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camusonさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 375
性別 男性
ホームページ https://camuson.exblog.jp/
自己紹介 自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。
もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。

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201.  青いパパイヤの香り 《ネタバレ》 
裕福な家庭の邸宅に雇われた少女の視線で、家庭内の出来事を描いていくという主旨だとは思うのですが、実のところ何を伝えたかったのかがまったく不明です。ほとんど言葉が発せられることがなく、映像だけでじっくり間をおいて見せていく手法で、映像技術は確かで、映像は美しいと思います。ですが、エキゾチシズムを刺激するような東洋趣味を混ぜ込みつつ(しかも何故かしばしば日本的なものが含まれる)、文学的な雰囲気を醸し出そうとするあざといねらいが透けて見えてしまい、苦痛を感じてしまいました。ベトナム人によるベトナム人のための映画ならば、例えつまらなくても、ベトナム人を映す鏡として興味の対象になり得るのですがね・・・。女の子の子役が可愛かったのだけが救いだったので、成長して役者が代わってからが辛かったです。
[DVD(字幕)] 2点(2023-04-29 16:58:39)
202.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 
外国人のフィルターを通した東京の景色は、日本人として、興味深く見ることができましたが、それ以外は結構退屈な話でした。日本人だと楽しめる要素があると思いますが、海外で何が評価されたのかはよくわからないところです。雰囲気映画ですかね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-04-26 18:00:21)
203.  WINDS OF GOD/ウインズ・オブ・ゴッド(1995) 《ネタバレ》 
今井雅之が特攻隊ものを舞台劇でやっていて、海外でも評判が良かったというような話は聞いていました。舞台を見に行くのはハードルが高いので、映画版を見ておこうかなと。やはり舞台で場数を重ねているだけあります。脚本がシンプルで、無駄なく、無理なく、よく練れてます。笑いと涙のバランスが絶妙です。出戻りしてきた隊員の戦闘機を奪うところなんか絶妙です。漫才師の漫才はクソつまらないのですが、それも演出の内でしょう。キャストも、よくハマっているんですよね。童顔でなかなか使いづらいかなと思う小川範子もはまり役でした。
[DVD(字幕)] 9点(2023-04-26 17:53:49)
204.  NO 《ネタバレ》 
実話に基づいた話。ピノチェト軍事独裁政権下の1988年。国際的圧力から政権信任の国民投票を行うことに。SI(信任)とNO(不信任)の両陣営に許された選挙活動は、テレビの深夜枠15分×27日間のみ。国際世論に向けた茶番、出来レースであることは、何より、強権政治に馴らされた国民が感じていて、NOに投票するリスクを負うくらいなら棄権するという風潮。不信任陣営の幹部は、勝負ははなからあきらめており、与えられた放送枠を使って、過去の暴虐の被害を訴えることに固執ぎみ。そんな中で、不信任陣営に協力を請われたCM屋(主人公)が、国民を投票所に向かわせるべく、暗い過去を語るのではなく、明るい未来を示すイメージ戦略によって、本気で勝ちに行く。というような話です。未来志向といっても、まさにイメージ戦略のみで、政治的な内容は空っぽなのですが、そのおかげで、生臭くならずに済んでいて、絶妙なバランスが保てていると感じました。主人公イケメンの涙目が印象的。いい歳してスケボーはどうかと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2023-04-26 17:49:09)
205.  雷撃隊出動 《ネタバレ》 
雷撃とは日本海軍の航空機による対戦艦魚雷攻撃のこと。戦意高揚映画ですが、南国で軍服も半ズボンで、やあ久しぶりと同志が酒飲んだり、碁を打ったり、トランプで遊んだり、慰安映画を見たりと、楽しい雰囲気が強調されています。物資不足で闘いたくても飛行機がなくて闘えない様子や、それとは対照的に捕獲した敵兵の「物量が豊富な米軍が負けるわけがないじゃない」という発言を特に否定しないなど、結構、ぶっちゃけた内容になっています。圧倒的物量差の解決策として、1人が10人と相討ちすればいいじゃない。簡単じゃない。というような感じで、楽観と言うより、もはや諦観ですかね。人が死にますが、湿っぽくない、からっとした戦争映画です。映像は戦闘機や戦艦が格好良く見えるようかなりこだわっていると思いました。プロペラがたくさんある飛空艇がファンタスティック!(九七式飛行艇)
[DVD(字幕)] 5点(2023-04-26 17:46:35)
206.  天井桟敷の人々 《ネタバレ》 
「天井桟敷」と聞くと、まず寺山修司のアングラ劇団のイメージがあって、詳しくは知らないのですが、禍々しいイメージがあって、屋根裏の散歩者的な何か?と連想していたのですが、調べてみたところ劇場の最後部、最上部のことらしいです。勉強になります。仏語原題はLes enfants du Paradis(楽園の子供たち)。天井桟敷関係ないがな。さて、作品についてです。紛う方なき大作です。フランス映画に対して、予算と人をふんだんに注ぎ込んだ大作のイメージをあまり持っていなかったので、驚きました。しかも、ナチス占領下のフランスですからね。ある女と、それに関わる4人の男の話で、軽い恋から重たい愛まで各種取り揃え。ヒロインは整った美人ではないのですが、自由奔放で自分の気持ちに正直ながら、只の足軽女とは言わせない品格を合わせ持っていて、なかなか魅力的です。軽薄でキザな役者男が、役者人生を貫いていて格好良かったのと、恋愛に真摯な無言劇男が、最後こじらせて痛々しかったのと、本当いろいろだよなぁと感慨にふけることができました。
[DVD(字幕)] 7点(2023-04-26 17:41:36)
207.  薔薇の名前 《ネタバレ》 
世間から断絶した修道院の禁欲世界。抑え込むからこそ、その裏側に渦巻き、蠢く欲望。およそ人間離れした異形の形相の修道士ら。その中にあっては、ショーン・コネリーが、思わずほおずりしたくなる愛玩動物のように可愛く感じられるから不思議。ディテールが醸し出す雰囲気は最高です。ただ、フィルムグレインがかなり強いので、明るい空や、全体的に白い靄がかかるシーンに切り替わったときの瞬間的広がり感・奥行き感が減じられるのが少し残念な気はします。修道院内のシーンでは、むしろ画面が落ち着いて良いのでしょうけど。お話しとしては、大して驚くところもなく、西洋版の犬神家(犬神家ほどの外連味はなし)という感じでした。
[DVD(字幕)] 7点(2023-04-24 20:43:16)
208.  ヒドゥン・フェイス 《ネタバレ》 
山椒魚は悲しんだ(T_T)酔っ払って音楽に合わせて指揮者のまねごとしちゃうこと。アルアルわかるようんうん(笑)って本職かいっ!しかしながら・・・こんなにも残念じゃない貧乳があるものかと。これが微(美)乳というものでしょうか。トータルで均整が取れていて、表情に少し残る少女っぽさが輝く感じです。作品としては、ホラーサスペンスになりますでしょうか。筋書きはシンプルながら、密度が濃く、中だるみしません。アイデアの勝利ですね。あり得ると思わせるリアリティがあることが大切で、チープ感が出たらアウトですが、そこはきちんとわきまえています。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-23 15:59:25)
209.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
ファミリーコメディー。極端ながら、いてもおかしくないと思わせる主要人物の丁寧なキャラづくりの勝利ですね。そこがしっかりしてるので、ストーリーがごく自然に流れていきます。特に自己啓発セミナー講師の父親のうんざりするほど押しつけがましいのが良かったですね。ファミリーものであり、ロードムービーでもある、二度おいしいつくりです。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-23 15:54:09)
210.  ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 
facebookの創設秘話。主人公は創設者マーク・ザッカーバーグ。私が、個人的にfacebookに興味がなく、当然ザッカーバーグにも興味がないことから、見るのが遅くなってしまいました。facebookのサービス自体に興味がなくても、その周辺には何かしら面白いことがあるかなと、思い直して見たわけですが、結果的には、あまり楽しめませんでした。facebookの成長過程を追う過去パートと、facebook創生期にアイデアを共有していた元同志達から訴えられ、いくつかの係争をかけもちでこなす現在パートとが、交互に切り替わりつつ進んでいくのですが、現在パートの係争は簡易的なもので、張り詰めた緊張感が感じられず、メリハリ面では、あまり効果的ではないように思いました。同じ係争を複数抱えていることで言えば、某巨大掲示板の元管理人なんかの方が、よほどネタとして面白い気が。しかし、アメリカの映画に出てくるアジア系の女って、化粧の派手さが独特で不快ですよね。一体全体どこから来るセンスなんだろう・・・。ヤマンバくらいに振り切れていれば、笑える分だけまだよいのですが・・・
[DVD(字幕)] 4点(2023-04-23 15:52:37)
211.  アクト・オブ・キリング 《ネタバレ》 
インドネシアで1960年代に起きた100万人規模の大虐殺(赤狩り)の加害者に密着したドキュメンタリー映画。当時はプレマン(free manの訛りらしい)と呼ばれる近所のチンピラが、大虐殺の実行を担っていたということです。その大虐殺実行者達が何人か集まって、学芸会よろしく、当時の虐殺を再現したりして、それを一歩引いてドキュメンタリーとしてまとめたものです。ちょっと落ち着いたパンチパーマのヤクザ風爺さん。腹で威圧するタイプの業界人風の仕切りたがりのデブなおっさん。この2人が主人公ですが、役者だと言われれば疑わないほど、素人では出せない迫力があります。何ら悪びれる様子もなく、簡便な方法として開発した針金で首を絞めるやり方を実地で解説したりする一方で、被害者役を加害者が血まみれになって演じてみたり、虐殺後にみた悪夢に現れる亡霊を前衛的なメイキャップで再現したり、被害者達が加害者に対して「殺してくれてありがとう」と次々と口にする妄想を再現したり(それなんて補完計画?)、加害者達にとって、ある種のセラピーになっているとも受け取れる、なかなか複雑なことになっていて、虐殺加害者のドキュメントというより、この映画を作るプロジェクトに参加する加害者達のドキュメントになっていて、メタ構造な上に、更に訳の分からんセラピーにもなっているという。もうね。訳が分かりません。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-23 15:46:30)
212.  グロテスク(2008) 《ネタバレ》 
初めてのどきどきデートの男女が、ある男に襲撃を受け監禁され、拷問・人体破壊に苛まれるという話。まだ恋が始まる前段階の男女のくすぐったい関係と、容赦ない人体破壊行動との落差、あまり狂人然としていない加害者像など、なかなかうまいなと思います。ただ、良くも悪くも、ここまで来ると、ギャグとして認識されてくるんですよね。特に、エンディングは笑ってしまいました。「魍魎の匣」かよと。
[DVD(字幕)] 6点(2023-04-23 15:44:08)
213.  アモーレス・ペロス 《ネタバレ》 
3つの物語が交差してそれぞれの結末を迎えるという構成。深みがありそうなのですが、さて、面白いかというと、さして面白くもないです。浮浪者風の汚いおっさんが、枯れて、浮き世から解脱したような風貌で格好良かったです。実際は未練たらたらですが。兄嫁が田舎のオバちゃん臭のあるギャル風なのもまあ悪くないです。
[DVD(字幕)] 6点(2023-04-18 20:48:59)
214.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 
(あらすじ)東独に住む主人公の母親は、夫に西独に逃げられ、その後、その寂しさを紛らわすかのように、社会主義教育に傾倒していく。→反体制デモに息子(主人公)が参加しているのを目撃し、ショックで倒れ、昏睡状態に陥る。→ベルリンの壁が崩壊する。→母親目を覚ますが、大きなショックを与えると命が危ない。→主人公、母親に精神的ショックを与えないように、体制が変わっていないと嘘を付き通すことにする。 というような話です。基本喜劇なのですが、終盤、東西分断によって狂わされた人生の悲劇が露わになりグッときます。ただ前半の喜劇部分が、善意とは言え、人を欺していることもあり、スカッと笑えないのですよね。であれば、もう少し主人公の苦悩や葛藤を交えた方が自然だったような気がします。だまされる母親役がよく演じられていて、印象的でした。
[DVD(字幕)] 6点(2023-04-18 20:43:41)
215.  ソウ2 《ネタバレ》 
前作が面白くて衝撃的だったので。前作で最期に活躍したゲーム作者が、本作では逮捕されるところからゲームが始まります。相変わらず、ビデオゲームのサイレントヒルのような、陰鬱な雰囲気があっていいですね。彫りの深い人たちが暗いところにいると、それだけで顔が怖くてコワイデス。誰に対して仕掛けられたゲームなのか?と言う点でのバランスもあるかと思いますが、密室内部の出来事があまり緊迫感がなく、没入感に欠けるのですよね。最期はなるほどと思いましたが、アイデアとしては他作品の組み合わせという感じで、あっと驚くとまでは行かなかった気がします。
[DVD(字幕)] 6点(2023-04-18 20:40:27)
216.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 
顔がツルンとしていたので、主人公がデ・ニーロであることに気付いたのは、開始から30分くらいたってからでした。タクシードライバーの目から見る大都市ニューヨークの営み。大統領選挙活動をしているスタッフ女性を口説いてみたり、中学生売春婦の足を洗わせようとしたり、主人公の気まぐれで話が進んでいくのですが、何故か飽きずに見ることができてしまいます。選挙事務所のスタッフ女性が気が強そうな美人で、ポイント高いです。ちなみに中学生売春婦は、当時13歳のジョディ・フォスターで、こちらは、きつい化粧をしてる間は気付きませんでしたが、化粧をとったら超美少女なので、気付きました。ジョディ・フォスターは中2時点で完成されていたのですね。色気的にもほぼピークです。白人の早熟さときたら・・・。この人は劣化遅い方ですが。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-18 20:37:20)
217.  少女は自転車にのって 《ネタバレ》 
サウジアラビアの活発でお転婆な娘が主人公。親父は汚れたつなぎを着てたりするので整備工か工場労働者でしょうか?家は結構立派で、テレビゲームと大型テレビまであって、親父が遊ばない間にピコピコ遊んだりするくらい。家の中で、宗教的厳格さはまったく見られません。自転車は案外高級品のようで、家にはなく、主人公の少女は、自転車に乗りたいので、自転車を買うために、ミサンガを密造し、学校で密売したりします。かなりフリーダムです。情報化が進み、欧米の文化が入り込んできて、女性が自身で情報を得て、考え、行動する機会を得るように変化している。一方で、宗教的な縛りは旧態依然として残っている。そのアンバランスな現状を見せることで、受け手に何かを考えさせるという作品。とは言えメッセージ性が前面に出ることはなく、役者の演技も自然で、いい感じです。サウジアラビアでは映画館(集会所)が禁止されていて、かつ女性監督による作品と言うことで希少性が高く、サウジの普通の家庭の内側が見られて、知識としてはたいへん貴重なのですが、だがしかし、面白いかと言われるとどうかなというのがあります。イスラム教における女性の地位が、考えさせられる問題だとしても、部外者が解決できる(解決させてもらえる)問題じゃないので、今ひとつ、突きつけられないのですよね。
[DVD(字幕)] 4点(2023-04-12 18:05:11)
218.  レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー 《ネタバレ》 
ホエール・ウォッチングのツアーに参加した人たちが、捕鯨で生計を立てていた一家の恨みを買い、船上で惨殺されるスラッシャー作品。序盤は、ツアー客のエセ日本人のオッサンに大笑い。あと、ツアー客のおばさん3人組が、他人の悪口言ったり、スケベな話したりと、いかにもそこら辺にいそうな感じのナチュラルな陰険さでグッド!惨殺は、威勢がいい感じで、迫り来る恐怖は余り感じられませんが、ヴァリエーションが多彩で楽しめます。裕木奈江が不思議な役どころをよく演じています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-04-12 18:02:05)
219.  インセプション 《ネタバレ》 
他人の夢の中に入り込んで、自由に行動できる技術があるという世界設定。他人の夢に入り、アイディアを盗むことをビジネスとして営んでいるのが、主人公のディカプリオ。とある会社の経営者、渡辺謙が、ライバル会社の跡継ぎの潜在意識をいじるようにディカプリオに依頼するという話。と、ここまではまだノーマルな想像の領域なのですが、これに、夢の中でも夢を見る、その夢でまた夢を見る・・・という夢のネスト構造、ネストの奥の奥まで入り込んで行けるという設定と、夢の中では時間の進みが遅くなるという設定が重ねられ、一気に複雑になります。(私体験で恐縮なのですが、夢から覚めて、重たい体を鞭打って、大変な思いをして起きてみたものの、実は夢から覚めたのは夢で、まだ寝床に寝ていた・・・以下ループ。という悪夢に陥ったことがある私ですが、この発想は考えつきませんでした。感心しました。)と、ここまでは、何とかついて行けるのですが、これに、薬の調合だの、目覚めても虚無に陥るだの、細かい設定が、説明っぽく後付けされるので、わー、めんどくさー!となってしまいました。それと、夢に荒唐無稽なところが少なく、全然夢っぽくない感じですね。夢と現実を区別がしづらいことが、その後の展開にも関わってくるので、登場人物の感覚と視聴者の感覚が乖離しないよう調整した部分もあるのでしょう。序盤でやたら複雑さ、めんどくささを感じた割には、終盤、それなりにスッキリまとまって納得感はありました。細かいところは理解できてないと思いますが。
[DVD(字幕)] 6点(2023-04-12 17:57:35)
220.  東京物語 《ネタバレ》 
小津安二郎の作品を見るのは、5年前にみた「彼岸花」に続き2作目ですが、5分もたたずに、その世界に引き込まれて、安心して映像に身を委ねられてしまうから不思議です。映像の語り口の妙なのでしょうね。「子の親離れ」というシンプルなテーマですが、同時に奥が深い。大きなテーマを据えつつも、相変わらず、日常の何気ないおかし味をディテールとして織り込んでいく丁寧な仕事です。(メモ)ばあさん役の東山千栄子が60過ぎなのに対して、じいさん役の笠智衆は当時まだ50歳に達してないのですよね。驚きです。長女役の杉村春子と2歳しか違わないのですね。
[DVD(字幕)] 8点(2023-04-12 17:54:59)
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