181. マイ・ガール
随分と詰め込んだな~・・・。 結局どこに着地したいのかわからない。 「ユンカース・カム・ヒア」なんて傑作があるので、そちらをご覧下さい。 [地上波(吹替)] 1点(2007-07-10 15:33:04) |
182. ウディ・アレンの影と霧
成り行き任せの群像劇をだらだら見せているだけ。 [DVD(字幕)] 0点(2007-07-10 01:09:02) |
183. 逃亡者(1993)
オーソドックスな内容。真相がチャチなのと、ドラマが挿入されていないというので多少減点。 作りはしっかりしているのですが、今日日じゃもっと捻ってくれないと満足には至らないでしょうね。 [地上波(吹替)] 8点(2007-07-06 23:10:30) |
184. グリーン・カード
そもそものシチュエーションもそうですが、展開する度に「なんで?」という疑問符がのぼり、無理に話を面白くしようとしている感が・・・。 作りたい窮状は十分わかるのですが、状況設定にはもっと気を使って欲しいものです。 [地上波(字幕)] 3点(2007-07-03 06:52:09) |
185. ダイ・ハード3
《ネタバレ》 マクレーンは「仕事だから」に終始(前2作は女房への危機が)し、サミュエル・ジャクソンに至っては全く説得力を欠く動機で事件に参加し続ける(担がれていたのを知っても尚参加・・・)。ラスト、犯人も何故あの状況でマクレーンを殺そうとしたのでしょうか? もうちょっと設定を固めて欲しかった。 何はともあれ「ダイ・ハード」の冠を持ってくる内容じゃなかったですよね。 [地上波(吹替)] 6点(2007-07-03 00:14:06) |
186. マンハッタン殺人ミステリー
サスペンスのケリのつけ方が全くなっていない。 それを除けば、良作。 特にアレンとダイアン・キートンの掛け合いは絶妙。 [DVD(字幕)] 7点(2007-07-02 23:43:08) |
187. アポロ13
トラブルへの対応を見せるだけなので作話に於いての芸は無いですが、明快且つ圧倒的な危機的状況によって興味をもって見続けられる。 シチュエーションの重要性を実感。 [地上波(吹替)] 3点(2007-06-28 23:55:58) |
188. めぐり逢えたら
《ネタバレ》 こんなにも堂々と予想される結末(こいつとこいつがくっつく話なんでしょ)へいかにして辿り着くかで魅せる作品は珍しいので興味津々で観る。 しかし、どうにも劇的な内容がなかった。ぼんやりとしたすれ違いのままに終わる。 既に相手がいる状況から始まるというのも障害のひとつなんでしょうが、「ユー・ガット・メール」同様、あんな安易でご都合的な扱いで済ませてしまうのなら止めた方がいい。 [地上波(吹替)] 4点(2007-06-27 19:24:38) |
189. ロスト・チルドレン
イメージの寄せ集めでしかなく、勝手気ままな展開ばかり。 これだけ世界観を映像で表現できているのに、物語に興味を持っていない人が作ったんだろうなと悲しくてならない。 単に変な世界、変なビジュアルを見たい人限定作品。 [DVD(字幕)] 0点(2007-06-26 14:01:12) |
190. ファーゴ
コピーだった「人間はおかしくて、哀しい」なんて文句が切なく響く良作。 婦警の存在が唯一の救いですが、個人的にはあれはあれで哀しいものを感じてしまうので、人間の哀しさばかりが募る作品です。 [DVD(吹替)] 8点(2007-06-25 17:58:06) |
191. トゥルー・ロマンス
突然生まれるロマンスから、こんな展開になる説得力はありませんが、それを除けば上出来。 ちょっとした工夫でカバーできるところだと思うのですが。 [地上波(吹替)] 7点(2007-06-25 17:46:19) |
192. ドク・ハリウッド
価値観やいき方の違う人達と出会うだけで変化させようとする浅はかな作り。 物語に於ける変化とは、それまでの自分であったために招き寄せてしまった脅威にさらされることで問題点に気付くというもの。 つまり、彼の変化は何の必要にも迫られていない。 [地上波(吹替)] 2点(2007-06-25 17:41:04) |
193. ブロードウェイと銃弾
《ネタバレ》 傑作ですが・・・ ラスト、彼女とよりを戻す流れを一考願いたい。 あれでは、愛に逃げただけに映ってしまう。 それもアイロニーだと捉えても、彼女側によりを戻す理由がないのは痛い。 [DVD(吹替)] 9点(2007-06-25 16:39:26) |
194. ホーホケキョ となりの山田くん
映画に仕上げる志向が見当たらない。 技術への興味だけだったの? [試写会(邦画)] 0点(2007-06-25 11:06:55) |
195. マルコヴィッチの穴
構成はしっかりしているのですが、アイデアをメインストーリーに絡めきれていない。 とくに「7と1/2階」の設定は無関係といってもよい(精神的な意味はあるのかな?)。 大概の一般の観客はディテールに反応するものでしょうが、あからさまなディテール止まりのアイデアでは不快にさせ、奇をてらっただけのゲテモノと解釈されるんでしょうね。 その一点を除けば、かなり全うな逸品だと思う。 [DVD(吹替)] 7点(2007-06-25 10:44:32) |
196. JFK
この内容をこんな扇情的な見せ方にしていいのだろうか、とちょっと怖い。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-22 11:25:14) |
197. 紅の豚
《ネタバレ》 この話ってある意味とんでもなく無謀なことやっているんですよね。 基本的に主人公であるポルコ・ロッソの志向が示されないままに展開する。 冒頭は世界観の説明に費やしますし、飛行艇が破壊されるとただ漠然と直す。直ったらどうするなんてことが本人の口から明確には出て来ない。 アジトに戻ってリベンジを取りつけるのだが、それはフィオの独断。 しかし、彼女の献身にあてられて、やる気になる。 ここに来て、やっと彼が動きだす。終盤の終盤で主人公が動きだすなんて話、そうそうないですよ(あっても、通常ならかなり退屈な代物になるだろう)。 とにかく、それをこんなにも魅せる作品にしてしまう宮崎駿の手管に圧巻。 [地上波(邦画)] 7点(2007-06-21 09:03:29) |
198. ディープエンド・オブ・オーシャン
こんな劇的なことはなかったけど、似たような関係性を家族と経験した身としては納得の内容。 「家族」って、なんて観念的なものなんだと絶望することもあるけど、「血の繋がり」って情報は意外なほど深く根付いているんですよね。 ただ、こういうことって経験してない人には全くわからない人もいるから、どんなに雄弁に物語っても万人に理解させることは難しいと思う。 [地上波(吹替)] 5点(2007-06-20 13:04:11) |
199. 恋はデジャ・ブ
展開は段取りを踏んでいるだけの感は否めませんし、解決の仕方に何の理屈もないですから・・・でも、テーマは好き。 [DVD(吹替)] 6点(2007-06-18 04:16:33) |
200. 12人の優しい日本人
本家を知っていれば、展開やキャラクター性、着地の仕方が同じであることに憤る(パロディと呼べる程の脚色が見当たらない)。 創作の姿勢としては0点を差し上げるが、その情報を無視して純粋に中身を評価するなら、やっぱり満点。しかし三谷幸喜は、これを自分の作品だと公言するのを恥ずかしいと思わないのかな(最近も舞台で再演したし・・・)。 [DVD(邦画)] 10点(2007-06-17 09:50:41) |