2141. ルパン三世 ルパン暗殺指令<TVM>
テレビシリーズの中ではキャラクターのデザインが一番カッコイイ。次元のエピソードを中心に展開するので、次元の渋さが際立つ。二転三転するストーリーも見応えがあった。 [DVD(邦画)] 6点(2003-11-26 11:21:00) |
2142. ルパン三世 ロシアより愛をこめて<TVM>
今作の場合、何と言っても悪役のインパクトが強い。耳やら鼻やらに指を突っ込んで助言するって、個性強すぎ!五右衛門の女に弱いダメ男っぷりも笑える。あと今作に限ったことでもないが、銭形警部の生命力の強さは衝撃的だ。 [DVD(邦画)] 6点(2003-11-26 11:17:27) |
2143. ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!<TVM>
これはテレビスペシャル版だったのか。と意外に思うほど、作品としてのクオリティーは高い方だと思う。 今でこそコンピューターウィルスなんて使い古された素材だけれど、この頃はもっと斬新なテーマだったのだろうと思う。そして、そのサイバーテロ的要素と、ルパン三世らしいカルト集団的組織との独特のバランスも良かった。 レギューラーキャラクターの描かれ方も、それぞれの特色が出ていて、楽しめる。 自由の女神ごと盗んでしまうというこのシリーズならではの破天荒さも良い。 [DVD(邦画)] 6点(2003-11-26 11:14:43) |
2144. ルパン三世 燃えよ斬鉄剣<TVM>
五右衛門を中心にストーリーが進むことが、五右衛門ファンには嬉しいところだが、同時に彼には脇に徹底してほしいという気もした。まあ盛り上がりには欠けるけど、テレビ映画なのでこんなもんでしょう。 [地上波(邦画)] 4点(2003-11-26 11:09:46) |
2145. ルパン三世 風魔一族の陰謀<OVA>
声優が違うということを知らずに観たので、相当な違和感を感じたことは否めない。映画自体の出来が悪いとは言い切れないけど、やはりアニメにおいては声優さんの存在は大きいということであろう。 3点(2003-11-26 11:06:07) |
2146. ルパン三世 DEAD OR ALIVE
原作者モンキー・パンチ監督作だけに、シリーズ中もっとも純粋なルパンであることは間違いなく、その濃いキャラクター性は今まで慣れしんだルパンとは明らかに違和感があるが、これまでにはない味わい深さがあった。スマイル・ペコさんと同意で「カリオストロ」「複製人間」に並ぶ傑作であると思う。 8点(2003-11-26 11:02:14) |
2147. ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス
栗田貫一ルパンの第一作で大いに不安はあったけど、ほぼ違和感がなかったことは良かったと思う。今作以降、演出に個性がなくなり駄作ぞろいのテレビスペシャルへと流れていくのだが、今作においてはアクション性の高さでなんとかカバーしている。 6点(2003-11-26 10:55:26) |
2148. ルパン三世 バビロンの黄金伝説
「カリオストロ」や「複製人間」などの傑作と比べると明らかに質は落ちるが、ルパン映画らしい娯楽性は小気味良く楽しんで見れる。下記にもあったが、不二子ちゃんがひんむかれるシーンが子供心に衝撃だった。今作の監督は確か鈴木清順だったはず。そのハイセンスさも見所のひとつ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2003-11-26 10:50:59) |
2149. ルパン三世 生きていた魔術師<OVA>
もはや恒例のテレビスペシャル版には期待していないけど、今作の出来は相当に酷い。いくらテレビ版でももう少しクオリティの高いものを作れそうなもんである。ルパンファンに対して失礼なほどの駄作ぶりは、失望感極まりない。 1点(2003-11-26 10:47:17) |
2150. ルパン三世(1978)
まさに「カリオストロの城」とは対称関係にあるルパン映画の傑作である。シュールな展開とキャラクター、アウトローな台詞回しは、ルパンらしいルパンという呼び方がふさわしいと思う。壮大で破天荒なラストの顛末も見応えがあるし、怪人マモーの声を担当した西村晃のにじみ出るいやらしさが光る。 9点(2003-11-26 10:44:09)(良:1票) |
2151. ルパン三世 お宝返却大作戦!!<TVM>
これはテレビ映画ですよ。劇場では公開されてません。近年のルパンはすべてテレビ映画というよりも、テレビスペシャル的なレベルのものが多い。ほとんど駄作ぞろいだけれど、最新作の今作はその中ではまだ見れる方ではなかったかと思う。ベタと言えばベタだが、それなりに痛快感はあった。 [地上波(邦画)] 5点(2003-11-26 10:36:12) |
2152. ルパン三世 カリオストロの城
純粋なルパン映画というよりも、今作においてはジブリの宮崎映画という要素が強いので、ルパンの少年ぽさだったりその他のキャラクターが全体的に可愛らしかったりとある意味での違和感はあるけど、相当に面白いことは確実である。 ルパンらしいアウトローさや毒々しさはほとんどないが、アドベンチャー的な雰囲気が秀逸だ。 しかし、何と言ってもこの映画の最大の魅力は銭形警部。 「いや、やつはとんでもないものを盗んでいきました。……あなたの心です」 ってとっつあんしか言えません! [DVD(邦画)] 10点(2003-11-26 10:32:01) |
2153. 時計じかけのオレンジ
初見時はただ意味が分からず、その心地悪さに辟易したが、再度見ると決して好きとは言えないけど何か引きつけられるものを感じた。この映画の真のテーマは何なのか、そんなものがあるのか、自分はどれくらい理解できているのかは明確ではないでど、説明のつかないパワーがあることは確かだ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2003-11-26 00:29:56)(笑:1票) (良:1票) |
2154. ディープ・ブルー(1999)
“人喰い鮫”を描いた映画と聞いて世界中の誰しもが思いつくのは、もちろん「JAWS/ジョーズ」だろう。 しかし、人喰い鮫の“モンスター映画”とジャンルを更に絞るならば、今作はかの名作をも凌ぐ。 高校生の時に今作を映画館で観て、その想像を超えた面白さに驚いて以来、その考えは今なお揺るがない。 かの名作の存在に怯え、誰もビッグバジェットで同じ題材の映画製作に挑まなかった中、持ち前の大仰なエンターテイメント性を全面に打ち出し、挑んでみせた監督のレニー・ハーリンを褒めたい。 他のモンスター映画の傑作を見ても感じるが、誰が撮っても同じだろうと安易に考えてしまいがちなこの手の娯楽作品ほど、監督の手腕が大いに影響するもので、今作はまさにその顕著な一例だと思う。 遺伝子操作によって生み出された“マンガ”のように巨大で凶暴で利口なサメ自体のキャラクター性とビジュアルも凄いが、この映画で特筆すべき最たるポイントは、モンスター映画における「生き残りの固定概念」が通用しないということに尽きる。 その辺のモンスター映画であれば、映画の冒頭で登場人物が一通り紹介された時点で、誰が死んで誰が生き残るだろうということは何となく分かるものだ。 しかし今作は、誰がどの順番で死に、最終的に誰が生き残るという予測が立たない。 僕自身そうであったように、序盤のある人物の死に対して「え!いいの!?」と、大いに面食らってしまうハズ。 (特に1999年の公開時においては、あの人があのタイミングでヤラレるというのは反則にすら思えた) そして、いちいち登場人物たちの“ヤラレ方”が豪快なのも良い。 これが最も「ジョーズ」とは異なる部分かもしれないが、襲われそうな恐怖を感じさせることよりも、巨大な人喰い鮫に襲われるまさにその瞬間の迫力を優先している。問答無用に殺される登場人物たちも、“喰われ甲斐”があるというものだ。 そういういかにもモンスター映画の宿命的なB級ノリに相応しい豪快さが、この映画を何度も観たくなる最大の理由だろうと思う。 [映画館(字幕)] 8点(2003-11-26 00:24:08)(良:1票) |
2155. Uターン
人生と運命に対してひたすらにアウトローな男を演じるショーン・ペンが格好良い。群像劇とも言えそうなほどに脇を固める個性的なキャスト陣の共演も興味深い。暗転と好転の連続を描いたストーリーは面白いのだけれど、個人的にはラストの顛末に後味の悪さを感じた。 6点(2003-11-26 00:04:08) |
2156. GONIN
個性的である種の危険性をはらんだ豪華なキャスト陣に、「レザボア・ドッグス」風のハイセンスなバイオレンスを期待したが、内容はただ暴力的なだけで過剰な血生臭さは非常に心地悪かった。 2点(2003-11-25 23:58:48) |
2157. 妹の恋人
曲者ではあるがひたすらに妹想いの兄を演じたジョニー・デップが印象的だった。その兄妹と妹の恋人を加えた3人の関係性が愉快で、心地よい空気感に包まれる。 6点(2003-11-25 23:53:42) |
2158. コールド・フィーバー
自分の心に問いかけるように淡々と氷の国を旅する青年を演じた永瀬正敏のたたずまいが印象的。叙情的なストーリーは起伏には欠けるが、絶対的な寒さを描き連ねた映像美が引きつける。 [ビデオ(字幕)] 6点(2003-11-25 23:50:14) |
2159. ラン・ローラ・ラン
常識を越えたストーリー展開が爽快感と痛快感に富み楽しかった。全編通して鮮やかな赤毛をなびかせて走る主人公を演じたフランカ・ポテンテがとても魅力的だった。まさに新感覚という言葉がふさわしいこの映画がドイツ発ということに正直、意外性を感じた。他にも「ノッキング・ヘブンズ・ドア」など、ドイツ映画の可能性を感じる。 8点(2003-11-25 18:15:20) |
2160. シンプル・プラン
主人公のダメ兄貴役を演じたビリー・ボブ・ソーントンが素晴らしい。彼がこの役を演じたからこそ、この映画は一見地味なストーリーではあるが相当に濃厚なサスペンスに仕上がっている。大金を前に少しずつ狂っていく登場人物たちがたどり着く切な過ぎるラストシーンには言葉が出ない。圧倒的な緊張感と映像美にサム・ライミ監督の手腕が光る。 [映画館(字幕)] 9点(2003-11-25 18:07:42) |