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パセリセージさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 519
性別 男性
自己紹介 60代のおっさん

好きな言葉

期待はあらゆる苦悩のもと(シェークスピア)

人間には不幸か、貧乏か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる(ツルゲーネフ)

座右の銘にするのはどっちだ

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181.  山の音
川端文学の本筋は、こうした人間の心の奥に潜む堕落した欲求と理性との絶妙なバランスの危うさにあると思うんです。間違っていると言われる予感も多少ありますが。それはともかく、原節子の美しさ、というより清純さ、じゃなくて、ああいう感じは(ぴったしの言葉が浮かばない)、今の女優には無い独特のオーラを感じます。私だったら、戦争未亡人の世間ズレした美人よりは、子供だと悪口言われても、素直さと芯の強さを持った大柄(?)な妻を取りますね。え?お前ならどうするかなんか興味ない?そう言われる予感もしました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-19 00:26:55)
182.  歌行燈(1943)
成瀬作品は文芸作品が光っています。これも名作ですね。因果が巡る必然と偶然のバランスが心地よい印象を残します。芸の道の厳しさと、素直に受け入れて耐える主人公が健気で、日本の伝統的美学によって輝いています。山田五十鈴は日本人形そのままですね。気品のある作品だ。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-18 14:06:35)
183.  鶴八鶴次郎(1938)
弟子入り志願の娘(ボケぶりが笑える)を嫁に貰うという嘘を鶴次郎が言うときの鶴八の無神経な対応(内心は違っていた)や、ドサ周りで苦労したあとの鶴次郎の成長ぶりなんかは良かったですね。そして最後の喧嘩を売る場面とその理由の告白はグッと来ました。見方によっては自慢げに語っているような感じもしたけど、鶴八に対する愛を確かめているのだ、未練を断ち切るため自分へ言い聞かせているのだ、と思えば、許せますね。男を頼るしかない女ではなく、竹を割ったような性格の鶴八だから、よけい終わり方が秀逸に感じます。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-18 00:21:25)
184.  妻(1953)
妻としては、愛人を作って自分だけ幸せになる夫が許せないし、別れる訳にはいかないという気持ちですか。しかし、夫にしてみれば、せんべいをボリボリ食べる色気のない女より、けな気に息子を育てながら、仕事も趣味も一生懸命で気配りもする女に、つい気持ちが行くのが、人情というものなんですよね。ごたごたはあっても、法的には妻が有利(?)であるから、まあ、収まるところに落ち着くのかなあ。三國連太郎が良い味出してます。結婚って、何なんですかね。今更ながら考えてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-14 23:22:28)
185.  めし
原節子のイメージが、若干変わりました。奥さんらしい態度、嫉妬に小言。なるほど、美人で他人から見るとうらやましがられる夫婦でも、こういう感じなんですね。この歳になるとわかるなあ。これが夫婦生活なんですね。最後は良い方向に向かっているけど、また繰り返すような感じもしました。まあ、それでも生きていかなければ、という事なんだろうな。「おい、腹減ったな。めし」って、言ってみたい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-13 23:38:27)
186.  妻よ薔薇のやうに
これは名作ですねえ。女性の細やかな心理が見事に表現されている。何不自由ないOLの日常から、母のために妾のもとの父を訪ね、その家族に同情しつつも、やはり家族を第一に考えてと、揺れ動く主人公の心情が、彼女とかかわる脇役達との会話や表情を通して、すーと心に入ってくるのだ。しかも悲壮感や暗さが全くない。昭和10年頃という時代は、戦争、軍国主義、不況などと、暗いイメージしかないけれど、これは戦後に作られた間違った決め付けなのかもしれない。こんなに人々が生き生きとして、精神的に豊な時代だったとは。もしかしたら、昭和10年代って、日本人が今よりずっと輝いていた時代なのかも知れない。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-12 23:56:48)
187.  男はつらいよ 寅次郎夢枕
ほんとに惜しいなあ。バカだねえ、まったく。マドンナのプロポーズを断っちゃうなんて。なかなかお似合いなカップルになったろうになあ。りりーの時と同じぐらい惜しい。女心の分からないシャイな奴だ。一回ぐらい清水の舞台から飛び降りろ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-11 17:15:03)
188.  アウトサイダー(1983)
主題歌が良いですね。Sワンダーの歌声を聴いているだけで名画の雰囲気になってします。冒頭は「風と共に~」を彷彿させるようで、全体的には「ウェストサイド~」の構成だし、決闘シーンの雷雨は「七人の~」を思い出してしまう。と言っても、タイトルが右から左へ流れたら皆「風と~」に似ているのか?不良少年がけんかしたら皆「ウェスト~」の真似か?突然雨が降ったら皆「七人の~」のパクリか?と自分で反省。たしかに、そんな事言ったら、どの作品もケチが付いてしまう。気分を変えて、けっこう好きな作品ではある。伝統的なアメリカの青春映画と言える。あ、それと、突然火事に出くわし、取り残された子供を助けるのは「猿人ジョーヤング」そっくり。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-07 23:28:25)
189.  男はつらいよ 柴又慕情
冒頭の夢のシーンが味があってなかなか良い。偶然に偶然が重なって進んでいくストーリーも、そこがないと喜劇にならないから、不思議に許せる雰囲気になってしまう。すれ違いでイライラさせちゃいけない。まさかぁ~ハハハ。っと言ってもらわないと成功しないからね。吉永小百合は当時アイドルですよね。結婚とか恋愛とかピンと来ないイメージだなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-05 23:37:51)
190.  男はつらいよ 寅次郎恋歌
見ている誰もがマドンナが子連れの独身である事が前提なのに、「でも、その人が何で後家さんだって解ったんだ?」という突っ込みは、絶妙です。たこ社長、上手い。池内さんのイメージは、奥さんよりお母さんです。この喫茶店の作りは、ほんと、スナックですね。食堂やラーメン屋なんかもあるかな。喫茶店には見えない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-30 23:03:09)
191.  猫の恩返し
ふーん、エサを1回あげただけで恩返しされる人がいるんだ。良いなあ。毎日エサあげて、トイレも時々取り替えて、一緒に寝て、それに、・・・おい、起きろ、こら。
[地上波(字幕)] 6点(2005-08-29 16:40:54)(笑:1票)
192.  男はつらいよ 奮闘篇
青森に始まって青森で終わる珍しい構成ですよね。集団就職列車って時代を感じるよなあ。相変わらず寅の勘違い、感覚のズレが笑いを誘うけど、さくらのまともな感覚はほっとする。このマドンナは珍しいですよね。フラれた訳でもないし、一方的な片思いではない。青森まで追いかけていって、幸せなら安心して身を引くって、ほのぼのとする話だよなあ。顔で笑って心で泣けか。すぐ忘れるのは寅さんらしい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-22 18:42:47)(良:1票)
193.  男はつらいよ 純情篇
森繁さんとのからみはなかなか味があった。たこ社長の家の様子も面白い。子供が4人っていうのが、しかも小さな子もいるし。後に出てくるリリーみたいに一緒になって欲しいと思えるようなマドンナってあまりいないですね。この若尾さんも生活感がない分、当然寅とは似合っていない。最初から浮いてる分、先が見えてて、さくらの一生懸命兄を思う気持ちなんかと相容れない感じだなあ。一方、さくらの存在は良いですね。倍賞さんはぴったりだ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-15 08:37:23)
194.  男はつらいよ 望郷篇
再び山田洋次監督となった作品。珍しく、堅気になる努力をしている。んだけど、やっぱりねえ。油まみれになって汗水たらして、って言われるとその通りの意味しか取らないし、例えばって言うと、さっき見てきた職業しか思い浮かばない。ギャグの基本だ。庶民の暮らしもまだまだ豊かとはいえないな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:43:51)(良:1票)
195.  新・男はつらいよ
あとでぼちぼちレビューしようかなと思っていたんですが、同じ登場人物に同じようなストーリーで、どれがどれだか解んなくなりそうで、こまめにレビューしとこう。この作品も監督が違っているんですよね。財津一郎の泥棒のシーンはバカバカしいんだけど笑える。ハワイ旅行が30万円てそんなにしたのか。大卒の初任給が3~4万だって。旅行会社の社長が金を持ち逃げしちゃうわけだ。その気持ちがわかる自分が恥ずかしい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:29:44)
196.  男はつらいよ フーテンの寅
当時は高度経済成長真っ只中ですねえ。団子屋はずっと変わらないけど、出てくる車や庶民の服装には時代を感じます。後期の作品と雰囲気が違っているのは、監督が違うこともあるんですね。いくら腹違いとは言え、さくらと寅が兄妹って、顔見たらすごい無理を感じるよな。性格もそうだし。まあ、そこが面白いところなんだけど。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:15:29)
197.  スコア
デ・ニーロにブランドって、すごい贅沢な感じがするけど、意外と軽い感じで話は進んでいきます。ノートンは上手いし、はりきっている感じはしたなあ。でも、この二人に比べると見劣りするのは私だけかな。デ・ニーロの演技で特徴的なのは、相手の話を黙って聞いている時の目だよね。独特の間が何とも言えない魅力だなあ。時々目線をはずし、内心の気持ちを眼いっぱい表情で表現している。最後は、もう一つぐらいどんでん返しが用意されてる展開なのに、肩透かし。監督が、この観ている者の意識を計算し、意図してやったんなら、見事だ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-07 15:01:41)
198.  ブロンコ・ビリー
確か、イーストウッドは昔どっかの市長をしていたんですよね。こういう作品を観ると、描かれている主人公と重なって、行政のリーダーに適任のような気がします。子供達に夢を与え、弱者に奉仕する精神を持ち、悪は許さない。一方で、仲間を助けるためなら屈辱でも妥協はする。非常事態には思い切った行動もとる。列車強盗はまずいけど。自分の生い立ちや仲間の行動の色々なかっこ悪さを、結局、渋いかっこ良さに結び付けている。上手いなあ。でも私が一番感動したのは何といっても、冒頭のシーンだ。この西部の美しい風景はすごい。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-31 16:03:40)(良:1票)
199.  猿人ジョー・ヤング
98年にリメイクされた「マイティ・ジョー」のオリジナル。特撮技術は10年前の「キングコング」に比べるとかなり進歩しています。特に、実物のライオンとの格闘シーンは見所の一つ。個人的には、昔テレビで見て、オルゴールの曲を聴くと所々場面を思い浮かべるほど印象が残っていて、思い入れのある作品。と言う訳で、かなり点数は甘めです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-30 23:40:55)(良:1票)
200.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
確かに映画の出来・不出来という点からすると、満点は付けられないでしょうね。シリーズ物でストーリーや設定が限定されるし、最終章なので話をまとめないといけないし、第1作に繋げないといけないというハンデを割り引いても、苦しいなあ。しかーし、SWは映画ではないのです。誤解を覚悟で言えば、行事なんです。つまり、例えが適切ではないかもしれませんが、夏祭りみたいなものなのです。楽しみにしている子供(熱狂的ファン)に付き合って、大人(映画好き)は参加しなければならないイベントみたいなものなのです。ビールでも飲みながら、今年の出来は良くなかったとか、いつもの出店や珍しい花火なんかを批評していればいいのです。そして、やる気が無くなって来て、来年から止めるという町内会長(ルーカス)を説得(10点を付ける)しなければいけないのです。この地域(映画界)のため。
[映画館(字幕)] 10点(2005-07-28 12:12:37)(笑:1票) (良:3票)
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