1. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT
《ネタバレ》 映画として満点を献上するかどうかは悩ましいところではあるが、その価値を有している作品であるとは思う。まさにスーパースター、まさにキングがこの世に残した生きた証。映画は色褪せても、音楽はおそらく残り続ける。 [地上波(字幕)] 10点(2011-01-21 22:00:14) |
2. 不都合な真実
《ネタバレ》 映画ではなく講義。満点を付けることで1人でも多くの方が興味を持って観ていただければそれで良い。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-04-02 22:38:55) |
3. キサラギ
《ネタバレ》 素晴らしい。閉じられた空間で限られた登場人物で謎解きが進んでいくパターン。いわゆる脚本命の映画です。このパターンにはなかなか良くできた作品が多いような気がします。制約を設けたほうが脚本は書きやすいのでしょうか?映画館で観る旨みはないのかもしれないけど、見知らぬ人たちと一緒に笑いながら映画の中の閉じられた空間に一緒に入り込んで同じ時間を楽しむのも悪くないものです。 [映画館(邦画)] 9点(2007-07-21 23:24:35) |
4. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
《ネタバレ》 クレヨンしんちゃんの映画で初めて衝撃を受けた作品。子ども向けの映画でそのままハッピーエンドではいけなかったのか。とは思うが、そこがこの作品のまさに肝となるシーンで、そのままのハッピーエンドになるのとは大きく評価が異なるのでしょう。単純明快で泣ける映画です。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-01-22 16:49:29) |
5. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
《ネタバレ》 これは家族で鑑賞するのに絶妙なバランスを保っているのではないだろうか。子ども向けのアニメでありながら、一緒に観ている親の方が心を揺さぶられる。それでいて子どもも飽きさせない展開。昭和という特別な時代のなぜだか懐かしく感じる魅力がたくさん詰まった作品です。平成生まれや令和生まれでさいも昭和という時代は懐かしく感じるんじゃないかとさえ思わせる。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-01-17 23:35:41)(良:1票) |
6. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 アメリカ視点での硫黄島。たまたま写真に写ってしまったがために意図せず英雄に仕立て上げられた兵士たち。戦争は英雄を必要とするのだろうが、英雄なんていないのである。ただ、そこにいる一人一人の平凡な人間が、見えない力によって翻弄され、人生を振り回される。そのことを嫌が応にも訴えかけてくる作品である。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-25 00:48:05)(良:1票) |
7. いま、会いにゆきます
《ネタバレ》 自分にとっては間違いなく思い出の作品の一つです。原作は読書という趣味を与えてくれました。初めて映画館で鑑賞した時はタイトルロゴが映し出されただけで、鳥肌が立ちました。それから月日が流れ再度の鑑賞です。やっぱり良いものは良いのですが、主演のお二人のプライベートが頭をよぎり、残念な気持ちになります。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-07-24 23:41:57)(良:1票) |
8. ソウ
《ネタバレ》 初見時にこれほど衝撃を受けた作品は指折り数える程です。それから数多の作品を観てきましたが、本作のようなインパクトにはまだ出会っていない気がします。繰り返し観るような映画ではないですけど、まだ観ていない人にはお勧めしたい。が、別の意味であまり人にお勧めするような作品でもないのは確か。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-26 23:02:54) |
9. 秒速5センチメートル
《ネタバレ》 好きです。ただ、薄っぺらいなとは思いますが。好き嫌いがはっきりと分かれる作品ではないでしょうか。この作品の好き嫌いは『君の名は。』の好き嫌いと一致するのではないでしょうか。テーマ曲がこの映画のために書きおろされたかと思うようなシンクロニシティです。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-01-08 03:19:47) |
10. インファナル・アフェア
《ネタバレ》 二度目の鑑賞。一度目は今から8年前。再び巡ってきたこの鑑賞のタイミングで感じたことはやはりこの映画は私の映画鑑賞史の中で確かに何かを残していった作品だということ。 [地上波(吹替)] 8点(2013-11-25 17:58:09) |
11. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 個性的なキャラクター達が狭いはずの空間がめちゃくちゃ広く見えるくらいに元気いっぱいに動き回ります。この映画は千の成長を軸に物語が展開していき、それだけで子どもから大人まで十分に楽しめるファンタジー色の強い物語です。かわいらしいキャラクターもいっぱい出てきます。しかし、その一方で随所に散りばめられているエピソードには『個性』についてが大きなテーマとなっているような気がします。人?それぞれに個性があり、それは名前や外見ではなくその人?が本来持っているもので、名前や外見では決して判断してはいけないということ。しかし、名前や外見や属性で判断してしまうということ。また、どんな人?にもそれぞれの役割があり、活躍できる場所が必ずあるということ。そして、それを認めてくれる人が必ずいるということ。製作者側の意図はそうではないかもしれないけれども、今回何度目かの鑑賞で初めてそう気付かされたとき、鳥肌が立ちました。 [地上波(邦画)] 8点(2012-07-16 02:23:06) |
12. アース
《ネタバレ》 すごいな地球。まさに奇跡の惑星。美しい自然の中で一生懸命生き抜く動植物たち。その生態系が今まさに崩れていく過程の真っ只中であるという現実。しかしその現実を知ることが出来たのは人類の科学技術の進歩によるところが大きい。その科学技術の進歩の賜物を今こそ地球を保護するために使うべきなんだろう。50年後、地球温暖化の問題が解消していることを切に願います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-05 02:08:29) |
13. ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜
《ネタバレ》 原作ってこんなんやったっけ?と思い出しながらの鑑賞。まぁ、原作と多少違うところはあるんだろうけど、エピソード的にはしっかりとチョッパーの魅力を引き出していると思います。このチョッパーというキャラクターが誕生したこと自体が奇跡。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-05-03 20:07:48) |
14. 最高の人生の見つけ方(2007)
《ネタバレ》 生と死を見つめなおすという重たいテーマを扱っているにも関わらず、重たい空気にもならず見終わった後に心が温かくなる作品です。まだ随分と先の話になるかもしれないけど、自分の人生が喜びに満ち、誰かの人生に喜びを与えることができたと思えるような人生になるよう少しずつでも周りに愛を持って接していきたいと思います。 [地上波(吹替)] 8点(2011-04-23 07:31:37) |
15. 50回目のファースト・キス(2004)
《ネタバレ》 テーマは重たいけど、軽いタッチのラブコメディ。観るだけで幸せな気分にさせてくれるまさに「良い映画」という言葉が相応しい。惜しむらくは吹き替えではなく字幕で観たかった。 [地上波(吹替)] 8点(2011-01-29 00:31:49) |
16. スナッチ
《ネタバレ》 よく出来たストーリー。最初のうちは登場人物の多さから展開についていくのでいっぱいいっぱいにはなるのだけれれども、ついていった先には何故だか爽快感が。もちろん「ん?」というところはやっぱり出てくるのだけれでも、そこはちょっとだけ巻き戻しつつ。久しぶりに難しいメッセージ性を除外して純粋に映画を楽しめたって感じの作品です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-10 04:51:33)(良:1票) |
17. ゴールデンスランバー(2009)
《ネタバレ》 原作既読。原作はヒットを連発する伊坂幸太郎氏の作品の中でも間違いなくトップレベルの作品。したがって、ストーリー展開は安心して楽しめる内容。それに加えて演者達の味のある演技により長尺がだれることなく最期まで楽しむことが出来ます。映画館で観る必要はないかも知れないけど、機会があれば観ておかないともったいない秀作です。万人にお勧めしたい作品。 [映画館(邦画)] 8点(2010-02-07 05:27:00) |
18. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 アメリカの銃社会へ問題提起をしている映画。銃が悪いのか?人が悪いのか?はたまた、銃犯罪が起こる原因は何なのか?そこに因果関係はあるのか?たくさんの問題を提起するが映画の中では何一つ解決はしない。ただ、そこに問題があることは事実で、その問題は決してアメリカ人だけの問題ではない。アメリカから遠く離れたこの日本でこの映画を観た時間はとても有意義であったと思う。できるだけたくさんの人に観て欲しい映画。それぞれが、投げかけられる問題に答えを出す必要もなく、ただただ考えるだけでも意味は大きい。 [地上波(吹替)] 8点(2009-12-19 23:46:32) |
19. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 少々甘めに採点です。登場人物みんながヒステリックでイライラする場面が多々あるのですが、なんだか観終わった後に幸せな気分に浸れたのでこの点数です。家族それぞれが問題を抱えていて一歩間違えれば、家族間で事件を起こすような一家になりそうなものの根底に流れる家族愛でしっかりとした絆で結ばれています。本当に大切なものをしっかりと伝えている映画だと思います。長男の障害はちょっとかわいそう過ぎたような気もしますけどね。良い映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-06-29 09:30:50) |
20. パッチギ!
《ネタバレ》 監督は嫌いである。でもこの映画は好きである。暴力シーンが過剰に盛り込まれているのが気に障る。その対照としての音楽シーンが際立っている。葬儀のシーンでは深く深く考えさせられる。でもやっぱり監督は嫌いである。 [地上波(邦画)] 8点(2008-06-04 21:57:52) |