241. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 マーティ「道が足りないよ」 ドク「道?道なんかいらないね」と突如デロリアンが浮上し 空中を観客に向かってぶっ飛んでいくラストの驚愕、爽快感。 これぞ演出。これぞ映画。 10点(2003-12-19 06:03:30) |
242. ラブ&ポップ
青い。なにもかも。妙に懲りまくったカメラアングルなんて プロなら絶対恥ずかしくてやらないことだろうな。でも私は敢えてその青臭いことをやってみたという監督の姿勢に拍手を送りたい。ラストはすごい。 あれに現代女子高生の全てが要約されている感じだ。 ルーズをドブ川(汚らしい世間)に浸しながら、つまらなさそうに、ダルそうに淡々と、 それでも前を向いて歩いていく。 心のどこかには、(音程は)心もとないが「素晴らしい愛」を求めながら。 邦画史上に残る屈指の名シーン。 10点(2003-12-19 05:45:31)(良:4票) |
243. 害虫
映画自体は7点くらい。 しかし、宮崎あおいが信じられないくらいいいので 2点上乗せ。 どこにもいそうで、どこにもいないような少女。 佳作ラブ&ポップも彼女がやっていたら・・・と思ってしまった。 9点(2003-12-19 05:35:41) |
244. バンパイアハンターD
日本アニメの・・というより邦画の最高傑作のひとつ。 アイディア満載。Dも含め、それぞれに弱点を持ってるのがいい。 Dも、マイエルもグローブもなにもかもかっこいい。 脚本も秀逸。音響もすごい。 音楽も素晴らしいがラストのDO AS~の歌にはがっかり。折角Dの世界観に浸っていたのに、あれで思いっきり 現実に引き戻された。エンドロールの音楽は今からでも差し替えてほしいくらいだ。しかしそれでも10点。 10点(2003-12-17 02:35:34) |
245. さくや妖怪伝
恥ずかしい作品。スタッフは本気でしょうか。 映画に行ったときは、イマイチだったかなあと思う映画も一応記念にプログラムを買うのだが、さすがにこれは買えなかった。 オマージュなんてとんでもない。昔の大映妖怪映画に泥を塗った最低映画。 特に化け猫の造形には腰を抜かしました。 0点(2003-12-17 02:17:26) |
246. 怪獣大戦争
ゴジラがシェーをしたり、造形もイマイチ。 新しく撮ったキングギドラの動きも悪い。 (古いフィルムを使い回してるが、そこで堪能できる昔の操演技術力の素晴らしさ!なぜに特撮技術が落ちてしまった?) しかしながら、そういう難点をものともしない脚本の面白さ。 セリフのカッコ良さ。 そして土屋さんによる統制官のラストの叫び。 個人的には今もってゴジラ映画の最高傑作なのだ。 9点(2003-12-17 02:09:55) |
247. ファイナルファンタジー
FFが映画になると聞いたときは狂喜した。 しかも、かつてないほどリアルなCGだという。 フルCGで見るバハムートなど召喚獣は?FFでおなじみ可愛いアイドルキャラは?魔法のビジュアルは?チョコボなんかどうなるのかなあ・・などとものすごい期待に胸が高鳴った。 しかし、そのどれも一切出てこなかった。唯一出てきたモンスターは半透明で、怖くもカッコ良くもなんともなく迫力がなかった。 ヒロインは全く血が通ってない冷たい人形に見えた。CGだから?とんでもない、今までのFFゲームの歴代ヒロイン達の魅力を見よ。 結論。これはFFじゃない。 ゲームのムービーのほうが数千倍感動した。 今度は劇場映画ではないが、 クラウドが主人公のDVD作品 「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」が発売されるらしい。 もう一度期待してみる。 2点(2003-12-17 01:44:29) |
248. ターミネーター3
《ネタバレ》 TXのクリスタナ・ローケンの演技・可愛さはさいこ~! 彼女に敬意を払って、甘いが9点を進呈。 ジョンの血を舐めて、今まで無表情だったのが 一瞬驚き、おののくシーンは素晴らしい。 アクションシーンも2のすごさが印象的だったが 今一度2と3をDVDで見直して欲しい。 3のほうが上。 (ホームシアターをやってる皆さん、音響もはるかに上だ!) 難はある。しかし難は2にも感じた。説教臭いのよ,2は。 3ではもっとTXの女性型としての特徴を出して欲しかった。例えば、誘惑するとかね。TXの最期もあっけない。 もっとしつこくてもヨカッタ。 髪もまとめないほうがよかったなあ・・。 9点(2003-12-16 02:00:11) |
249. ゲーム(1997)
《ネタバレ》 妻に猛然と勧められていやいや見た映画です(笑) 最初はつまんないと思っていました。 だって主人公がどんな危険に犯されようと所詮ゲームなんでしょ?と思ってしまう。 しかし、それこそが監督の罠だったんです。 だんだん、え?ゲームだよね?違うの?陰謀!!? そして呆然、でも、スカッとする落ち。思わずにやりとさせられるエンディング。 最高の映画の1本でした。 デボラ・アンガーの屋上の演技は圧倒されました。あまりにも上手すぎる。 日本女優がやると学芸会になると思う。 あああああ!記憶喪失になって、もう一度この感動を味わいたい。 ん? [DVD(字幕)] 10点(2003-12-16 01:35:37)(良:1票) |
250. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
《ネタバレ》 なにも文句はございません。 私はリアルタイムで全く予備知識なしに見に行きました。 茫然自失とはこのこと。 最近呆然とするほど驚かせてくれる映画がなくなった。 アークを開けてでてくる「モノ」に「神」とはこういうものかもしれないと思った。 スピルバーグの・・・たぶん最高傑作。 10点(2003-12-14 21:32:32) |
251. 月光の囁き
これは評価が分かれるでしょう。 漫画を観てた人は食い足りないと思い、 逆にそのケがない人は主人公の行動に苛立つはずです。 しかし私は面白かった。少なくとも全く毒が喪失してしまった「黄泉がえり」よりは傑作。 問題は多いが、今一度予算を多くして、 いつかリメイクしてもらいたい映画だ。初体験場面は妙に生々しい。 8点(2003-12-14 21:22:18) |
252. the EYE 【アイ】
現代ホラーでは「リング」と肩を並べる大傑作。 怖い、そしてせつない、正にコピー通りの作品。 「私のホラーは、単純に怖いというより、愛を描きたい」など監督が思ってると、どっちつかずで、つまらん映画になってしまいがちだが、これは奇跡的に両立してる希有な映画。 9点(2003-12-14 16:29:27) |
253. マトリックス レボリューションズ
まさしく聖書を下敷きにしてる作品だということが よ~くわかる最終作でした。 ドラゴンボール風の戦いはもはや古くさくて、がっかりしたし、 全作にも共通することだけど、 やはりブルース・リーなどのような本格的なカンフーとは 違い、どんなに吊りを使ったところで、切れがない。 踊りに過ぎない。 しかしながら、注目すべきは、現在のCGの最高峰とも言える 無数のイカロボットの襲撃でしょう。 未見の人はあなたが想像する10万倍を想像してください。 人間がパッと見て、 脳内処理できる数を遥かに超える驚異のCGが楽しめます。 私は1作目のカッコ良さは超えられないが 2作目よりは、まずまずおもしろいと思いました。 6点(2003-12-14 16:13:46) |