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camusonさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 375
性別 男性
ホームページ https://camuson.exblog.jp/
自己紹介 自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。
もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。

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181.  ペーパー・ムーン 《ネタバレ》 
母親を亡くした9歳の少女と聖書訪問販売の詐欺師とのロードムービー。娘の母親とつきあいがあり葬式に参列した詐欺師は、方角が同じということから、嫌々ながら、娘を遠くに住む親類の家まで送ることに。その道中で、父と娘を演じつつ、うまく詐欺をこなしていくといった話。詐欺の手口がなかなか参考になります。いや参考にはしませんが(笑。本作品の発表が40年前ですが、作中では、さらに40年前の禁酒法の時代という設定です。時代物の雰囲気を出すために白黒映画にしていますが、映像は鮮明で美しく、カンザスの大地の広大さが際だって感じられます。特にラストシーンがイイですね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-18 20:17:13)
182.  リーサル・ウェポン 《ネタバレ》 
冒頭登場する女性が魅力的。売春婦とはもったいない。彼女のミステリアスで衝撃的な墜落シーンでグッと引き込まれました。事件を解決するのが、メル・ギブソン扮する若い刑事と、黒人の年輩刑事(定年前?それはセブンか)。メル・ギブソンが若くて、ナイスガイですね。面の皮がまだ全然薄い感じです。妻を亡くし、自殺願望があり、その命知らずが兵器並みという設定。一方、黒人年輩刑事は妻子供3人、上の娘は色気づくというアットホームぶりで、キャラ設定とその肉付けを丁寧にやっている感じです。(この上の娘が、結構可愛い。養子でしょうか。)その一方で、ミステリ解決の展開は雑で、敵が向こうから攻撃してきて、簡単に特定。ちょっともったいない感じです。後はもっぱらアクションですが、敵キャラが薄いですかね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-17 21:33:46)
183.  キック・アス 《ネタバレ》 
クロエ・グレース・モレッツという童顔なのかオバちゃん顔なのかよくわからない女優がちょっと気になっていて、本作に子役で出ているらしいので急遽見ることにしました。結論としては、この女優は時を遡るほどに、オバちゃん臭が強くなるということが確認できました(たぶん)。ま、化粧によるんでしょうが。で、作品です。架空のヒーローに憧れる少年や男を主人公にしたヒーローものパロディーは、あまり珍しくないと思いますが(少なくとも日本では)、主人公が最後まで、スーパーな能力を獲得しないのは珍しいような気がします(途中、防御力が少しアップしますが、あくまで現実レベル)。しかも、すでにヒーローが実在していて、陰でマフィアと戦っていて、主人公がその人たちと交流するところなど、ひねりが効いていて面白いと思いました。キック・アス役の彼は、ダサい全身タイツ的コスチュームを着てしまうと、逆にイケメンが隠せないですね。
[DVD(字幕)] 8点(2023-05-17 21:32:08)
184.  ラン・ローラ・ラン 《ネタバレ》 
20分後に10万マルクを工面しないと殺される彼氏のために、走りまくる女性ローラの話。無限にある可能性の中の3つのカケラの話。各カケラの序盤にアニメが挟まっていて、このアニメが雑で下手なのが、また、いいリズムと味を出しています。一番感心したのは、ローラが激走中に遭遇した人の未来の運命を、十数枚の連続写真でチラ見せするというアイディアです。ローラがリセットを繰り返すことにより、ローラの運命だけでなく、激走ローラの周りの人達の運命をもピタゴラスイッチ的に、バタフライエフェクト的に変えてしまうことを端的に示すだけでなく、アクセントとしても有効で、更には、チラ見せ運命は笑える結末が多く、爆笑の連続でした。まったく飽きずに最後まで楽しめました。また、機会があったら見たいくらいです。独語原題は「Lola rennt」、英題が「Run Lola Run」。今気づいたのですが、英題をつける際「能登かわいいよ能登」構文を採用したことが成功の秘訣だったのかも知れません。
[DVD(字幕)] 8点(2023-05-17 20:54:53)
185.  ビューティフル・デイズ 《ネタバレ》 
原題がAda Apa dengan Cinta?。英題がWhat's Up with Love? 。無難ではありますが、印象に残らない邦題ですね。それはさておき、インドネシアの女子高生が主人公。日本の女子高生とあまり変わらず、元気いっぱいに学園生活を楽しんでますが、貧富の差の激しい国ですから、一部の富裕層と思われます。主人公の女子高生はそこそこの美人。後藤久美子似か。相手役の男子高生は東南アジアには珍しいタイプのシャープな顔つきのイケメン。このイケメンが、一匹狼タイプで、文学などもたしなむのですが、口が悪いというか、手厳しいというか。彼女の方も、詩を書いたりギターを弾いたり多芸、かつ生意気なので、すぐ喧嘩になるものの、お互い惹かれ合っていくというような流れ。これだけシンプルな青春恋愛ものは今の日本だとなかなか作られないので、結構、貴重かなと。
[DVD(字幕)] 6点(2023-05-17 20:13:28)
186.  映画大好きポンポさん 《ネタバレ》 
主要人物ほどデフォルメされて、アニメ絵なのに対して、モブキャラはあまりデフォルメされてないのが、まず逆転の発想で面白いです。これによって、モブが明らかに欧米人系とわかるのに対して、主要人物たちがモブと同じ人種に見えないのですよね。作中では外国人という設定なのですが、この違和感が逆に面白いなと。ただ、この違和感は日本人だから感じる感覚なのかも知れません・・・ネットの「海外の反応」系サイトからの知識ですが、「なぜアニメキャラは白人なのか?または、白人っぽいのか?」などと、白人が主張することが少なからずあるようです。そのような白人がこのアニメを見てしまうと、我々が感じる違和感などどこ吹く風と、「ほらな、すべてのアニメキャラは白人だろ。どやっ!」などと言い出すかも知れず、そんなことになったらとてもウザいなと(笑)。話がそれました。映画をテーマにした映画ということで、随分とハードルが高いと思うのですが、そのハードルを十分超えることができていると思います。主人公の葛藤とその心情がアニメならではの技術で描かれていたと思います。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-05-12 20:21:36)
187.  スペイン一家監禁事件 《ネタバレ》 
スーパーのビニール袋をかぶせられ、後ろ手に縛られ、おそらく激しく殴打されビニール内部で顔がグチャグチョになっているであろう男が、意識を取り戻し、ヨタ歩きする冒頭の長回しで一気に引き込まれました。呼吸が激しくなるに伴い、息を吸い込んだときにビニールに口の形が現れ、息を吐いたときにまた戻る、異形の生物を思わせるようなグロテスクで面白い映像でした。迫真の映像と渾身の演技による暴力と恐怖のリアル感が素晴らしいのですが、終盤、観客の予想の裏をかくためだけに不自然になっているところがいくつかあって、気持ちが萎んでしまいました。そこだけが惜しいですね。
[地上波(字幕)] 6点(2023-05-12 18:15:52)(良:1票)
188.  雪国(1965) 《ネタバレ》 
原作は既読。映画は1957年の東宝、1965年の松竹がありますが後者。前者は未鑑賞。湯沢温泉を舞台にした作品です。しかし、なぜ作中で「ゆざわ」でなく「ゆむら」にしたし、「越後湯村」にしたし。どうでもいいけど。さて、冒頭が列車のシーンじゃないので、アレッと思い、なぜ省略したしと思ったのですが、途中で出てきます。時系列通りわかりやすくしたのですね。トンネルを抜けたのが昼間になっているのは、夜の雪景色を上手く撮れなかったためでしょうか。原作からして、娯楽要素はほとんどないのですが、結構原作に忠実で、真面目につくられているという印象です。中途半端に客に媚びる改変がないのは好印象です。雪に閉ざされた温泉街の中のメリハリのない話ですが、さほど飽きることなく見続けられてしまうのは、演技の間や、映像の構成など、それなりに完成度が高いのだと思います。若き岩下志麻が綺麗ですが、若くてもやはり凄味があります。加賀まりこがまだ幼さが残っているのと好対照です。もう少し精細な映像だと、雪の白さ、張り詰めた寒さが、より際だつと思うのですが、60年代のカラー映像らしいとも言え、これは仕方のないところですね。
[DVD(字幕)] 6点(2023-05-12 18:13:08)
189.  太平洋の地獄 《ネタバレ》 
太平洋の無人島に漂着した日本兵とアメリカ兵の物語。他の人間は一切登場せず。アメリカ映画らしくないです。最初は敵対していたけど、孤島に二人きりということもあってか、相手を殺すまでには至らず。そのうち、なんとなく、いがみ合うのも面倒臭くなり、一緒に船をつくり島を脱出することに・・・と文字で書いてしまうと、いかにもねらったクサい感じがしてしまいますが、それを感じさせないのは、役者の魅力と、ロケーションの魅力、見せ方の魅力なのでしょうね。三船は、基本男前なのだけど、どこか滑稽さを感じさせるところが絶妙ですね。コンスタントに笑えます。エンディングが2バージョンあるのですが、どちらかというと本編じゃない方が唐突感がなく余韻が残って好きです。
[DVD(字幕)] 8点(2023-05-12 18:07:32)
190.  サンザシの樹の下で 《ネタバレ》 
文化大革命期の中国。主人公の若い女性(高校生くらい?)が、農家にホームステイ(※1)するところから始まります。ホームステイ先に居候してた、爽やかイケメンと恋に落ちるというような話です。そもそもの2人の出逢いのきっかけから、その後の恋愛の不自由など、背景として文化大革命が関わっているのは確かなのですが、話のメインはあくまでラブストーリーで、その行き着く先が、あまりにありがちなパターンなことから、文化大革命関係ないじゃん?ありがちな話の背景を差し替えただけじゃん?というような感想を持ってしまいました。主人公の彼氏は、やってることはストーカーで、爽やかイケメンなので辛うじて許されてるようですが、結構引きますね。農村の自然の映像はとても美しく、ノスタルジーを喚起するものでした。また、ホームステイ先の子役の演技がとても自然で良かったです。※1. 上山下郷運動は、都市部の青年層に対して、地方の農村で肉体労働を行うことを通じて思想改造をしながら、社会主義国家建設に協力させることを目的とした思想政策。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-12 18:04:59)
191.  エーゲ海の誘惑 《ネタバレ》 
ウクライナ映画は初めてということで、期待してみたのですが、舞台はギリシャだし、言語は英語だし、ウクライナのウの字も見られない作品です。新婚さんが、エーゲ海の島に大邸宅を買って、画家の夫は絵を描いたりして、優雅な新婚生活を満喫するかに見えたのですが、妻が、素行不良になって、現地の女性と関係を持ったり、夫と女性をくっつけようとしてみたり、刺激を求めてアブノーマル路線に落ちるというような話です。たまたま、妻の名前が、この地にまつわる古代ギリシャの女性詩人と同じだったため、詩人の魂が乗り移ったのか、本人が勘違いして浮き足だったのか、気持ちのタガが外れてしまったということなのでしょうが、古代の芸術家が憑依したような重みはまったく感じられないし、あっけらかんと行動する割に、他人に対してはやたらヒステリックだし、長々と詩的または哲学的な表現を並べたりするのが寒いわで、何を伝えようとしていて、何を楽しめば良いのかよくわからない作品でした。映像は綺麗で、普通に金をかけてるだけに、スッキリしない感じです。
[DVD(字幕)] 2点(2023-05-12 18:02:39)
192.  アルゴ 《ネタバレ》 
1979年のイラン革命時の在イランアメリカ大使館人質事件を題材にした作品です。アメリカ大使館からカナダ大使公邸に逃げ込んだ6人の大使館スタッフを、CIAが「アルゴ」という仮想の映画をでっち上げ、映画撮影クルーに偽装して救出するという、映画みたいな本当の話を実際に映画化しましたという作品です。何度も言いますが、映画みたいな、驚くべき実話なのですが、いざ映画にしてみたら、思いのほか驚きが得られなかったなぁというのが率直な感想です。あくまでも主役はCIAの彼と大使館員で、メインはシンプルな救出劇なので。この歴史的背景ならではの、深みがあまり感じられません。相手がイスラムだと深みに嵌まれないのも分かりますが。大使館員達が占拠される前にシュレッダーにかけた書類を、イラン側が子供達を使った人海戦術でサルベージするなど、ちょっと面白い描写があったりはするのですが。まあまあ、そこそこスリルを楽しめる作品にはなっているかと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-12 17:06:49)(良:1票)
193.  太陽を盗んだ男 《ネタバレ》 
人間、衣食足りると刺激を求めるのでしょうか。沢田研二が演じる高校の物理学教師は、傍目には何の鬱屈も不満もなく、好き勝手に生きてるいように見えますが・・・たいした理由もなく、狂気の行動をとるところ、作品として行動の理由を説明しようなどとしないところ、今なお古臭さを感じさせず、色褪せません。東京の街並みは、70年代臭が強く漂うのですが、これはこれで、味があります。いい撮り方をしています。原爆を組み上げるシーンは、なかなかマニアックな力作で、ワクワクしますね。作り手は、手を抜いちゃいけないところをよくわかっています。ただの爆弾ではなく、原子爆弾にした脚本の慧眼。役者の魅力を最大限引出し、ディテールの描写も疎かにしない。アクションも迫力があり、最後まで予想の付かない展開。日本でも、低予算であることに逃げない娯楽作品がつくれるのだなあと感じ入ることができる傑出した作品です。
[DVD(字幕)] 10点(2023-05-09 17:37:17)(良:1票)
194.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 
原題はองค์บาก。オンバクという発音で、たぶん仏像の意味。センスのない邦題が多くて、色々とまいっているところですが、これは当たりの部類じゃないでしょうか。邦題に何の脈絡もないところが逆にすごいです。とにかく冒頭の木登りゲームのシーンが圧巻です。お前ら猿かと。その後、村の守り神であるオンバクの首が盗まれ、木登り勝者で、村一番のムエタイの使い手の主人公が、盗まれた首を取り返しに都会に出るという単純明快な話です。気持ちのいい本物の格闘技アクションです。主人公は途中で、盛り場の賭け格闘技に巻き込まれ、外人格闘家と闘う羽目になるのですが、そのうちの1人の日本人の小物感に笑いました。意外と強くてさらに笑うのですが。
[DVD(字幕)] 8点(2023-05-09 17:31:06)
195.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
第二次大戦時に敵国ドイツの暗号情報解読を成し遂げた英国人の実話に基づく物語。主人公は学者で、天才肌な変人で、研究第一で友達できないタイプ。元々チームワークという概念を持たず、孤立気味だったのですが、実力はあるので、チームのリーダーの座を勝ち取ります。使えないスタッフを解雇し、優秀な人材を集めることに。選抜試験のクロスワードパズルを自分よりも早く解いた女性がチームに加わり、その美人で優秀な女性に触発され、チームに打ち解ける努力をするようになります。暗号解読のための機械(コンピュータの原型)を開発し、難易度の高い暗号をなんとか解読するというのが前半。暗号解読の喜びも束の間、話が暗転するのが後半。後半、ナルホドと思わせる展開なのですが、前半の予定調和的な流れがちょっとイマイチでした。暗号解読において、劇中ひらめきで解読にいたった手法は、本来、基本のキだと思うのですが、どうなのでしょう?あと、二重スパイが発覚するところが、いまいちピンと来ないというか、思わず膝を打つような切れ味がないというか。何で見つかるかなぁという。また、物語の中にチューリング・テストを組み込んだのが、いたずらに複雑になってやしないかと。さらには、天才主人公の現在の人間性に至る説明として、しばしば学生時代の回想劇が挟まるのですが、現在の凜々しい人間像(内面・外見共)と乖離しているのが、違和感が残ります。以上のような気になるところを除けば、総じて、地味目な話を地道に密度高くつくり込んでいるなと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2023-05-09 17:27:56)
196.  蜘蛛女のキス 《ネタバレ》 
原作未読です。タイトルからミステリアスで妖艶で、ブラジル映画であることから野性味溢れる濃い~い作品を期待したのですが、まったく想像していたものと違いました。牢獄の中の2人の男の会話にほぼ終始しています。2人のうち1人がホモセクシャル。もう1人の政治犯の男に対して、昔見た映画について語り始めるのですが、それが劇中劇として映像で再現され、牢獄での2人のやりとりと交互に進行していくという洒落たことをやっています。劇中劇の雰囲気も含めて欧州的な香りがするので、ブラジルというよりもアルゼンチンっぽいなと思ったのですが、後で調べてみると原作がアルゼンチン作家によるもので、監督もアルゼンチン出身でした。納得しました。牢獄の中の話を長く引っ張った割に、牢獄を出てからの話があっけなく、ちょっともったいない感じがしました。劇中劇のヒロインと、政治犯の昔の恋人と、むさ苦しいシーンの中の数少ない花である割に、2人ともちょっとビミョーだなと思ったのですが、後で役者が同一人物だと知りました。まったく気付きませんでした。あと、なんか牢獄の中に調理器具まであって、結構住みやすそうでした。海外では結構あるパターンのようですね。
[DVD(字幕)] 4点(2023-05-09 17:24:20)
197.  アフガン零年 《ネタバレ》 
冒頭。ブルカを着た人たちの群れが逃げ惑う姿と、お香屋の少年がお香をぶん回しつつ人懐こくつきまとってくる映像で引き込まれました。ブルカ団が群れになって動くとマジ恐い。蟲的な怖さがあります。タリバン政権下での女性の不自由を描いた作品です。内戦で父親を亡くした少女が、女性では稼げないことから、男装して、なんとかやっていこうとするという話です。画(え)に語らせていく手法が、アフガニスタン人監督ながら、映画をよく知っているなという感じです。(付録の監督へのインタビューでは、ソ連で映画を勉強したとのこと。なるほど納得です。)
[DVD(字幕)] 7点(2023-04-29 17:08:40)
198.  ファニーゲーム 《ネタバレ》 
卵とゴルフボールは冴えたアイディアですね。卵の男の鈍臭さと図々しさと来たら・・・デンジャラスのノッチみたいな人を、長袖半ズボンにしたのも、いいセンスです。終盤はあっさりしていて、あまりネチっこくない、ネチっこくするときりが無いですから、良かったと思います。リモコンのアイディアは、作品そのもののリアリティを削いでしまうので、入れない方が良かったと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-29 17:06:27)
199.  切腹 《ネタバレ》 
タイトルが単刀直入ですね。シナリオはそれほど単純ではなく、後段になって、前段の顛末のいきさつが分かるまったく飽きさせない展開です。これまで仲代達矢という役者の良さがなかなか分からなかったのですが、本作の仲代達矢は文句の付けようがないです。昔の役者は日本人離れした顔立ちがはっきりした人が多く、絵になるし、大物感がありますよね。丹波哲郎と三國連太郎があまりに男前で驚きました。三國連太郎は晩年の爺さんの印象が強く、本人だと気付きませんでした。あと、切腹をした石濱朗という役者は初めて名前を知ったのですが、BUCK-TICKの櫻井敦司似の色男ですね。岩下志麻は若いけれど岩下志麻です。
[DVD(字幕)] 9点(2023-04-29 17:04:41)(良:1票)
200.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2 《ネタバレ》 
時代を行ったり来たりして忙しい割に、単調なんですよね。PART1から4年空いた分の復習で、PART1の現代(今は過去)と絡ませてるのですが、実質的にはジャイアンみたいなのから雑誌を取り返すだけの話で、ジャイアン自体に華がないから。PART1に比べて疾走感、爽快感も不足気味。名作と聞いてBOXで購入したので、PART3もたぶん見るとは思いますが、そうでなかったら続きは見なかったでしょうね。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-04-29 17:01:06)
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