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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3885
性別 男性
年齢 53歳

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2641.  流星空手打ち
前作が「第一部」となっていたので、続編というより、前半後半、といった感じ。クレジットも引き続き「高倉健(新人)」となってます。 そして前作のラストが、戦いにケリがついたのかついてないのかよくわからん終わり方だったのですが、一応アレは戦いが一段落した、というコトだったらしく、この続編では、東京にやってきた健さんがいきなりルンペンになっている、という、およそ繋がらない展開に。 しかし、東京に舞台を移しても、相変わらずカラテ道場同士の覇権争いみたいなのが続いており、どうしてこうも、「映画に登場するカラテ道場」って、お互いに仲良くできないんですかねえ。まったく。 という、ベスト・キッド方式。 しかし、敵の一味が料亭みたいなところで、なんぞ悪巧みしてるようなシーンを見ると、時代劇風の趣きがあって、いや、なかなか。 それに比べると、カラテの道一筋の健さん。映画の中でマジメに武道に励むヒト、ってのは、ホント、融通がきかないというか、なんというか。そういうのも時代劇っぽくて、いいけどね。 クライマックスではいよいよ、宿敵との決着が。しかしこれがまた微妙。さらに続編作る気だったのか、どうか。
[インターネット(吹替)] 6点(2022-04-18 22:42:05)
2642.  サラリーマン専科
「単身赴任」というサブタイトルを目にして矢も楯もたまらず、いきなり2作目から駄文を投稿してしまいましたが、だってさ、この映画の主人公一家のマイホームの場所はどうやらK県K市、いま私が単身赴任でトバされてる場所に程近いところ、らしい(あ、鎌倉市じゃないよ)。マジで代わってくれ。 それはともかくこちらが第一作であって、早くも単身赴任ネタが仕込まれてるあたり、イヤホント、サラリーマンにとって切実なんです。さっきからどうでもいいコトばかり言ってますね、スミマセン。 釣りバカ日誌の代わりの映画、だからなのかどうなのか、ちょっと同じ路線です。大会社の社長役に西村晃。ノリノリですごく楽しそうに演じてます。三國連太郎よりずっと、楽しそう。どっちも同じぐらい悪人顔なんですけどねえ。 で、そこに妹ならぬ弟の縁談の話まで巻き起こり、この辺は男はつらいよ第一作路線。 という訳で、第一作から飛ばし過ぎるくらい飛ばしており、この時点でどこまでシリーズ化のことを考えてたのでしょうか。惜しみなく突っ走ってます。ただ、釣りバカ+寅さん、という点で二番煎じ感が出てしまうのは、残念なところ。 でも、喜劇らしい喜劇になってて、好感が持てる作品です。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-13 23:07:25)
2643.  ソウ2
一作目がワンシチュエーションものとして衝撃を与えてくれたのに対し、二作目はある程度続編らしい「似た雰囲気」を醸しだしつつも、若干の路線変更、あまり焦点を絞らずに小ネタで攻めてきた、という感じ。あれこれと登場人物たちを危機に巻き込めば、あとは物語が転がっていく。悪くないです。それに一応、大ネタも仕込んでいたりもして。 ただ、残酷シーンでショットを微細に切り刻んでチラ見せする、というのは、一つのやり方ではあるかもしれないけれど、いささかクドい。それに、回想シーンと言ってよいのか、過去がフラッシュバックされる場面も、だいぶやり過ぎ感があってこれもクドい。不必要に画面をゴチャゴチャさせたのが残念でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-03 22:41:21)
2644.  快傑黒頭巾(1958)
怪傑黒頭巾と言えば、主題歌はもちろん、つボイノリオ先生。じゃなかった、「快」傑黒頭巾。 爽やかな主題歌の中では、月光仮面同様、オジサン呼ばわりされてしまっている黒頭巾。正体は一体、誰なんでしょうね。って、この滑舌の悪いセリフ回しを聞けば、正体が大友柳太朗だという見当は、誰にでもつきそうなもんです。 さてこの、黒頭巾。見た感じ、鞍馬天狗と何が違うのかよくワカランが、声色を使い分けて敵を欺いたり、変装などもしてみたり、なかなか器用なところを見せてくれます。 この手の映画あるあるですが、クライマックスの舞台は妙な秘密基地みたいなところになって、時代背景を完全に無視した一種のオーパーツが登場して(時限爆弾!?)、ワケがわからないけれど勢いで乗りきってしまう。 ラストは端正な姿で登場し、流れるような刀さばきを見せる、大友柳太朗。これぞ、活劇。しかしこの髪型は、カッコいいと言っていいんだろうか。逆モヒカンという言葉が浮かんでしまった・・・。  以上、提供は、近藤無線でした。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-03 21:01:14)
2645.  SPL狼たちの処刑台
娘がタイで誘拐され、父親である香港の刑事が行方を追い求める。 節々で格闘アクションが展開されるのはいいんですが、それも細かいカットを積み重ねてキレのいいアクションを見せてくれるのはいいんですが、どうもそのカットがひたすらコマ切れ過ぎて、見てて次第に魅力が薄れてくる。印象として、カット割りでゴマかしてます、という感じ。主人公以外は結構、いい動きしてくれるんですけどねえ。トニー・ジャーの役どころなど、「動けるところを見せるため」以外には何も存在意義が無さそうな。そういう登場の仕方ってのも、悪くないけどねえ。 内容的には、何とも暗いオハナシ。ちょっと狙いすぎか。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-03-31 22:41:16)
2646.  電光空手打ち
見ものの一つが冒頭のクレジットで、出演者が「高倉健(新人)」となってます。健さんデビュー作。誰にだって最初がある。 当然、健さん若い。髪型もお馴染みの健さん刈りではなく、やや長め。なかなかの色男。ヒョロッとした感じ。 舞台は沖縄、空手に邁進する健さんが、宿敵・山形勲に勝負を挑むも、手を合わせる前に気迫に圧倒され、弟子入りすることに。 収まらないのは、以前の仲間。というわけで、抗争に発展するのですが、何せ1時間ほどの作品、これで終わったのか?という微妙なラストで、やや中途半端。続きは次回のお楽しみ。という連続モノ。 空手の構えは何だかヘンなんですが、戦い自体はそれなりにキレがあって、悪くない。悪くはないけど、ちょっとマジメ過ぎるかな。とか言うのは、千葉真一あたりを基準に置いたマチガった見方かも知れないけれど。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-03-30 22:54:27)
2647.  まむしの兄弟 恐喝三億円 《ネタバレ》 
ただでもデタラメな、この「まむしの兄弟」、今回は監督が鈴木則文になって、ますますお下品、デタラメに。 という訳で、例のコンビが登場すると途端にエロさ全開のおバカ路線になるのですが、その一方で松方弘樹が出てくる場面は妙にハードボイルド。まぬしの兄弟シリーズらしからぬ、何だか鶴田浩二の主演映画でも見てるような気分に(とは言え松方弘樹なのでコチラもなかなかハードにエロい)。 そのギャップがこの第6作(だっけ?)の特徴。特徴的過ぎて、ちょっと付いて行きづらい気もするけど。  クライマックスは豪快に銃撃戦で大暴れするも、いったん背負ってしまったオゲレツの看板はそう簡単には降ろさせてくれない、というオチ。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-03-28 22:55:03)
2648.  喜劇 急行列車
冒頭の東映マークが何かのマチガイではないかと思えるほど、のんびりまったり、松竹風味。 そしてあの懐かしき、のんびりまったり、国鉄テイスト。これじゃあ、民営化されちまう訳だ。 しかし一方で、列車内で妊婦が(お約束通り)産気づく場面では、「あと45分で次の停車駅です」などと言いながら、列車を走らせ続けたりして。なんで途中の通過駅に列車を止めないんだよ、と言いたくもなりますが、いや、正確な運行こそ、すべて。これぞ鉄道のロマン。 かどうかは知りませんけど、とにかく、長距離夜行列車が舞台ということで、変わりゆく景色が作品の魅力であります。さまざまな景色の中を、列車は走り続ける。 列車内のトラブルあれやこれや、といった内容で、小ネタが多く、まとまったストーリーはあるような無いような、ですが、その小ネタの積み重ねの中に、夫婦のあり方というものをそれとなく見せてくれます。 特急ではなく、あくまで急行。人生って、そういうもんでしょ、と。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-03-22 22:36:04)
2649.  あの丘越えて 《ネタバレ》 
田舎育ちの野生児指数バリバリな少女がある時、離れ離れに都会で暮らしている父のもとに呼ばれて・・・というお話なのですが、主人公の少女を演じるのが美空ひばり、だもんで、「少女」に見えない、美空ひばりにしか見えない。その歌唱力には、圧倒されまくり。 彼女が起こすプチ騒動の数々、終盤だけちょっと大ごとになるけれど、最後は取って付けたようなハッピーエンド。これがもう、本当に取って付けたようで。もしかして、これは現実の世界ではなく、少女が大正池に入水自殺した後の、死後の世界なんじゃなかろうか、と疑いたくもなります。なりませんか? 彼女を育ててくれた「お婆」が、泣かせます。最初の方で、汽車に乗った美空ひばりの手を握りながら、信じられないような全速力で汽車に併走するお婆の姿。まさしく命懸けですよ、これは。迷シーン、かつ、名シーンです。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-03-15 22:14:47)
2650.  不能犯
松坂桃李が死神みたいな訳で、依頼を受けては超自然的な手段で人を殺していく、その繰り返し。だもんで、オムニバスとまでは言わないものの、細切れの印象で、内容的にちょっと弱い。 さらにそこに、爆弾事件が強引に重なって、カオス状態。だいぶ無茶な構成だけど、悪くはないです。 とりあえず、松坂桃李の貧乏臭くもワルそうな感じが、雰囲気出してます。 沢尻エリカは、コレ、どうなんでしょうね。ははは・・・。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-03-14 22:26:17)
2651.  ザ・ゴーレム
子供の頃、正確には覚えてないけど「世界の妖怪百科」みたいな本があって、色んな妖怪が載っている中で(妖怪の定義は不明だが)、妙に心惹かれるのが、このゴーレムというヤツ。何が気に入ったのか自分でもわからんけど、おそらく、オドロオドロしい妖怪たちの中で、やたら無機質なのがカッコ良かったのかも。もっとも、「ぬりかべ」と「いったんもめん」とかが有機物なのか無機物なのかは知らんけど。水木先生の筆一つ。 しかるにこの映画のゴーレム。これではまるでタールマンじゃないか。いやそれどころか、ドロドロを落としたら、普通のコドモではないですか。ま、いいけどさ。 というワケで、圧迫と復讐、みたいな凄惨な「昔話」を描きつつも、主人公がかつて失った自分の子供をゴーレム少年に投影した、現代的な家庭劇の要素もそこに加わってます。 そういう点で、ゴシックホラーでありながらちょっとウェットなものを感じさせもして、ユニークな作品ではあるのですが・・・もうひとつ、うまく撮れてない印象。 自然があってこその超自然。なんかもう少し、「前触れ」みたいなものがあってもいいかと。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-03-13 21:10:34)
2652.  スキップ・トレース
「ジャッキー・チェンの世界進出は、アメリカのコメディアンとのバディムービーで行く」って、もしかして誰かが決めたんですかねえ。困ったもんです。 かつてのスピード感溢れるジャッキー映画からすると、相棒の存在が映画にブレーキを掛けているようにしか思えんのだけど。 とは言え、若い頃のような無茶は、体力的にもコンプライアンス的にも、難しいでしょうし。これも一つの答え、ではあるのでしょう。もちろん、アイデアを凝らしたアクションは、今回もしっかり盛り込まれてます。 ストーリーはあるような無いような、意味も無くモンゴルに行って、モンゴル相撲。割り切ってデタラメな展開になってます。こういうのも自由でいい。 で、監督がレニー・ハーリンって・・・?
[インターネット(字幕)] 6点(2022-03-13 12:57:23)(良:1票)
2653.  スパイ・レジェンド
なかなか罪作りな邦題でして、「主人公がお歳を召したスパイであることを、本人が傷つかない言い方をしたら、こうなりました」と言わんばかりの邦題ですが、そのせいで逆に、ピアース・ブロスナンの年齢がヘンに気になってしまう、まさにヤブ蛇状態。 とは言え、どうせ、見れば若くないことはワカルわけで。そのブロスナン、特に映画の前半で、手ぶらで颯爽と歩く姿が再三、登場します。手ぶらでなくても、手にしているのはせいぜい、拳銃か、ケータイか。 このほぼ手ぶらで颯爽と歩く姿を、「まだまだ若々しいねえ」と感じるか、「さすがにちょっと歳だなあ」と感じるかで、作品の印象のかなりの部分が決まってしまいそうな気がします。 これがまた、ビミョーなのよね。。。 これがトム・クルーズあたりなら、意味も無く全速力で走って見せて一種のアリバイ作りをするところなんでしょうけれど。 ブロスナンがそんな感じなもんで、彼が演じる主人公の活躍も、ほどほど。物語もほどほどに盛り上がって、まあ、ほどほどの作品でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-03-06 22:03:10)
2654.  THE POOL ザ・プール
水が満杯入ってないと金輪際出られないプール、なんてあるのか? このプール、誰かちゃんと掃除してるのか? ってなコトはどうでもいいとして。 これがホントの「水のないプール」。ただしワニ付き。昔、某プロレスラーがワニ(ただし1mくらいしかないヤツ)と棺桶デスマッチをやったことがありましたが、あんな感じ。違うか。え、某プロレスラーって誰かって?ミスターデンジャーこと、松永光弘。それはさておき。 次から次に危機、というか、何から何まで裏目に出る展開、そのサービス精神はとてもよくワカルのですが、如何せん、ここまでやっちゃうと、殆どギャグになってしまいます。かえって意外性がなく、ベタな展開に、ちょっと笑ってしまう。 あちこちで使用されるジャンプカットは、スピード感を高めるためのものなんだろうけれど、もう少しじっくり見せてくれてもよかったこな、と。ここまでくると、少々、お手軽な印象。そのくせ、痛そうな描写だけはやたら引っ張って強調する。 まあ、そういったこと皆、サービス精神の表れなんでしょうね。その点は、ちょっと頭が下がります。下がりますけど、やっぱりこの映画、考えすぎなんじゃないかなあ。ホントにドキドキするものとは、アイデアよりももっと、感覚的なものだと思う。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-03-05 20:39:19)
2655.  映画 みんな!エスパーだよ!
ドス黒く渦巻く自意識、その滑稽さをそのまま映画にしました、という感じの作品で、気持ちはよくワカル。 だけど、そもそもこの映画の主人公が、そこからの脱却をヒーローらしく目指していたように、我々だって、いつまでもそこに留まってるワケじゃない。 結局、「約束の女性」などというものが、この世にただ一人存在するのではない、というアタリマエのこと。そこに留まるのではなく、その先歩みを進めねばならない、焦り。この映画で描かれている自意識というもの自体、この映画で足踏みすることを拒絶する。 だから、やっぱり、物足りない。 でも、人生において、この映画がドンピシャ当て嵌まる時期、ってのは、誰しもあるんじゃなかろうか。私が素直に楽しむには、いささか遅すぎた。んでしょう。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-19 21:39:18)
2656.  月光仮面(1981)
いきなり主題歌な中でオジサン呼ばわりされている月光仮面ですが、確かに、ヘルメットを含めた全身白ずくめにゴーグル姿というこの風貌、どうにもオッサン臭い。だけど声は意外なほど若々しくって。一体、正体は、誰でしょね。正体は劇中でほぼ明かされている、と思わせて、真の正体は実はフジタクさんだったりして。普段はやたら関西弁を強調してるのが、ますますアヤシい・・・って、まさかね。 今回の敵は、ニューラブカントリーとかいう新興宗教やら秘密結社やらよく判らない連中。メンバーにガッツ石松がいる時点で、どちらでも無いような気がする。 銀座の歩行者天国で一騒動巻き起こるシーンの臨場感が素晴らしく、夜の球場に現れるラジコンヘリの意外性が素晴らしく、何と言ってもラストの本物のヘリコプターを使ったアクションの素晴らしさに度胆を抜かれます。 が、それ以外は、あんまり、まとまりが無いなあ、と。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-15 22:52:38)
2657.  スペシャリスト(1969)
主人公が一匹狼的なガンマン、規格外の存在、世俗のゴタゴタからは一線を画した男、異邦人・・・ ってのはいいんですけど、それを象徴するクライマックスが「大量のケツ」って。 気持ちはワカランでもないけど、イマイチ見栄えがしない・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-13 15:05:08)
2658.  宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
せいぜい、テレビシリーズで挿入される1エピソードの拡大版、といった感じ、その分しっかりと中身を描こうというのは、できそうでなかなかできなかった賢明な取り組みだと思います。いや、「新たなる旅立ち」がOKだとか言うつもりは無いですけど。 どうしても物語を肥大化させ、とても一本の映画に収まらないもんだから上っ面だけ撫でて行く、という宇宙戦艦ヤマト映画の宿命、それとは一線を画しており、中盤はほとんど幻想譚ともいうべき異色の(いささかこじんまりとした)作品になってます。こういうヤマトもアリなんだ、という大らかな気持ちを持たずに見ると、肩透かしかも。 かつての手描きで表現された立体感、あのビミョーな感じが、「宇宙戦艦ヤマト」というアニメの驚きでもありスリリングなところでもあったのですが、それがCG化されて、より精密な立体表現となり、これはこれで、見ててカッコよかったりして。そりゃま、いくらケチョンケチョンに言ってる『SPACE BATTLESHIP ヤマト』だって、別に一瞬たりともカッコよさを感じなかったという訳でも無し。 ただ、このアニメ、宇宙艦の描写にCGを使うのは良いけれど、より立体感を出そうというのか視点を闇雲に動かし、さしずめ実写なら「そんなにカメラが高速に動く訳ないだろ」というぐらい視点が移動するもんで、何だか、ミニチュア撮影よりもさらにミニチュアに見えてしまったりして。せっかくのCGなんだから、例えば艦の巨大さといったものを、もう少しうまく表現できなかったんでしょうか。どうも、質感が乏しくて。 『スター・ウォーズ』冒頭のスター・デストロイヤーは、間違いなくデカかった...。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-02-13 07:29:20)
2659.  日本海大海戦 海ゆかば
昨日は横須賀行って、記念艦として保存されている三笠を見て来ましたもんで、やはりこの『日本海大海戦』かな、と。東宝が誇る戦争スペクタクル巨篇。・・・・・・ではなくて、ここは東映部屋でした。 東宝版は全編通じて日露戦争の経緯が描かれ、しかも製作が1969年ってんだから、司馬さんの「坂の上の雲」は連載途中の時期だし、吉村昭さんの「海の史劇」もまだ書かれてない。そんな頃に日露戦争を詳細に描いて、しかも円谷英二の集大成とでも言えそうな見事なミニチュア特撮が繰り広げられます。 そんな事もあってか無くてか、この東映版は一兵士、それも軍楽隊に所属する兵士の目から、日本海海戦を描いてます(「坂の上の雲」でも軍楽隊に触れた記述が有りましたね)。青春モノ路線、という事でしょうか、それにしても現場のイザコザばかりではなく、もう少し各階層の人々のドラマを多層的に織り込んでくれたらなあ、と思ってしまい、戦局などもあまり描かれていないので、この映画だけでは背景が掴みにくい部分もあるかも知れません。 ただ、「一人の若者」の目から見た戦争、っていうのは、そもそもこういう「わからない」感じなんだろうなあ、とも思わされます。目先の日常の先に、突然、凄惨な戦場が現れる。 東映三部作の一本目『二百三高地』では、まだ戦場にも大らかさが残っていた、みたいな描写もあったけど、この作品では軍隊の陰湿さとか軍国主義の蔓延とかいった、太平洋戦争テイストが混在していて、かえって目新しさを失ったステレオタイプ感もあるのですが、一青年の視点で描くとなると、そういう路線になってしまうんですかねえ。 主演は三船敏郎、というのは大人の都合であって(それにしても14年前の東宝版からあまり老け具合が変わってない気が)、実際の主人公は沖田浩之。「A~B~C~」と、E気持ちそうに歌ってた印象しかないアイドルの彼が、丸刈りにして主人公役に取り組んでおり、持ち前の眼光の鋭さは確かに、主人公の気持ちの強さにマッチしてます。三原順子も悪くない。だけど全体的に弱い印象なのは、ドラマの不足でしょうか。軍楽隊という立場をドラマの中で活かすのにもやや持て余し気味、のような気が。 クレジットでは「協力」として三笠保存会の名前があり、この東映版でも記念艦でロケ撮影したシーンがあるのかどうか?いずれにせよセットはなかなかよくできてます(もう少し色んな角度から撮影して欲しかったけど、これも何か事情が?)。特殊効果は中野昭慶が参加し、海戦シーンもなかなかのもの。ここでも凄惨さや残酷さが前面に出ているのが、本作の特徴です。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-02-06 06:54:55)
2660.  エレキの若大将 《ネタバレ》 
邦衛さんがとても大学生に見えない、というのはさておき(年齢の問題以前に、学生には見えない「何か」がある。ような気がする)、今回は「エレキの若大将」、という、加山雄三ど真ん中のテーマ。 こういう、「私は何でもできます」的な顔をして、実際ホントに何でもできそうな若大将みたいなヒトが、どうもニガテです。さらにそれをまるで鼻にもかけずに当たり前のように何でもこなすもんだから、ますますニガテ。勿論、鼻にかけられても苦手な事に変わりないけど。 そんな若大将こと加山雄三が、映画の最初と最後はアメフト(アメラグ!)で活躍し、中盤はエレキで活躍しまくる、まさに加山雄三の魅力あふれる、彼の魅力以外には何もない映画。 ファンには、たまらんでしょうなあ。ニガテな人にとっても、別の意味でたまらん。 金銭的な事情から大学を去らざるを得ないか、と思いきや、まさに芸は身を救う、というヤツで、ハッピーエンド。なんだか実人生とも被ってるような。
[インターネット(邦画)] 6点(2022-01-30 13:16:55)
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