだろう。というかしてはいけないよね。男友達の友情もわかるし、ミッシェルの音楽も脳みそをズタズタにするんだけど・・・。青い。 7点(2003-09-21 23:18:21) |
18. 青の炎
おそらく、原作を読んでから映画を観た人は物足りなかったんじゃないかな?犯行に至る過程とかはかなりはしょられていて安部公房的(?)なモノを期待した人はちょっとがっかりかも。でも最後の10分はさすがに切なかった。二宮君の素直な演技は好感持てます。 7点(2003-09-21 23:04:46) |
19. Dolls ドールズ(2002)
意味分からんところも含めて北野ワールド炸裂。確かに評価が分かれるところでしょうね。菅野美穂の演技と映像美でこの点数。賞を狙いすぎたか? 7点(2003-09-21 07:37:48) |
20. バンディッツ(2001)
《ネタバレ》 最後の10分までは本当につまらなかったが、最後は落ちが付いてめでたしめでたし。でも「スティング」「明日に向かって撃て」「ゲッタウェイ」なんかと比べるとねえ・・・ 5点(2004-04-25 17:08:35) |