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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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201.  キスト
海外暮らしでケーブルTVを見ているが、ひと頃まではWOWOWの配信があり、日本語字幕に感激していたものだ。ただ、放送コードが日本よりきついこの国では「その手」のシーンになると(私たちの感覚ではそれほどどってことないシーンでも)ぱっと映像が切れ、真っ暗な画面になって待つこと数分、なんてことがしばしば。が、これは手作業でやっていたとみえ、職員の怠慢か、時々もう散々うつってるのに、慌てたようにいきなり暗くなったりすることも。こんなWOWOWは厄介な存在だったらしく(米の映画チャンネルHBOなどでは始めからカットされている)、この国で3社ほどあるケーブルTV会社で時を合わせ、ある時全てぷっつり配信が無くなってしまった。淋しい限りであったが・・・前置きが長くなったが、これはこちらに着てからWOWOWが配信されていた頃にちゃんと日本語字幕つきで見た映画の一つであり、担当者が居眠りでもしてたのか、全く黒い画面になることなく全編観ることが出来た貴重な(笑)映画。 ネクロフィリア。このおぞましきテーマでこの美しさ。カナダはやるねえ。そのものズバリ(女性の行う屍姦シーン!)もあるが、とてもキレイ(←あ、下で書いてる人いるけど、一回だけで短いので期待してはダメね)。でもちょっと考えると、「ネクロフィリアは究極の愛の形」なんてふうに描かれてもなあ。芸術じゃないでしょう、要はサイコパスの1つなんだし。ちゃんとグロくジェフリー・ダーマーの世界のような現実を描け!とは言わないが、映像美で強引に説得されているようで、違和感はあるね。。。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-01-29 13:14:53)
202.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
すごい陳腐な表現で申し訳ないんだけれど、名画中の名画であり、名画の名画たる所以が解る作品。ってか、初見は多分NHK教育の字幕だったと思うが、まだ小学生で、それほど深くは背景が解ってなかったのだ。裁判終わったのに討議するの?陪審員?普通の人なの?お母さんも陪審員になるかもしれないの?なんて聞いた記憶があるし(笑)。そんな子供にはどう考えても退屈なはずの映画なのに、惹きつけられた。それぞれの陪審員が個性だっていて、展開に目が離せなかった。ちょっと主役がカッコよすぎに描かれてるのには反感を持ったのだが(笑。ひねくれた子供だったので)、結末は素直にやった、と思った。そして名乗りあって握手を交わし別れるラストのすがすがしさ。 さて大人になって観ると証拠検証のレベルの低さなんかに驚くのだが、そういう時代だからこそ、冤罪を防ぐためにこの議論が必要だったのだなあ、と更に納得したり。疑わしきは罰せず、は近代国家司法の基本中の基本だが、じゃあ逆に、泣き寝入りをなくすにはどうしたらいいんだ、なんてことも考えてしまうけどね(本作でも主人公にも少年が真犯人である可能性も言わせている)。陪審員には不真面目な無責任発言もあるのだが、こんなヤツもいそうという、リアリティがある。最後まで有罪を主張し続けた陪審員が私情をさらけ出して激昂し、「落城」するに至ってはホロリとくる。ただ論議するだけの密室劇を、飽きさせず最後まで見せるのは本当にすごい。実にしっかり作りこまれた、力のある名画。
[地上波(字幕)] 10点(2009-01-29 13:11:15)
203.  野菊の墓(1981)
うーーん、やはりモノクロ邦画の「往年の名作」さえ、セリフ回しが気になってストーリーに中々集中できない私としては、どんなにいい映画と言われても、「松田聖子の演技」が一番頭に残ってしまったのでした。テレビ初放映時に観たんだと思うが、一緒に見ていた親が怒り出すんじゃないかと、はらはらした覚えが。だって「往年の名作」は出演者みんな大根だけど、これは脇を固める名優陣が達者な演技をしてるわけでしょう、政雄役も大根だけど、聖子の演技はそれを更に上まり、いやでも耳についてしまう。下手な演技をなんとか許せるモノクロという要素もないし。オリジナル(私は未見ですが)も主役は大根、ということや大根振りが純朴さに合ってる、とかいうのが聖子ちゃん演技を許せる所以のようですが、うーん、私には。絵がいいのは解ります。アイドル映画と馬鹿にせず(というか聖子ちゃん演技に耐え)、ちゃんと撮った監督始めスタッフは偉いと思います。
[地上波(邦画)] 4点(2009-01-28 13:42:22)
204.  スピード2
私は1作目も「ぶちこわし蛇足」の地下鉄によりあまり評価していないのだが(バスの爆発まで非常に面白かったにかかわらず!)、続篇としてみた本作には更に口あんぐり。というか、続編の意味ないじゃん、サンドラ・ブロックが出てるだけで。でもそっか、そうやって続編じゃなく、単発のB級アクション作品と考えるとそれなりなのかなあ。デフォーの悪役は流石に上手いし。うーん、でもやっぱつまんない・・・B級アクションでもっと面白い映画もいっぱいあるもんね。まあ、船って題材からして難しいのだろう。1作目のレビューにも描いたが、あの蛇足の地下鉄をスピード2として持ってきた方が、もう少しましなものが出来たと思う。
[地上波(吹替)] 3点(2009-01-28 13:36:55)
205.  スピード(1994)
サンドラは先に観ていたザ・インターネットの方がカッコよいと思ったが、設定・展開はノンストップ・アクションであるこちらの方が面白い。暴走を余儀なくされるバス。ある一定速度を下回ると爆発、というのは子供の頃「新幹線大爆破」を観ていたので新鮮ではなかったものの、この設定はやはり面白い。バスが跳躍するとか、もはや滅茶苦茶だが、終始目が離せなかった。 この設定一本で充分、何故空港での脱出劇+爆発でラストを閉めなかったのか??衆人環視のラブ・シーンや、極限状況でくっついた男女がうんぬんかんぬんのセリフをラストにもってきたかったのなら、空港でやらせりゃいいじゃん。どう考えても地下鉄は蛇足でこれで-2点分はぶち壊し。どうしても地下鉄がやりたいならそれでスピード2を作ればよかったのだ。あの船よりはましになっただろう。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-01-28 13:12:57)
206.  ひめゆりの塔(1982)
ひめゆりの塔で観たのはこれだけのせいもあるだろうが、良かった。第二次大戦を題材にしたものは、米映画より邦画の方が秀作が多いのではないか。米の戦争映画はベトナム戦争を題材にしたものの方に秀作が多いことを思うに、戦争の真実を描き、反戦のメッセージを強く訴えることが出来るのはやはり「負けた戦争」においてなのだろう。この作品は泥沼の沖縄戦を描く。実際はこれよりずっと悲惨だったというが、私はこれでも当時、大きな衝撃を受けた。オリジナルは未見だが、この手の映画は世代を超えて沢山の人が観ることにも価値があることを考えると、「リマインド」という面、俳優を見慣れた世代の層が抵抗なく観れるという面だけでも、リメイクする意味はあると思う。考証をもっと緻密にして改善も出来ると思うし、世代を超えてリメイクされていい。オリジナルと1995年版も観ておきたい。
[地上波(邦画)] 7点(2009-01-27 13:11:48)
207.  ポルターガイスト(1982)
TVから娘の声が聞こえてくるところなんかいいし、娘を異世界から連れ戻すシーンも面白いし、もっとなんとかなりそうなのに。除霊師?のちっこいおばちゃんとかも、どっか微妙。“この家は清められました”ってさあ・・・あっそうって感じ(笑)。一番酷いのが墓と骸骨がぼこぼこ出てくるラスト。首尾一貫しなさすぎ。なんか惜しい映画だ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-01-27 13:09:00)
208.  ハチ公物語(1987)
公開時の宣伝からして感動させようというオーラがむんむんだったので、私のようなヒネクレ者は始めから斜に構えて観てしまったが、素直に見ればいい話。演技力のある名優を配し、ドラマ仕立てもよく出来ている。でも実話を聞くと、銅像はハチの生前に立てられ本人いや、本犬か、が除幕式に招かれたとか、あんな風に雪の中博士を待ちながら死んでいったのではないとか、やっぱ「感動させてやる脚色」が盛られているわけで・・・。まあ、実話との乖離では南極物語よりはましのようだが。あと、書いている人も多いが、犬の演技がそっけなくてまずいところは気になった。もう少し上手く出来る犬いると思うぞ。ということでヒネクレ者らしく点は辛目。ハリウッド・リメイクはちょっと楽しみ。
[地上波(邦画)] 5点(2009-01-26 13:13:05)
209.  ムーラン(1998)
有色人種の歴史に題材をとった点で、ムーランとポカホンタスに関しては、ディズニーなりの挑戦を感じなくもない(あとミクロネシアンのリロ&スティッチもあるが、これはSFで少し例外的)。でもねえ、まずのっけからあの細い釣り目造形に、はいはいあんたたちにはアジア人はそう見えるわけね、ってすごく冷めてしまうわけです。ストーリーは男装して異民族の侵略を防御する軍隊に入る花木蘭伝説に基づいており、題材は悪くない。ただ見所のはずの雪崩シーンとか、最後敵を倒すとことか、なんかやりすぎなんだよね。あれだけやって味方は死なない、ご都合主義は定番とはいえどっちらけ。最後のご先祖様の幽霊のディスコ・フィーバーも全然乗れないし。ただ、全体的にポカホンタスよりは良かった。「ディズニーのうざったらしく主人公にひっついてる動物キャラ」の中でもこの龍とコオロギは悪くないし。あと主題歌のreflection は好き。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-01-26 13:08:56)
210.  ルームメイト(1992)
サイコ・サスペンスとしては、極めてありがち。ただ、やっぱあの、J・J・リーが金髪ショートにして階段から降りてきたシーンだけは、度肝を抜かれましたね。あんなに似てない2人が髪型とファッションだけでこうも似てしまうものかと。ここは怖かった。うーん、でも見所はやっぱあそこだけかなあ、最後の殺し合い?も定番だし。ブリジット・フォンダはきれいだし、J・J・リーの演技は評価できるんだけどね。まあどっちかの(もしくは両方の)女優さんのファンなら、露出シーンを堪能できるんでしょうが・・・。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 5点(2009-01-26 13:05:24)
211.  パラサイト・イヴ
原作は微妙なところも散見されたものの、全体にとても面白かった。でも、映像化は難しいと思った。大体、SFホラーなんて分野は邦画じゃ無理だって。で、これはどうなったかというと、ストーリーはアホっぽく変更され、説明すべきところが説明できておらず、特撮CGはチープで失笑。女優に気を遣ってか、エロでごまかすことさえ出来てない始末(せっかく原作に独特のエロがあるのに)。でもま、こんなことになるだろう、と思ってました。期待してなかった分、腹も立たなかったので最初2点ほどあげよう思ったが、よく考えると蛍ちゃんに人間共!なんて爆笑セリフを言わせたのはやはり許せないので更に-1。
[地上波(邦画)] 1点(2009-01-22 13:37:20)
212.  シュレック
好きですねー、これ。海外暮らしで英語+英語字幕で観ているので、ドンキーの早口には中々ついていけず(全部理解しようとするとポーズしまくり)、皆さんの評判がいいので一度日本語吹替えで観てみたいですが、シュレック、関西弁なのか・・・。ブラック・ユーモア、パロディ、ひねりの効いたハッピー・エンド、かなりツボです。ラブ・ストーリーとしては2人が心を通わす珍道中がいいですね。ドンキーと一緒の気持ちでニヤニヤ見守っちゃいます。カエルとヘビを膨らした風船を交換したり、ブラック・ユーモアもちゃんと交えてるし。あ、でも小鳥が破裂するところは5歳の次女泣いちゃったので、子供向けとしてはちょっとブラックきついかも?あと、面白いのが敵役・フォークアード卿のキャラ。そうくるか!って感じです。音楽もいいね。私は子供とディズニーもかなり観ていて、高い評価している作品もあるけど、アンチ・ディズニーに受けるのはなんだかニヤリです。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2009-01-22 13:35:00)
213.  ザ・モンスター(1982)
今まで3作品ほど「2人目のレビューアー」にならせて頂いたが、ついに登録要望で記念すべき初一番乗りを果たす。っても他のレビューアーつくのかなあ・・・。この作品は、母に映画愛好会の自主上映会に連れて行ってもらって観た。内容は夜のハリウッドを舞台に売春婦を虐殺した凶悪なヒモを追う、正統派のポリス・アクションである。犯人役の狂気が凄く、まだ十代の少女だった私は相当なインパクトを受けた。こんなに映画の知名度が低いなんて思いもしなかったが・・・。原題は警察の売春・薬物等を取り締まる「風俗課(風紀取締班)」となるが、何せW・ハウザー演じる犯人が強烈なのでこの邦題がついたようである。隠れた佳作であり、おすすめ。私ももう一度観てみたい。
[映画館(字幕)] 7点(2009-01-22 13:08:47)
214.  激突!<TVM>
初見は子供の頃テレビ放映で。両親が観る前「これ、面白いよ~」と言っていたが、めちゃくちゃ興奮した。家族で楽しんだので、私としてはファミリー映画(笑)。単純に「執拗さの恐怖」だけで映画全編90分引っ張るというのは凄いの一言。あの不気味なタンクローリーの造形がよく、本当に怖い。電話ボックスとか、踏切とか手に汗握りました。最後まで運転手の顔を見せなかった演出もGood。やっぱスピルバーグは天才だ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-21 13:39:45)
215.  ファイブ・ガールズ 呪われた制服
ショボいかな・・・まあ、悪魔憑依もんB級ホラーとしてまずまずでしょう。A級的怖さやB級的女の子たちのお色気を楽しみたい人には物足りないでしょうが、かといってC級というほどでもなく、徹底して閉鎖的な学校に厳しい女主任?と何かありそうな神父とか、黒魔術(?なのか?)とかの雰囲気はそれなりです。「それなり映画」は5点をつける私ですが(笑)、憑依されて白目になるのがめちゃ安っぽいし、ラストで父娘のいきさつを入れたのもいかにも余分で-1。まあ軽く観ましょう。
[DVD(字幕)] 4点(2009-01-21 13:36:13)
216.  火垂るの墓(1988)
批判する人は大抵清太の行動に対してなんだけど、私は解るなあ。愚かとは思うけど、ああするのが彼なりの自尊心だったんだろうし、14歳はやはり子供だもの。清太に決して特別なところはなく、ごく普通の少年。いや軍人の家に育っただけに、無駄な誇りもあるような。もっと賢ければ確かに節子を(そして自分も)死なすことはなかっただろう、でもあの境遇に置かれて、ちょっとばかり誇り高く育っちゃった14歳にそういう「正しい」判断が出来るものだろうか。例えばオバサンをもっと虐待でもしていたように描いて観客を強引に説得しちゃうようなことはせず、清太の愚かさも描くことで、現実味が増したと思う。彼の愚かさが戦争のせいだとは言わない、でも戦争がなかったら、命を落とさなければ、こういう「無駄に自尊心がやや強」かったり「それ故愚かなところがある」少年でも、良い意味での妥協も学習しながらやがては成人し、普通の大人になっていたと思えるのだ。 あとはやはり、なんといっても節子。幼い少女の無垢さ、それが衰弱していく様子、これを緻密に描くだけで充分反戦映画になり得るわけだけど、幼いなりに母の死を理解していて、これを語りながら蛍を埋葬する場面など、涙を禁じえなかった。声優を子供にやらせたそうだが、本当に声だけで泣けてくる。あの関西弁は反則級だ。○クマのドロップ缶がトラウマになってしまった・・・まじで・・・。 この作品は、どんなに注文をつけたところで、観る者に反戦のメッセージを確実に伝える。内容は満点だが、少年の魂に語らせる演出があまりいいと思わなかったので-1
[地上波(邦画)] 9点(2009-01-21 13:33:09)(良:5票)
217.  13ゴースト(2001)
あまり怖くないとか聞いたので、そっちの期待はあまりしてなかったのに、怖いじゃんよ!特にあの頭に檻つけたオバサン幽霊。すんごい速さで追って来るしさ。私なら見えない方がいいな、理不尽にぼこぼこにされて殺されちゃうことになるけど、怖くないから。なんて、結構映画に入り込んで観てしまった。眼鏡をつけると見えるとか、ガラスの家が耳無し芳一状態という設定はとても面白く、個性に富んだ12の幽霊もナイス。CG使わなくてメイクでもこれだけ面白い造形が出来ますよ、ってなお手本ですね。もっとそれぞれの幽霊のプロフィールを掘り下げて欲しい感じ。と思ったらDVD特典であるのか。見てみたいなあ。ストーリーはやや設定負けしてる感もあるが、死んだと思ったおっちゃんが黒幕よろしく出てくるあたり、中々感心した。最後はちょっとベタな家族愛で締めてるが、無難なところだろう。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-01-20 13:47:50)(良:1票)
218.  ベニスに死す
いや本当によく見つけたよな、こんな美少年。この映画は基本的に芸術・哲学作品ですが、芸術・哲学だけだと観る人を選ぶわけです。私はあまり芸術のわかる人間ではないし、一歩違えればただ退屈してたと思うけど、アンドレセンの美しさで物語に説得性が出るし、「映画」には不可欠な「娯楽」面を備えたといっても過言ではない。加えて、マーラーのアダージェットとベニスの街並みの美しさ。こんなに「お耽美」にはまらせてくれる映画も滅多にないですね。でもこれは、その対極の「醜」「老」「病」が絶妙に描かれているからだとも思う。もっと老いてからもう一度観てみたら、より深みが解るかも。今でも高得点つけれますが。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-20 13:44:14)
219.  危険な情事 《ネタバレ》 
公開当時に観ました。その頃はサスペンスを見慣れてなかったこともあってか、怖かったあ、最後あー助かってよかった、って凡人の感想でしたが、友人2人(共に女性)が大激怒だった記憶があります。友人A「全然怖くないじゃん!ウサギのとこだって、そりゃこの中に入ってんだよーって、判り安すぎるし!」…ホラー映画じゃないんだけどね、一応。友人B「酷すぎ!何?最後にあの幸せそうな家族写真で締めちゃって。一方的に化けもんみたいに悪者にされて、あの女の人、可哀相だよ!」…まあでも、男は痛い目にあったんだからさあ、一応…。と、私は一応、一応といいながら2人をなだめ、なぜかこの映画を擁護しておりました。いや、よく出来てるんじゃないでしょうかね、実際。世の男の浮気防止にもよさそうだし。
[映画館(字幕)] 6点(2009-01-19 13:43:49)
220.  ベスト・キッド(1984)
我が青春の映画です。やっぱティーンものはティーンの時に観てこそなんだなあ(しみじみ)。多分突っ込みどころも多いんだろうけど、それは言いっこなし。ロッキーの監督かあ、ありがち青春スポ根ものを一味も二味も美味しくしてしまうところは流石だよね。最高!…つくづく続編は作って欲しくなかった…
[映画館(字幕)] 8点(2009-01-19 13:35:15)
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