1981. レディ・ジョーカー
《ネタバレ》 分からないところが何箇所かあるのですが、レビュー見てると、原作を読まなきゃいけないみたいですね。でもいいとこもありましたよ。吉川晃司はかっこよかったし、これからも映画界で暴れて欲しい。渡さん、大杉漣も加藤晴彦もよかった。邦画では本格的な映画だった。この贅沢な感じが嬉しい。観終わっての感想は、あれ、もうコレで終り?って感じです。 [ビデオ(邦画)] 5点(2008-04-14 03:14:12) |
1982. 読書する女
《ネタバレ》 作者の中でどんどん大胆になって行くミュウミュウに、ドキドキした。この調子でいったら、いつか事件に巻き込まれる話になると思う。若いのに読書が好きな女性って、知的でありながら、どこか自分に興味をもってくれる異性に好奇心もあり、世間知らずなとこもあり、しかも家にわざわざ来てくれる。デリヘルならぬデリ読。それをお洒落に描いていく、この映画は官能的というより、コメディに近い。オシャレとしての読書、教養、セックス・・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-04-10 12:43:08) |
1983. ザ・シークレット・サービス
《ネタバレ》 マルコビッチとイーストウッドの駆け引きをもうちょっと見せてくれたら良かったのになあ。アクションでもなく、サスペンスものとしてももう一つ。これはイーストウッドの為の映画なんだろうけど、マルコビッチが良い味出してるものだから、それももう一つ。大統領の暗殺未遂場面は迫力あった。プラスチックの銃ってその内、出来そうな気がして恐い。それにしても、女性って、父親くらい年齢の離れてる男性ってOKなのかなあ。加齢臭とか気にならない? [ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-24 19:27:09) |
1984. 危険な情事
《ネタバレ》 グレン・クローズは好きな俳優なので、こういう役では見たくない。彼女はガープの母ちゃんのように颯爽としてるのが似合います。よってこの映画は嫌いだ。でも何度も観てしまう。もてる人間が追い込まれるのは見てて楽しい。奥さんもこの旦那を許せるまで家に近づけないだろうし、これからが彼の脱落人生が始まると思うと、ざまあみろ!と言いたくなる。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-03-19 03:31:59) |
1985. 誰かに見られてる
《ネタバレ》 最後、トムべレンジャーが何の考えもなしに家族を助けに行くとこなんか、ちょっと観終わってから物足りないものを感じました。男勝りの奥さん(デブラウィンガーかと思ってました)が良かったです。監督のリドリースコットは名作2本「エイリアン」「ブレードランナー」の後で、この作品を創ったんですね。きっと当時は期待して観に行って、がっかりした人が多かったんじゃないかな。でもこれはサスペンスと言うより、ちょっと雰囲気のいい大人のラブストーリーってとこで、作品の幅を大きくしようとリドリースコットが挑戦した作品なのかもしれませんね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-02-26 19:48:07) |
1986. 大日本人
《ネタバレ》 あまりテレビを見ない自分なので、松本さんを理解してる人には的外れの感想と思われるかもしれませんが、僕はこの作品、笑えました。最後、ここまでCG使って面白い作品になってるのに、映像的に雑な実写にして「あ~もったいない」と思いましたが、これは「面白い映画撮ることができるけど、俺はここにとどまる」という意思表明のように感じました。でも日本の芸人にこういう人がいるということは頼もしいと思います。 [DVD(邦画)] 5点(2008-02-26 16:57:12) |
1987. 踊れトスカーナ!
《ネタバレ》 とにかく、楽しい事のおきそうなBGMがずっと流れてて、主役の人は性格良さそうな超美人をものにして、嫌な事の全くおきそうにない映画。こういう映画も大事なんでしょうね。疲れてる人がいたら、薦めたい1本です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-02-18 18:16:42) |
1988. インディアナポリスの夏/青春の傷痕
《ネタバレ》 確かに主人公にそれ程、魅力がなく、これからもさえないだろうな、と思わせるラストに、評価が低いのは分かるけど、これがアメリカ映画だってことが貴重だと思う。性の相手までしてくれてる女友達が、別の男性のとこに行っちゃうなんてラストは、アメリカ映画では珍しいと思う。こんな恵まれた環境で育つから、「いい女」と胸のときめくようなラブシーンがしてみたいなんて思うのだ。馬鹿だねえ。写真の技術で、その女友達を奪い返すようなラストにして欲しかった。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-01-28 19:55:46) |
1989. 神々のたそがれ
《ネタバレ》 唾を吐きかけたい映画だった。 なんでこの映画が2015年のキネマ旬報ベストテンに入ってんだろ? とにかく苦痛でも最後まで観ないと映画の良し悪しは分からない。 我慢して観続けたが、それでもペレストロイカ以降、民主化、自由の意味をはき違えたロシア文化人の 世迷言のような映画としか思えなかった。 人間性のかけらもない映画。 異星の話というが、そのデザインはクリエイティブでも何でもない。 ホドロフスキーとか、ギレルモデルトロなどに憧れたんだろうか? ロシアSFでは「キンザザ」の不思議感はまだ面白いが・・ 思いっきり深読みして、大戦中カティンの森事件などを起こした ロシア・ソビエトの自国文化否定の意味があったのだろうか? それでもこんな映画を観せられるロシア人が気の毒だ。 [DVD(字幕)] 3点(2020-05-23 23:32:46) |