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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1711
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  拳銃王 《ネタバレ》 
無敵のガンマンとして有名になったがゆえに、人生をやり直せなかった。 名を知られないために更正して保安官になれた昔の悪仲間との対比がくっきり。 これまでの生き方に疲れたアウトローがようやく更正しようとして、愛する家族との穏やで小さな幸せを夢見たとき、その希望の光を絶たれる。 シンプルで予想通りのストーリーだけれど、ラストに余韻が残る。 功名心にとらわれた若者に卑怯な不意打ちをされ、その復讐が自分と同じ道を辿らせることというのがなんとも切ない。 どれだけ孤独で辛いガンマン人生だったかがうかがい知れる。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-10 12:24:02)
2.  ハリーの災難 《ネタバレ》 
ヒッチコック作品に求めていたものではなかったので拍子抜け。 こんなゆるいブラックコメディだとは思ってなかったので。 シャーリー・マクレーンはとてもチャーミング。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-09-08 20:53:04)
3.  ワーロック(1959) 《ネタバレ》 
クライとモーガンの愛憎入り混じったやりとりが見ものだけれど、モーガン役がどうもしっくりこない。 アンソニー・クインの見るからに悪役面なのはいいのだが、クライをも凌ぐ早撃ちガンマンには到底見えない。 ヘンリー・フォンダと早撃ち勝負の場面で、アンソニー・クインが撃った瞬間にド素人のように目をつぶって少し顔を背けていたのには苦笑してしまった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-07-19 19:54:28)
4.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 
斉藤大佐と捕虜になった英軍のニコルソン大佐の意地とプライドの闘い。 敵軍のために橋の建設に全力を尽くすことが、英軍のプライドと優秀さを証明することにもなると、力を合わせる不思議な展開。 その橋を爆破しようとする英軍の作戦を味方のニコルソン大佐が懸命に阻止しようとするのがなんとも皮肉。 一歩引いて見ると何やってんだかと苦笑してしまうような喜劇にも思えるが、当人たちはいたって真面目な悲劇というのがやるせない。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-09-17 01:26:27)
5.  眼には眼を 《ネタバレ》 
復讐劇の異色作。得体の知れない緊張感で最後まで釘付けにされる。 言葉の通じない中東の村での孤立感と焦燥感。ボルタクの思惑をはかりきれないので不気味さが募っていく。ストレートに憤怒をぶつけるのではなく、時折見せる親切な言動に、妻を失った恨みの深さを覗かせる。道連れ覚悟の激しい憎悪が、簡単には殺さない凄みを感じさせる。自爆覚悟の執念深さで狙われたら、もうどうすることもできない。真綿で首を絞められるようにジワジワと迫ってくる恐怖。  猜疑心に苛まれ、生殺し状態の主人公に、いつしか感情移入していく。岩と砂ばかりの山の中で、喉の渇きと足の疲労がビンビン伝わってくる。いっそのこと殺してくれと懇願するほどの苦しみ。 希望を与えては絶望させる究極の復讐。絶望を見事に描き出すラストの俯瞰が圧巻。 あの山を越えれば町が見える――最後の気力を振り絞って希望にすがりつきながら、絶望のどん底に叩き込まれて行き倒れ、ハゲタカの餌食になっていく姿がはっきりと見えるようだ。  医師が最初に男の妻を診ていてやればと悔やまれるが、それも結果論で、勤務外にどんな患者でも対応するとなると医師の負担が大きすぎる。 ボルタクの方も、逆恨みではあるけれど、恨みをぶつけたくなる気持ちはわかる。でも、共倒れになったら、残される幼い娘はどうなるか考えられなかったのか。憎悪は人を狂わせる。  自爆覚悟で捨て身になった人間に狙われたら逃れようがないんだなという怖さ。 死んだ妻の美しい妹の態度の変化がとてもリアルだった。
[DVD(字幕)] 8点(2018-03-24 10:44:41)(良:1票)
6.  OK牧場の決斗 《ネタバレ》 
ワイアットとドクの男の友情が軸になった西部劇。 ケイトを情婦にしているドクの趣味の悪さは、蓼食う虫もってやつか。 保安官兄弟とドグが組んで悪党どもと対決するシンプルなストーリーだけど、決闘シーンはいかにも西部劇らしさが出ていていい。
[DVD(吹替)] 6点(2018-02-17 23:06:07)
7.  黒い罠 《ネタバレ》 
古いモノクロ映画だが、オーソン・ウェルズとチャールトン・ヘストンの対決は見ごたえがある。 「情婦」のマレーネ・ディートリッヒ、「サイコ」のジャネット・リー等、往年のスターも存在感を見せる。 が、やっぱり一番はオーソン・ウェルズの異彩を放つ存在感。 妻を殺された刑事が悪を憎むあまりに、証拠捏造を常套手段にして犯人検挙に暴走。 禁断の手は冤罪を生み、狂気が殺人にまでエスカレートして自滅するさまは哀れ。 ラストは相棒の返り血を洗った後でまた相棒の血のしずくを浴びたことが、逃れられない罪を象徴するようで余韻となって響く。 ヘストン演じる正義のメキシコ捜査官を完全に食っている印象。 ストーリー自体は今のサスペンスからすると物足りないが、撮影技術を含めて後々に影響を与えるくらい当時としては最高レベルか。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-01-28 22:31:24)
8.  シェーン 《ネタバレ》 
「シェーン! カムバーック!」 ラストのシーンが有名で、テレビでそこだけ吹き替えなしで放映したことがあったっけ。 久々に観直してみたら、バーでの乱闘シーンが長い。 店をめちゃくちゃにされるマスター、かわいそう…。  主人公はクールで強くてかっこいい、ヒーローらしいヒーロー。 ブルース・リーのカンフー、剣豪や早撃ちガンマンの決闘は、単純にシビレる。 童心に返ってワクワクできるのがいい。 ただ、この映画はそうしたカッコよさだけではない。 人間の葛藤がちゃんと描かれている。  父親よりシェーンに憧れ、無邪気に偶像化するジョーイ。 夫よりシェーンに惹かれる自分を必死で抑えるマリアン。 そのことに気づいて、心穏やかでないジョー。 大切なものを守るため、誇りをかけて敵地に乗り込む覚悟を固める。 そんなジョーを、最後は銃で殴ってまで止め、一人で決戦に向かうシェーン。 シェーンとマリアンの間には、互いに惹かれあいながらも握手しかない。 そうして戦いを終え、大好きな人たちを傷つけないようにと去っていく。 一度でも人を殺せば、抜け出そうとしても後には戻れない。 撃たれた傷を負って、シェーンはこの後どうなってしまうのか…。 そのせつなさが、ラストが名場面として語り継がれる所以だ。 撃たれていたシェーンが実は重傷で死亡説もあるが、そんな議論が皆でできるのも名画ならでは。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-01-07 23:02:45)(良:1票)
9.  麗しのサブリナ 《ネタバレ》 
お抱え運転手の娘と大金持ちの当主の息子。デビットがお尻にケガしてマヌケな姿になったところで、本当の王子役はデビットではないとわかる。 途中から結末は見え見えだけど、安心して見ていられるベタなラブストーリー。帽子のつばを直すことで正体を伝えるシーン等、ところどころにビリー・ワイルダー監督らしいシャレた演出が見られる。 ただ、サブリナに「ローマの休日」のアンのような魅力はない。スレていなくて素直な点は同じにしても、あれだけチャラいデビットに惹かれるミーハーっぷりを見せながら、すぐに兄ライナスに心変わりするのは薄っぺらい女にも思える。誰の言うことも聞かない跳ね返り娘だったのに、ライナスの企みを知った場面で妙に物わかりのいいレディになって引き下がるのも不自然。 一番の障害は、ハンフリー・ボガートとオードリーが父娘にしか見えないこと。これでは話に乗れない。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-09-21 22:28:35)(良:1票)
10.  捜索者
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の名コンビだが、期待はずれ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-08-31 23:02:34)
11.  忘れられた人々 《ネタバレ》 
弱肉強食のようなメキシコ貧民街が生々しい。不良少年が障害者を何の容赦もなく襲うのが衝撃的。 クソガキ代表のようなハイボはどうしようもないが、子分扱いのペドロは同情の余地がある。盗難ナイフの罪をペドロに擦りつけようとしたハイボの策にはまり、必死で無実を訴えるペドロの言葉を母はまったく信じようとしない。子を顧みない母親の愛を健気に求め続けたペドロが哀れ。 ただ、ろくでもない大人達ばかりではなく、ペドロをちゃんと人として扱い、ペドロに大金を預けてお使いを頼んだ感化院の院長のような人もいた。その慈悲と信頼に応えようとしたペドロを、またもハイボが踏みにじる。まさにクズ中のクズで、殺意が湧くほど。 こんな疫病神のようなハイボも、社会の犠牲者と言えるかどうか。大きな要因ではあるんだけど、恵まれない生い立ちや劣悪な環境の中でも真面目に生きている者はいるので。 ブニュエル監督の描く、最後まで救いのない世界。暗い気持ちになってしまうが、一見の価値はある。
[DVD(字幕)] 7点(2017-03-12 08:20:40)
12.  愛情物語(1956) 《ネタバレ》 
事前情報なしで見て、病気で二人も死ぬのはあまりにドラマ的に都合がよすぎると感じて共感できなかったが、実在のピアニストであるエディ・デューチンを基にしていると知って驚き。事実は小説よりもってやつか。 エディが愛する妻が死んだからといって、息子を何年もほったらかしにしたのはいただけない。忘れ形見だからより大切に育てなきゃいけないところなのに。その後、息子への態度は変わりはしたものの、感情移入はできなかった。 タイロン・パワーの指の動きは見事で、本当に演奏しているかのように見えた。
[DVD(字幕)] 4点(2016-10-20 22:14:45)
13.  裏窓(1954) 《ネタバレ》 
舞台を見るかのような映画。外から丸見えであることにあまりに無頓着な犯人。演劇的な見せ方に、どうしても違和感が。 何か意外な展開か捻りがあるのかと思ったが、それもなく肩透かし。 グレース・ケリーの美しさは見る価値あり。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-07-29 21:38:38)(良:1票)
14.  現金に体を張れ
ストーリーは競馬場の金を強奪する話で特に変わったところもないのだけれど、古い映画なのにテンポが良くて最後まで引きつけられる。 キューブリック作品は難解なものもあって好き嫌いが分かれるが、これは見やすくて好きなほう。
[DVD(字幕)] 6点(2016-02-04 01:05:48)
15.  第十七捕虜収容所
好きな監督だから期待してしまったけど、舞台を映画化したものだからか、演技までがいやに舞台っぽくて不自然な役者がいて違和感が。
[DVD(字幕)] 5点(2015-11-02 23:01:33)
16.  理由なき反抗
ジェームズ・ディーンの代表作と言われているけど、期待はずれの内容。当時23歳のディーンが、思春期の17歳を演じるのにも違和感。他の不良グループも含めてとても高校生には見えない。いい年して甘ったれてるように見えて共感できず。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2015-09-04 09:20:29)
17.  エデンの東(1955) 《ネタバレ》 
原作未読。ジェームス・ディーン演じる主人公に嫌悪感。父へのプレゼントが拒絶されたシーンは切ないが、それでメソメソ泣くのも情けない。 父からの愛情に飢えていたのはわかるが、捻くれた言動がいつまでも中学生レベル。いい年した甘ったれに見えてしまう。 兄にも問題はあるとはいえ、兄に報復した行為も、兄の恋人にキスするのも気に入らないし、それで最後は父の許しと愛を受けてハッピーエンドってされてもスッキリしない。むしろ、バッドエンドにしてくれたほうがまだ良かった。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2015-09-02 23:19:17)
18.  大いなる西部 《ネタバレ》 
西部の男にとって「嘘つき」「腰抜け」と侮蔑されることが何よりも耐えがたい屈辱。 そうした侮蔑には死をも覚悟して「勇敢さ」を証明しなければならない。 婚約者のパットも未来のパートナーに勇敢さを求める。 が、主人公は人に見せる勇敢さを嫌い、どんな屈辱も甘んじて受けることを良しとする。 「男らしい」の概念の違う二人がうまくいくはずもない。 男のダンディズムはカッコいいが、家族に黙って二日も家を空けて心配をかけたのは責められても仕方ない気はするけど。  監督がウィリアム・ワイラーだけに、一味違った西部劇。 ガンに頼らず、西部劇的な強さを求めない主人公というのがおもしろい。 ヘネシー側とテリル大佐側の確執を、ドンパチもあまり使わず人間ドラマとして見せてくれる。 パーティに乱入するなど、ただの粗暴オヤジかに見えたヘネシーが、終盤では大佐とイメージが逆転。 卑怯な手を使った息子を許さない筋の通った男気はカッコいい。 一方、相手を叩き潰すことに執着する大佐は、傲慢さが鼻につくように。 大佐についていけなくなったスティーブらと、それでも一人で敵地に向かう大佐。 スティーブも放っておけばよかったのに、見捨てておけなかった西部魂が紛争をややこしくした。 結局、最後は老雄二人で決着をつけようとするが、相撃ちの共倒れで戦いの虚しさを際立たせる結果に。 主人公の尽力もむなしく、根の深い争いを止められなかった。 理性が感情を制し切れなかった悲劇。 世の中の紛争や対立は、きっとこんなものなんだろうなと思わせる。  タイプの異なる二人の女性が絡んだラブストーリーもあって楽しめる。 ただ、主人公がスーパーマン的な活躍で紛争を解決するわけでもなく、従来の西部劇に求めるようなカタルシスはない。 そういった点での物足りなさは感じるかもしれないが、ある意味現代的なドラマといえる。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-28 23:55:44)
19.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
敵方のスパイと勘違いされて殺されそうになる、ヒッチコック得意の巻き込まれ型サスペンス。 二重スパイのヒロインとのロマンスが華を添える。 結局、国家機密の内容は最後まで明らかにはならない。 架空スパイというのも、わかったようなわからないような設定。 カプランが架空の人物だということがバレれば潜入して敵の近くにいるスパイが怪しまれて殺させるというのも、なんだかこじつけのような。 ヒッチコックのいうマクガフィンに関する基本姿勢で、そこはサスペンスに導く口実だけで具体的な描写は必要ないとのことなんだろうけど、いまひとつピンとこなくて食い足りない。 それでも、後にお手本になるようなしっかりした構成で、惹きつけられるものはある。  ナイフを引き抜いた場面を目撃されての殺人嫌疑、列車での逃亡とロマンス、飛行機での襲撃、空砲のトリックなど、次から次へと見せ場があって飽きさせない。 敵が迫って逃げられない状況で、セリをわざと妨害して警察を呼ばせたのはうまい手だった。 絶体絶命の危機の連続を間一髪で切り抜けていくのはサスペンスの王道。 印象に残るシーンが多いのは、見せ方が巧みだから。 クライマックスとなる巨大オブジェでの逃走劇は、インパクトも見応えもある。 崖から引き上げるシーンが寝台車に飛ぶラストは、オシャレなオチでニンマリ。  ケイリー・グラント演じる主人公には、それほど好感を持てない。 タクシーに平気で横入りしたり、バツ2で妻に逃げられていたり、どうもろくでもない男の臭いがする。 愛する女を命をかけて助け出したのはカッコいいのだけれど、燃え盛った恋の炎が冷めればまた愛想を尽かされるのが目に見えるよう。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-29 20:27:27)(良:1票)
20.  ローマの休日 《ネタバレ》 
何度も見返している大好きな映画。 不朽の名作と呼ばれるにふさわしく、数々の名シーンが挙げられる。 オードリー・ヘプバーンは決して美人だとは思わないが、この作品のアン王女はハマり役でとてもキュート。 まるで無垢な子どものようで愛おしくなる。 新聞記者が大スクープを放棄するなんて本来リアリティのないことだけど、このアン王女は絶対裏切ってはいけないと思わせる存在。 お洒落で後味の良い映画なので、多くの人から愛されるのも納得。 ラストシーンの切なさが心地よい余韻を残して、「ああ、いい映画を観た」と思わせてくれる。
[DVD(字幕)] 10点(2014-12-27 20:09:15)(良:1票)
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