1981. 悪魔のサンタクロース/惨殺の斧
《ネタバレ》 ホラー映画では退屈になりがちな前半の40分も、ストーリーがよく作りこまれていて見応えがあります。 確かに後半は次から次に人が殺されていきますが、ホラーというよりはドラマ性が強い気がしますね。 ビリーは被害者でもあり加害者でもある。というより、被害者である自分から逃れるために加害者に変わってしまったというほうが正しいかも。 何かの本で読んだことがありますが、人は自分が最も恐れるものから逃れるために、その恐れるものに自分自身がなってしまうことがあるそうです。ビリーにとってはそれがサンタクロースだった。 ビリーに同情しすぎて、ラストの折檻シスターが間一髪で助かってしまったことがむしろ残念でした。 [DVD(字幕)] 8点(2012-04-01 18:32:03) |
1982. 狼の血族
どう観るのが正解だったのか全然わからない [DVD(字幕)] 0点(2012-04-01 18:01:08) |
1983. レポマン
何これ珍百景 [DVD(字幕)] 0点(2012-04-01 11:54:11) |
1984. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
《ネタバレ》 普通に面白いです。まさに、見て損はないかなって感じです。 アドベンチャーとしては、宝探しや秘境が物足りないですが、アクションコメディとしてはそれなりに楽しめるレベルです。 ジャックが頼りになりそうな登場をしたくせに、肝心なところで役に立っていないのが良いですね。 序盤、警察グループから逃げるために、ジョーンが自力で橋を渡ろうとし、つたを使って無事谷の反対側へ辿りついたのに、ジャックのほうは岩壁に激突したり。 中盤、軍隊みたいなグループから逃げるために、乗り込んだ車で、ジャックが直結してエンジンかけようとしたら、ジョーンがキーが刺さっていることを教えてあげたり。 きわめつけは、ラスト。ジョーンが大ピンチのときに、宝石喰ったワニをあきらめてジャックは助けに行ったのに、全然壁をよじ登れなくて結局ジョーンが自力でピンチを脱出。 ジャックいらんやん。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-30 16:25:38) |
1985. スーパーガール
《ネタバレ》 一番盛り上がらないといけない後半やクライマックスの演出が最低レベルで興ざめも良いとこ。駄作中の駄作ですが、地球で友人と学校生活を楽しんでいるところや、ショベルカーが暴走するところはかろうじて楽しめます。 [DVD(字幕)] 3点(2012-03-30 14:00:08) |
1986. ビルとテッドの地獄旅行
《ネタバレ》 前作が良かっただけに・・・。今回は期待はずれ感が否めません。 (前作を知らずにこの作品を単体で観ると感想が変わるかもしれませんが。) 今作は肝心の地獄旅行が全然面白くない。わくわく感もないし、盛り上がりもしない。 唯一面白かったのはツイスターゲームくらいか・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2012-03-30 13:40:34) |
1987. ビルとテッドの大冒険
《ネタバレ》 全然期待していなかったのに、こんなに面白いなんて!とても良い映画です。理屈ではなくもう感覚で楽しむタイプの映画。ですが以外とストーリーの大事なポイントは押さえていて、ストーリー重視の人にもきっと楽しめる内容です。 文学的価値の高い映画を観続けて疲れてしまったときにこの映画を見れば、きっと一服の清涼剤になるでしょう。 個人的にソクラテスを仲間に引き入れるところが一番笑いました。 ジャンヌダルクかわいい。 後味最高。 最後ちょっとだけ感動してしまったのは、僕だけでしょうか。 [DVD(字幕)] 9点(2012-03-29 18:20:38) |
1988. ハロウィンIII
《ネタバレ》 典型的なしょぼしょぼ映画かと思いきや、中盤から俄然盛り返します。こうなると序盤のスロースタートの退屈な感じも計算のうちなのでしょうか。 ミステリーな雰囲気を、ラスト近くまでひっぱっているから良かったんでしょうね。盛り上がりに欠ける序盤も、続きが気になってついつい見てしまいますから。 助けた女性が車の中で突然ロボットになる展開。あれだけが蛇足。あれで台無し。そりゃびっくりしますよ。ありえないですもん。ですがびっくりすりゃあ何してもOKというものでもないでしょう。3チャンネルだけ止められなかったラストで十分良かったのに。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-29 02:53:40) |
1989. 死霊のはらわた(1981)
《ネタバレ》 疲れた。久し振りにホラー映画を集中して鑑賞することができました。いえ、集中させられたというほうが正しいでしょう。 優れたホラー映画は、何かが起こる前にも恐怖感を煽る演出が上手です。むしろ、この映画の場合、何かが起こったあとより、起こる前のほうが怖い。 例えば、家にぶつかるブランコ。テープレコーダーから流れてくる呪文。襲い掛かるわけでもなく、座ったままけたけた笑いつづける死霊。(いつ襲い掛かってくるかわからない、その待ち時間が恐ろしい。)息絶えたスコット。(いつ蘇ってくるのか・・・。) 実際襲い掛かってきた後はただのスプラッターアクションなので、恐怖感はさほどありません。ただグロイ演出を楽しむ時間です。 個人的に、知能があるものに恐怖感をさほど感じないので、そういった意味では一般的なゾンビ映画を超えるものではありませんが、オカルト系の映画では間違いなく面白い部類に入ると思います。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-28 23:14:28) |
1990. パラダイス(1982)
《ネタバレ》 一見必要なさそうな「紅しょうが」や「青のり」がお好み焼きの味を引き立たせているように、「ジャッカル」や「チンパンジー」はやっぱ必要なんだろーなー。 ところで舞台はどこなんでしょうね。てっきりオアシスを見つけたのかと思いきや、水の中のシーンがさんご礁だったので、あれは完全に海ですね。 砂漠に海に、鹿にチンパンジーに温泉。ここはどこだ・・・ [DVD(字幕)] 4点(2012-03-27 05:10:38) |
1991. ヴィデオドローム
《ネタバレ》 普通のホラーが見たい人にはおススメできないです。やたら映像がグロい割りに、退屈さを感じてしまう奇跡のような映画です。 途中から現実なのか幻覚なのかよくわからなくなります。 特に、教授の娘との2回目のやりとりあたりから、ストーリーと設定が破綻し始めている気がするのですが。 てっきり、すべて幻覚かと思いきや、殺された二人については現実になっているし、手が爆弾になってしまう一連の流れも完全に幻覚で相手を追い詰めているのかと思いきや、 「キャー」とか周りの人間が言っているし。 「え?そこは現実なの?」 黒幕が銃に撃たれたあと、体中から内臓とびだしてくる演出にいたってはもはや意味がわかりません。 ああ、解説が欲しいです。 よくわからなかった映画なので、点数付けるのはおかしいと思いますが、観ている人をむやみに混乱させる映画もどうかと思いますので3点で。 [DVD(字幕)] 3点(2012-03-27 04:51:43) |
1992. 狼男アメリカン
《ネタバレ》 前半のゴシックホラー調の雰囲気と、ラスト20分は楽しめますが、中盤は余計なシーンに時間を割きすぎていて、眠くなります。 「アイドルハンズ」を先に見ていなければ、ジャックの再登場は結構新鮮だったかもしれません。 地下鉄で襲われるシーンはかなり好きです。襲われそうにない現代文明の公共施設内で襲われてしまうところが最高です。 [DVD(字幕)] 4点(2012-03-26 12:32:25) |
1993. ウォー・ゲーム(1983)
《ネタバレ》 戦争に勝者はいない。○×ゲームを通してその事実に気付かせる展開は良いですね。世代を超えて通じるテーマ。 コンピューターが無邪気にゲームを催促してくるところが恐ろしくもかわいい。 デビッド(マシュー・ブロデリック)がお気楽ながらも利発な高校生だったので、映画の展開がスムーズでしまりがあった気がします。特に軍事基地からの脱出シーンは見応えありました。暗証番号を録音して利用するシーンは最高です。 ラストは一見ハッピーエンドで、デビッドが関係者と抱き合ったりしていましたが、もとはと言えば全部おまえのせいじゃ・・・ [DVD(字幕)] 9点(2012-03-25 18:09:31) |
1994. トワイライトゾーン/超次元の体験
差別について考える機会を与えてくれる1話目。老いと人生について大切なことを気付かせてくれる2話目。それに対し、シュールでブラックなストーリーに徹した3話目と、エンターテイメント性の強い4話目。テイストの異なる4話の短編ストーリーをこの順番で並べたのは良かったのではないでしょうか。 でも個人的に、これだったら「世にも奇妙な物語」のほうが面白いとは思います。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-25 04:05:27) |
1995. 2つの頭脳を持つ男
これ、変にコメディにしないほうが絶対に面白くなるのに。場面によってやたらコメディ色を強く出しすぎてしまって全体のバランスを崩してしまっています。スティーブ・マーティンは苦手な役者さんですが、この映画では良い味出していました。 [DVD(字幕)] 3点(2012-03-25 03:11:21) |
1996. ハウリング(1981)
《ネタバレ》 最初の退屈な40分を耐え抜けば、最後の40分はかなり楽しめます。 実は全員狼人間だったというオチに加え、テレビで正体を明かすオチに、ラストのマーシャ。オチの三段重ね。 細かい設定の中では、テリーが風景を二度見して秘密に気付くシーンは一番良かったと思います。テリーが襲われる一連の流れが一番緊迫感あったかも。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 01:39:11) |
1997. キャット・ピープル(1982)
《ネタバレ》 ホラーとしては今ひとつ。サスペンスとしては盛り上がりに欠ける。かと言ってドラマとして楽しめるかというと微妙。 ですがひとつひとつのシーンには面白いものもありました。飼育員が腕を食いちぎられちゃうシーンや、黒豹を解剖してその正体に迫るシーン(ここはバックの音楽がかなり良い緊迫感を出しています。)、アリスが何かにおびえながらランニングし、プールで泳いでいるシーンはなかなか楽しめます。 まあ、それだけっちゃあそれだけの映画です。個人的に。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-24 01:08:07) |
1998. ブレインストーム
《ネタバレ》 ラブストーリーにしたいのか、サスペンスなのか、それとも純粋にSFとして楽しめばいいのか、スタンスのわかりにくい映画です。 わかりにくさの原因はストーリーと、登場人物の行動の動機付けが曖昧すぎる点にあるかもしれません。前半は人物関係がごちゃごちゃしているように感じます。 ラストのオチまでふわふわしています。 一番面白いシーンは、電話回線使って研究所をハッキングし、みんなをあたふたさせているところでしょうか。あそこだけコメディタッチなんですよね・・・ [DVD(字幕)] 3点(2012-03-22 11:14:46) |
1999. インフェルノ(1980)
もやもやが何一つ解決されません。ですが、こちらで皆さんのレビューを読むと胸のつかえがとれます。ある意味謎が解けます。そんな映画です。 [DVD(字幕)] 2点(2012-03-21 02:56:27) |
2000. エクスカリバー(1981)
《ネタバレ》 前半から中盤にかけてが面白い。歴史ものが好きな人は楽しめるはず。ただランスロットがグエナビアと浮気してからは、テイストが一変します。 ここからは好みが分かれるところだと思いますね。 ちなみに僕は好みかどうかの前に、状況がよくわからなくなりました。「あ、おまえはパーシバルだったのか。」てなシーンもありました。 円卓の騎士たちの最後はひどすぎます。 よって、一番最初に円卓の騎士たちが集まって、みんなで剣をかかげる場面がピークでした。あとは下り坂です。個人的に。 [DVD(字幕)] 5点(2012-03-20 03:57:58) |