221. アメリカン・スウィートハート
《ネタバレ》 キューザックが全米で万人受けするほどのいい男なんだろうか(笑)。キャサリンのワガママセレブぶりは堂に入っていて清々しいぐらいだった反面、ジュリア・ロバーツの方は役の設定通りひたすらキャサリンの引き立て役だったというだけでなく、むしろキキの方が陰湿で計算高い女という気配を感じさせて応援する気にもならなかった。太ってて醜かった私が痩せて綺麗になって思い通りの人生を手に入れる・・あまりにも陳腐な女の夢ストーリーで何だか薄っぺらい印象でした。こういう話なら連ドラ仕立ての方が脇役の魅力が生きて面白くなりそうだ。 4点(2004-11-10 14:03:51)(良:1票) |
222. ジターノ
ホアキンの本業パフォーマンスはほとんど出てこなくて、濃厚なベッドシーン有りのチンピラ映画?ジプシーの掟なる任侠節も中途半端だし、ちょっと期待はずれでした。 4点(2004-10-14 00:34:12) |
223. ファム・ファタール(2002)
バイクに乗ったバンデラスが初代仮面ライダーに見えて仕方がない(^^;) 彼の役は、個人的にもうちょっとナイーブなイメージの俳優をキャスティングしてほしかったです。冒頭の針金衣装にも笑った。スリルもサスペンスもなく、私にとっては小綺麗なコメディ映画でした。 4点(2004-10-08 12:39:53) |
224. チョコレート(2001)
《ネタバレ》 ハル・ベリー鑑賞には最適?かもしれないが・・主演二人の演技力は素晴らしいと思うが、今ひとつ疑問の多すぎるストーリー展開だった。息子が自殺したからって病んだ家庭で長年刷り込まれた人種間憎悪がそう簡単に氷解するだろうか? 自分は変わった、変われない老父は施設に入れて一件落着なんてありえない。原題の意味を考えても単純にラブ・ストーリーにはくくれない重い内容なのに、恋愛映画だという前提のような邦題も納得できない。だいたいアメリカの安食堂で出されるようなチョコレート(アイスは特に)はほろ苦いどころか激甘なはずで、全然イメージに合わない! 4点(2004-10-08 11:30:34) |
225. ロルナの祈り
ヒロインのロルナの感情の動きに同性として共感できるところがほとんど無く、「あーあ」で始まり「あーあ・・」で終わってしまった。外国映画を観ていると、社会背景も年齢も立場も全く異なるキャラクターであっても、女性が主人公の話ならどこかしら共感したり人間的な魅力を感じられることが多いので、それこそ祈るような気持ちでストーリーを追っていたが、残念ながら最後まで感情移入しきれずに終わった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-10-03 18:29:56) |
226. ブロークン・イングリッシュ
外国人の友達が絶賛していたので期待しすぎてしまったか。アメリカ人がフランス映画の雰囲気を出したくて頑張ったらこうなっちゃいました、という中途半端な印象。盛り上がりどころがどこなのかよく分からなくてイライラした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-04-18 16:40:29) |
227. 変身(2005)
《ネタバレ》 脳移植云々のメインテーマは展開がバレバレ&わざとらしく、そこだけ観ていると高校生が文化祭用に撮ったおふざけ映画のよう。別の視点から観れば、どこにでもいそうな平凡で真面目な女の子が突然の豹変した彼氏にいじめまくられるDV映画。蒼井優好きなので観てて辛かったが、逆に言えばそこしか見所はなかったような。連続殺人を犯してもさらっと流して場面が展開していくし、色々と突っ込みどころ満載でサスペンスとしては超駄作。のだめの玉木宏が好きでその後彼の出演作を色々観ているが、ドラマも映画も観れば観るほどがっかりで、良くも悪くものだめの千秋が彼の頂点だったのだと思い知らされる。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-02-01 16:35:51) |
228. ハサミを持って突っ走る
タイトルだけが突っ走ってます。あの時代だから何となく容認されてしまったけれど、今だったら児童虐待もいいとこ、そんな家族の話。変な人大好きですがここに出てくる変人は変人を装った偽善者ばかりに思えて印象が悪い。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-20 12:51:05) |
229. 息子の部屋
喪失感が伝わるはずのところで肩すかしされたり、文化の違いなのかあまりにも淡々としすぎていて感情移入しどころがなかった。ドキュメンタリー風の抑えた演出が味なのかも知れないが、正直乗り切れなかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-20 12:46:15) |
230. 実験室KR-13
《ネタバレ》 どこから面白くなるのかとじりじり観ていたら終わってしまった。観る者の忍耐力を試す実験か?ネタバレを傍観するシチュエーションを面白く見せるのは相当難しいことが分かる。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-20 12:19:51) |
231. LOOK
《ネタバレ》 出歯亀趣味の妄想の映像化というか、それ以上でもそれ以下でもない写真週刊誌並の薄っぺらさ。ヤラセって分かってるものを覗いて楽しいか、と言われると、自分はそういう趣味ではないとしか。ラストもなんともまあ救いのない…。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-09-10 10:41:05) |
232. たみおのしあわせ
最初から最後までイケメン台無しのイケてない役作りのオダジョーが惨め(笑)。大竹しのぶと麻生久美子は女のえげつなさ・怖さの象徴。同性から見てもいやあ~な感じ。登場人物の誰一人にも好感が持てないままズルズルと鑑賞を続けてはみたけれど、何その逃げオチ?かなり残念な作品だった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-08-15 12:17:54) |
233. レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
割と好きなジム・キャリーがやな感じだった。かなり嫌いなメリル・ストリープがいい感じだった。世界観や絵は割と好きな感じだけに、ストーリーの尻切れトンボ感がいただけなかった。子供向けとしても大人向けとしても中途半端でつまらなかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-12 22:14:39) |
234. ウルトラミラクルラブストーリー
字幕無しではきつかった。が、そういうもんなのだと思って「???」いっぱいのまま最後まで観た。DVDだと字幕付くのか。字幕付きで観ればもっと鑑賞後に納得感が残ったのだろうか、とも思うが、あえてもう一回観ようという気にもならない、色々と胸くそ悪い映画。主演二人のイメージとタイトルで深く考えずにデートで観に行ってしまったカップルの鑑賞後の空気の重さを思うと同情を禁じ得ない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-09 16:19:05) |
235. アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
ジャニーズアレルギーの私にとって、キムタクは最強最悪なアレルゲンで有り続けているのだが、この作品を観たことで、ほとんどしゃべらずに呻いたり叫んだりしているだけの彼ならむしろ心穏やかに見ていられるという発見があった。「KIDS」ていう超つまんない邦画と同じく、キャラの特性(特殊能力)が単なる見せびらかしに終わっていて、これもやっぱり「だから何?」で終了するつまんない作品になっちゃってました。トホホ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-07 22:16:04) |
236. 大奥(2006)
《ネタバレ》 仲間由紀恵はお得意の切り口上風の話し方が役柄に似合っていたと思うが、生島新五郎を演じた西島が私の好みから外れていたためにどうにも感情移入できず醒めた目で鑑賞。もともと芝居がかった芸風のミッチーは、和服と時代劇口調ではますます人形ぽく見えてしまい、秘めた情愛などまるで感じさせない軽い印象。クライマックス、見つめ合いようやく二人が結ばれるかといういうそのシーンで、仲間由紀恵のアップでコンタクトレンズがくっきり写っていてオイオイ・・と思ったり。フジテレビのお祭り映画で定番の、破壊力抜群のエンディングテーマと、友情出演やら特別出演やら業界人やらが山盛りのエンドロールでとどめを刺された。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-02-23 16:43:35) |
237. 紀元前1万年
なんでこんなタイトルにしちゃったかな。ここまで時代考証もめちゃくちゃなら、せっかくだからはじめ人間に出てくるような骨付き肉にかぶりつくシーンが見たかった。スライスしちゃったらどう見てもローストビーフ(笑)。でかい猫好きなのでサーベルタイガーのシーンは無条件に好き。でもそれだけしか見所が無かった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-06-07 17:26:11) |
238. ナニー・マクフィーの魔法のステッキ
《ネタバレ》 メアリーポピンズとサウンドオブミュージックを足して2で割ったような話・・・と思ったら、前のレビュワーさんも同じコトを書いていた(笑)。でも前者2作よりかなりアクが強くて品がないところがすごくイギリス的というか。その悪趣味を楽しめるかどうかでかなり評価が分かれそう。自分にはちょっときつかった。子供と観るなら素直に前出の名作を見ることをお勧めします。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2009-05-31 22:27:43) |
239. アンブレイカブル
《ネタバレ》 凝った装丁と帯に惹かれてハードカバー小説を買ってみたら、中味は安っぽいペーパーバックのアメコミだったという、ガッカリ感が否めない作品。こういう話ならバットマンシリーズぐらいはじけた演出にしてくれないと食い合わせが悪くて消化不良になる。弾けてるのはサミュエル・L・ジャクソンのヘアスタイルだけじゃん!ナイーブそうなのにいきなり「ホントに不死身か撃って確かめよう」と父親に銃を向ける子供といい、そんな危ない我が子をほったらかしてデートに出かけてよりを戻す両親といい、小学生レベルの雑なストーリー展開なのに妙に細部にこだわった映像になってるあたり、いかにもアメコミ好きの大きなコドモが作った映画という印象。だいたい、たまたまヒーロー体質に生まれただけで善人と決めつけられ、とにかく人助けをして英雄になるべし、というアメリカン・ヒーロー性善説が幼稚で退屈。デビルマンの複雑な苦悩を見習え。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-05-16 14:40:44) |
240. チャプター27
妄執に取り憑かれて人を殺した主人公の孤独と狂気がヒシヒシと伝わってきたが、それだけと言えばそれだけ。ビートルズやレノンと同世代で、彼らに思い入れがある人が観たら何か違う感慨が残るのかも知れないが、そうでない自分にとっては被害者が誰であってもあまり感想が変わらない気がする。徹底して痛い男を完璧に演じたジャレッド・レトの役者魂に感心して、「キモいモノ見たさ」で最後まで観てしまった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-05-15 14:24:06) |