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ぐるぐるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1305
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20066/
ホームページ http://w.livedoor.jp/mushokamondai/
年齢 51歳
メールアドレス gurugurian@hotmail.com
自己紹介 ♪わたしの小さい時 ママにききました

 美しい娘に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるわ

 さきのことなど わからない


 大人になってから あの人にききました

 毎日が幸福に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるさ
 
 さきのことなど わからない


 子供が出来たら そのベビーがききます

 美しい娘に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるわ
 
 さきのことなど わからない ケ・セラ・セラ~


(2010.4.16記)


現在、ダイエットちう。腹筋、割れてるでー。




力を入れると。

(2011.8.28記)


↑ホームページのリンクを「朝鮮学校無償化問題FAQ」に張り替えました。特に「パッチギ!」ファンは、見てね。




これからもよろすく。





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201.  笛吹川
イニシャルKさん、お先に失礼いたします。この作品、戦国時代を舞台にしているけど、主役は武将ではなく戦国の時勢に翻弄される貧しい農民の家族。戦後15年目に製作されたこの作品に戦争の記憶が反映されているのは、おそらく間違いないでしょう。「いくさになんて行くんじゃねえ!」と息子たちに懇願する母と「先祖代々世話になっているおやかた様のためなんだぞ!」と気勢を上げる長男、最初は「オラいくさになんか行かねぇ」と言っていたのが兄たちに影響されて自らも死地に赴き、兄弟とともに自決する三男・・・きっと終戦直前の沖縄や、或いは旧満州でも、同じような事があったのだろうなあ、と実感しました。途中で何度も鳴らされる、まるで「諸行無常」を象徴するような鐘の音が印象的でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-25 19:10:56)
202.  ペイルライダー 《ネタバレ》 
えーっと、これが「荒野のストレンジャー」のリメイクだというのは定説(な、懐かしい…)なんですか?僕は両方観たけど、「荒野~」は「他者(ストレンジャー)を排除する共同体への復讐」の要素が強い気がしたんですけど…あ、だから「リメイク(作り直し)」したって事か…「荒野~」はイーストウッド演じる主人公が保安官(の亡霊?)だったのに対して本作が牧師だったのは、イーストウッドが「人の弱さ」に対する「赦し」を与えてるのかなーとか、チラッと思ったんですけど…むー、アッシにゃあ、あんまし難しい事は分かりまシェーンが(ニガ笑)、最初の方でイーストウッドが「火遊びは止せ」ってゆって出てきて悪人たちをバッタバッタと打ちのめす所でなんだか涙が出ました。あー、それに保安官と六人の助手も良い味出してたし、あとイーストウッドに股間蹴られて直後に優しくされてた用心棒の大男がイーストウッドを助けるところは、なんか良かったです。
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-06 18:37:54)
203.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 
前半は主人公のビリーに思い入れを持って観てたのだけれど、後半はどちらかというとお父ちゃんの方に感情移入してしまいました。あのスト破りのシーンは泣けるよねえ。あと、オーディションに付き添ってダンス学校へ行った時の、ちょっとおどおどしてるとこも可愛くて良かった(笑)。将来は、ああいうお父さんになりたいです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-08 18:09:03)
204.  旅の重さ
瑞々しい、良い映画だなあ。当時ってこういう若者の貧乏一人旅が流行ってたんですよね(という言い方すると、何だか上から見下ろしてるみたいでイヤなのですが)。これは日本の映画の筈なのに、そこに映し出される日本の風景や人々は何だか「自分の知らない日本」のようで、切ないようなもどかしいような、不思議な感慨にとらわれます。高橋洋子も可愛らしくて、素敵。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-01 18:37:17)
205.  大通りの店
うむむ、チェコの映画というとカレル・ゼマンとかのストップモーションアニメの印象が強かったのだけれど、こんなごっつい映画もあったのね。ナチに嫌悪感を抱きつつも無力な主人公の描き方が凄くリアル。善良だけど平凡で、弱さも狡さも併せ持つ市井の人間が時代の不条理に翻弄される様が痛々しく、生々しい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-01 17:12:42)
206.  チャーリー
有名人の伝記映画って大変だよなーと思う。大体人の生涯を二時間にまとめるというのが無茶だし、ましてやそれがチャップリンみたいな、多くの人からそれぞれの深い思い入れを持たれている人であれば、結果的に多くの批判が生じるのも仕方ない。僕自身もこの作品を観て、後半の部分がチャップリンを「悲劇のヒーロー」のように描いているせいで、重くなり過ぎてるように思えた。やっぱチャップリンは人を笑わせるのが大好きな喜劇人だったんだから、もっと人々の笑顔を出して欲しかった。ただ、これは例によって深読みだけど、これはチャップリンに対する“潔い敗北宣言”で、そうすることでチャップリンの偉大さを讃えているのではないか、と思えなくもない。だって、確か台詞の中でも「私(=チャップリン)の事が知りたければ私の映画を観ろ」みたいな台詞があったけど、これってこの作品の存在意義を否定しかねないでしょ。最後に本物のチャップリン作品を流したのだって「私たち、一生懸命貴方を描こうとしましたが、やっぱり貴方には勝てません、素晴らしい!」って言ってるようにも思えるし。ま、何だかんだ言ってワタクシの場合、冒頭で幼少時のチャップリンが観客から罵声を浴びる母のためにステージに立つって所でもうウルウルしてしまったんだけど(笑)。うん、前半は良かったと思うよ、この映画。それに他の方々もおっしゃられているけれど、これ観たらチャップリンの作品、観たくなるしね。その一点だけでも意義のある作品だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-19 19:02:17)
207.  空の大怪獣ラドン
これを含めて、この頃の日本の怪獣映画が、妙な生々しさを漂わせているのは、恐らく「戦争」の記憶が生々しく残っていたからなんじゃないかな。きっと当時この作品を観た人の多くは、ラドン来襲を「空襲」のメタファーとして感じ取ったのだろう・・・てな事を、ボーっとした頭で考えながら観ました。あと、欧米の多くの怪獣・モンスターものと違って、ラドンが単純な「悪者」みたく描かれていない(ラストはちょっと泣けた)のにも好感が持てました。んー、「ゴジラ」一作目が「横綱」だとすると、この作品は「名大関」って感じですね。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-14 14:29:07)(良:1票)
208.  瞼の母
「泣ける映画」が過剰に持ち上げられる昨今、心ある映画ファンの方々がそういった風潮に反発するのは分かる。んでも、この映画では素直に泣いたって良いじゃん、おっ母さんに逢えたんだもの。「マザーコンプレックス」なんて西洋人の考えた概念なんて、関係ないねっ。長谷川伸は、誇るべき日本のシェイクスピアだよ(風邪気味にて、乱文暴論ご容赦)。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-12 17:09:15)(良:3票)
209.  月のひつじ
「テレビ放映で偶然見」ました(笑)。音楽も映像も、あったかくて、心地好~い二時間弱。一大イベントを迎える小さな街を舞台に、そこで起こる人々のドラマを細やかに描いている、という所が井筒監督の「のど自慢」みたいだなーって思いました(結構「間」とかギャグの入れ方とかが近い気がするんだけど)。この作品は、かつて世界の、全員ではないかもしれないけれど少なくない人々が「人類としての一体感」を感じることが出来た(それは結局、幻想だったのかもしれないけれど…)幸福な時代に対するオマージュでもあるんでしょうね。個人的に、警備のお兄ちゃんが良い味出してて好きです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-07 15:49:45)
210.  喜劇 女は度胸
さあ困ったぞ。登録した以上はレビューを書かなきゃいかんが、サテどう語れば良いものか・・・「その作品が作風から『怒劇』とも評される森崎東の監督デビュー作」とか、別に僕がゆわなくたって良い事だしねえ。いわゆる、下町を舞台にした、一見いかにも一昔前の松竹っぽい人情喜劇といえばそれまでなのだけれど、クライマックスの口論のシーンが凄い。主人公の誤解から始まったトラブル。主人公一家と息子たちのそれぞれの恋人(倍賞美津子・沖山秀子)が一同に介し、それぞれの胸の思いをぶちまけ合う。その怒号を通して見えてくる、人生の哀しさや不条理。そしてすっかり人生を達観(諦観)しているように見えた母親(清川虹子の、人生を滲ませた演技が良い)が、ダメ親父に淡々と真情を吐露する姿は、何かグッと来る。「こんな家、何度も飛び出してやろうと思った」と言う彼女が、それでも夫に見せる、ささやかな愛情。夫のかつての姿に思いを馳せる様子が、ほんの数秒のシーンで表現(どんな風に表現されてるかは、ナイショ)されてて、凄い。洗濯物のパンツの後ろを飛行機が斜めに飛んでいくラストシーンが、とっても印象的でした。
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 18:23:42)(良:1票)
211.  女の中にいる他人
黒猫おねい様、ごごごごめんなざい~。もし人殺ししても頑張ってお腹の中に収めますから、許して下さいませ~・・・って、←違うだろ。・・・それはそうと、この作品の光と影を強調した照明、ホント怖い。まるで梅図かずおのホラー漫画みたいなんだもん(笑)。それにしても、あの間違って殺されちゃった浮気相手、えれーエロかった。こういうのは成瀬作品にしては露骨なような気もするけれど、映画が斜陽の時代に入りかけのこの頃、ひょっとして成瀬も「ちょっと作風を変えてみよう」とか、思ったのかな。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-26 19:54:35)
212.  ミスタア・ロバーツ 《ネタバレ》 
ジョン・フォードという監督さんは、どぉーしてこうも粋で爽やかな映画を撮るかなあ(いや、嬉しいけど)。主人公が戦場行きを志願して最終的には沖縄戦へ向かう所とか、米兵が寄港地でさんざん「おいた」をするのを黙認してたりするのは日本人としてちょっと引っかかるけれど、そこを差っ引いてもやっぱ良い作品。ミスタア・ロバーツは中間管理職の鑑ですな。全ての会社の社員研修で見せるべき…あ、でも部下のために上司に楯突くってのは会社としてはバツなのか。んじゃ労働組合でも良いや(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-26 19:47:03)
213.  メゾン・ド・ヒミコ
僕はこの映画、嫌いじゃないです。確かに皆さんの仰られている欠点も分かるし、個人的にも「男の尻をスローモーションで映す必然性はあったんだろうか?」とか「あの幸福感あふれる“流しそうめん”のシーンは、もっと長く見せるべきだろう!」とか「やっぱあのディスコシーンは悪ノリしすぎだよなあ」とか「なんか監督も脚本家もセックスにこだわり過ぎ、というよりとらわれ過ぎなんじゃないの?もっとスマートな演出は出来なかったのだろうか?」とか、ツッコミ所がなくはないのですが、ただ僕は、この映画のストーリーというより、その現実とファンタジーが入り混じったような感触(これは「ジョゼと虎と魚たち」などにも見られたのですが)に惹かれました。「メゾン・ド・ヒミコ」という場所は、現実と夢との境にある、一種のオアシス、ユートピアなのだと思います。不器用で不恰好で、でも心優しい「オカマ」達がそこで毎日繰り広げる日常は、まるで幻想的なカーニバルのよう。しかし永遠に続くユートピアなど、この世には存在し得ないわけで、「メゾン・ド・ヒミコ」にも老いや金銭的問題などの「現実」が次第に重くのしかかってくる。でも、うーん、上手く言えないけれど、そんなこんなもひっくるめて「夢」であり、「現実」であり、そして「幸福」なのではないか…と、観終わった時に感じました。この作品、パンフレットに書かれてたような「他者との共存」みたいなことがちゃんと描かれていたかというと、そうでもないような気もするけれど、そういう、失敗しちゃってる部分も含め、何か好きになれた映画。ということで今回の評価はちょっと偏愛気味でごんす。 
[映画館(字幕)] 8点(2005-10-25 18:20:40)
214.  驟雨
倦怠期にさしかかった、ある夫婦の映画。言ってしまえば実に他愛のないお話ではある。のだけれど、その「他愛のなさ」が何でこんなにもいとおしく感じられるんだろう。【らくだのシアンツ】さんが挙げられている「ナスとキュウリ」のくだりは最高にキュートだし(夫と妻がそれぞれの立場を主張していくうちにエキサイトしてきて、事の発端を持ち込んだ香川京子が次第にオロオロしていくのがたまらなく可笑しい)、その他にも肉屋はどこがいいだの、どこそこの奥さんは長く病気を患ったせいで浮気されてるだの、「どーでも良いじゃん」と言いたくなるような日常の些細な事柄が不思議と心に残る(てか、人は誰しも他人から見たら「どーでも良いじゃん」的な事で毎日笑ったり、怒ったり、落ち込んだりして毎日を過ごしてるんだよなあ、としみじみ思う)。んで、そんな日常の中、夫のリストラやら近所付き合いの小さなトラブルやら、果ては夫婦間の危機もありつつ、最後は何故だか感動的な紙風船の打ち合いに終わる・・・というこの映画、僕は好きです。最初と最後に「新聞の切り抜き」を持ってくるのも良いやね(これまたどーでも良い事ですが、僕も新聞の料理の記事を一杯切り抜くけれど、実際にはなかなか作らなかったりするので、そこにも親近感を覚えました)。あ、それと、本筋と外れた部分でちょっと感動したのが「この頃は実際に『~ざます』と喋る奥さんがいた」という事と「この頃の主婦は普通に鶏の解体が出来た」という事。昔の主婦は、偉かったんだな。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-10-15 18:37:41)(良:1票)
215.  組織暴力(1967) 《ネタバレ》 
本作の肝は、やはり何と言ってもあのクライマックスシーンに尽きるだろう。本作に於いて佐藤監督は深作作品のようにエロスやバイオレンスを前面に出すわけでも、或いは東映任侠モノ的な美化されたヤクザを描くわけでもない。むしろキャラクターから感情移入しうる要素を排し、ヤクザ・警察双方の人物を冷静で第三者的な視点から描いている。初め威勢の良かったヤクザ達は時勢が変わった途端に自己保身に走るようになり、ヤクザ撲滅・銃の押収に執念を燃やす警部も最後の最後で「法の遵守」という壁に阻まれ、自らが信ずる正義を行使することが出来ない。不敵な態度を見せる月形竜之介(余談だが、彼の演じた役柄のモデルは児玉誉士夫だろうか?)と○○○・・・しかし、そこで突如飛び出す千葉真一。元々殺された兄の敵討ちに執念を燃やし続けていた彼はしかし、鶴田浩二の死をきっかけにして自らの私憤を純粋な無私の行為へと昇華させる。そう、最後に事を決したのは正義派の警部でもなければ右翼の大物でもなく、無論○○○○○に守られた○○○でもなく、一人のチンピラであった。言うなれば彼は最期に自らの生命と引き換えにして「人間としての自由と尊厳」を獲得するのである!このクライマックスで、それまでクールに保たれていた映画が一気に熱を帯び、同時に観客の体温も一気に急上昇し、カタルシスに浸ることに、なるのだパオオオオ~~~ンッ!!!!
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-02 21:41:10)(良:1票)
216.  マチネー/土曜の午後はキッスで始まる
ジョー・ダンテという監督さんのことは良く知らないけど、これは良かったなー。映画という、ウサン臭くも魅力的な「見世物」に対する愛情がヒシヒシと伝わってくる。主人公の男の子とヒロイン(俺だったら、あんな娘とシェルターに閉じ込められたら10秒で全裸になるね)の微笑ましい恋と、トンデモホラー監督と彼に悪態をつきながらも常に寄り添っているベテラン女優のオトナの恋愛の対比も良かったっす。実はあんまし精神状態が良くない時に観たもんで、今度は元気な時に観直したい一品でごんす。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-19 20:46:17)(良:1票)
217.  邪魔者は殺せ
予備知識もなく、たまたまテレビでみたもんで「うわ、カッコいい!『第三の男』みたい!」と思ってたら、「第三の男」の監督さんだったんですね(笑)。皆様の御意見が素晴らしいのでワタクシなんぞが付け加えることはないのですが、光と影の演出がワイルドセクシーで硬派な作品でした。あのラストシーンはシビレちゃいますよね、やっぱ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-19 20:35:55)(良:1票)
218.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
これは書かずにはいられない(ニガ笑)。シザーハンズ狂のワタクシとしては、映像の面では大満足。ちょびっと【やましんの巻】さんの御意見と被るのだけれど、あの冒頭のチョコレートの製造過程のシーンにダニー・エルフマンの音楽(誰だ「全部同じに聞こえる」なんていう人は!頭かじっちゃうぞ!)がかぶさってくるだけでもう半泣き(笑)。さらにチャーリーの住む家に降り積もる雪、そしてあのドアの歪み方、或いは回想シーンでジョニー・デップ兄貴の顔を歪んだガラス越しに見せる演出、工場内に入る親子たちの服装の趣味の悪さ(チャーリーとおじいちゃんを除く)・・・もぉ、どこを切ってもバートンテイスト。さらには、オリジナルがあまりにも素晴らしかったので見劣りがしないかと密かに懸念していたウンパ・ルンパもバートン(&エルフマン)流にアレンジされてて最高!・・・なのだが、観終わった後、自分の中に消化できない違和感が残ったのが否めなかった。何なんだろう?とつらつら考えるに、ちょっと今回の作品は、何というか「分かりやすすぎる」のだ。バートンって自分の中のモヤモヤを、もっと隠喩的に表現してた人じゃなかったっけ?それが今回の作品だと、ジョニー・デップ兄貴が父親に対して複雑な思いを抱えている事を示す演出がミエミエというかそのまんまというか・・・別に隠喩が直喩より勝っているとは思わないけれど、うーん・・・それに細かい事だけど、「サイコ」と「2001年宇宙~」のパロディシーンを観た時も「あれ?何でこんなの入れるんだろ?そういうことする人だったっけ?」と思ってしまった(「蝿男の恐怖」のパロディは「ビートルジュース」でもやってたけど)。ということで、観て良かったと思えたし、楽しかったのだけれど、どーも評価が難しいっす。点数はかなり迷ったのですが、とりあえず8点。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-19 20:30:07)
219.  居酒屋(1956) 《ネタバレ》 
うーむ、往年の大映テレビもかくやと思わせる、濃厚なドロドロ愛憎劇。ラストは、あ~そこまでやっちゃうか・・・いや確かに現実にはそういう事も大いにありうるんだけどね・・・とため息。それにしても、自分の妻の前の男を引っ張り込んで仲良くなってしまうダンナの心境が分からん。フランスの国民性もあるのだろうか?せめてナナには幸せになって欲しいな・・・。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-11 15:42:46)
220.  駅馬車(1939)
快「活」な物語運び、そして「活」き活きとした登場人物(唯一ネイティヴ・アメリカンは、残念ながら「記号」的描かれ方なのだけれど)、「活劇」という言葉はこういう映画のためにあるんだよなー、としみじみ納得。個人的にはニヒルな賭博師がカッチョ良くて好き。ラストも朗らか。ステキだぜ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-10 19:15:10)
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