181. ザ・ウォーク
《ネタバレ》 駄作。実話と予めことわっているとはいっても、ドラマ性が薄すぎるし、主人公が思い出話を語るというスタイルにしたことで緊張感、臨場感がかなり棄損されている。高所の怖さや臨場感はそれなりに描かれていたとは思うが、YOUTUBEでいくらでも生の高所パフォーマンスを見られる時代であり、何らの目新しさも無い。 例の911に関連して「思い出」を交錯させる狙いが透けて見えすぎて、米国民はそれで心に訴えるものがあるかもしれあいが、だからといって私にとってこの映画を高評価にする要素には全くなりえない。そもそも「違法」であるし、アナーキーとか反体制とか70年代の流れの中であのような行為が「ウケル」と思って行った行為に過ぎず、一片の称賛も私は与えたくはない。クーデターと言っていたようにVS警官、VS規則、VS道徳 みたいな行為がその時の社会を変えたいという思いから来ていたといえなくもないが、でも実際にはそういう名目で行われた自己中心的な「パフォーマンス」以外の何物でもなく、描かれてないだけで、多くの人に迷惑をかけたに違いない。だからそういった意味では911の犯人とどこが違うのか?程度の差というものを無視して事を語るのは無意味ではあるが、このパフォーマンスの意味を考えるならば、911と関連して目を潤ませるような米国人がいたとしたら、やはりバカだと言わざるをえない。 [映画館(字幕)] 2点(2016-01-29 06:21:39)(良:1票) |
182. 死霊の盆踊り
《ネタバレ》 懐かしい。学生時代、まだビデオデッキがようやく手頃な価格になって一般家庭に普及し、レンタルビデオ屋ができ始めた1980年代半ば、「死霊のはらわた」の後にビデオが出たものだと記憶している。死霊のはらわたのインパクトに魅入られて、つい借りてしまったが途中で飽きたなあ・・・。その後、折にふれ、いろんな意味で出色の映画として各所で取り上げられてきたが、あまりのつまらなさは、苦痛を伴う。「まさか全編こんな感じ?」と強く疑いながらも途中で視聴をやめる潔さもなく、結局後悔してしまう映画。 「ゾンビアイランド・マサカー」という映画も同時期に出ていた映画で、これも、「まさか!」って映画ですよ・・・と罠をはってみたりして・・・。 [ビデオ(字幕)] 2点(2009-01-24 19:00:51) |
183. 食べて、祈って、恋をして
《ネタバレ》 こういう映画が成立するってことは、現実のアメリカではこういう心情を持つ女性が実在するということか・・・・。わからん。実にわからん。理解できないから共感もできない。今まで自分が生きて、みて、聞いて、読んできた「人の道、道理」ってものが全く成り立たない世界。カフカやカミュを読んだときのような「ムズムズ」する嫌な感じを長時間、味わうはめになった。バリに行こうがどこに行こうが、彼らにとっての「人間界」は白人社会だけなのだと、あらためて知ることができた。さらに主人公の女優が年増で醜悪だ。 [映画館(字幕)] 1点(2010-10-14 00:16:10)(良:3票) |
184. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
《ネタバレ》 アクションはほとんど予告編で公開されてしまっており、驚きやスピード感やインパクトはない。日本でも流行りのスピリチュアルに毒されてしまっている感あり。こういう映画を臆面もなく作成して大々的に売り出せるってのは、どこかセンスが「ただれてしまっている」のではないか、ハリウッドと米国のセンスは。 [映画館(字幕)] 1点(2008-06-17 23:09:32)(笑:1票) (良:1票) |
185. ランダム・ハーツ
興行収益を上げたい一心で作り上げられた宣伝文句。 あたかもサスペンスのようにみせるそのやり口。 私を含む、騙された観客たちの恨みを込めた酷評が当時から絶えない。 だましてはいけません。 [映画館(字幕)] 1点(2006-05-07 14:18:09) |
186. アダム -神の使い 悪魔の子-
《ネタバレ》 クローンに記憶が移植される・・・!わけねえだろうが!! サスペンスでも、ホラーでも、なんでも、途中まで引っ張ってきて結局オチが「作者に的にはアリ」って造り、もういい加減にしてほしい。そういうことなら最初から観たりしませんのに。シックスセンスなどに近いな。サスペンスと思っていたら、オカルトだった・・ガクッてやつ。最低な映画です。 [DVD(字幕)] 0点(2007-05-31 20:55:47) |