1. ムーンライト
《ネタバレ》 フアンを演じた俳優がかっこいい。 渋みがあって人間味のある表情。 心をなかなか開かない少年の面倒をみる役に、見事ハマっていた。 今気づいたけど、この俳優、アカデミー賞助演男優賞を取ったんだね! 確かにその通りの味のある演技だった。 黒人監督が黒人だけを起用して作った映画。 黒人が黒人音楽をかけながらアメ車をゆっくり走らせるシーンが好きだ。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-13 20:19:18) |
2. ある殺人、落葉のころに
《ネタバレ》 これ、単純な話なのに時間軸を入れ換えて、わざとわかりにくくしてるヤツだ。 片田舎の閉塞感とか狭い人間関係とか、そういったところは非常にうまく描けているだけに、何だか勿体ない。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-09-10 20:22:08) |
3. いざなぎ暮れた。
《ネタバレ》 毎熊克哉の身体を張った演技、武田梨奈の美脚だけで満足。 二人の深い愛にお腹いっぱい。 どことなくチープな作り、無理矢理すぎる暗証番号の謎解き、魅力を感じない島根県の風景等ツッコミどころも多いが、なんとなく憎めないのは真剣にこの映画を作ったのが伝わってくるからだろう。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-09-02 23:20:37) |
4. マイ・ツイート・メモリー
《ネタバレ》 SNS、特にTwitterをネタにした内容。 時事的なネタなので10年以上たった2024年に見てみると、なんだかおそろしく古臭く感じてしまう。 出てくる女性陣が黒パンスト履きまくりなのも今や懐かしい。 何気に作品自体の雰囲気は好き。 ネット依存、スマホ依存といくら騒がれても、面と向かってのコミュニケーションが大事なのは今も昔も変わらないのは興味深い。 おそらくそれは10年後も変わらない。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-08-31 11:03:39) |
5. 別離(2011)
《ネタバレ》 夫婦喧嘩、夫婦と夫婦の喧嘩、警察とのなじり合いと、結構疲れた。 喧嘩のオンパレードはあまり嬉しくないかな。 誰が嘘をついているのか?といったミステリー的な趣きを持ちながら、同時にヒューマンドラマ的でもある。 結局、お互い嘘をついていた。 これ結局、示談も成立しない上に訴えも取り下げるんだと思われる。 なんだかなぁ、それまでの喧嘩はなんだったんだ。 疲れ損じゃないか! [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-18 20:40:24) |
6. Blur
《ネタバレ》 どこかのカメラ会社が広告のために作った短編映画らしいが、出来が良すぎて映画祭に出品するほど評判になった模様。 着想が良い。 眼の悪い父親がとった写真はどれもぼやけている。 それは父親の眼に映る世界は常にぼやけていて、それをそのまま投影した写真だからだ。 父親と息子とのかけがえのない時間。 それがある種の郷愁、哀惜といったものを感じさせる。 いや、それを短編で感じさせるこの作品の出来が素晴らしいのだ。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-17 22:51:34) |
7. ザ・マスター
《ネタバレ》 ホアキン・フェニックスのシワだらけの顔貌が強烈なキャラクターを成り立たせている。 教祖のジジイにはあまりカリスマ性を感じず、ホアキン・フェニックスの独壇場であった。 第二次世界大戦で心に傷を負った男はアルコールに溺れるが、教祖と出会い一時はその宗教に没頭するも、洗脳されきれず見放される。 とても寂しく孤独な男を演じたホアキン・フェニックスのカメレオン俳優っぷりが凄い。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-17 11:53:17) |
8. スポットライト 世紀のスクープ
《ネタバレ》 これ以上低い点数をつけることは、まるで教会の性的虐待を擁護しているみたいになるので出来ない。 しかし映画としては決して面白くはない。 確かに性的虐待や、それを組織ぐるみで隠蔽したこと、それ自体は許されるべきことではない。 だがそれは映画として楽しめるかどうかとは別の話だ。 まず新聞記者の仕事に対する姿勢がやる気あり過ぎてひく。 あんなに仕事したくないし、それを見てるだけでも疲れてしまう。 話として真面目すぎるし、あそびがない。 つまり見ていて楽しくない。 真面目人間向けの映画。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-08-15 00:29:18) |
9. デッド・ドント・ダイ
《ネタバレ》 ゾンビ映画だけど、どこかお気楽なムードが漂う。 日本刀の女が宇宙に去って行ったのは何を意味するのか。 よく分からないし、分かりたいという気持ちさえ湧いてこない。 リアリティのない映画だと最初から割り切って見るしか、楽しむ方法はない気がする。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-08-12 23:53:50) |
10. マルリナの明日
《ネタバレ》 異国情緒たっぷりの作品。 徹底して男がダメなものとして描かれている。 そして生首だったり強姦シーンだったりと不快な描写が多い。 [インターネット(字幕)] 1点(2024-07-29 23:01:58) |
11. さまよう獣
《ネタバレ》 謎の美女が田舎に迷い込み、田舎の男たちが色めき立つというストーリーだが、肝心の美女とやらに魅力を感じなかったので、全く感情移入できなかった。 この監督の凡作に初めて出会った。 他が傑作揃いなだけに残念だ。 この監督は名のある俳優を使うのが苦手なのかな? [インターネット(邦画)] 4点(2024-07-23 23:18:07) |
12. 三十路女はロマンチックな夢を見るか?
《ネタバレ》 武田梨奈が好きなので、ひいき目な点数をつけるが、それでも5点が限界!(内容的には3点、武田梨奈ポイントで+2点、計5点) 武田梨奈の魅力は満載だが、ストーリーが無茶苦茶だ。 とにかくリアリティが無さすぎる。 公務員になったという伏線は効いてるものの、それ以外が無理矢理すぎて酷い出来。 邦画だからこんなもんでいいだろう的な甘えさえ感じる始末。 (P.S.) 酒井美紀の使い方がもったいない。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-07-10 22:24:30) |
13. とらわれて夏
《ネタバレ》 ボニーとクライドのように過激な展開はなく、ゆったりゆっくりまったりと進み、そして終わった。 物足りなさや刺激の少なさは感じるものの、平和な話で疲れや虚しさを感じないのは良い点。 きっとこれ以外の結末だと社会的にマズいのでしょう。 仕方ないのかも。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-30 14:23:18) |
14. ぼくらの亡命
《ネタバレ》 主演の男性は一年間髪を洗わず撮影にのぞんだらしい。 その相手をした女優さんはさすがのプロ根性。 よくこんな髪の臭い男の相手をしたものだ。 話は分かりやすいのに不思議と目が離せない。 変に話が複雑だったり分かりにくかったり伏線がどうのこうのとかないのに、これは凄いことだ。 やはり内田監督はただモノではなかった。 美人局が腹を刺されて苦しんでいる様を、ニヤニヤしながら眺める主人公、まさに怪演である。 それにしてもこの主人公は気持ちが悪い。 男の私からみてもこれだけ気持ちが悪いのだから、女性からしたらよほど気持ちが悪いだろうな。 この映画は主人公の気持ちの悪さが全て。 気持ちの悪い髪の臭そうな男を、ひたすら2時間鑑賞する映画! それに8点!つけていいのかな?! まあいいっか! [インターネット(邦画)] 8点(2024-06-13 06:48:27) |
15. 躾
《ネタバレ》 これは単なるいじめを描いているだけで、大した意味を感じない。 メッセージ性があるとすれば、このようなDVをもし受けている人がいたら、この映画のように証拠を録音して通報してくださいということなのかもしれないが、そもそも報復とか後がやっかいだからなかなか通報できないわけで、あまり意味を感じない。 しかも、この夫婦は全くお似合いではなく、夫婦というリアリティが欠如している。 そこからして既につまらない。 [インターネット(邦画)] 0点(2024-06-07 21:17:59) |
16. ブンミおじさんの森
《ネタバレ》 最後の方で現代的な坊さんが出てきて、現代的な音楽で〆られたことから、これはもはやブンミおじさんの遺した伝説かと。 わたしもあまり腎臓が良くないので、透析の話は気分が落ち込んだ。 死を悟って、森の奥の洞窟で死んだブンミおじさん。 なんだか身に迫るものがある。 それにしても、森のシーンで聞こえる虫の音。 とても心地良くて印象的だ。 ずっと聞いていたい。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-07 18:07:27) |
17. ハッピー・オールド・イヤー
《ネタバレ》 タイという国が好きで、雰囲気系映画が好物な私でも、この映画はしんどかった。 まず出てくる登場人物たちが互いに揉め過ぎだ。 やたらに仲が悪い。 あと断捨離がメインテーマなんだろうけど、途中でやっぱり捨てるのは良くない的な方向に向かったと思いきや、最後はやっぱり全部捨てちゃったみたいな展開についていけず。 しかもピアノを捨てる際、母親に無断で捨てるのも理解不能。 さすがに親に無断で実家のピアノを捨てるのはマズイだろ。 だから母娘でいつも仲が悪いんだよ! あとこれはルッキズム批判を受けそうだが、主演の女性の見た目が微妙すぎた。 さらにその友人の女性は輪をかけて見た目がヤバい。 もしこの二人のルックスがもう少しまともだったら7点をつけていたと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-03 19:51:31) |
18. Calling
《ネタバレ》 愛と再生の物語。 妻が病んでしまい、奇行の数々を行うも、夫はそれを黙って受け入れた。 それは妻に対して愛があるから。 そしてついに妻は静かに微笑み、再生の一歩を踏み出す。 妻がもし病んでしまったら、ここまでのことが出来るか? でもここまですれば、妻は再生するのかもしれない。 そんなことを考えさせられる映画だった。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-06-01 08:59:25) |
19. 一分間タイムマシン(2014)
《ネタバレ》 ヤバイ、これは二度見たけど分からず。 いやらしいのは男だけでなく、むしろ女の方だったというオチで合っているのかな? 自信なし… [インターネット(字幕)] 3点(2024-05-27 14:07:06) |
20. 良いビジネス
《ネタバレ》 ごめんなさい、頭の弱いボクは一度目の鑑賞で理解できませんでした。 その後、動画を振り返りなんとなく理解。 なんとなく理解をしてみて面白かったかと言えばそうでもなく。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-05-27 14:05:12) |