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皮マンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 225
性別 男性
自己紹介 当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。
「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。

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201.  キック・アス
大ネタから小ネタまで、いろいろバランスの悪さが目に付きノれない。リアリティラインが思い切りブレるのは意図してのものかと思うが、そのことをはっきりと伝えるメタな視点がない。CGで作った暴力シーンは腹にナイフが刺さる描写など必要以上に生々しいのに、格闘シーン(特に子供の)は物理法則を無視しており両者が整合しない。そんなご都合主義的アクションならフライパンかビール瓶で頭を殴るくらいにしといて欲しいよ。ヒットガールはイヤなガキでまったく可愛げがない、というか気持ち悪い。殺戮シーンに流麗な曲がかったりするが、その根拠がはっきりしないし耽美的でもない。対位法は好きだがここまで安易な使い方をされると不愉快だ。殺すことに葛藤を感じる必要がない、ショッカーの下っ端みたいな単なる殺され役の純粋悪人たちを、何人やっつけてもドラマ的には一向に盛り上がらない。なんだかそのうすっぺらな感じが馬鹿っぽく、気の滅入る作品だった。
[ブルーレイ(字幕)] 1点(2012-10-01 15:29:14)
202.  武士の一分
山田監督の作品を初めて観た。いったいこの映画が描きたかったものは何なのだろう。私には監督のコマーシャリズムに迎合する姿勢しか伝わってこなかった。主役のアイドルには意味無く大仰な演技をさせてヒロイックに撮っておきながら、下男を(重要な狂言廻しであるにもかかわらず)魅力的に撮る気がぜんぜん無いことが全てを物語っているのでは。一度も推敲しなかったのではと思える脚本(例:罵倒には「糞○○」ばかり3度繰り返される)も気に入らない。大好きな作曲家である冨田勲氏の衰えを感じたのも寂しかった。
[DVD(邦画)] 1点(2010-10-11 19:07:20)(良:1票)
203.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
[あらすじ:ぶっ太い二の腕と巨大な尻という素晴らしい肉体を持つ超美しく、色っぽ~い女の人を豊満好きの男の人二人が交尾権を得ようと殴り合いをする]これはポルノですね。但し寸止めの。あのエロいカラダを見せつけられては誰がいくら発情しても無理はない。彼女の人間性なんかハナから何の意味も持たない。ただただ脂の乗った白ムチのいやらし~いカラダをさわさわ撫でたりむにゅむにゅ揉んだりふがふが嗅いだりれろれろ舐めたりちゅうちゅう吸ったりぐすぐすこすりあわせたりゴクゴク飲み干したり飲ませたりしたい♥…デカパンもでかい尻がより大きく見える効果があってマニア(オレとか)にはたまらない … かように当たり前のことが当たり前におこっているだけ。なにかいろいろおどけているつもりのようだが彼女をモテないタイプと見立てることなど絶絶絶対的に不可能。よってコメディとしてはまったく面白くなく、豊満=滑稽前提がむしろ不快ですらある。
[DVD(字幕)] 1点(2006-01-23 13:01:50)(良:1票)
204.  白いカラス
ありがた〜いキッドマンの裸体は逆光シルエットでお芸術風に、大部屋女優のハダカは明るい部屋でビーチク◎もインモー▼もばっちりまる出しって・・・・・制作者は差別問題を語るなら足元の業界内階級差別をまずなんとかしろ!と言いたい。出演者全員なにもかも丸出しにしろ!と言いたい。それができないのなら出すのか出さないのかどっちかにしとけ!と言いたい。
[DVD(字幕)] 1点(2005-09-18 14:00:59)(良:1票)
205.  マグノリア 《ネタバレ》 
冒頭を見て、おっ、あほらしいことを大まじめにやってくれそうなヨカーン。てんでつきあってみたら‘大人の都合で動かされるのはイヤ’だの‘学歴詐称してました’だの‘パートナーをうらぎり続けたことを悔いてる’だのと、たいして面白くもない通俗的な話をだ~らだらだ~らだら聞かされて参った。オレは世間様につきあうことに疑問を持たないで生きてきた奴らの、そこらへんにごろごろ転がってるような悩みなんか、金払って聞きたくなーい!‘自分を犯した父が許せない’だ?あ~つまらん。『心理探偵フィッツ』第9回“私を愛して”でも見て出直してこい!と、もういいかげんあきあきしていると突然そいつが大量のゲロを吐いた。[人生は予測不可能]なんて当たり前じゃないの。それとも異化効果ってやつですか?どっちにしろハズしてるよ。
1点(2004-11-12 17:02:45)(良:1票)
206.  ロボコン 《ネタバレ》 
もともとマサチューセッツ工科大学の文化祭イベントのサルマネから始まったロボコン。オリジナルは限られた材料とシンプルな課題で創造力を最大限発揮できるように考えられた素晴らしいイベントだった。それが管理社会日本を体現するかのようにナンセンスなテーマと複雑すぎるルールでがんじがらめにされ、自由な発想はスポイルされまくりなのが高専ロボコンの現実だ。意表を突いたブロック行為さえルールに取り込もうとするNHKの官僚主義体質の事なかれ主義と傲慢さ加減には毎年怒りを新たにするがそれでも見所は残っている。想定される敵の様々なロボットに対し臨機応変に対応できるかどうか。押しつけられたルールはいかにくだらなくてもとりあえず工夫と工夫のぶつかりあいではある。根性ではなく知能の戦い。そこがロボコンというゲームの肝であるはずだ。ところがこの映画はそのわずかに残されたロボコンのアイデンティティをも完全に黙殺している。「敵がそうならこっちはこう」といった設計面での争いは全くといっていいほど描かれないのだ。設計者は観客はおろかチームメイトにさえメカの解説をしない。これでは題材にロボコンを持ってくる意味などないではないか!ロボコンの本質を描けていない制作者のうしろめたさと比例するかのように必要以上に画面に踊るロボコンの文字。“のぼりにロボコンと書きましたから、いっぱいのぼりを立てましたから”ってか?みっともない。問題はそれだけではない。●都合3回仲間割れがあるのだが同じ調子のどつきあいに終始し、すべて大人が仲裁にはいることによって終了という安易さ。●地区予選から全国大会にステップアップした時のカタルシスがまったく無い一本調子の演出。会場の司会者のノリひとつ変わらない●バトル場面でのやる気の感じられないカメラワーク。なにより不愉快なのは●本大会に至って唐突に自機が故障し、それさえ解決すればすべてうまくいくという安易なながれ(それも続けて2度!)。主人公のチームの他のマシンに対しての優位性を説明しないまま突然のりこえるべきハードルが下げられたわけだ。あまりの出来の非道さにエンドロールをチェックしていて合点がいった。最後に現れる文化庁のロゴマーク。これはお上からの助成金をあてにしたむりやりな企画だったのではないか?監督を初めスタッフの誰一人としてロボコンに思い入れなどないのではないか?
[映画館(字幕)] 1点(2004-07-21 23:56:31)(良:1票)
207.  タイムマシン(2002)
タイムマシンを作る目的が恋人を助けるためというあまりに通俗的な動機であることに思い切り萎えた。そんな不純な動機で作ったタイムマシンなんか即刻ヤフオクに出してたたき売ってしまえ!“過去や未来を体験したい”というのは有り体な説明なんぞ必要としない、それだけで自立した人類として当然の欲求だ!ましてアクシデントにより未来に行って[しまう]なんて言語道断!昔世話になったあんたのじいさんが不憫でならん!
[DVD(吹替)] 1点(2004-07-18 17:49:19)(笑:2票) (良:1票)
208.  ビューティフル・マインド
ノーベル賞もらうなんてえらいんだね〜 感動したね〜「はい一丁上がりぃ」 下世話さばかり鼻について美しい心なんてものは微塵も感じられません そんな人を小馬鹿にした映画を作って思惑通りアカデミー賞もらって「はい一丁上がりぃ」 卑しさばかり鼻について美しい心なんてものはこれっぽっちも感じられません
[インターネット(字幕)] 0点(2022-01-04 15:55:43)
209.  レフト・ビハインド
これが昭和の昔だったら日曜洋画劇場かなんかでうっかり観てしまい、その後未見の人に話してもそんないいかげんな映画があることは信じて貰えず、「あれは幻覚だったんだろうか?」とずっとその存在を探し求めるタイプの作品。現代はすぐに情報を共有でき、自分の頭がおかしくなったんじゃなかったことを確かめらるので安心です。 wikiで調べてみるとここに集っておられる皆様のみならず、海外のメジャーな批評家もこぞってけなし芸を競っておられてたいへん楽しい。ゴールデン・ラズベリー賞3部門ノミネートとかそれなりの存在意義はあった作品なんじゃないでしょうか。但し天から与えられた己の才能の有り難みを自覚せず、コントみたいな演技で映画の神を愚弄しまくるニコラス・ケイジにはいつか神罰が当たると思います。
[インターネット(字幕)] 0点(2019-10-06 08:33:26)
210.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 
「鼻からポン!」や、「冷や汗タラ〜」や、「自分にコケにされる」など色々と押さえるべき要点をはずしている。 なかでもバーホーベン版オリジナルトータルリコールの最も重要な台詞である、 偽女房シャロンの「なんなら縛っていいわよ(^ω^)」が無いのはふんとに痛い。 あのエッチな妄想を最も喚起させる台詞が無いトータルリコールなんておよそトータルリコールとは言えない。 尻派の俺としてはおっぱい三つとかどうでもいい。
[インターネット(字幕)] 0点(2019-06-01 15:31:18)
211.  シン・ゴジラ
まるで実写によるリミテッド・アニメ。写真で作った絵コンテを静止画のままで見ているようだ。ドラマも俳優の演技も不在の本作はどう考えてもプロの作ったそれじゃない。なんでも映画の文法に沿ってりゃいいというものではないし、常識からの逸脱はアートの必須条件だ。しかしこの映画の逸脱は、創造的行為というより庵野氏の力(物語を作る能力及び俳優やスタッフとのコミュニケーション能力)の無さから導かれた様式、と感じられてしまうのがなんとも情けない。残念ながら氏の引き出しの少なさは致命的で、結果「ぺらぺら早口台詞シーン」と「ゴジラゆったり前進シーン」の2パターンの画面しかない退屈極まりない仕上がりになっている。何故か自衛隊の撃った弾が全弾ゴジラに命中し、全くと言っていいほど市街地には着弾しないのは不自然でとっても気持ち悪い。私には狂人が作ったように見えるこの作品を、アウトサイダー・アートとしてならともかく、まるでまともな映画のように語っている評論家諸氏は、業界内の同調圧力に流されているとしか思えない。これが世界レベルでは無視されるのは当然至極だ。
[ブルーレイ(邦画)] 0点(2017-05-05 10:38:21)
212.  スター・トレック/BEYOND
ご都合主義もワンパターンもひとりよがりもここまで来ると、さすがに観ているこちらも無感覚になる。なにか終始せわしなくやっているようだが、考える甲斐も無いし考えたくもない。きっとこれはかつて「2001年」や「ソラリス」のようなSF映画を作るほど高い知性を誇った人類が退化していくさまを、その身をもって体現したメタ映画なのだ。確かにこんな作品は安〇やトラ〇プが大物になるようなバカっぽい世界にお似合いだ。回を重ねる毎にどんどんひどくなっていく本シリーズ。メタ映画として次回作ではもっと頭の悪い感じにならないといけないね。しかしいくらなんでも限界ではないか。もう充分人類未到のアホくささまで達したのではないか。
[ブルーレイ(字幕)] 0点(2017-03-30 21:35:24)(良:1票)
213.  生きものの記録
独りよがりが過ぎて狂人の域まで至っている黒澤監督が、同じく独りよがりが過ぎて狂人の域まで至っている男を主人公に描く純粋独りよがり映画。監督の内面をそのまま実体化したような不快なじじいが主役。そして、凶暴なようなそうでもないような彼を近親者が恐れているようなそうでもないような、心理的につじつまのあわないシーンが連続してあきれる。そんなご都合主義の演出は歌舞伎の型で出来ているようなシュールさで、無理矢理な老け役の三船敏郎の力みすぎの熱演と、コントみたいなメークの水戸黄門の登場と相俟って観ているこちらも発狂しそうだ。また大上段に構えすぎる問題意識の表明は、黒澤さんがはずす時の「観客おきざり」というある意味王道ともいうべきパターン。本作はタイトルからしてそうとう恥ずかしいその手の代表作かと。こんな自己満の塊みたいな作品のために、町工場のセットを周辺も含めてまるごと作るのだから、当時の映画産業の持つパワーに思わず感心してしまう。家庭裁判所の廊下のセットは当時新しく出来た体育館みたいなスタジオを斜めに使った長大なものらしいが、画面を圧縮して密度を高める黒澤理論に沿って望遠で撮っているせいで奥行き感はなく、その効果はほぼ感じられない。大塚駅のセットもそれを作る必然性を感じる画は無い。いったい何やってんだ? 我が儘いっぱいの大人子供が作ったような極めて奇怪な作品なので、貴重なその珍奇さをもって10点でも100点でもいいのだが、どう好意的にみてもドラマ的なチープさは否めないうえに、心底恥ずかしい気持ちにさせられたので0点。
[DVD(邦画)] 0点(2016-12-29 16:40:57)
214.  プロメテウス 《ネタバレ》 
映像美には所々見るべきものがあるが、その内容はグズグズ。アンドロイドの性能が全体のメカ描写の中で突出しており、まともなSFとして見ることができない。人間と見分けの付かないアンドロイドは1作目に於いては「びっくり」に必要な要素として許容されるかもしれないが今回はそうはいかない。じじいが乗ってる現在と変わらない4輪デザインの車椅子とあのアンドロイドが共存する世界って発達のバランスが無茶苦茶じゃない?人工の脚とかいくらでも出来そうなもんだけど。怪しい惑星に着いたら、目的地はそこから徒歩15分くらいの近場で探検感はゼロ。あんな隣駅に行くくらいの行程ならいっそ「転送!」でいいんじゃね?物語中盤から一人の女性が突然超人っぽく活躍し始める唐突なシナリオ。そして極めつけは彼女のあの切腹描写。あんなグロテスクで不快なシーンこの作品に必要なんですかね?ちゅうかやっぱりエイリアンがそうだったようにこれも宇宙を舞台にしたホラーなわけ?だったら「人類の起源」なんて大上段に構えたテーマなんか匂わせないで欲しいよ。さらにトドメの「バンゲリスみたいなサウンドで」と注文して作らせたとおぼしきテーマ曲の安さ。いくら真似しても本物には到底及ばない底の浅〜いサウンド。監督、作曲者共に志の低さがモロバレだぞ!
[ブルーレイ(吹替)] 0点(2016-11-01 10:06:26)
215.  選挙 《ネタバレ》 
いくらなんでもここまで脂ぎった不快な人達が不快な行動をし続けるのを2時間見るのは正直言って辛い。おまけに連中の喜ぶ結果も不快で不快で一瞬たりとも救いがない。それこそが現実というのは間違いないが、長年生きてきて嫌というほど思い知っていることなので今更確認させられる意味もない。監督の提唱する観察映画は素材が全てなんだね。爽やかな人しか登場しない同監督の傑作「精神」を観てこの不快感を中和することにしよう。
[DVD(邦画)] 0点(2016-08-23 08:45:49)
216.  昼下りの情事 《ネタバレ》 
彼女は病的な嘘つきではないですか。あらゆる関係者に嘘をつきまくっている。若くて美人ならウソも可愛いってか? 女とか若いとか、表面的な属性をとっぱらってみると、この人品性・品格最低の部類だと思うけど、そんなことはどうでもいいの? その手の人物に気を許すといずれとんでもないめにあうぞ。上昇志向と虚言癖がくっついてそのうち「 なんとか細胞はあります!」とか言い出しそう。そんなやばい人が大金持ちと結婚してハッピーエンドなんて映画作ってアタマ大丈夫? ワイルダーさん!
[DVD(字幕)] 0点(2015-01-12 00:26:08)(笑:1票)
217.  アバター(2009)
キャメロンのセンスの無さが大爆発した大恥かき作。機械類からパンドラの風景からキャラのデザインから登場人物のメンタル面まであらゆる事象が既視感のある何かの寄せ集めで異世界感、未来感、センスオブ・ワンダーはゼロ。リアリティラインもぐちゃぐちゃ。ストーリー、絵、演出、音楽(映画に求められる全部だ)のダサさ陳腐さは度を超しており、見続けるには強い精神力が要る。幼児的心性の監督がやりたい放題やった結果のありえない作品としてアール・ブリュット的な価値はあると思うが媚びが強すぎて私は嫌いだ。TUTAYAの100円レンタルで平面で見て本当に良かった!こんなこっ恥ずかしい絵が飛び出してきたらと思うと恐怖すら感じてしまう。
[ブルーレイ(字幕)] 0点(2012-12-18 10:58:56)(笑:2票) (良:2票)
218.  アジョシ
これは気持ち悪い。ジョン・ウーみたいな自己陶酔型の映画が苦手なオレとしては、拷問に等しい2時間でした。誰にも移入できていない入り口のうちから、おしつけがましい情緒的な音楽がグワーン。主人公は闇雲に格好つけているだけで、なんの魅力も伝わってこない。彼は近所の特定の子供がお気に入りのようなのだが、それが何故なのか最後までさっぱり分からない。韓国映画はその素直さストレートさが、良く出ることもきびしい方向に出ることもあるようだ。作り手のナルシズム全開の本作は最もうれしくない方に出た例かと思う。「おぞましい悪人」を「格好いい男」がやっつけるだけでドラマチックな物語にはならない。アクションも特に新味がなく、残念ながら語るべき内容がないペ~ラペラな作品と断じさせていただく。
[映画館(字幕)] 0点(2012-02-20 22:06:02)
219.  ユア・マイ・サンシャイン 《ネタバレ》 
特別な美女が特別誠実な男に言い寄られたり、特別しつこいストーカーに付きまとわれたり、特別な難病にかかったりと、特別重ねの大安売り。ドラマを盛り上げる方法として極めて安易なやり口と言わざるを得ない。そこまでして描かれているものといえば、これが単なるのぼせの類だ。そもそも股間を熱くするためのエネルギーが社会的な圧力のせいで妙にストイックな方向にねじまがっているわけで、それを純愛というのは勝手だが、この手の逆上の虚しさを知る身としてはあほらしくてぜんぜん乗れない。
[CS・衛星(字幕)] 0点(2010-07-21 10:21:48)
220.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
シニカルというかひねくれ者というかまったくキューブリックというのはつくづく厄介な御仁だ。乱交パーティに紛れ込んだ男の“大人のアリス譚”とでも言うべき内容なのに、ぜんぜんエロくない映画なんてどうして作りたいと思うのだろう。欲求不満の女房の話も主人公の妄想も周辺をぐるぐる廻るだけで、まったく核心に向かって行こうとしない。うだうだ1時間以上引っ張って大変な苦労の末乱交パーティ会場までたどり着いたのに、そこから先のドラマは主催者に「み~た~な~」と脅されるというスケベとは何の関係もない話。だいたいこの作品の秘密クラブの雰囲気は愉しい乱交場というより宗教団体のそれに近いような重苦しさ。無論キューブリックらしく舞台は壮麗で超ゴージャス。しかし衆人環視の前でチ●ポ立つ立たないの瀬戸際に置かれた男というとてつもなくドラマチックなお膳立てを入念に仕立てておいて、あっさり敵前逃亡ときた。おいおいそれはないんでないのか?2001年で執拗に描かれる食事シーンの食い物がまったく旨そうに見えないように、この作品での裸もキッドマンのそれをはじめ無味無臭でパサパサの味気ないものばかり。きれいっちゃきれいなのかもしれないけれどエロ成分ゼロなので、見る者の我慢汁を絞るという意図もなさそうだ。ある意味究極のはずし技ということで画期的という気もするし美意識もわかるが、お願いだからエロネタでそれをやらないでほしい。性的な行動は脅迫されたりエイズが心配だったり、ことごとくネガティブな結果を招いてまったく救いがない。性交はしていてもエクスタシーを思わせる描写も一切無い。観てるとインポになりそうで、セックスはややこしい理屈なんかいらないハッピーな行為と考える私には、まさにアンビリーバブルな境地でありました。
[CS・衛星(字幕)] 0点(2010-04-09 15:33:31)(笑:2票)
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